カプ・テテフ

No.786 タイプ：エスパー/フェアリー
通常特性：サイコメイカー（場に出た時、フィールドがサイコフィールドになる。地面にいるポケモンはエスパータイプの技の威力が上がり、先制技を受けなくなる。）

	ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早	合計
カプ・テテフ	70	85	75	130	115	95	570

ばつぐん(4倍)
ばつぐん(2倍) ゴースト/はがね/どく
いまひとつ(1/2) エスパー
いまひとつ(1/4) かくとう
こうかなしドラゴン

種族値130の高い特攻と、とくせい：サイコメイカーから発されるサイコフィールドでブーストされた、
タイプ一致エスパー技を押し付けていく、第七世代屈指の高火力アタッカー。
メガネをかけてさらに圧力を高めるか、スカーフを巻いてさらに上をとっていくかが現状の主な選択肢で、
まあハイボニンフィアのエスパー版と言って差し支えない。
特性による倍率の違いから純粋な火力では勝っているが、技のタイプによる一貫性に関しては向こうが数段上。
かつハイパーボイスは音技なおで、身代わりを貫通できる点も強力。
耐久面については、ＨＰの種族値差が大きいため数字では見劣りするものの、
素早さは大きく差をつけてスカーフの優位性を高めつつ、さらに特性によって優先度で上をとる手法を禁止するかなりの鬼畜っぷり。
弱点であるバレットパンチ、かげうちは所有ポケモンが多く、かつそれらのポケモンは、
素早さは低いながら、高威力の先制攻撃による制圧を得意とすることが多く、戦法そのものを否定するこの特性のかみ合い具合は見事に容赦がない。

同じく特性でフィールドを展開して倍率ドンという攻め方をするポケモンに、草カプ・ブルルがあげられる。
向こうは物理型で草タイプ。タイプの通りは悪目だが、一致120技のウッドハンマーなので、半減の上から持っていく超ゴリ押し型。
今作の超火力代表として、対をなす存在といえるだろう。

記載日：2018/03/25

性格：ひかえめ
もちもの：こだわりスカーフ
技：サイコキネシス　ムーンフォース　10まんボルト　シャドーボール
努力値：防御4　特攻252　素早さ252　
能力値：
想定した役割：フィールド展開・アタッカー
環境：USUM
実用度合：300戦程度
巷で評判・・・を通り越して常識になっているスカーフテテフを実践したので使用感。
周知のとおりエスパー技の威力がぶっとんでおり、かつエスパー無効の悪に対してはムンフォで補完が効いているので、
鋼以外への打撃力は真摯に高かった。
かつ残りの２枠でその鋼への対抗技も習得できるため、範囲は本当にやばい。
鋼で止まるというのは、PTをまともに構築すれば、自然と対策ポケモンがPTに入っているということにもなるが、
技に２枠の余裕があるので融通も効く。
候補としては、
ナットレイ・ハッサムに効くめざパほのお（メガメタグロスには威力不足）
ヒードラン・ナットレイに効くきあいだま（ただし命中不安）
テッカグヤに効く10まんボルト
ギルガルド・メタグロスに効くシャドーボール
あたりが筆頭か。

欠点は、当然と言えば当然だがこだわっているので交換読みを当てないとそれらの技を積んでいても有効に活用できない点と、
昨今の素早さインフレ環境からして、準速95族のスカーフではしばしば上をとられる恐れがあること。
技が選べなくなるのは、スカテテの欠点というよりスカーフの欠点で、むしろそうでなければノーリスクで素早さ1.5倍になってたまるかという話だ。
102族や103族のスカーフや、最速フェローチェに抜かれるのは結構怖い。

それおして、素人でも扱える安定した超火力だった。

スカーフ型(2016/12/11)

特性：サイコメイカー
性格：ひかえめ　おくびょう
努力値：Ｃ252　Ｓ調整　残りＨＰ
持ち物：こだわりスカーフ
確定技：超技（サイコキネシス、サイコショック）　ムーンフォース
選択肢：きあいだま　10まんボルト　めざめるパワー炎

スカーフをまいたテテフ。
そのうちＨＣＳは調整ラインが確立されてくるだろうが、今はＣＳぶっぱが無難でしょう。
とりあえず超技でメインを張り、それを無効化してくる悪用にタイプ一致のムーンフォースを積んでおいて、
残りの2枠で一致技を両方止めてくる鋼をピンポイントで対策していく。
現状
めざ炎：ナットレイ、ハッサム、カミツルギ？、テッカグヤ、（ギルガルド）
きあいだま：ナットレイ　ヒードラン
シャドーボール：（ギルガルド）、対エスパー
10まんボルト：テッカグヤ
というイメージか。