多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

技術

世界には異世界の知識を「岩」から得る、という伝説がある。
たとえば【賢者の岩伝説】や【石封仙伝説?】がそうである。
これらの伝説の元になったと思しきものが【墓標船】である。
この物体は、ある一つの世界が滅びる際、そこに住む知的生物が作るという
情報の容れ物で、その種族が知りえた全ての知識が詰め込まれているという。
【墓標船】はある処理を加えることで内部から情報を引き出すことができる。
だが墓標船は断片で発見され、またその多くの損傷が激しいため、
それぞれの【墓標船】のきた異世界について知ることが出来る範囲は限られている。

トルクルトアの首都ミルフマーリュ?の大図書館には、
珊瑚の角を持つ蛙の国】の【墓標船】が「蔵書」として保管され、
キャカラーン?ハイダル地方で出土した【猫の国】の【墓標船】
にも知識を引き出す処理を加えられた形跡がある。

**
墓標船のような、知識がどこまでも入っているようなモノ。
このようなモノに触れ続けるのは危険である。時間をどこまでも潰せて
しまい、またその中身に入れ込んで現実に戻ってきたくなくなる。
一度中毒になるとなかなか抜け出せない。幸いにも墓標船の情報は
そのままではじかに触れることはできないし、
現在の技術では取り出せる情報量にも限りがある。

異説
そもそも”なぜ”知識を残すのか。
それはね、墓標船そのものが世界だからだよ。廃棄された世界はね、観測者の観測範囲まで収縮する。だから、墓標船は知識を残そうと思わなくても自然にできるものなんだよ。
いいや、”そういうもの”だ。と断定するのはどうだろうか。何らかの理由を切り捨てることになるのでは?
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