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タグ検索で遺構5件見つかりました。

超大型住居

''超大型住居''(ちょうおおがたじゅうきょ)は、東日本の[[縄文時代]]の遺跡にみられる、長さ20mを越すような超大型の建造物。特に明確な基準があるわけではないが、10m前後のものは''大型住居''と呼称する。竪穴式と平地式がある。縄文時代早期に現れ、前期および中期前葉に特に発展し、後期にも散見される。[[東北地方]]を中心に33遺跡で90棟以上が知られている。東北から[[北陸]]まで分布している。 後述するように「住居」という名称は不正確であるが、「[[竪穴住居]]」という用語にひきずられるかたちで…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%c4%b6%c2%e7%... - 2008年12月26日更新

配石

的をもって配置したり、組合せたりした[[遺構]]である。[[ピラミッド]]のような石組みの建造物はふつう含まれない。 *概要 配石の全体の形はさまざまあり、その性格も集落内の土地区画など日常生活に関わる[[標識]]から、[[埋葬]]や[[祭祀]]など[[信仰]]に関わるものまで多岐にわたると考えられる。単独のものは''組石''(くみいし)とも呼ぶ。配石のうち、石を円形に(ドーナツ状)に配置させるものは''環状配石''や''環状列石''と呼ぶ。[[立石]]をともなう場合もある。[[礫]]を[[土坑]]の中…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%c7%db%c0%d0... - 2008年12月22日更新

列石

''列石''(れっせき)とは、[[遺構]]の一種で、表面のなめらかな比較的大きな河原石を並べたり、組んだりして列をつくったもの。 *概要 日本では[[縄文時代]]中期〜晩期の遺跡で多く見られる。全体の形はさまざまあり、その性格も多岐にわたると考えられる。列石のうち、石が輪のかたち(ドーナツ状)に巡るものをとくに'''環状列石'''と呼ぶ。 環状列石をともなう著名な遺跡には、秋田県鹿角市の[[大湯環状列石]]や青森県青森市の[[小牧野遺跡]]、秋田県北秋田市の[[伊勢堂岱遺跡]]がある。いずれも縄文時代…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%ce%f3%c0%d0... - 2008年12月22日更新

立石

''立石''(りっせき)は、[[遺構]]の一種で、大きな河原石を地面に穴を掘って立てたものをいう。 *概要 日本では[[縄文時代]]とくに後期の墓域によくみられる。秋田県鹿角市の[[大湯環状列石]]の「日時計様組石」が有名である。ある種の[[記念物]]・墓標あるいは何かの目印として立てられたものと考えられる。 縄文時代早期のものとしては長野県の[[こぶし畑遺跡]](松本市)、前期のものとしては秋田県の[[根羽子沢遺跡]](横手市)、長野県の[[阿久遺跡]](諏訪市)・[[上原遺跡]](大町市)の例が知…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%ce%a9%c0%d0... - 2008年12月22日更新

フラスコ状土坑

(三角フラスコ)のような形状を呈する[[遺構]]のことである。''フラスコ状ピット''ともいう。日本では、[[縄文時代]]の遺跡に多く見られ、こうした形状は温度を比較的一定に保つ効果があり、堆積土からはクリ・ドングリ・クルミなどが多く出土することから、[[貯蔵穴]]として使用されたものと考えられている。 日本における[[発掘調査]]の事例から推定すると、貯蔵穴としての役割を終えたあと、[[捨て場]]として利用されることが多かったと思われ、生活や祭祀に用いられるさまざまな[[遺物]]が[[堅果]]類の殻な…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%a5%d5%a5%e9%... - 2008年12月23日更新

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