亡国の王女2-2-2

書いた人:35HR
原案:KEY

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夜着姿の彼女が咄嗟に掴んだのは、
枕元にあった、2振りの剣のうち、
常日頃から愛用している1振りだった。

その剣は、少し特殊な形状をした柄が変わっていたけど、
一番使いやすく手に馴染んでいた。

しかし、彼女は失念していた。
その剣もまた、かつて誕生祝いに目の前の叔父から
彼女に贈られたものであったことを。


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