これ。
ちなみにアクセルに5P連打を記録して調査している。
ディズィーの攻撃判定の長さを理解していればわかると思うが、
見ての通り相手のやられ判定にはこちらのどの攻撃判定を持ってもとどかないのだ。つまりこの距離で通常技を振る意味が無いことがわかる。
簡単なことではあるが、もしや先端を2Sで低姿勢で避けつつ攻撃できるんじゃ…なんて思うかもしれないがその選択肢はなくなる。
むしろ攻撃判定同士が相殺してデンジャータイムに突入することになる。マジでディズィーはデンジャータイムになってもいいことなしである。
5Pに対して有効とされている魚を「5Pの範囲外ギリギリ」から打っている。見ての通り攻撃判定が届いていないのである(一応、一番攻撃判定が一番前に出るタイミングにビタ合わせすれば当たる)。
つまり5Pに対して魚を当てるには、
5Pの攻撃判定が一番前に出る前に近寄って魚を打たないと当たらないのだ。
これがバージョンアップで受けた恩恵が一番生きたパターンだ。魚が低姿勢になったおかげて、5Pを避けつつ魚が当たっている。
ただし、ディズィーはダッシュが低姿勢にならずどっちにしろその間合いにまで行かなければいけないので、接近までの読み合いは避けて通れない。
ほかの通常技も見てみよう。おそらく一番長いと思われる攻撃判定の2Dをダッシュで踏み込んで出しているが届いていない。
もちろんタイミングさえ合えば届くこともある。ただしどれだけその機会があるか、という話だ。
仮に当たらなくても低姿勢で避けられるが、2Dをスカった時点でディズィー使いならおわかりであろう。死ぬ。
6Pである。上半身無敵で攻撃判定を掻い潜っており、なおかつ判定がアクセルの手元に当たるので有効な手だ。
※画像では当たっていないが、上半身無敵をわかりやすい画像をアップしている。
ただし、踏み込んだ6Pが当たった場合は大体4Sが当たらず6P単発ダウンを奪えるにとどまる。
魚はリターンがでかいが、読みが外れたときの全体動作が大きくまず鎌閃撃を食らう。
6Pは全体動作こそ短いがリターンは少ない上に、後述の2Pには勝てない。(魚は勝てる)
ここを相手を見ながら読み合いを循環させていくわけだ。
こんな事もできなくはない。空中ダッシュしたら5Pで落としてくるだろうを読んでの低ダブリッツだ。
あくまでも行動の一つであるが、とにかくアクセル戦はマトを絞らせないことが大事なのである。
「ひょっとしたら空ダブリッツ打ってくるかも…」と一瞬でも思わせるだけでも成功なのだ。
そういう読み合いがわかってくると、最近開かれている大会で、1先などの1発試合、7先などの長期試合で戦法が変わってくるという理由がわかるだろう。
トッププレイヤー達は常に選択肢を頭に張り巡らせながら試合に挑んでいるのだ…!!!
にしてもブリッツ中のディズィーかわいいな…。