書いた人:35HR
原案:KEY
前に戻る<亡国の王女2-2-2
「ふふふ、その剣、お前の手には、さぞ扱いやすいものだろうな」
いやらしい笑いとともに、意味を計りかねる言葉を語る叔父。
「なにを、いいたいの?」
叔父は、彼女の疑問を無視して、唐突に語り始める。
「ネビラスという化け物を知っているか?」
もちろん、彼女もその名前を知っていた。
人外の領域に棲む、おそましい触手の化け物。
キノコに似たシルエットをした異形の生命体で、
凶悪な魔獣の1種として知られていた。
続きを読む>亡国の王女2-2-4
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「ふふふ、その剣、お前の手には、さぞ扱いやすいものだろうな」
いやらしい笑いとともに、意味を計りかねる言葉を語る叔父。
「なにを、いいたいの?」
叔父は、彼女の疑問を無視して、唐突に語り始める。
「ネビラスという化け物を知っているか?」
もちろん、彼女もその名前を知っていた。
人外の領域に棲む、おそましい触手の化け物。
キノコに似たシルエットをした異形の生命体で、
凶悪な魔獣の1種として知られていた。
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