多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

飛来神群


概要

飛来神群の一柱。空を統べる者。
天を覆うほどの白い翼と、地表を眺める金の眼を持つ女神。
右腕の長さは身長の七倍あり、四つの関節を持つ。
左手には黒い帽子を持っている。

クロウサーは人と交わり、半神を生み出した。
その子孫が血統魔術の大家である【クロウサー家】なのだ。

逸話

クロウサーは、言の葉によりて光よりも速く飛び、その腕はあらゆる者を捉えると謳われている
彼女は、己の座を自在に定めるため、何者も彼女を阻むことは出来ないのだ、と。

女神クロウサー

【翼持つ者クロウサー】はその名の通り、何枚もの白翼を持つ巨大な女神である
しかし、空を飛ぶ彼女の権能?は翼の運動エネルギーによるものではない
言語魔術論術体系?の流れを汲む独自の魔術により、彼女は空中において音どころか光よりも速く飛ぶ。
「世界の中で常に己の存在する位置を書き換え続ける」というこの術は移動手段として恐るべき速さであり、
パンゲオン広しといえど、彼女と真っ向からの空中戦を挑んで勝ち目があるのはセルラ・テリスフォノくらいなもの(あるいは健在なりし頃のキュトスか)である
このため、彼女ともし戦うのであればまずは空から地に叩き落とす必要がある。
無論、地に落としても彼女が危険な存在であることに変わりはない。
クロウサーの右腕は「空間を跳躍して攻撃を届かせる」事が出来るからだ。
物理的な防御手段や常識的な回避手段は通用しないということである。
後のクロウサー家において、血統魔術によって彼女に迫る力を発揮したのは現在までに
事実上の開祖であるマウザ・クロウサー、中興の祖モーエン・クロウサー、現当主であり「女神の再来」とも謳われる傭兵リーナ=ゾラ・クロウサーの三名のみであるとされている。

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