ミハエルの少年期は、インターネット、コンピュータが普及し始めた時期であった。
幼くしてインターネットを駆使していたミハエルはネット上で"
イエスメン"というハッカーチームを立ち上げるなど、大きな存在感を示していた。
その才能を評価され、彼は
イルミナティ?の下部組織「オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」にスカウトされる。
めきめきと頭角を現した彼であったが、この時に
アーサー・マクドナルドと出会う事になる。
彼の思想に共感したミハエルは、共に「
ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」をひそかに結成し、
レプティリアンへの叛逆を目指した。
ミハエルはイエスメンを率いて情報面において重要な役割を果たし、
レプティリアンへの勝利、「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」を巨大組織に成長させることに大きく貢献した。
やがて「ジ・オーダー」は地球に居る種族としてのホモ・サピエンスが一なる超存在へと統合・昇華し、別の宇宙・次元へと旅立つ計画を始動した。
統合、つまり人類の均一化という都合上、超常化が進んだミハエルのような人物は統合できない計算である。
しかしミハエルは統合への憧れを捨てきれず、自身の超常化し過ぎた部分を濾し取ることで合一の可能性と資格を獲得しようとした。
そのためにミハエルは、ある神とプロセスド?チンパンジーの技師が用意した「ポータル」へと身を投げた。