多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

魔術

魔導システム
古代魔術に比べ、近代魔術はシステム化が顕著である。
つまるところ、近代魔術は単純な魔術をユニット化し、複数を組み合わせることで複雑な魔術を作る。

媒質転記

魔術のシステム化を引き起こした一番の要因は、「媒質転記」技術の確立である。媒体転記とは、パイロキネシスト、エレクトロン、テレパシストなど、個々人が先天的に獲得した魔術的性質をグロート化水晶に転記する技術である。

グロート化水晶

水晶が蓄魔力性の物質であることは古くから知られていたが、同時に導魔力性も併せ持つことは比較的最近になってから発見された。それまでは導魔力性の物質といえば主にグロートニオンが用いられていた。グロートニオンは非常に良い導魔力体で、現在でも多くの魔術素子、導魔線に用いられている。グロート化水晶とは、水晶にグロートニオンをおよそ5:1の割合で混合したものである。
媒質転記を用いて魔術的性質を転記したグロート化水晶は、動力としての魔力を確保すれば、魔術的性質を安定して再現する。
グロート化水晶に魔術的性質が媒質転記されるのは、能力者が能力を発動した際にグロート化水晶内部にグロートニオンによる魔導回路が転記されるためである。

魔術の技術者はこれに興味を持ち、媒質転記された水晶内部の魔導回路をこぞって解析した。同時に水晶を用いた魔導素子も次々に開発されていった。複数の魔導素子を組み合わせることで大規模に集積化された魔導回路は飛躍的な発展を遂げ、近代魔術の成立に繋がっていった。

因みにトミュニ語りて曰く、グロート化結晶と昆布を組み合わせるとテレヴィジョンに近い映像装置となるらしい。
大きな水晶球の中に昆布が入っており、水晶球が外部霊波を受容して皮膜に投射する事で影器皮膜である昆布の部分に映像が映し出されるようだ。
なお、使用者によると「けっこう見にくかったです」とのこと。

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!