「IIS6.0」は、アーキテクチャ的に、ワーカープロセスが、他のアプリケーションプロセスやワーカープロセスを
干渉しないよう設計されています。

しかしながら、Webアプリケーションは、不特定多数のユーザーを相手にする事が多く、予期せぬ事態が発生する
可能性は否定できません。
実際、ワーカープロセス自体にバグが含まれている場合や、リクエスト数増加に伴って、ワーカープロセスが
処理できない状態になった場合に、IIS6.0」ではどう対処・予防するかを提示します。

• ヘルスモニター機能
  • IIS6.0の管理サービスでは、アプリケーションプール
    （単一、又は複数のワーカープロセス）の挙動を監視しています。
    これにより、ワーカープロセスが異常終了した場合、ワーカープロセスから異常が報告された場合を
    検出する事ができ、必要に応じて対策を講じることが出来ます。
    （対策は、予防措置に設定したアクションに依存します。）