多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。


団体

概要

ヘルメース=アンプゥ猫の国から連れてきた四つのマフィア・ファミリーの一つであり、そのうち最後に残った組織。
他の三組織の名称はジョネー一家?ボンドーネ一家?マルチェロ一家?。この三つは第3次マフィア界抗争でルチアーノ一家に滅ぼされた。

全構成員1700名世界1の犯罪組織。その繋がりは教王庁オルテガ通商連合ギルド及び各国の貴族にも及ぶ。
ある時アーサー・マクドナルドは「こいつら収益が週900億ドルいってるだろ……」と言った。
このドル換算は2017年くらいの「ドル」基準らしい。ドルは「猫の国」の強力かつ、彼の生まれた国家における通貨だったらしく、彼にとってファミリーの繁栄ぶりをわかりやすく表現できる単位は「ドル」であったようだ。

名称、表記については「記述において」の項目を参照。

特徴

構成員には血縁者が多く少数精鋭。最後のボスを除いて頭領は全員がホモ・サピエンスであるが「カポ」と呼ばれる幹部以下は他種族からも柔軟に人材を取り入れていた。

歴史

ルチアーノ一家をはじめとする四ファミリーは、この世界到来時はその全員がホモ・サピエンスで占められていたとされる。

この種族はいわゆる「無魔力種族」の一つである。ホモ・サピエンスは四ファミリー以前にも到来していたが、他の無魔力種族同様、魔の溢れたこのパンゲオン世界の【地球】ではあまりに無力であった。
彼らは強力な魔術師から、実験材料や使い魔の素材として狙われ、長命な種族の魔術師が彼らを「養殖」していたことすらある。
四ファミリーが最初にしたのはそうした魔術師たちへの襲撃であった。暴力のプロであった彼らはヘルメース=アンプゥの魔術的援護もありこれを成功させ、救出されたホモ・サピエンスや他の無魔力種族は彼らに恩義を感じた。
襲撃成功の背景には魔術師たちの対立勢力への根回しもあり、彼らはこの世界で一定の立ち位置を占める事になる。
マフィアたちは「裏の仕事」だけでなく、不動産業といった形の合法的な仕事のノウハウもあり、表向きには「職人組合」といった形式をとって存続した。
無魔力種族に職を斡旋することで彼らを囲い込み自分達に依存させ、しかし批判する者、反抗する者は凄惨に殺すという「飴と鞭」の手法をとった。

各ファミリーの繁栄は、労働者からの搾取という「(ある時代まではこれは「搾取」と認識されていなかった)合法的」利益と、あらゆる時代で違法だった利益の上に成り立った。
こうして築いた地盤のもとこの世界在来の犯罪組織との抗争(「第1次マフィア界抗争?」「第2次マフィア界抗争?」)でも勝利を勝ち取り、さらに勢力を強めた。

しかし近代になると「万民友和」のような人権思想が勃興し、これに同意する全世界英雄協会などの活動により「搾取」が「搾取」であると認識されるようになり、無魔力種族への差別撤廃もゆっくりと進むことで「(かつての)合法的」利益が減退し、各国の警察機構の取り締まりもあり違法な利益も減少した。
これにより栄光に影がさしたファミリー、また切り抜ける事で自信をつけたファミリーは、「マフィア神」であるはずのヘルメース=アンプゥとは別に魔術的な助力を得ようとした。そこに彼ら自身の力に目をつけたこの世界の超自然的存在がバックにつこうとはたらきかけた。
これを嫌悪したヘルメース=アンプゥは「第3次マフィア界抗争」を扇動し、他の三ファミリーを壊滅させた。

「血の結束」でほかの3大組織をつぶし暗黒街を支配したルチアーノ一家だったが、
新興勢力が麻薬を売り始めたことでBossの逆鱗に触れ抗争に突入するも、抗争は優位に進め、勝利を収めた。

その後、「第3時」時のボス、ビネンガン・ルチアーノの手腕もあり、「ルチアーノ一家」は犯罪組織としては世界的にも有力な存在となる。
各分野の有力者とのパイプもあり、警察機構も手を出せないでいたが、新史歴2200年代?終盤に全世界英雄協会の英雄たちの一部が結託して暴走。
それぞれの能力を組み合わせ、電撃的な襲撃作戦を行い幹部たちと、外部の有力協力者たちを皆殺しにしてしまう。
落雷の洞曜日?」と通称されるこの事件は紛れもなく「私刑」であって違法であり、英雄たちや関与した他の者には処分処罰がくだされた。
しかし皮肉にもこれにより捜査の障害がなくなったことでルチアーノ一家は壊滅させられることになる。

メンバー

落雷の洞曜日時代

Bossナプラサフラス・ルチアーノ?

記述において

ルチアーノ一家についての記述において、この名を「コルトロフォジーノ一家?」に置き換え、この一家の関係者で同じ姓を持つ登場人物の姓もコルトロフォジーノへと置き換えた記述もなされている。
ルチアーノ」という人名・姓じたいは一般的なものである。

同名のマフィアのファミリーがかつて存在し、現在は「ジェノヴェーゼ一家」と改名している。組織としては改名前と解明後は連続性を持つと認識されているようで、ボス一覧の節においては、ウィキペディアの英語版、日本語版でもともに「ルチアーノ一家」時代からのボスが記述されている。

ゆらぎの神話におけるルチアーノ一家が対立した他ファミリーと、史実におけるルチアーノ一家(後のジェノヴェーゼ一家)が対立した他ファミリーは名称が一致せず、両者は同一ともされていない。

【「実在の(実在した)犯罪組織」と同名の組織】についての記述についての規則は、現時点では「ゆらぎの神話」のルール上には明記されていない。
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