散歩でぶらりと立ち寄った金沢駅を紹介します。

北陸新幹線開業

新幹線の見える丘公園にて撮影

平成27年3月14日。金沢駅

開業日の「つるぎ」グランクラスは使用されていませんが、記念撮影で人気です。

グリーン車の座席は意外にも柔らかく、座面にそれほど広さを感じないのはホールド感があるからでしょう。

普通車の座席も座り心地がよく、全席にPC用のコンセント付きです。

広いトイレも皆さん写真を撮られていました。

グランクラスマーク前は記念撮影スポット。

2名のアテンダントが配置され、乗車時は入口ドアで出迎えがあり、下車時は出口ドアで見送りされました。

グランクラス車両に採用されている、フルアクティブサスペンションの乗り心地は、揺れをほとんど感じない。
あえてモーターを付けていない車両のため、モーター音はなく静か。

1人掛けシートには十分すぎる収納スペース。

持ち帰り可能なスリッパ。
軽食、パウンドケーキ、亀田のあられ7種盛り、中身も贅沢なあられでした。

夏メニューの和軽食はホタルイカ等が入り、富山がテーマのようです。大友楼の駅弁とは違う内容で美味しい。

八尾と加賀がテーマのパウンドケーキ。新潟十日町製。

甘めの加賀梅酒スパークリング。コンビニでの価格は400円以上します。

黒ウーロン茶

青森JAのリンゴジュース「希望の雫」。
「ジョナゴールド」、「ふじ」、「王林」を無添加、無酸素で瓶詰めしてあり、酸味少なく甘め。
JAL国際線ビジネスクラスでも採用されている、プレミアムジュース。

グランクラスの車両にトイレは付いていないので、隣のグリーン車側を使用します。
隣のグリーン車両に移動したら、揺れを感じました。
加速するモーター音や、大きな揺れを感じて、初めて自分が高速で移動していることに気付いたほどグランクラスは静かでした。


翌日の「はくたか」。金沢駅にて

東京行き

富山から新高岡駅に進入する「はくたか」

さよならトワイライトエクスプレス

平成27年3月12日で姿を消した寝台特急

大阪発札幌行き、金沢駅にて。


カニ24形
巨大なディーゼルエンジンと発電機を2組備える電源車。
この電源車によって、温水シャワーや厨房機器等、すべての室内の電源が賄われているそうです。
また型式カニの「二」は荷物車ですから、この電源車に上り用(大阪行き)のシーツ等のリネンや厨房機材を乗せて札幌に向かい、札幌での折り返し時に使用したリネンを乗せ換えるようです。

3号車は食堂車の「ダイナープレヤデス」
飛行機にはないような厨房を見ていると、本当に走るホテルのように思えます。

4号車は展望サロンカー「サロンデュノール」
自動販売機には、おつまみやお菓子の他、シャワーセットもありました。

1号車はロイヤルルームと展望スイートルームがあります。

札幌へ行ってらっしゃい。

北越急行はくたかラストラン

平成27年3月14日の北陸新幹線「はくたか」の営業とともに、越後湯沢で上越新幹線とリレーする特急「はくたか」が廃止となりました。
北越急行の車両、赤いラインのスノーラビットエクスプレス。

このはくたかは、北越急行とJR西日本の両方の車両が連結されたタイプなので、先頭車両と後尾車両で顔の色が違います。

金沢総合車両所に帰る「はくたか」681系。
車両の顔の色はグレーですが胴体のラインは赤色という組み合わせ。
もう1枚は、JR西日本の681系同士が連結されたタイプです。

サンダーバードの連結見納め

521系。「IRいしかわ鉄道」(金沢〜倶利伽羅)管轄となります。

大阪行きのサンダーバードが富山方面からやってきました。
この車両の左に控えているサンダーバードが、連結のために入線を待っています。

連結が完了しました。
連結を担当したオレンジのジャケットを着た社員が、出発を見おくられていました。
富山発と金沢発を連結させる、この光景も見納めですね。

クロ683系。しらさぎ

雷鳥ラストラン

平成23年3月のダイヤ改正で特急「雷鳥」は姿を消しました。
これは金沢駅に展示されていた写真展です。

1年前のダイヤ改正による急行「能登」の廃止により、ボンネットタイプの481系が消えて久しいが、今度の雷鳥の廃止により、国鉄カラーであるベージュ(肌色)のツートンカラ―が、北陸線では(臨時列車以外は)見られなくなるようです。


金沢駅始発以外に、新潟から運行されていたものもあります。
また「スーパー雷鳥」は、当時とすれば停車駅は極端に少なく、平均時速130キロは新快速を越えて在来線最速と謳われ、サロンカーが連結されていました。


「雷鳥」の車名は、立山の高山地帯に生息する、富山県の県鳥でもある特別天然記念物の「ライチョウ」に由来します。

485系スーパー雷鳥と、雷鳥のすれ違いの瞬間です。

国鉄色からカラーリングを塗り変えたスーパー雷鳥と、ボンネットタイプの雷鳥です。

これで従来の雷鳥はサンダーバードに全て変わります。

画像は新型車両。
「サンダーバード」Thunder birdは、アメリカ先住民族の神話に登場する雷光を起こす巨大なワシに似た空想上の鳥であり、これに由来して命名されたもの(ウィキペディアより)であり、立山の雷鳥とは別物ですね。

駅ホテルの夜景〜その2


金沢には夜景がきれいな場所はあまりないのですが、ホテル金沢の「バー・ラズベリー」は、夜景だけで客を呼べる数少ない場所です。
ただし、ホテルは出来て間もないため、料理・酒・接客は、今後に期待したいレベルですが、ピアノ演奏も健在であり、以前にこの場所にあったホリディイン金沢のラズベリーを彷彿させ、当時を知っている方には懐かしい。

さよなら寝台特急「北陸」、急行「能登」

平成22年3月13日を最後に引退するブルートレイン、寝台特急「北陸」号と、最後のボンネット型電車、急行「能登」号です。

この姿も最後とあって両ホームにはマニアが熱心に撮影をしていました。
ざっと数えて50人以上いました。

北陸号は満席のようでしたが、能登号はほとんど乗客がいなくてガラガラでした。

能登号は、高速バスと比較すれば、金額で敵わないのでしょうね。

残念ですが、私も北陸には30年乗っていないので、惜しいと言える立場ではありません。
それでも「北陸」号は何度も乗りました。

まだ、東北・上越新幹線のない時代、仙台まで行くのに、大宮での乗り継ぎに便利でした。
東京ディズニーランドへ行くにも、京葉線やお台場を抜ける高速道路のない時代でしたから、飛行機よりも早い時間に着く、このブルートレインは、開園時間丁度に間に合うため重宝しました。

30年ぶりにこの車両を見ましたが、B個室ソロが登場して本当に快適になったと思います。
A寝台も利用しましたが、B寝台の上段は当時のままで、あの頃を思いだしました。
B寝台では弁当を食べながら、寝る為にも酒を少し飲むのですが、窮屈なのと、周りが気になるため、熟睡出来たことはありません。

寝られないまま一夜を車内で過すというのは、耳が研ぎ澄まされるので、駅に止まる音と線路を走る音をずっと聴きながら、いまどの辺だろうかと考え続けて朝になるという感覚がありました。

寝られなくても、それでも「北陸」に乗ったのは、昔は寝台特急に乗ること自体が、高額だったので、たとえB寝台であっても、特急「白山」のグリーン車に乗るよりも高価で、快適でした。

急行「能登」も、かつては電気機関車が引っ張る、客車式寝台車でした。
確か客車の色は赤茶色だったかな。
3段ベッドで、寝台の幅は「北陸」よりもさらに狭くて、寝返りも打てないくらいに狭隘でした。

当時の急行「能登」は、3段ベッドもグリーン車にも乗ったことがあります。

人々の思い出を乗せて、このブルートレインとボンネット電車は静かに幕を引こうとしています。

サンダーバード新車両登場


平成21年10月1日からサンダーバードに新車両が登場しました。
左は、出発を待つ従来のサンダーバードで、右のホームに入線してきた「ぬり壁型」のサンダーバードが新車両です。
後から入線してきたサンダーバードが先に出発するのです。
出発直前のサンダーバードが2台並ぶのは、10月のダイヤ改正前には見られなかった光景です。

シートの柄が変わりました。
ヘッドレストが柔らかくなりましたが、私は以前の硬めの方が好きです。

新車両のシートにはパソコン用の電源が付きました。
これまでは、1号車前方に出入り口がなくて不便でしたが、新車両では前方に出入り口が付きました。

駅ホテルの夜景

APAホテルのアルカンシェール。
夜景は絶景で、前後が見通せ、眼下に音楽堂が!
開業当時は、ピアノ演奏を聴きながら、ワゴンに乗ったチーズをソムリエに選んでもらい、切ってもらうのが贅沢でした。



若いころ、ホテル日航金沢の夜間飛行から見た東山の夜景は、暗くて華がないなと思っていました。




しかし今は、この暗さが金沢の良さだと思えるようになりました。
ナショナルジオグラフィック紙に、都会の「光害」が動物の生態系を脅かす記事が載っていました。
 渡り鳥が都市の光によって、渡りの時期を失ってしまう。
 海岸で生まれたばかりのウミガメが浜辺の明かりを海だと錯覚し、方向を見失う。

そのうち、無音や暗闇を得ることが、一番高価な買い物になる時代が来るのかもしれない。

と、以前にブログで書きましたが、続きがありますので、以下、書き足してみました。

星新一さんの短編を要約すると、「未来の街は広告であふれていて、音楽や映像は、24時間無料のタイアップ広告を流しっぱなし。
人々は、広告の喧騒の中で生活していた。
街で配られていた無料レコード(今ならCD、DVD)を得した気分で持ち帰り、かけてみると、広告がしょっちゅう入っていて、騒がしい。
無料配信のTV番組は、スイッチを消すことすら叶わない。
そこで主人公が一番高額なレコード(CD)を買ってきて、部屋でかけたところ・・・
それは、無音のCDであった・・・
未来の世界で、最も高価なものは無音の静けさであった。」とかいう内容だったかな。
何せ40年近く前に読んだ本だったから。
でも、今のネットの無料動画など、しょっちゅう広告が入っているし、このブログだって無料で開設できるのは広告が入っているから。
40年前のことが現実になりました(;一_一)


   
ブログとは無関係だけど、もう拝めないクリスマスツリー。
宿泊客全員の我慢や協力の上に成り立っていると考えると、これほど贅沢なクリスマスツリーはない。

駅の集合場所といえば

この土地で「えき」といえば、金沢駅のことをさします。

金沢駅西口は「えきにし」ですが、
金沢駅東口は「えきまえ」といいます。

西金沢駅は「にしかね」というけれど、
東金沢駅は「ひがしかね」とは言わない。
「ひがしかなざわ」といいますね。

最近知ったのですが、若い人は金沢駅を「かなえき」というのだそうです。
初めて聞いた時は、日本海の近くの町、金石(かないわ)駅のことだと思った。
金石に駅あった?と突っ込みが入りそうですが。

最近の金沢駅の待ち合わせ場所は、駅前にある、あの大きなやかんの像なのだそうです。
知りませんでした。
そこで待ち合わせる場合は、「かなえきやかんの前集合」というのだそうですよ。

私の世代は、言葉の意味を知らないので行けないかな・・・

郵太郎の像

旧金沢駅舎で、待ち合わせ場所として活躍してきた、加賀人形の「郵太郎」
昔は携帯などないから、待ち合わせには、落ち合う地点をあらかじめ示し合わせておく必要がありました。

郵太郎は、誰でも知っている待ち合わせポイントで、渋谷駅前のハチ公像みたいなもの。
そういえば、映画ヤッターマンで渋谷が破壊されるシーンがありますが、なぜか、ハチ公は、みなしごハッチの「ハッチ公」の像になっていました。
映画製作者の竜の子プロ好きはすごい。

郵太郎の本当の役目は郵便ポストです。
現在の金沢駅でも引退を惜しむ声に応えて、駅の隅にひっそり置かれていますが、ちゃんとポストとしての役目を果たしています。

こどもの頃、ユータローの名前の由来が郵便局の「郵」だとは知りませんでした。モーレツ アータローの類だと思い、ヨタローとかユージローとか別の名前で呼んでみたり、言葉遊びをしたかなあ。

画像上左が郵太郎。凛々しいお顔でしょう。
どこか加賀の能面を思わせて懐かしい感じがします。
それに比べて上右の加賀人形。金沢百番街の入り口あるのですが、漫画みたいな2等身・・・
 (ーー゛)
愛嬌があって、これも可愛いいかな (=^・・^=)

マチウドの像

駅構内の待ち合わせ場所?マチウドの像

マッチョな像マチウドは、以前は金沢百番街の喫茶店アンテノールの池の中に鎮座していて、みんなの注目を集めていました。
しかし、百番街の店の改装に伴って、池は埋められ、マチウドは外に出され、今は駅の隅にひっそりと置かれています。

待ち合わせ場所となるべく、マチウドと名付けられたものの、ここで待ち合わせをしたという人に、いまだ出会っていません。
昔の金沢駅の待ち合わせ場所として有名だった、加賀人形の郵太郎は、その役目を終えた後でも、その引退を惜しむ声から、駅中に鎮座しています。
明日は郵太郎の画像をアップする予定です。

マチウドは、現役から窓際へと・・・・男の末路を象徴しているのだろうか。

ついに登場、西日本パス

JR西日本、四国、九州が乗り放題になる、西日本パス。
4月8日から発売

2日間用12,000円
3日間用16,000円

ひゅー ひゅー (=^・・^=)
やんや やんや



利用期間は5月8日〜6月29日
その間の2日間、又は3日間
新幹線は新大阪から博多まで利用可。
指定席は2日間用だと4回まで、
3日間用だと6回まで指定できます。

てっちゃんの福音です。
いやぁ〜やってくれました。



ETCカードは持っているのに、機械を取り付けできない欲求不満をこれで解消しようっと。

このパスはグリーン用もあって、たったの16,000円!
金沢からサンダーバードと新幹線のグリーン車を利用して博多まで行き、長崎まで旅行するだけで往復グリーン運賃は50,000円はかかるから、かなりお得です。
そういえば、以前、JR西日本が元旦1日のみ乗り放題になる、1万円の初詣切符を販売したので、博多まで日帰りしたことがあります。
博多では、キャナルシティというショッピングセンターにある、博多ラーメンスタジアムなどを覗いてきました。
帰りは新神戸や大阪へ寄り道して、梅田お初天神に初詣した覚えがあります。
朝3時に出発し、金沢へ帰ったのは23時でした。

画像はその元旦の様子です。

ん・・なになに、今回の西日本パスは・・発売はお二人様からとなります。だって
ガーン (ーー゛)

一人旅にはきついシャレじゃんか (゜o゜) 

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フリートーク集

■お金を失うことは小さく失うことだ。
 名誉を失うことは大きく失うことだ。
 しかし、勇気を失うことは全てを失うことだ。
    ウインストン・チャーチル
■人生は短いのよ。
 文句を言っている暇などないの。
 目の前にある幸せを、精一杯味わうことよ。
    ターシャ・テューダー
■母は常にいませども
 人の音せぬ暁に
 仄かに夢に見えたもう
    井村先生
■人生、経験したもの勝ちだな。
    沖縄で遊んできた知人の一言
■餃子は幸せを包む、おめでたい料理です。
    青木悦子校長の一言

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