:スタジオコード6

書いた人:35HR

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 衣擦れの音とともに、まだ大人には程遠い年齢の少女が、
その妖精のような裸身をさらしていく。
 つつましやかな胸の膨らみ、余分な脂肪の一切無いお腹のライン、
そして年齢不相応に艶めかしいカーブを描くヒップ。
 それを見つめる男性スタッフ達の呼吸は荒くなり、
スタジオ内には異様な熱気がたちこめていく。

「!!」
 ありとあらゆる角度から、全身に食い込む男達の視線。
質量すらもって感じられる、それらが、特に自分の身体の胸とお尻、
そして脚の間の部分に集中していることに、エルシーは恥ずかしさで声もでない。
けれど、撮影はまだ始まってすらいないのだ。

 彼女は、真っ赤になったまま、全裸でスタジオの中央に歩みをすすめると、
用意されていた、巨大セット“触手分娩台”の中央へと腰をおろす。
(ああっ、こんなのって!)
 その少しキツめの性格を感じさせる、大きな瞳を涙でうるませながら、
一思いに大きく股をひらくと、両脇に置かれていた脚置き台に太ももをのせ、
粘液をひく肉の絨毯に身を沈めた。


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