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ワイド撮影

大物生物や地形など、ワイドで撮影する場合のヒントについて。
※「生物」書いているのはマンタやサメ系などの大きな魚類だけでなくイルカやクジラなどの哺乳類も想定しているためです。


フラッシュはつけない


プランクトンなどが反射して白くなることが多い。ペイントツールで修正できるとはいえ、初めからなるべく移し込まない事は大切。
さらに大切なこととして、生物を驚かさないということが挙げられる。フラッシュに驚いて逃げてしまう生物もいる。



連写する


大物生物は動きが早い事が往々にしてある。そんなときは連写モード!



絞りに注意


絞りを開いておくと、被写体深度が浅くなってしまうためせっかくの大物もフォーカスが合わなくなってしまいかねない。なので基本的にはなるべく絞っておく方がいいようである。また、被写体を下からあおった場合もやはり絞っておかないと真っ白になってしまう。
逆に上から覗き込む構図の場合は太陽を背にすることが多くなるため、その場合はちょっと明るめにした方がいいのかもしれない。
この辺はもしかしたら露出で調整するのかもしれないけれど、僕自身露出を調整するまでの域に達していないので良くわからない。今後検討。



ワイドコンバージョン(ワイコン)レンズをつける


ワイドの写真はやっぱり迫力が大切。迫力を出すためにはそれなりの画角が重要になってくる。ノーマルのカメラではあまりない画角も、ワイコンをつけることで画角が広くなり、よりワイドな写真を撮ることが可能になる。ただし!ワイコンをつけると被写体までの距離が実際よりも遠くに感じられるため、大きく写すためには被写体に近づく必要がある。



シーンプログラムを活用する


オリンパスの新しいデジカメには水中ワイドモードがあるらしい。僕のカメラにはないから良くわからない。



ホワイトバランスを調整する


プランクトンが多い海では、撮った画像が緑がかってしまうこともある。そういう場合はホワイトバランスを調整してみよう。蛍光灯モードで撮影すると、あらびっくり!緑色の水が綺麗なブルーになる。
また、曇天モードにして赤みを出すという方法も非常に有効である。
どちらにせよ、あまり激しくやりすぎると逆効果だけど、ホワイトバランスで調整するという手も覚えておこう。



被写体に近づく


遠くからとっても何がなんだかわからないことは結構多い。そんな場合は被写体に頑張って近づいてみよう。全体は写せなくても顔だけとかのアップでもいい写真を撮ることはできる(全体を狙うよりも部分を狙ったほうがいい写真になる可能性が高かったりする)。



おありの構図


被写体を下から見上げる構図。これが結構効く。マネといえばマネだけど「お!」と思う写真に近づくことができる。太陽を背にすれば完全なシルエットになる。それはそれで幻想的な写真になる。
また、あおりの場合に魚をきちんと撮ろうとすると、強力なライト(2灯など)が必要になる。



オススメ設定


項目設定値備考
絞り可能な限り絞る出来るだけ絞っておくと、被写界深度が深くなるので対象物にピントが合いやすい
露出補正-0.7〜-1.0露出を低くすることで背景の青が際立つ
ホワイトバランス晴天これはオートでもいいかもしれない。天気が悪くてフラッシュをたかないのであれば蛍光灯もありかも
深場では曇天モードが良いかも
AFiESP被写体に確実にフォーカスが合うように
ストロボ強制発光状況に応じて。あおりの構図の場合手前の対象物に光を当てるのであれば必須。
2007年02月01日(木) 13:08:58 Modified by inkctmak




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