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タグ検索で西洋哲学4件見つかりました。

カール・ヤスパース

''カール・ヤスパース''(''Karl Theodor Jaspers''、1883年-1969年)は、ドイツの精神科医で哲学者。主著は『精神病理学総論』(1913年)、『哲学』(1932年)。[[実存主義]]哲学の代表者のひとりとして活躍し、精神病理学者、哲学者、政治評論家など多彩な活動によって現代社会にコミットしつづけた。 *略歴 ヤスパースは、1883年2月23日、ドイツ北西部のオルデンブルクに富裕な銀行家を父として生まれた。はじめは法律学を学んだが、1901年には医学に転向し、1909年に医学…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%a5%ab%a1%bc%... - 2008年12月25日更新

暗号形態

''暗号形態''(あんごうけいたい)は、[[カール・ヤスパース]]の[[実存哲学]]の概念のひとつであり、[[実存]]の絶対意識において聞きとれる[[超越者]]のことばを意味する語。 *概要 ヤスパースによれば、'''超越者'''(人格的には「[[神]]」と呼ばれる)は、「'''暗号'''」というかたち(暗号形態)においてのみ立ち現れる。すべての事象は、超越者による存在意識への最終的な変革に対応して、超越者の「暗号」となり、世界はいわば「暗号の世界」となる。彼は「暗号」は3種に区分されるとし、歴史的瞬間…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%b0%c5%b9%e6%... - 2008年12月22日更新

限界状況

''限界状況''(げんかいじょうきょう、独:Grenzsituation))とは。[[カール・ヤスパース]]の[[実存哲学]]における用語のひとつで、ヤスパース哲学の起点となった基本概念。現存在としての[[人間]]が、いかなる人間の力や科学の力をもってしても克服できない、逃れることのできない状況、すなわち、これは人間を限界づけている普遍的な状況である。死、苦、争、責、由来、偶然など、われわれの日常的現実を粉砕してしまう状況のことである。 *概要 限界状況とは、具体的には、自分はいずれ死ななければならない…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%b8%c2%b3%a6%... - 2008年12月22日更新

枢軸時代

-270年頃)ら新プラトン学派を生むなど西洋哲学、神学に大きな影響をあたえた[39]。 それに対し、アレクサンドロス大王の家庭教師としても知られる、マケドニア王国出身のアリストテレス(BC384–BC322)はイデア論を批判し、経験を重んじた現実主義に立脚する思想を展開して、自然・人文・社会のあらゆる方面に思索をおよぼして、後世「万学の祖」と称されるようになった。なお、アリストテレスの哲学は、のちのイスラームの学問や中世ヨーロッパのスコラ学に大きな影響をおよぼした。 ***悲劇詩人たち、ト…

https://seesaawiki.jp/w/greenland4/d/%bf%f5%bc%b4%... - 2008年12月24日更新

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