多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。


結界の六十二妹

四十番目のクエリは何も知らない。キュトスの姉妹であることも、キュトスの欠片である事も。

一つ所に定住していると、歳をとらないことを不審に思われてしまうため、各地を転々としている。
自分でもなぜ自分が不老なのか説明できないのだからたちが悪い。
それに、仲良くなった誰かが死に、老いていくのを見るのが耐えられなかった。

彼女が旅をするのは、一説には、死ぬ方法を捜し求めているためだとも言われている。

【ナプラサフラス・サーガ】

ナプラサフラス・サーガ?

クエリは放浪の中で冒険者ナプラサフラスと出逢い、恋に落ちる。
しかし所詮は有限の者と無限の者。やがて彼女はナプラサフラスの前から姿を消した。

クエリにふられて落ち込んだナプラサフラスは、アルセスに興味を示す彼女の残り香を求めてマロゾロンドをストーキングする旅に出た。

長い放浪の果てに、ナプラサフラスとマロゾロンドの間には友情が芽生える。
マロンゾロンドに導かれ、ナプラサフラスは【アルセス・ストーリー?】でアルセスの歩んだルートを辿るのであった。

そして、ナプラサフラスは紀人に成り、神の一柱として無限を手に入れ、クエリと再び結ばれた。

関係

外見

美乳。

累卵の記述項

1-40クエリQuery

クリエ(栗江)という異名を持つ。

下位の知性体から上位の知性体への意思伝達に用いられる文字列情報、記述体としての姉妹であったが、ある時自我を持ち、突然変異として世界に降り立つ。

一切の記憶を持たずに人の世に降り立った彼女はその身一つで世界中を渡り歩き、ある時は十年程度同じ場所に定住し、あるときは何百年も放浪し続け、そして自らの不老不死性を悩む事も無く、淡々と生き続けている。
強烈な常識感覚を持ち、超常現象の類は信じていない。
ヘリステラが姉妹であるという真実を告げたときも、宗教の勧誘はお断りだと一刀両断してはねのけた。
世界各地を旅し、あらゆるものを見て回ってきた彼女は、実の所ヘリステラに匹敵する知識と経験を持っているのだが、別に生き物として規格外な力を持っているわけではない。
地形に対応して髪の色が変化するという魔力を持っているが、自分はそういう性質なのだと納得して特に不思議に思っていない。
自分の出自は知らないものの、ある時知ったアルセス神に強く惹かれるものを感じ、アルセス神を信仰することになる。旅人である以上アルセス神を信仰するのは不自然ではないのだが。
なぜか妙な後ろめたさを感じていたクエリである。

ある時出会った冒険者仲間のナプラサフラスと恋に落ち、子をなしてしまう。
そのときの経緯はナプラサフラスサーガとして語り継がれているが、長いので割愛。
その子供の名前はルウフェウス。
後の世に大英雄として名を轟かせる槍使いである。

知られていない事実として、彼女は記録者であり、見聞きしたものを文字情報として表出させられるという能力を持つ。
ただしその場に文字情報をコード化して刻み付けるだけであり、知らないものが見ても岩石や雲、樹木などの妙な模様としか思わない。
さらにその能力の自覚が無いので周囲の世界の情報を言語化していることにも無頓着である。

なお、これを辿ってクエリの元にたどり着く事ができるのは神々のみ。
彼女が生み出すコードは神々の言語。 人の世から神へ意思を伝達するための巫女、プログラム言語の生成が彼女の役割なのだ。

ナプラサフラス・サーガにおいて、マロゾロンドがクエリの足跡を追う事が出来たのはこのためである。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/7039/...

表記ゆれ

クリエ、栗江、クウェアレレリー、クェリ・ストゥフュクチュール・ランギュアージュ

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!