このサイトでは、子役たちが出演したテレビドラマなどの記録と、出演者のプロフィールをWikiに付けています。

[ドラマ]プレミアムドラマ 全力失踪

出演:田村海優(磯山ななみ・幼少期役)/鈴木梨央(磯山ななみ役)/佐野菜々美(友人役1)/木村優花(友人役2)/笹岡ひなり(友人役3)/華蓮DATE(愛華役)/優希美青(磯山ななみ役)/高見瑠夏/青山由美子/
制作総括:菅原浩/池田健司/
プロデューサー:大田貴史
演出:岩本仁志
脚本:嶋田うれ葉/山浦雅大/
音楽:池頼広
http://www.nhk.or.jp/pd/zenryoku/


#2 17.09.10(日)

出演:田村海優/鈴木梨央(磯山ななみ役)/


ログ
(リビング)
磯山ななみ役:「まあね。勉強してた」
磯山ななみ役:「はいはい」
磯山ななみ役:「何見てるの?それお父さんのパソコンじゃん」
磯山ななみ役:「お父さん家出でもしたの?」
磯山ななみ役:「帰ってないみたいだけど」
磯山ななみ役:「ふーん。まあお父さんがいないからって別に不便なことないけどね。おやすみ」


(リビング)
磯山ななみ役:「あっこのおじさんお父さんの友達なんだって」
磯山ななみ役:「えっ何それー」
磯山ななみ役:「勉強はここでするんでしょ」
磯山ななみ役:「はい…」


(廊下)
磯山ななみ役:「借金か」


(路地)
田村海優:「楽しみー」


#3 17.09.17(日)

出演:鈴木梨央(磯山ななみ役)/ほか


ログ
(リビング)
磯山ななみ役:「お帰りー」
磯山ななみ役:「だってお父さんの件で報告があるっていうから」
磯山ななみ役:「かまぼこ〜」
磯山ななみ役:「はいはい」
磯山ななみ役:「うんじゃあね」


(ホテル・ロビー)
女子高生役:「じゃあ今日はもう帰るね。バイバイ!」


#4 17.09.24(日)

出演:鈴木梨央(磯山ななみ役)


鈴木梨央ちゃんのログ
(リビング)
「ただいま」
「いやだって外で会ったから。あっこんにちは」
「あ…うれしくないけど」
「嘘!この離婚届お父さんから?」
「えっなんでよ」


(リビング)
「へぇ〜、離婚届って理由とか書かなくていいんだ。超簡単だね。私証人になってあげよっか?」
「はいはい。ハァ…」
「あっお母さんさ、なんでお父さんと結婚したの?」
「あんな頼りなくて使えないのに、どうしてお父さんだったの?」


(リビング)
「その結果がこれか」


(病室)
「おじいちゃん久しぶり。お母さんに内緒で塾サボッてきちゃった」
「おじいちゃん!私がわかるの?」
「えっ?お父さんがいなくなったのも知ってるの?」
「別に、おじいちゃんが謝ることないし」
「そうかな…。だって、離婚届送ってきたんだよ。家族を捨てたんだよ。だったら初めから、結婚なんかしなきゃよかったじゃん」
「えっ?えっそれってできちゃった結婚ってこと?」


#5 17.10.01(日)

出演:鈴木梨央(磯山ななみ役)/佐野菜々美(友人役1)/木村優花(友人役2)/笹岡ひなり(友人役3)/高見瑠夏/青山由美子/


ログ
(リビング)
磯山ななみ役:「おじいちゃんの話が本当なら、このときもう私はお腹にいた?ブーケに隠れてわかんないよ」
磯山ななみ役:「わかってる」
磯山ななみ役:「ねえ、結婚式のときのお母さんってどうだった?」
磯山ななみ役:「だから、ほら、お腹がちょっとふくよかだったとか…」
磯山ななみ役:「ううん違う、違うから!」
磯山ななみ役:「もう聞けないっての」


(公園)
友人役2:「この時間塾じゃなかった?」
磯山ななみ役:「うん…、なんか気分乗らなくて」
友人役3:「じゃあななみも一緒に行かない?」
磯山ななみ役:「えっどこに?」
友人役1:「決まってんじゃん!ま・ん・び・き」
友人役2:「超スッとするよ」
友人役1:「ね〜!」
友人役2:「ストレス解消」
磯山ななみ役:「いいや。今日はちょっとそういう気分じゃないし」
友人役3:「そっか〜。じゃあまた次ね」
友人役1・友人役2・友人役3:「バイバーイ」


(路地)
磯山ななみ役:「はい。磯山ななみの母で。少し熱がありまして。今日は塾はおやすみで。失礼します」


(雑貨店)
磯山ななみ役:「・・・」


(ステーキハウス)
磯山ななみ役:「すごっ」
磯山ななみ役:「お父さんの居場所わかったの?」
磯山ななみ役:「川?」
磯山ななみ役:「そう…」


(ステーキハウス)
磯山ななみ役:「ああそうみたい」
磯山ななみ役:「いや知らないって」


(ステーキハウス)
磯山ななみ役:「結局あれでしょ?男と女の愛情なんて幻なんでしょ?」
磯山ななみ役:「お父さんとお母さん見てるとそう思うもん」
磯山ななみ役:「そういうこと言わないで」
磯山ななみ役:「帰る」
磯山ななみ役:「いい!」
磯山ななみ役:「ごちそうさま」


(リビング)
磯山ななみ役:「放り出せばよかったのに」
磯山ななみ役:「捨てちゃえばよかったのに。イライラするくらいなら」
磯山ななみ役:「私、できちゃったんでしょ?だからお父さんとお母さん結婚したんでしょ」
磯山ななみ役:「やっぱり本当なんだ。最悪」
磯山ななみ役:「そういうのが一番腹立つんだよね。コソコソして。『あんたができたからお父さんと結婚したんだよ』って堂々と言ってよ」
磯山ななみ役:「言えないんだ。産まなければよかったって、お母さんそう思ってるんだ」
磯山ななみ役:「お父さんウザいけど、まだいたほうがよかったかも。お母さんと2人だと窮屈、息詰まる窒息しそう!」
磯山ななみ役:「出れば?」
磯山ななみ役:「何?ジャズって。この前家来た人?」
磯山ななみ役:「いいんじゃない?お父さんもいないし。好きにやれば?」


(公園)
磯山ななみ役:「はい。なので今日の夏期講習は休ませますので」


(雑貨店)
磯山ななみ役:「・・・」


(路地)
磯山ななみ役:「・・・」


(警察署)
磯山ななみ役:「・・・」


#6 17.10.08(日)

出演:田村海優(磯山ななみ・幼少期役)/鈴木梨央(磯山ななみ役)/華蓮DATE(愛華役)/ほか


ログ
(警察署)
磯山ななみ役:「ごめんなさい」
磯山ななみ役:「えっ?」
磯山ななみ役:「そんなんじゃないから」
磯山ななみ役:「じゅ…受験こととか、ストレスたまって」


(回想・リビング)
磯山ななみ・幼少期役:「かわいくできてる?」


(回想・リビング)
磯山ななみ・幼少期役:「こう?」


(回想・リビング)
磯山ななみ役:「プレゼント?」


(カフェ)
磯山ななみ役:「ならよかったけど」
磯山ななみ役:「よくしゃべるよねえり子おばさん」
磯山ななみ役:「ねえおばさん」
磯山ななみ役:「私ってデキ婚で生まれたんだよね」
磯山ななみ役:「まあ…」
磯山ななみ役:「どんな感じだった?私生まれたとき」
磯山ななみ役:「そうだったんだ」
磯山ななみ役:「大丈夫。きっとそんな感じだろうと思ってたし」


(リビング)
磯山ななみ役:「お帰り」
磯山ななみ役:「イライラしてるね」
磯山ななみ役:「そっか」


(車内)
磯山ななみ役:「・・・」


(車内)
磯山ななみ役:「行ってくる」
磯山ななみ役:「言えるわけない」


(路地)
磯山ななみ役:「お母さん…」


(リビング)
磯山ななみ役:「子供のころ、よく作ってくれた」
磯山ななみ役:「そうだけど」
磯山ななみ役:「こういうのって取っておくの?」
磯山ななみ役:「お母さん…、ごめんなさい。ごめんなさい」


(広場)
愛華役:「そっかー寂しくなるなー」


(リビング)
磯山ななみ役:「なに?」
磯山ななみ役:「えっ何それ、どうしたの?」
磯山ななみ役:「なんか、成長したじゃんお母さん」
磯山ななみ役:「何を?」
磯山ななみ役:「もう一つ?もしかして」
磯山ななみ役:「マジ?」


#7 17.10.15(日)

出演:鈴木梨央(磯山ななみ役)/ほか


鈴木梨央ちゃんのログ
(リビング)
「お母さん、えり子おばさんがこの家売るって」
「ねえ、私たちこれからどうなるの?住むところとか大丈夫だよね」


(リビング)
「もしもしお母さん?」
「勉強?受験はしないって話になったじゃん」
「はいはい。でお父さんは見つかったの?」
「えっマジで?」
「それって私のため?」
「お母さんはどうしたの?」
「まあいいいじゃん。じゃがんばってねーお土産よろしくバイバーイ。ヤバイヤバイ…」


#8(終) 17.10.22(日)

出演:鈴木梨央(磯山ななみ・少女期役)/優希美青(磯山ななみ役)/


ログ
(パン屋)
「はい。いつもありがとうございます」
「はっ!?言いがかりはやめてくださいよ。うちのパンにクギが入ってるわけないじゃないですか」
「しし…知りませんよ!」
「違うんです。誤解なんです」


(店先)
「あのー、ありがとうございました」
「最近来るようになったんです。もう嫌になっちゃう。あっ、ちょっと待っててくださいね」
「あの、これお礼です」
「いや、でも」
「いいんです。どうぞ。受け取ってください」
「また来てくださいね」
「ありがとうございます」
「お気をつけて」


(リビング)
「それでね、その人がヤクザを追っ払ってくれたの」
「うん。パンあげた」
「聞く暇もなかったよ」
「なんかまだ慣れないなー。変な感じ」
「お父さんの写真なんか飾ってさ。まだ死んだかどうかもわかんないのに」
「なんだかんだ言って、未練があるのはお母さんのほうなんじゃないの?」
「そう。じゃあおやすみ」
「うん、わかってるよ」


(パン屋)
「はーい。全部売り切れるようにがんばりまーす」
「当てって?」
「ふーん」


(店先)
「わかってるよ」
「いってらっしゃい」


(パン屋)
「ありがとうございました」


(夜・路地)
「あの赤い帽子の人は犯人じゃありません!」
「身元…」


(パン屋)
「あのさお母さん」
「誰?」
「私あの人嫌い。絶対女癖悪いよ」
「行くの?こんなときに」
「まあ好きなようにすればいいけどさ。お父さんが帰ってきたらどうするの?」


(警察署)
「お父さん!」
「お父さん…。こっち向いてお父さん」
「お父さんってば!」


(公園)
「ねえ、いつまで認めないつもりなの?そんなに認めたくないならどうして戻ってきたの?」
「お父さん」
「私はただ、このままじゃお父さんが犯人にされちゃうって思ったから」
「最初から」
「あのお店に入ってきた瞬間からわかったよ。お父さんだって」
「何年も会ってないからって、気づかないわけないじゃん。自分の父親なんだから」
「お父さんの方は全然気づいてなかったみたいだけどね」
「ああ、これね。お父さんが出てった日にくれたプレゼント。全然壊れなくて。新しいのほしいのにさ」
「当たり前でしょ」
「と言いたいところなんだけど、ぶっちゃけお父さんがいなくなってくれたおかげで、中学受験もしなくて済んだし、お母さんとも前より話すようになって、悪いことばっかじゃなかったよ」
「まっ、寂しかったけどね」
「でも、お母さんは大変だったと思う。夜もほとんど寝ないで、仕事しながらパン屋の勉強初めて」
「お父さんのこともう捜さないのって聞いたら、好きにさせればいいって」
「これからどうする?お母さんに会う?」
「じゃあこのまま消えるの?」
「幽霊みたいに」
「ちょっとついて来て!」


(路地)
「お父さん!」


(室内)
「あっいた!ほらあそこ」
「知ってんの?」
「ほっといたらそうなるかも」
「一緒に来て!」
「お母さん!」
「嫌がらせの犯人捕まえたよ」
「でね、助けてくれた人の身元もわかったの」
「じゃ、あとはよろしく」


(玄関)
「お帰り」
「ごゆっくり〜」


(階段)
「お父さん、本当にこのまま殺されちゃったりして」


(商店街)
「お父さん!」


(リビング)
「おはよう」
「うわーお母さん張り切ったね」


(リビング)
「お父さん大変!お母さんがいないの!」
「来て!早く!」
「お店にもいないし携帯にも出ないの」
「えっ?」


(パン屋)
「よくこそレ・セット・メールへ。店長の磯山ななみですっ。よろしくお願いします。じゃあ、まずは手を洗いましょっか。はい」
「みんなには稼いでもらいますからね〜」


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