Amazon Web Services の使い方

AWSの構造というか、AWSサービスの種類と概念について、理解している範囲でのマトメ。

AWS とは?

Amazon Web Serveices は、「Amazon が提供する 仮想サーバ群」を 時間単位の従量課金で利用することが出来るサービスです。
各サーバは仮想化された状態で提供され、OS の root 権限が与えられます。
GoogleCloud のように、OS の root を提供するのでなく 単純に プログラムのデプロイ先を提供するタイプの「クラウドサーバ」も存在します。

AWS は GUI (AWS Management Console と呼ばれる)を経由しての操作も可能ですが、ちょっと凝ったコトをしようとすると CUI(コマンドライン)や API の利用が必要になります。

AWSでは「サーバ+OS」「若干の周辺サービス」以外のミドルウェアのセットアップなどは、すべて自前で実施する必要があります。そのため、AWSを利用するには小規模でも良いのでサーバ環境を構築/運用できる知識と経験が必要になります。もちろん、同時に学習してもよいのですが、AWSと同時にサーバ構築/運用についてまで丁寧に説明している書籍/サイトは見たことないです…。

データセンタ/所在地

構造

AWSのデータセンタは世界中に分散しており、各拠点(データセンタ、あるいはデータセンタ群...詳細は不明?)を region (リージョン)と呼んでいるようです。
region は複数の availability-zone で構成されており、それぞれの zone は異なるネットワーク、電力、冷却系統を持つとのことです。
ザックリしたイメージだと、以下のような感じ。クラウドなので深く考えるのもどうかと思いますが。
region = 国が違う
availability-zone = 同一データセンターの異なる建物、あるいは、同一国内の異なるデータセンター
ネットワーク距離(ping応答速度)や、ディザスタリカバリ(地震などの自然災害への対策)を考慮するのであれば、availability-zone だけでなく、複数の region を活用する必要があります。
ただし、AWS提供国(米国?)だけでなく、データセンタ所在国の法律にも影響を受けると考えられるので、複数regionを利用する場合は注意が必要かもしれません(想像)。

提供されるサービスの違い

region ごとに提供されるサービスが異なり、Tokyo Region では提供されていないサービスもあります。
http://aws.amazon.com/jp/about-aws/globalinfrastru...
見た限りでは、米国バージニア北部(region 名だと us-east-1)が最も多くの機能をサポートしています。 Tokyo(ap-northeast-1)は、ほとんどの機能は提供されていますが、最新のものは足りない感じですね…。

このページへのコメント

VIQBFU Muchos Gracias for your blog. Fantastic.

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Posted by check this out 2013年12月21日(土) 06:50:25 返信

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