☆サークルの頒布誌

• 「飯綱使い」

「飯綱使い」

（概要）

装丁： A5/ 88p　
発行：焔氷水
発行日：2006年11月30日

（紹介文）

あらすじ



『五行の飯綱』（ごぎょうのいづな）。



其は葛葉（くずは）に伝わる、五匹の化生。

其の姿、狐のようして、狐にあらず。

身の丈超える二本の尾、一つ尾が裂けるがごとく様ゆえに、『尾裂き狐』（おさきぎつね）の異名を与う。

筒に住み、人の生気を糧とする。時に、人に宿りて、生気を喰らう。

宿主、生気多く喰わるるほどに、血を欲し、やがて、人外の者とならん。

しかし、同時に『五行の飯綱』、人に退魔の力を授く。



ゆえに『飯綱使い』、飯綱の荒ぶる御魂を抑え、人に宿して魔を討たん――――





「な、なにこれーーーー！？」

今年の春、高校生になったばかりの女の子、神堂弥生（しんどうやよい）。

ある朝目覚めると、弥生の頭には狐耳が生えていた。

それは異変の始まり。

弥生は次第に、自分が超常的な能力を持ってしまったということに気づいていく。

翻弄され、不安を募らせる弥生。

それが、『飯綱使い』の『不手際』だということを知る由もなく――――



笑いあり、涙あり、バトルありの正統派伝奇小説！



天然ほんわか少女『弥生』を中心に、恐ろしくも愛くるしい『飯綱』が描き出されていきます。

そして、見物は『飯綱使い』の超常バトル！

圧倒的な『飯綱』の能力で、迫り来る化生をへち倒すっ



五匹の狐が一つになりし時、そこに無の闇（ひかり）が生まれる……！

（レビュー）

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