多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

宗教

旅学生ストラドのメモ帳

アルセス教と混同されることが多いようだが、こちらは神体を「アルセス」と呼ばないのが特徴。
指を一本、先を天に向け垂直に立てることで神体を表す。神の名称はない。
ちなみのこの動作は挨拶と礼拝の一部も兼ねる。
挨拶としてなら他宗派の者が行っても別にかまわないらしい。

礼拝は前述の動作と、短い聖句、そして黙祷。回数は朝晩の二回、一回は数分間。(ただしこれは略礼で、正式には始める時刻と終える時刻が厳密に決まっているそうな)
紀元槍に向けて行われるが、槍そのものを崇めているわけではない、らしい。たまに紀元槍以外の方角へ礼をしているものが見られた。

「槍神崇拝」という名称は宗派の内から出たものでなく、外部のものが便宜的に呼んでいるだけのようだ。

経典は宗派本部とされる建造物に「えんしぇんとがるでぃ-あぬす」なる一冊があるのみ。(内容を見ることはかなわなかったが、表紙は見られた。……絵本のようだった)
ちなみに支部はないそうだ。

戒律等は緩い。
礼拝さえしていれば、日常生活において宗教的咎めがなされることはなく、せいぜいが困窮した信徒仲間へのカンパを求められる程度。

とはいえ、信徒を明言しながら罪を犯すものには、宗教的な罰が与えられるとのこと。
死刑はなく、たいていは「履修」なる刑執行がなされる。執行猶予は基本つかないそうだ。
更正率100%、再犯はまずない、とか。ここ数十年は執行されていないとのことだが。

ここからが個人的に本題だったのだが。
この宗派が生産しているという、噂の超高級酒「槍の先雫」にありつくことができた。
出し惜しみして高騰しているわけではなく、純粋に生産量が少ないもののようだ。
濁り酒、やや薄めの白色。香りはやや甘味が強く不安を得たが、口に含むと程よく酸味と混じって面白い。
添えて出された果物を齧りつつやるのが元来の呑み方のようだ。
しかし美酒というよりは珍酒というほうが正しい気がする。
追記:栄養価激しく高し。三日で腹が出る。
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