多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

人物
草の民

ハルバンデフの兄。族長であったとき弟を
自分の嫁に手をつけたいう理由で神の裁きという刑罰に処したが、
何と弟は生還してしまう。おかげで復讐を恐れて震える毎日を送る羽目になった。

ハルバンデフとその兄フアブテフの違いは何か。
ハルバンデフは部族の成員すべての名前を覚えていた。
しかしフアブテフはそうではなかった。

もし彼がハルバンデフの兄でなかったら、彼はあれほど苦しみ悩まずにいれたかもしれない。

果たして、ハルバンデフが兄を本当に暗殺したのだとして、それが計画殺人であったのか、それとも衝動殺人であったのかは永遠の謎である。だが、確かなことは兄の死の報を聞いたハルバンデフの嘆きを見て、多くの人がそれを本物と判断したということである。だから、ハルバンデフの「殺害犯はカーズガンである」という主張を多くの人が信じ、それが後の世にカーズガンを英雄にした要素の一つであるのも事実である。しかし、兄の死を境にして冷酷な独裁者・侵略者としての道を歩んでいった彼の人生と言う名の事実は何を意味するというのだろう?。
事実は全て神のみぞ知ることである。

その他

ハルバンデフの脅威にさらされた諸国では、ハルバンデフの兄であり弟に乗り越えられてしまったという面を強調した物語・民話が生まれるようになる。そこで登場するフアブテフは北方読みのハーボトゥイルという名で呼ばれ、掟に従い自分なりに努力していたのに、才と力に遥かに優れ大きな野望を持つ弟を持ってしまったために地位と安息を失った憐れな男として描かれる。
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