最終更新: fugal_tokyo 2011年05月03日(火) 15:22:52履歴
駅の北口側は繁華街になっている。駅自体も1983年に駅ビル化されており、百貨店のそごうが店舗を開いている。北口側には「マルベリーブリッジ」(マルベリーは「桑」の意)という名のペデストリアンデッキがあり、駅ビル・駅舎内の自由通路により南口側とも連絡している。南口には住宅街がひろがる。
かつては八王子駅北口周辺から甲州街道(国道20号)沿道にかけて丸井・西武百貨店・大丸・伊勢丹・岡島百貨店といった百貨店、まるき百貨店・イノウエ百貨店といった地元百貨店や忠実屋本店があり、江戸時代の宿場町を基礎とする甲州街道沿い商店街と百貨店等を中心とした商業地域であった。しかし1983年に八王子駅の駅ビルとしてそごうが開店したことや、周辺商店街との兼ね合いで店舗規模が小さかったことなどから競争に偏りができ、丸井以外の4店の百貨店が撤退した。大丸跡地には忠実屋がファッションビルFAMを開店したものの、忠実屋が1994年にダイエーに吸収合併されたことにより忠実屋本店とともに閉店した。その後京王八王子駅駅ビル(京王八王子ショッピングセンター。旧称・KEIO21=ケイオウ ツーワン)・北口再開発ビル(八王子東急スクエア)が建ち、やや盛り返した。しかし新興のライバル店や、立川駅周辺等市外の繁華街や郊外に立地するショッピングセンターに太刀打ちできなかったのか、2004年に丸井が撤退。2009年現在はそごう・京王八王子ショッピングセンター・八王子東急スクエア・長崎屋・ダイエー等が存在している。商業地域および近隣住宅地域ではマンションの建築が盛んであり人口も右肩上がりで甲州街道沿いの歩行者数も増えてきている。新市民会館を備えた八王子駅南口地区市街地再開発事業(2010年11月開業予定、41階建て)もスタートしたことからさらなる発展が期待できるが、立川駅周辺等の市外の繁華街や郊外の大規模ショッピングセンターに流れている購買層を呼び戻すことができるのかどうかが今後の進展に大きくかかわっている。
かつては八王子駅北口周辺から甲州街道(国道20号)沿道にかけて丸井・西武百貨店・大丸・伊勢丹・岡島百貨店といった百貨店、まるき百貨店・イノウエ百貨店といった地元百貨店や忠実屋本店があり、江戸時代の宿場町を基礎とする甲州街道沿い商店街と百貨店等を中心とした商業地域であった。しかし1983年に八王子駅の駅ビルとしてそごうが開店したことや、周辺商店街との兼ね合いで店舗規模が小さかったことなどから競争に偏りができ、丸井以外の4店の百貨店が撤退した。大丸跡地には忠実屋がファッションビルFAMを開店したものの、忠実屋が1994年にダイエーに吸収合併されたことにより忠実屋本店とともに閉店した。その後京王八王子駅駅ビル(京王八王子ショッピングセンター。旧称・KEIO21=ケイオウ ツーワン)・北口再開発ビル(八王子東急スクエア)が建ち、やや盛り返した。しかし新興のライバル店や、立川駅周辺等市外の繁華街や郊外に立地するショッピングセンターに太刀打ちできなかったのか、2004年に丸井が撤退。2009年現在はそごう・京王八王子ショッピングセンター・八王子東急スクエア・長崎屋・ダイエー等が存在している。商業地域および近隣住宅地域ではマンションの建築が盛んであり人口も右肩上がりで甲州街道沿いの歩行者数も増えてきている。新市民会館を備えた八王子駅南口地区市街地再開発事業(2010年11月開業予定、41階建て)もスタートしたことからさらなる発展が期待できるが、立川駅周辺等の市外の繁華街や郊外の大規模ショッピングセンターに流れている購買層を呼び戻すことができるのかどうかが今後の進展に大きくかかわっている。
駅前に設置されている「織物」のモニュメント
1990年代以降、駅前の再開発計画によって整備がされており、1999年(平成11年)のロータリー部への一般車進入禁止、バスターミナル・タクシー乗り場の整備、北口2階部分の歩行者専用通路(ペデストリアンデッキ)の建設、地下駐車場の建設などの北口駅前ロータリーの整備によって、駅前の道路混雑が緩和された。また、この工事により1997年には、1960年(昭和35年)以来駅前に設置してあり、「織物タワー」の愛称があった「織物の八王子」モニュメントは撤去され、代わりに絹の布をイメージした虹色の板がかかるモニュメントがマルベリーブリッジの間に設置された。
「織物タワー」とは、八王子駅北口の出口の目の前にあり、1960年(昭和35年)八王子の「買継商組合」によって作られ、1962年(昭和37年)に同組合から八王子市に寄贈された。タワーの上部には、八王子市の市章があり、その下に「織物の八王子」と大きな字で表記されていた。なお「織物タワー」とは正式な名称でなく、市民からの愛称である。
南口(改装前)
2008年現在、八王子市では「八王子駅南口地区市街地再開発事業」を展開している。同年1月から、41階建ての再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」の建設および駅前広場の整備がスタートした。完成は2010年11月の予定。
再開発ビルには、市民会館「オリンパスホール八王子」(4 - 10階・上野町のものを移転)、市役所中央地域総合事務所(4階・仮称)などの公共施設や、商業施設(1 - 3階)、業務施設(5 - 7階)、住宅(9 - 41階・390戸)、地下駐車場が入る予定。なお、当初は2・3階に東急ストアが核店舗として入居予定だったが、東急側の白紙撤回により2階に地元スーパーのスーパーアルプスが入居予定、3階に関しては現在選定中である。
再開発ビルの下に整備される「駅前広場」には、ペデストリアンデッキ、バスロータリーが新設される予定であり、バスロータリーには、2008年現在北口または八王子みなみ野駅から発着している近隣大学の通学バス専用発着場も整備される予定である。
また、駅自由通路東側にはJR東日本が7階建ての駅ビル(商業施設)を建設中で、ビックカメラ、保育所、飲食店等が入居予定である。2010年秋頃に完成する予定。 さらに、自由通路西側ではJR貨物が立体駐車場を建設中であるほか、商業施設の建設を計画している。
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