オナドールエ○シー07

書いた人:key70

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あたしは、いつの間にか下着さえ奪われ、
極薄のレオタードたった一枚で身体測定を受けるなんていう、
信じられない境遇に陥ってしまっていた。
このレオタードの凶悪な生地の薄さは、
同じ衣装を着けて見せ付けるようにあたしと並べられたドールを見れば、
誰の目にも一目瞭然だった。

いつの間にか熱気が立ち込めるほど集まったギャラリー。
何十個もの血走った目に取り囲まれてしまっては、
何とか片腕と指先で両胸の先端を押さえつけ、
もう片手は・・・こ・・・股間にぴったりと添える・・・
この恥ずかしい姿勢以外、取りようがない。

両手の位置を今の状態からわずかでもそらしちゃダメ・・・でも、2本しかないこの腕で
女の子の尊厳を死守するためには、あたしの身体の中でも
一番気にしているその部分は全く隠すことができず…

「しかし間近で見ると・・・すっげえ尻だ。栄養が全部尻に行ってるんじゃないか?」
「マライズでも大概だったが実物は別モンだな。むちむちぷりぷりくねらせやがって・・・」

レオタードの薄布が辛うじて包み込んでいるのは年齢不相応に育った左右の半球のうち、
上半分にも満たない。
窮屈げにはみ出した肉球の大部分は直接男共の視線に晒されてしまう。
卑猥な品評を囁く声の主のほうを振り返って火のような視線で睨み付けても・・・

「おぉ!今度はこっちケツ向けたぞ。すげえ弾みだ!!」
「ありゃやっぱりケツ自慢なんだな。こっちまっすぐ向けてフリフリして見せろよ?」

わかっていたけど・・・別の集団に恥ずかしいお尻の動きを披露するだけの結果に終わる。

(くっ・・・あんたたちの顔は全員覚えとくから!)

「エルシーさん、落ち着いていただかないと困りますな。
 類似品との差異を証明するってのは、あなたが言い出したことですよ。
 我慢していただくしか仕方ありませんな。」

妙に穏やかな声でそう諭されてしまうと、あたしは完全に退路を絶たれた。

「ど・・・どこでも・・・は・・・計ればいいでしょ・・・・・・早く済ませて!」


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