ヒーラーズ・キープ (下) たましいの砦
著者 | ヴィクトリア ハンリー, Victoria Hanley, 金原 瑞人, 石田 文子 | |
出版社 | あかね書房 (2004/05) | |
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内容紹介 | 還りゆくところ――それはすべての魂のなかにある。歌ういやしの力を持つ奴隷ミーヴ、戦ういやしの力を持つ王女サラ。ふたりの少女はそれぞれ、旅の途中で信頼できる青年達に出会う。4人はそれぞれの持つ力を出し、知恵を使い、力を合わせて、影の世界に立ち向かってゆく。そしてついに影の世界の王、シャドウ・キングとの対決――。いやし人たちは、壊れゆく世界の調和とヒーラーズ・キープを守ることができるのか!? 怒りを最も善きものとし、強欲をなによりもいつくしみ、真実の痛みを忌み嫌い、真実を恐れるゆえに打ち砕く。そのとき影の王はほほえみ、間近にやってくる。歌ういやしの力を持つ奴隷ミーヴ、戦ういやしの力を持つ王女サラ。運命によって引き寄せられたふたりは影の王と対決する…!壊れゆく世界の調和を取り戻すことはできるのか!?還りゆくところ、それはすべての魂のなかにある。ついに完結!待望の下巻、いよいよ登場。 「影の世界」の王は銀の境界線を越え、「影ある世界」を侵略し、世界をすべて自分たちのものにしようと企んでいた。「歌ういやし」の力を持つ奴隷ミーヴと、「戦ういやし」の力を持つ王女サラは、影の世界に立ち向かってゆく! ファンタジーという世界の舞台を借りながらも、この本のストーリーは現代社会にも通じるものがあります。まだ自分の力に目覚めていない主人公たち、窮地に立たされたときにこそ勇気や希望、そして知恵をもって道を切り開こうとする精神、まるで映画を見ているかのような場面展開の面白さは10代のみならず、幅広い層の人々の共感を得るものとなるでしょう。 (Amazonより) | |
感想 |
2006年06月23日(金) 22:53:25 Modified by hinoki_21