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ストーリー







あらすじ

少女リレ・ブラウは興奮に胸を躍らせていた。
秀でた魔法の才を認められた
少年少女だけが入学できる魔法学校に招かれたのだ。
校長は、かつて魔王をも倒した偉大な魔法使い
ガンメル・ドラスク。そして学び舎である「銀の星体の塔」こそ、
滅ぼされた魔王の居城であった。
塔には未だ解明されぬ謎と危険が満ち、
様々な思惑を秘めた人物が集まっていた。
リレが始めて「グリモア(魔道書)」に触れ、
魔法使いへの道を歩み始めてわずか5日後、
恐るべき災厄が塔を襲い、塔にいた全ての者が命を失った。
ただ1人、訳もわからぬまま時間を遡った彼女を除いて……。

繰り返される五日間にリレは事件の真相に近づけるのか。
悪夢のような五日間を終わらせることが出来るのだろうか。





『グリムグリモア』世界観補足


「魔法使い」

この世界の魔法使いは、「グリモア(魔道書)」に描かれた
魔法円を駆使し、様々な力を使役する。「賢者の石」を造りだした
3人の魔法使い(その内のひとりは石の私物化を企み王国を裏切った)が有名である。
最近でこそ、王国内で魔法使いの地位は高まりつつあるが、
恐れられ疎んじられる存在であることに変わりはない。
いまだに、魔女の弾圧などが色濃く残る地方もある。


「賢者の石」

別名「願い叶いの石」。魔法使いたちの夢であったその結晶は王国に依頼された
「ガンメル」「ルジェ」「カルヴァドス」の3人の魔法使いの手によって完成されたといわれる。
だが、その膨大な力に魅入られた「カルヴァドス」は王国に叛き、
古の悪魔との契約によって石を独占するに至る。野望はからくもガンメルとルジェによって阻まれ、
魔王を討伐した2人はその名を世界に轟かす。しかし肝心の「賢者の石」は以後、行方知れずとなる。
噂では魔王カルヴァドスがどこかに隠し復活を目論んでいるという。
2007年03月28日(水) 18:08:18 Modified by grimgrimoire




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