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妖精神々生き物


フェーリム(天使)はに付き従う妖精の一種。光と炎と雷と暴風で武装した戦士達である。

フェーリム(天使)の魂は火葬の煙から、その魂がまとう身体は遺灰から創造される。
いや、単に「フェーリム(天使)の魂は火葬の煙で、からだは遺灰でできている。」と言うべきか?
フェーリム(天使)は「創造された」のか?「生まれた」のか?「発生した」のか?
ただ一つ明らかなことはフェーリムが煙と灰でできていることだけ。

フェーリム(天使)は神々妖精の中間に位置する存在。ただし「神としては生きておらず、妖精としては死んでいる」とされる。

組織

紀元神群に従う兵士であるフェーリム(天使)の組織は、いくつかの分隊からなる小隊である。
フェーリム達を統率する天使長フレナフェレは小隊長ということになる。

起源

ウェウーレベルンによると

ウェウーレベルンによるとフェーリム(天使)は、神話時代の戦いにおいて同胞を裏切り紀元神群の側につくことを選んだアヴロノ(妖精)である。
伝説で言われる火葬の煙と遺灰は神々に対する服従の証を立てる儀式で使われる。
それは儀式のその場で同胞たるアヴロノの死体を焼いてつくられる。

義国の建国神話によると

義国の建国神話によると人類最初の夫婦ノウとエモルが子供達を残して先立った時、神々は夫婦の遺体を火葬し、そこから出た煙と灰から子供達の守護者を創造した。それが天使とも呼ばれるフェーリムである。フェーリムは子供たちを守るだけでなく教育を施す役目も持っていた。

ぺロヨンの説

フェーリムが『天使』と呼ばれる理由

ぺロヨンは以下のように語っている。
「フェーリムがなぜ『天使』と呼ばれるか。『第一世代』が常に空から滑空して地上に降りてきたことに由来する。彼らの『飛行』は『飛ぶ』というよりも『ゆっくり落ちる』と言ったほうが正しいだろう。『第一世代』ではまだ飛行する機能が未熟だったので仕方がない。フェーリムは地上で作られ、地上で訓練を受け生活するのだが、彼らの日常を知らない者達は、フェーリムがいつも空の高いところから降りてくる様子を見て『天の使い』であると考えたわけだ。もちろん第一世代の天使たちには自力で高いところまで飛ぶ力が無いので専用の運搬獣に運んでもらっていた。この運搬獣はミブナルン?といい、その名の通り雲にそっくりである。」

第一世代

ペロヨンによれば最初に『製造』されたフェーリムたちを『第一世代』といい、彼らは多種多様な種族から作られていた。
その後『第一世代』の製造と製造後の経過の観察により、アヴロノがフェーリムの素体としてもっとも優れていることが明らかになったため、『第二世代』以降のフェーリムはみなアヴロノ出身なのだという。

第三世代

フェーリムの研究開発を行っていた白衣の神々のひとりハッサルガーニャの発案により、そのすべてが美しい顔立ち・体型に再形成させられている。
異形化の能力はつけられているが、肝心の元に戻る部分が欠けていた。
第四世代が開発されると、『製作者』たるハッサルガーニャの寵も新型のフェーリムたちに移ってしまっていた。

第四世代(最終世代)

この第四世代が作られたのち、大地の球化が起こった。それと同時に平たい大地の時代が終わり、同盟関係にあった神々が再び分裂すると、白衣の神々が解散することになり、新しいフェーリムの研究開発も終了した。
激化した闘争によって必要な設備も破壊されたとみられる。
よって第四世代がフェーリムの最後の『世代』であり、第五世代以降は存在しないとされる。

第四世代のフェーリムには異形化とか変容と呼ばれる能力が与えられている。
これは簡単に言えば肉体を変化させる変身能力といったところだ。
その先駆けとなったのは第三世代の、麗躍九士と呼ばれるフェーリムたちだった。
第三世代と異なり、変身しても元に戻る事ができる。

知られているフェーリム

天使長フレナフェレ

天使長フレナフェレ
紀元神群の兵士である妖精・フェ―リム(天使)を統率する「天使長」。
褐色の肌に碧色の目を持ち、彫りの深い秀麗な顔立ちをしている。
頭髪と羽は目をみはるような黄金色。フェ―リムの長だけあって戦士としてのレベルも極めて高い。
輝くような外見と武勇とは対照的に口数は少なく、ただ黙々と神々に従う。

アーヴァスキュエル

アーヴァスキュエル
かつて【竜】の王のひとりを屠った、アーヴァスキュアレの正体。
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