ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫です

 四つんばいになったわたしの後ろから、硬くなったおちんちんがずんずんと突き入れられていきます。
まだ若いせいか、がっついたような動きに、粗末なベッドの軋む音とわたしのお尻とお客さんの腰がぶつかる音が混じって、
部屋中を埋めていきます。
「あっ! ……もっ……ふぁっ、いいっ……あぁっ……やっ……あぁぁっ……!!」
気持ちよくて、つい声が大きくなってしまいます。はしたないなぁと自分でも思いますが、強引にされるのは好きですし、
ちょっと大げさな位が男の人は喜ぶって、姉さんも言っていました。
お客さんはわたしの腰をがしっと掴んで、叩きつけられるような動きを繰り返します。
右手に填められた赤い腕輪がわたしの腰に直接当たらないようにしてくれるのは、嬉しいです。直接当たると、擦れてちょっと痛いです。
さっきよりもちょっとずつ動きが速くなっていき、くぅっ……、と後ろから小さく呻き声がこぼれてきました。
気持ち良くなってるのに、がまんしてる時の声です。
いっつも背伸びしてカッコつけてるのか、あんまり喋らないのにこういう所だけはかわいいなぁ、なんて思いますが、
口に出したらきっと拗ねてしまうので、わたしだけのナイショです。
そんな事を考えて気を紛らわそうとしてみましたが、実はわたしもそろそろ……いっちゃいそうです。
おちんちんを挿れられた所から、びりびりするようなあったかいような刺激が広がってきて、
気を抜いたら刺激に溺れちゃいそうです。口も、無意識にぽかんと開いていますし、
きっとよだれとか垂らして凄くだらしない顔になってると思います。
さっきから聞こえる、ろれつの回ってないあえぎ声も、わたしのものです。
いっちゃおうかな?とちらりと思いましたが、お客さんにいかされちゃうのもちょっと負けた気がするので、
おなかの所に、きゅうっと力を入れて、おちんちんを締め付けてみます。
わたしの腰を掴む手が、一瞬びくりとして、お腹に暖かい物が注ぎ込まれていくのを感じました。
「あは……中で……」
ベッドの上にだらしなく身体を投げ出して、少しずつ薄れていく余韻を味わいます。

どさり。
ふわふわと浮いているような感覚をぼうっと味わっていると、お客さんがもたれ掛かってきました。
背中越しに、年相応の薄い胸板のぬくもりを感じます。はぁはぁと、荒い息をつきながら、
手をわたしの胸元に回してくるのが、いつものお決まりです。腕輪がじゃまにならないよう、ちょっとだけ身体を傾けて
それに応えます。でも、まだそんなに大きくないわたしの胸なんて触っても、気持ちが良いんでしょうか?
わたしは、終わってから触って貰えるのは嫌いじゃないですけど。
してる最中みたいに、荒っぽいのも嫌いじゃないですけど、終わってから優しく触って貰えるのも良いな、って思います。

十分程、そうしていたでしょうか。
二人でぼうっとしていたら、お客さんの上着から、ピーッピーッという、何度か聞いた事がある音が聞こえてきました。
この音は確か……
まだ靄がかかったようにぼんやりする頭で思い出そうとしているうちに、彼はベッドから立ち上がり、上着をまさぐります。
胸ポケットから携帯式の……通信機を取り出して、誰かと話し始めます。
通信機から漏れ聞こえてくるのは、襲撃、全滅、生存者無し、といった物騒な単語ばかりです。
「了解。すぐにアナグラへ帰還する。俺の神機の整備は?」
お客さんの顔は、さっきまでのちょっとぶっきらぼうで甘えたいのにガマンしてるような、何処かかわいらしい表情が消えて、
戦う人の顔になっています。わたしみたいな女の所に来なくたって、お客さんは格好よくて顔も綺麗だし、
女の子が放っておかないんじゃないかな、って思いますが……不思議です。
「分かった。15分以内に到着する。交信終了。」
通信機のスイッチを切ったお客さんが、着替え始めます。
シャワーでも浴びていけばいいのに、と思いますが、きっと、急ぎの仕事みたいです。
「……金はテーブルの上に置いておく。」
わたしに背を向けてシャツに袖を通しながら、ぽつぽつと話始めます。
「ついでに古くなった食い物も持ってきてやった。腐りかけだがまだ食える。無駄にせず食え。」
ごとり、と音を立てて、テーブル横に袋が置かれます。
来るときに袋の中でがちゃがちゃと音を立てていたのは、缶詰か何かだったようです。
ベッドの上でぼうっとしながら見ている私を尻目に、彼はてきぱきと着替えて部屋を去っていきました。
部屋に残された私も、ベッドサイドに置いてあった小瓶から薬を一錠飲んだ後は、しばらくベッドの上でぼうっとしていましたが、
さっき中に出された精液が出てきたので、シャワーを浴びる事にしました。
そうだ、不完全燃焼も良くないですよね。
……今日のシャワーは、ちょっとだけ長くなりそうです。

「ちょっとだけ長めに」シャワーを浴びて服を着たわたしは、古いラジオを聴きながらお客さんが置いていった食べ物から、
適当に野菜を取りだして食べ始めます。ラベルに刻印された製造日欄はどれもわざわざ黒く塗りつぶされてますが、
どれも新鮮で、きっと凄く最近作られたばかりの物だと言うのは味や臭いで分かります。
昔、まだこうやって身体を売ってお金を得る事も知らなかった頃、本当に腐った食べ物で何とか命を繋いでいた時に
食べた物は、こんなに美味しくはなかったですから。
フォークを口に運びながら、今は大分と薄れてきた昔の記憶を思い返していると、ラジオから流れるアナウンサーの声が耳に留まりました。
「数日前より幾度か、外部居住区の対アラガミ装甲壁の建設作業員を襲撃し補喰していたアラガミが本日未明、
ゴッドイーター部隊によって捕捉され、討伐されました。なお、本作戦による神機使いの死傷者はありませんでした。
なお、装甲壁の建設の遅れに関して一部識者からはフェンリル当局の対処の遅さを指摘する声も挙がっていますが……」
ラジオのアナウンサーはまだ色々と喋っていましたが、神機使いの死傷者はありません、という声にわたしは何故かほっとしていました。
「あぁ……じゃあ、無事なんだ。」
ぽつりと、そう呟いてみると、不思議と少し良い気分になれました。

こうしてわたしはここにいます。#1 fin.

このページへのコメント

この話とっても好きです。次期待してます

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Posted by ふらふらしてます 2014年12月26日(金) 17:07:01 返信

1ってことは続きある?
見たいです。お願いします!

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Posted by リョク 2013年12月03日(火) 13:03:42 返信

この作品好きです。
できれば続きを書いて欲しいです。
期待してます!

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Posted by @ 2013年09月23日(月) 16:36:48 返信

半年遅れの返信ですが、とても嬉しい感想ありがとうございます。
自己満足100%で趣味に走った拙作ですが、実は今まで書いたものの中でも
かなりお気に入りなので、気に入って頂けた事は、凄く嬉しいです。

余談ですが、wikiに感想レスを残して貰えると、ずっとスレを追いかけていなくても
こうして読んで頂いた方の感想を分かり易くて、個人的には非常にありがたいです。

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Posted by ザイゴ@かいた人 2013年04月04日(木) 21:22:14 返信

何故かわからないけど、こういう作品、他のカップリング作品よりずっと好きだ。

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Posted by sage 2012年09月21日(金) 19:21:14 返信

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