多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

技術


悪魔魔神を操る術。
後に傀儡政権の為の技術となる。
【精神加工】の研究が進むと記憶や認識だけでなく本能や感情、嗜好の操作も可能になった。

開発の動機

大地が平らであったときに敗北したものたちは「悪魔」と呼ばれた。~
大地が丸くなったときに敗北したものたちは「魔神」と呼ばれた。~
彼らは勝者たる神々から悪徳や災厄を割り振られそれを司る者とされた。~
問題は彼らがそれに従うかどうかだが、素直に悪魔や魔神のように振舞う者などそうは~
いない。教義上「悪魔や魔神は善人のように振舞うことがある」とすればいいが、~
それでも悪魔が悪である、魔神が悪であるという実例が必要だ。~
ここで、彼らの精神を変容させ、真の意味で悪魔・魔神にしてしまう技術が必要とされてくる。

発展期の有名な犠牲者。

ネーベロン

【精神加工】という名で知られるこの技術の犠牲者のなかには~
例えば、妖精皇帝エフラスの父【ネーベロン】がいる。発展期の【精神加工】~
はネーベロンの語彙から彼自身の語彙を削り取り、それを自分の名だと~
認識できないようにした。かわりに彼に与えられた名は【ネビロン】~
つまり「邪悪な峰」である。それによりネーベロンの精神はじわじわと蝕まれていったという。~
このネビロンを被験者とする研究と実験は主に[          ]によって行われた。~

【精神加工】の対象となる者

【精神加工】の対象となる者はもちろん行う側の手に負えると判断されたものである。~
強大なる者を真の意味での悪魔・魔神にしてしまったらどんな害があるかわかったものではない。~
先のネーベロンが被験者に選ばれたのも彼が大した存在ではないと判断されたためだ。~
ネーベロンはその後さらなる【加工】を受け、【魔王ネビロン】という設定の噛ませ犬として愛用され、使い捨てられた。
【精神加工】の技術利用は填王国の宰相アルセヒドによるダルメーラ二世の傀儡政権を始めとして、コントロールしやすい傀儡としての指導者を生み出す事に傾倒していった。この技術は次第に民間に浸透していき、【精神加工】を請け負うものを【精神加工士】あるいは単に【加工士】と呼ぶ。

ルーツ

【精神加工】のルーツは【人類】にあるとする説もあるが、むしろ有力な説は形而上に於ける【扉】の開閉であり、精神的な位置付けの二点間を繋げる技術、いわば概念的・精神的な【扉職人】の技術を基礎としているとするものである。
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