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キャカラノートの唯一の娘。

獅子王と仔獅子の書』真正写本によれば、メクセトによって1032英雄の一人に選ばれ、仔獅子連合?を滅ぼした。

【獅子王と仔獅子の書】によれば

獅子王と仔獅子の書】によれば、
メクセトがハイダル・マリクを滅ぼした後、残りの仔獅子連合の都市国家?を破壊したのは、メクセトの選びし1032英雄の一人クフィル・ライオネスであった。
クフィル・ライオネスは獅子王の子ら?の中でただ一人の女性であった。
彼女は兄弟たちに劣らぬ才覚と実力を持っていたが、女性である、というただそれだけの理由で他の兄弟のように都市を与えられなかった。
獅子王はそればかりか彼女を同盟者の愚昧な息子と結婚させ、家の内側に引きこもることを強いた。
この反逆は復讐であった。
彼女は「神滅ぼしの武具」の力で異形の諸部族を支配下に置くと、兄弟の統治する都市国家を次々に滅ぼしていった。
と、されている。

・・・しかし一般に知られている版や写本にこの記述はない。
一般に流布している【獅子王と仔獅子の書】ではクフィル・ライオネスは賢明なる兄弟達が統治する理想の国々に災いを呼び込んだ妖女とされてしまっている。

歴史を編纂する上ではどちらでも大差無いためか、この点は旧時代社会学者の一部で論じられている程度の関心度。
文学・娯楽作品に採用されやすいのはこのうち片方がもっぱらである。

ウェウーレベルンに於ける記述

ウェウーレベルン】は語る。
クフィル・ライオネスの戦いは「異形の諸部族」と呼ばれた者達を邪神キャカラノートの遊戯から解き放つものであり、「繰り返されるトルキニスク」からの開放であった、と。
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