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高田馬場(たかだのばば・たかたのばば)とは

東京都新宿区の町名。一丁目から四丁目まで存在する。
東京都新宿区にあるJR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線の高田馬場駅周辺の地域。
江戸時代初期に幕府によって造られた馬場。現在の東京都新宿区西早稲田三丁目にある史跡。
古典落語の演目の一つ。武士の決闘・仇討ちを皮肉った噺。高田馬場の決闘参照。


ビッグボックス

概要

「高田馬場=早稲田大学」というイメージが定着しているが、同大学は高田馬場には位置していない。大学・専門学校・予備校が集まっており、全国屈指の学生街を形成している。JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線高田馬場駅が乗り入れ、新宿駅・池袋駅・大手町駅へのアクセスも良好である。飲食関係の物価は他の学生街同様、総じて安い傾向にあり、特に近年では駅周辺から早稲田通り沿いの西早稲田方面にかけてラーメン激戦区としても知られている。通称「馬場(ばば)」。

住居表示上は高田馬場一丁目から四丁目を指すが、地域としては高田馬場駅から早稲田大学方向に通学する者やその学生街が形成されている影響、旧町域(諏訪町、戸塚町)が同じであったこと、史跡の高田馬場跡があることから、西早稲田一丁目から西早稲田三丁目までが含められ、さらに駅周辺の下落合一丁目、豊島区高田三丁目の新目白通り以南周辺までも含めることがある。

大手の司法試験受験予備校が集まっていることから司法試験のメッカとも呼ばれている。
例年10月中旬に「大高田馬場祭り」が行われ(2007年は開催中止)、サンバチームが招かれるなど、大勢の観客で賑わいをみせる。


さかえ通り

地名の由来

1636年、徳川三代将軍家光により旗本達の馬術の訓練や流鏑馬などのための馬場が造営された。一説に、この地が家康の六男で越後高田藩主だった松平忠輝の生母、高田殿(茶阿局)の遊覧地(景色のよい遠望を楽しむために庭園を開いた所)であったことから、高田の名をとって高田馬場としたとするが、それ以前に、この一帯が高台である地形から俗称として高田とも呼ばれていたため、その名を冠したとの説、その2つの由来が重なったためとの説もある。ちなみに近接地に高田(豊島区)、上高田(中野区)の地名が見られる。

高田馬場跡

広重「名所江戸百景」に描かれた高田馬場史跡の高田馬場跡はかつての戸塚村の中、現在の新宿区西早稲田三丁目1〜2、12〜14番付近にあたり、広さは東西へ6町(約650m)、南北へ30余間(約55m)。横長の形状をしていた。

町名

1910年、地元の鉄道駅設置の請願運動により山手線に駅が開業したが、鉄道院は駅の所在地名(地元要望案は上戸塚、諏訪森)を採用せず、駅から1km程離れた史跡の高田馬場を駅名に採用すると読み方を「たかだのばば」とし、後に開業する鉄道2線もこれに倣った。1975年の住居表示による町名変更の際、新宿区は駅周辺の町名をそれまでの諏訪町、戸塚町1〜4丁目などから、駅名と同じ「高田馬場」(たかだのばば)を採用し一丁目〜四丁目を割り振った。しかし、史跡の高田馬場跡は西早稲田三丁目となったため、町名と史跡の場所が一致しない状態になった。

史跡の高田馬場は慣習的に「たかたのばば」と呼ばれ、付近の通称地名もこのように呼ばれていたが、駅名や住居表示による町名の浸透により「たかだのばば」が一般化してきている。ちなみに落語の演目『高田馬場(高田の馬場)』では「たかたのばば」、大手銀行支店名や郵便局名では、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が「たかたのばば」、三井住友銀行と郵便局が「たかだのばば」の呼称を使用している。


広重「名所江戸百景」に描かれた高田馬場

住居表示に伴う町名の変遷

住居表示実施後(1975年6月1日〜)住居表示実施前(各町名ともその一部)
住居表示実施後(1975年6月1日〜)旧淀橋区旧牛込区
| 高田馬場一丁目 | 戸塚町二丁目、戸塚町三丁目、諏訪町 | |
高田馬場二丁目戸塚町二丁目、戸塚町三丁目
| 高田馬場三丁目 | 戸塚町三丁目、戸塚町四丁目、下落合二丁目、柏木五丁目 | |
| 高田馬場四丁目 | 戸塚町三丁目、戸塚町四丁目 | |
| 戸塚町一丁目(住居表示は未実施) |>| |
| 西早稲田一丁目 | 戸塚町一丁目 | |
西早稲田二丁目戸塚町一丁目、戸塚町二丁目、諏訪町高田町(全部)、戸山町
| 西早稲田三丁目 | 戸塚町一丁目、戸塚町二丁目 | |

沿革

  • 1636年 - 江戸幕府が馬場を造り、名称を高田馬場とした。
  • 1694年 - のちに赤穂四十七士となる堀部安兵衛の「高田馬場の決闘」で有名になる
  • 1889年 - 市制・町村制施行により、南豊島郡(のちに豊多摩郡)戸塚村となる。
  • 1910年 - 山手線高田馬場駅開業
  • 1927年 - 西武新宿線高田馬場駅開業
  • 1932年 - 豊多摩郡戸塚町が東京市に編入、近隣の町と合併し淀橋区となる。
  • 1947年 - 四谷区・牛込区と合併し新宿区となる。
  • 1964年 - 地下鉄東西線高田馬場駅開業 3線が乗り入れるターミナル駅として発展
  • 1975年 - 住居表示による町名変更で「高田馬場一〜四丁目」ができる。

隣接自治体・行政区

  • 新宿区
    • 百人町
  • 大久保
    • 西早稲田
    • 上落合
    • 下落合
  • 豊島区
    • 高田

交通

鉄道(高田馬場駅)

東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線
東京地下鉄(東京メトロ)東西線
西武鉄道西武新宿線

バス

都営バス
学02系統
飯64系統
上69系統
高71系統
ケイビーバス(関東バス)
百01系統

道路

早稲田通り
小滝橋通り
明治通り
新目白通り
高田馬場通り
諏訪通り

河川

神田川

主な建物・施設

ビッグボックス
シチズンボウル - 早稲田通り沿いのボウリング場。小滝橋通り方面に徒歩10分。
さかえ通り - 風俗店その他飲食店がひしめく歓楽街。特徴的な字体の宣伝ビラで知られる青果 加藤商店は地元外にも有名。駅西北側。
稲門ビル
日拓ビル - エスパス日拓高田馬場駅前店A館(パチンコ屋)、日拓グループ本社
早稲田松竹 - 都内で数少ない名画座。
日本点字図書館
新宿区立戸塚第二小学校
早稲田予備校東京本校
早稲田ゼミナール
一橋学院
東京富士大学
東京製菓学校 - 50年以上の歴史を持つ学校。有名なパティシエ等を多く輩出している。駅東側諏訪通り北。
早稲田外語専門学校
日本児童教育専門学校
日本美容専門学校
東放学園映画専門学校
ESPミュージカルアカデミー
クラーク記念国際高等学校・東京キャンパス(東京メトロ・東西線 A7出口を出て徒歩3分)
諏訪神社 - 旧町名諏訪町の由来。明治通り西側崖下にあり湧水が発していた。男子学生専用の下宿「日本館」は崖上。賄いつきであり特徴的な構造の為、テレビ番組で採りあげられたことがある。
高田馬場郵便局
新宿諏訪町郵便局

その他

手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の主人公・アトムは、2003年4月7日に高田馬場で誕生したという設定である。それに因んで、2005年11月現在、高田馬場駅の山手線の発車ベルは、鉄腕アトムの主題歌のメロディーとなっている(新座駅でもこのメロディーが採用されている)。

ハモで有名。

主な風俗店

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