プロセスモデルの補足
- ワーカープロセス
- IISが起動させる処理プロセスのこと。
ワーカープロセスはWebサイト(URL)に一対一で対応し、タスクマネージャーでは「W3WP.exe」で表される。
ユーザー作成のWebアプリケーション、ISAPI等の動的なページをはじめ、静的なコンテンツがその対象となる。
- IISが起動させる処理プロセスのこと。
- アプリケーションプール
- URLに関連付けられた、1つ又は複数のワーカープロセスから構成される管理単位のこと。
IIS管理コンソールからは、アプリケーション単位で、リサイクル設定等を行えます。
- URLに関連付けられた、1つ又は複数のワーカープロセスから構成される管理単位のこと。
- Webガーデン
- 起動するワーカープロセスの多重度のこと。
管理されるWebアプリケーションサイトはいくつあっても良く、IISから起動される
「W3WP.exe」の実プロセスは指定した数だけ、起動する。
- 起動するワーカープロセスの多重度のこと。
アプリケーションプール「デフォルトアプリケーションプール」に対して、Webガーデンの設定数を4つにした場合、
1つのアプリケーションプールは4つの「W3WP.exe」のプロセスを立ち上げ管理します。
アプリケーションプールと、ワーカープロセスの関係
アプリケーションプールは、ワーカープロセスの管理単位であり、単なる箱に過ぎません。
デフォルト状態と、Webガーデンでの関係は以下の通りです。
デフォルト ⇒ 起動されるワーカープロセスは単一
Webガーデン ⇒ 起動されるワーカープロセスは複数
ワーカープロセスと、ユーザーアプリケーションの関係
- アプリケーションプールに、アプリケーションが1つ割り当てられている場合
- アプリケーションプールに、アプリケーションが複数割り当てられている場合
- アプリケーションプールに、アプリケーションが複数割り当てられている場合、ワーカープロセスは1つのプロセスID
を使用して複数のアプリケーションを処理します。(共有型)
- アプリケーションプールに、アプリケーションが複数割り当てられている場合、ワーカープロセスは1つのプロセスID
- Webガーデンとアプリケーションの関係
ワーカープロセスと、アプリケーションの特徴
タイプ | 説明 |
単数型 | 起動するワーカープロセスは1つ単一アプリケーションが、単一のワーカープロセスとして処理される。 サイト(アプリケーション)毎にプールが設けられる。 |
共有型 | 起動するワーカープロセスは1つ複数アプリケーションが交互にワーカープロセスとして処理される。 |
分離並列型 | 起動するワーカープロセスはn個(指定した数だけ)単一アプリケーションが、複数のワーカープロセスとして処理される。 |
分離分裂型 | 起動するワーカープロセスはn個(指定した数だけ)複数アプリケーションが、複数のワーカープロセスとして処理される。 |
2007年01月14日(日) 16:41:05 Modified by fmuser_y
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