Lands考察　その２

http://www.starcitygames.com/php/news/article/1944...
より

Top16に形は違えど、3つもLandsデッキが入ってしまった。これはえらいことだ。もしかして流行ってんの？
ということで再び私がいろいろ説明してみよう。

(意訳)
Chris Woltereckらは、新しい形の43landsデックを持ってきた、それは《生ける願い》入れたものであった。

まずは、さらなる進化？を遂げた最新型をごらんあれ。

Maindeck:

Artifacts
1 Engineered Explosives
1 Ensnaring Bridge
4 Mox Diamond

Enchantments
4 Exploration
3 Manabond

Instants
4 Intuition

Legendary Artifacts
1 Mindslaver

Sorceries
4 Life From The Loam
3 Living Wish

Basic Lands
1 Forest

Lands
1 Bayou
1 Ghost Quarter
1 Glacial Chasm
3 Maze Of Ith
4 Mishra's Factory
1 Misty Rainforest
4 Rishadan Port
3 Tolaria West
2 Tranquil Thicket
3 Tropical Island
1 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Windswept Heath
1 Wooded Foothills

Legendary Lands
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 The Tabernacle At Pendrell Vale
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Volrath's Stronghold

Sideboard:
1 Dark Confidant
1 Eternal Witness
1 Faerie Macabre
1 Fleshbag Marauder
1 Indrik Stomphowler
1 Meloku The Clouded Mirror
1 The Tabernacle At Pendrell Vale
1 Chalice of The Void
1 Smokestack
1 Tormod's Crypt
1 Zuran Orb
1 Manabond
3 Krosan Grip

《トレイリア西部》や《精神隷属器》の構成はそのままで、《生ける願い》からの《ヴォルラスの要塞》エンジンまで入れた意欲作。現状の機能を損なわずにさらに受けが広くなった分、考えることも多くなりました。

このデッキがよく考えられている点は、《ヨーグモスの墳墓,アーボーグ》で黒マナを確保しつつ、《ヴォルラスの要塞》で毎ターン187クリーチャーを回収しようとしているところです。まさに、アーボーグ(ネプチューンキング)とヴォルラス(ネプチューンマン)のクロスボンバー的な感じです（アーボーグは地名でヴォルラスは人名だからタッグを組めんのかと言わないように）。
《ヨーグモスの墳墓,アーボーグ》をただ入れるだけではマナしか確保できずしかも黒マナなんてなにもうれしくはない、そこで《生ける願い》と《ヴォルラスの要塞》までたどり着いたのはすばらしいの一言です。巧みの技が光ります。ただ、そんなにうまく土地がそろうのといった気もしないでもないですが…。

《生ける願い》で持ってこれるカードは7枚。持ってくるカードはいたって普通でしょう。
サイドボード後は、対コンボの場合は《生ける願い》戦略を切って普通のLandsデッキにはなりそうです。

このバージョンは《生ける願い》を入れたことにより、《壌土からの生命》が根絶された場合でも《ヴォルラスの要塞》エンジンでコントロールができ、なんとかなりそうな確率を少しでもあげています。ただ、コンボにはやはり弱いし、《Maze of Ith》が3枚のため少しクリーチャーデッキに対して弱くなっています。サイドの土地は《Maze of Ith》もいいような気もしないではないですね。

サイドボーディングはかなり楽になったというか、選択肢がなさすぎな気がします。

次はBest8のデッキです。

Maindeck:

Artifacts
1 Engineered Explosives
1 Ensnaring Bridge
3 Mox Diamond
1 Smokestack
1 Tormod's Crypt

Enchantments
4 Exploration
4 Manabond

Instants
4 Intuition

Sorceries
4 Life From The Loam

Basic Snow Lands
1 Snow-covered Forest

Lands
1 Cephalid Coliseum
1 Ghost Quarter
1 Glacial Chasm
4 Maze Of Ith
4 Mishra's Factory
1 Misty Rainforest
4 Rishadan Port
1 Savannah
3 Tolaria West
3 Tranquil Thicket
3 Tropical Island
1 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Windswept Heath
1 Wooded Foothills

Legendary Lands
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 The Tabernacle At Pendrell Vale

Sideboard:
4 Chalice Of The Void
1 Crucible Of Worlds
1 Engineered Explosives
1 Pithing Needle
1 Tormod's Crypt
1 Trinisphere
1 Zuran Orb
1 Ethersworn Canonist
3 Krosan Grip
1 Bojuka Bog

入っているカードはいたってオーソドックスながら、《罠の橋》、《煙突》をメインに搭載しています。
何が抜けたかというと《蛮族のリング》と《モックス・ダイヤモンド》ですね。
《蛮族のリング》でけっこう勝ち星を挙げた私とってはけっこう難しいですね、《翻弄する魔道師》とか後半のゴブリンとかそこそこいい感じで聞いてくれるカードではあるのですが、《煙突》でカバーするということなのでしょう。《煙突》ロック自体ゆるめだし、後手からの《煙突》は正直いまいちなので過信はしませんが。

最後にScapeshift Landです。

Maindeck:

Artifacts
2 Mox Diamond

Enchantments
4 Burgeoning
4 Exploration

Instants
2 Crop Rotation

Sorceries
4 Intution
4 Life From The Loam
4 Scapeshift

Basic Lands
1 Forest

Lands
1 Bojuka Bog
1 Glacial Chasm
4 Maze Of Ith
4 Mishra's Factory
1 Misty Rainforest
1 Raging Ravine
3 Rishadan Port
3 Stomping Ground
4 Taiga
2 Tranquil Thicket
1 Treetop Village
2 Valakut, The Molten Pinnacle
2 Vesuva
4 Wasteland

Legendary Lands
1 Boseiju, Who Shelters All
1 The Tabernacle At Pendrell Vale

Sideboard:
3 Zuran Orb
3 Leyline Of The Void
2 Ancient Grudge
3 Krosan Grip
1 Flame Jab
1 Bojuka Bog
1 Boseiju, Who Shelters All
1 Karakas

Burgeoning！！《芽ぐみ》！！！まさかこのカードをレガシーで見かけることになるとは思いませんでした。
《踏査》がでるまでは《貪欲の角笛》の唯一の相棒として一部のマニアがこぞって集めたいわく付きのカードです。
私のストロングホールドカード入れにもなぜかこれだけすっぽりありませんでした。トレードで出したんだなあ。

序盤はLandデッキで守り、中盤で《風景の変容》を決めるのがおそらくは勝ちパターンなのでしょうが…。
山と思わしきものが7枚、ヴァラクート2枚、《ヴェズーヴァ》2枚…。山を壊されるとかなり死ねそうな気がします。
ミシュラランドより山もう少し入れろよと思ってしまいますね。

これと《生ける願い》を組み合わせれば夢のデッキが…。

とりあえず消化不良ながら次回へ続く？