多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

義国大カクレヤによって当時(二大祖国時代?)の宇宙観を纏められた書物
 義国大カクレヤ(隠矢)の『天体論』によってまとめられた当時の宇宙観は、夜月幽月精月太月の四つの月と、土星火星水星天星の四つの遊星、そして太陽が、地球を中心に回っているというものでした。これら九つの星は、それぞれその巡る軌道が球層をなしていると考えられており、これに夜空の星々の球層を加えた十の球層が地球を同心円状にとりかこんでいるというのです。それらの球層は、それぞれ夜光天幽冥天精霊天太陰天太陽天土塊天火力天水晶天、そして天堂天と呼ばれ、さらにその外側に、夜空の無数の星々たちの球層、恒星天があり、それぞれにその天球層を支配する神々が存在すると考えられました。この図式を最初に引用し教義と引き合わせたのが、義国の大神院です。大神院の教義はまもなく廃れますが、大神院によって定められた球層と神々との対応関係は後にさまざまな陰秘学によって利用され、それとともに徐々にその神話的神秘性を高めてゆき、やがて今日の占星術の基礎をかたちづくったのです。

アケルナ・エリル占星術入門』)

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