◆第四十六話「幼年期の終わり」

「はい
 あなたもあの人の「まさか」を恐れてるんじゃありません?
 だから最初に人質にして 自由を奪ったんでしょう?
 鳴海さんを自由にしておくと良くも悪くも何をするかわからない あなたの苦心の末の決断さえ台無しにしかねません
 せっかくの苦労が水の泡になるのは嫌ですからね――」
「(…さすがに めまいがしてきましたね…)
 (思ったよりもたないかもしれません……)」
「(…動きましたね 鳴海さん……!)」
2006年06月15日(木) 00:48:42 Modified by hiyono_serifu




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