設計水平震度

  • 標準値は下記により求める。実際は固有周期による低減がある。
  • 地震時水平力は kh x Rd (Rd:死荷重) で算出する。
  • 許容応力度の割増しは1.5とする。(道路橋示方書II3.1(p.123))
  • レベル2地震動により支承部(支承および支承周りの補強材)を設計するときは許容応力度の割増し係数を1.7としても良い。道路橋示方書V15.3(1)支承部の照査(p.250)より

  • 地震時土厚を求める場合は下記を参照しない。(道路橋示方書Vp.83〜,p.89〜参照)
  • 同一の振動単位においては、同一の設計水平震度を用いる。(統一設計水平震度)


レベル1地震動

    • (道路橋示方書V 6.3.3(p.83〜))
    • kh=kh0・cz
      • cz:地域別補正係数(0.7〜1(道路橋示方書V4.4(p.19))。合理性を追求し、地震が起こりやすい地域と地震がおこりにくい地域で安全率を変えている。
      • kh0:設計水平震度の標準値(下表)

地盤種別I種II種III種
kh00.200.250.30


レベル2地震動


    • kh=khc0・cz・/√(2μa-1)
      • μa:許容塑性率(えいやー?で計算する場合は3とすることが多い)
      • kh0:設計水平震度の標準値(下表)

地盤種別I種II種III種
khc0(タイプI)0.700.851.00
khc0(タイプII)2.001.751.50
2005年12月07日(水) 23:12:22 Modified by h37




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