以前にFront Pageにあった「告知」の保管庫です。


以前の告知
◎「中島義道・永井均・入不二基義の各人 × 香山リカ」の対談集
香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習 最後に支えてくれるものへ』(ぷねうま舎)は、
3月24日発売予定のようです。

各章は、以下の通り。

第一章 レスリングは哲学に似ているか 入不二基義×香山リカ
第二章 この時代の深層マップ 永井均×香山リカ
第三章 哲学で、世界を壊す 中島義道×香山リカ

各章の小見出しは、以下の通り。

第一章 レスリングは哲学に似ているか 入不二基義×香山リカ
なんでまた、レスリング /ジャンプの快楽/おみそだから見えること/肉体の対話/場のかたり/想定外の技/飛ぶ意志と誘惑のあいだ/気づきと没頭/モニタリングと解離/木嶋佳恵の研究─ネットの魔術/自由の感じ─レスリングと武道 /勝つことと正義/いまどきの、普遍ということ /終焉に別の光を/死の訓練─密教の哲学と顕教の哲学/死の意味を洗い直す/生きてることが一番、身体に悪い─病気と健康の価値転倒


第二章  この時代の深層マップ 永井均×香山リカ
普遍の成り立ちをめぐって /言語を持つということ /瞑想の奥義 /普遍的な諸価値の根を....../ポストモダンの破壊力/な〜んちゃって相対主義/自分の問題を普遍化し、共有すること/連帯と自立 /吉本隆明─世の中は猯派〞なものの悪いところにしがみつく/猯派〞なものの時代ではない/権威とともに流されたもの/壊してはいけないもの/打つ手は? 新しい倫理は?/世界的人材不足/権威と権力がねじれて/欺瞞の無限遡行/良識という前提の弱さを見誤った/マインドフルネスは、なぜはやるのか/瞑想の効果と難点

第三章 哲学で、世界を壊す 中島義道×香山リカ
哲学と仏教的なるもの/キリスト教的なるもの/ロゴス中心主義者/普通のことにひそむ、恐るべき現実/脱・脱構築/古典的な価値/洪水よ来たれ/明日、死ぬとすれば/世界を壊すために/哲学塾という舞台/ルサンチマンは意味がない/哲学は役に立たない/ビッグイシューへの嫌悪/世界が消える/常識のコアは非常識/非常識の極は常識/離人症の「ない」/「物自体」の真意/死が怖いとリアルが怖い/権力からの自由/良識からの自由/平等でフラットな文化と差別の情念/真剣勝負/不安定で未決定な世界/もし、言葉を失ったら/死の意味を抜く/神秘と言語/体と意識がズレる/言葉は何かを見えなくする

アマゾンのページ
『香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習  最後に支えてくれるものへ』
(香山リカ/永井均/中島義道/入不二基義)
頁数: 240 ページ 
出版社: ぷねうま舎 
発売: 2017-03-24 
価格: 2,160 円
【2017年2月20日記・2月24日追記】

◎ 先日行われた日経BP社によるインタビューが、本日公開されました。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/0805...
「運動経験ゼロでも51歳でアマレスを始めたワケ 入不二基義・青山学院大学教授インタビュー」by 上木 貴博(日経BP記者)

です。

【2016年8月19日記】




◎ 「真夜中のハーリー&レイス Podcast」が公開されています。
配信期間は2ヶ月ほどだそうなので、お早めに。

・ 「真夜中のハーリー&レイス」(清野茂樹さん)1/10 vs入不二基義(青山学院大学レスリング部部長)哲学とプロレス!今回のチャレンジャーは、青山学院大学レスリング部部長の入不二基義さん。
・ 運動経験がほとんどないまま、51歳でレスリングを始めたという入不二さん。マスターズレスリングの世界、哲学の視点で見えてくるプロレスについて語ります。配信期間は2か月ほどですのでお早めにお聴きください。

(固定リンク)http://blog.jorf.co.jp/bijuuradio/2017/01/110vs-f7...
(mp3) http://media.jorf.co.jp/harley/harleyrace0110_002....

・ 「真夜中のハーリー&レイス」(清野茂樹さん)1/10 延長戦! 延長戦!青山学院大学レスリング部部長、入不二基義さん との延長戦。
・ 哲学とプロレスのトークはさらに白熱!入不二さんが大学院生の時に書いたプロレスを哲学的に考察した論文、猪木の呪縛について語ります。プロレスを哲学する延長戦は必聴!
配信期間は2か月ほどですのでお早めにお聴きください。

(固定リンク)http://blog.jorf.co.jp/bijuuradio/2017/01/110-595c...
(mp3) http://media.jorf.co.jp/harley/harleyrace0110_003....



【2017年1月13日記】

◎ ラジオ番組「真夜中のハリー&レイス」(パーソナリティは清野茂樹さん)に出演します。
・ ラジオ日本(1422kHz)のプロレス・格闘技番組で、2017年1月10日(火)夜中の26時から放送です。
・ 青山学院大学レスリング部部長としての出演ですが、「延長戦」では(?)久しぶりにプロレストークもします。
・ 番組HPによりますと、「「あまりに夜遅すぎて聴けないよ!という方には放送3日後からポッドキャストをご用意しています(ただし、音楽は権利の関係上カット)」とのこと。
・ そのポッドキャストのページ(→http://blog.jorf.co.jp/bijuuradio/)では、「延長戦」も聴けるようです。
【2017年1月4日記】


第4回 「現代哲学ラボ」開催予定
〈私〉と〈今〉を哲学する――無内包の現実性とは?


2016年3月に『存在と時間 ――哲学探究1』(文藝春秋)を刊行された永井均氏に〈私〉と〈今〉の哲学についてお話をいただき、永井×入不二×森岡三氏によるトークを行ないます。事前登録不要ですので、ぜひご参加下さい。

日時:2016年9月23日(金) 18:45 – 21:00(延長の可能性あり)
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館382(AV教室2)
〒162-8644 新宿区戸山1-24-1
参加費:無料
事前登録は不要です。参加を希望される方は直接会場にお越し下さい。
問い合わせ先:info@philosophy-zoo.com
当日のフライヤー(http://philosophy-zoo.com/…/uploads/2016/08/flyer-no.5-3.pdf)



ゲスト
永井 均(ながい・ひとし)
1951年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。専門は哲学・倫理学。千葉大学教授などを経て、日本大学文理学部哲学科教授。『〈子ども〉のための哲学』等、著書多数。2014年9月に日本経済新聞出版社 より『哲おじさんと学くん』を上梓。

コメンテーター
入不二基義(いりふじ・もとよし)
1958年生まれ。東京大学文学部哲学科卒。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。山口大学助教授を経て、現在、青山学院大学教育人間科学部心理学科教授(専攻は哲学)。主に「私」論・相対主義論・時間論・運命論等を題材に哲学している。趣味はレスリング。

森岡 正博(もりおか・まさひろ)
1958年高知県生まれ。1983年東京大学文学部卒。現在、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう。著書に『まんが哲学入門』2013年・講談社、『無痛文明論』2003年・トランスビュー、『宗教なき時代を生きるために』1996年・法蔵館など多数。

司会
田中さをり
高校生からの哲学雑誌『哲楽』編集人。都内の大学で広報職員を務めながら、哲学者へのインタビューを続けている。

現代哲学ラボとは?
哲楽編集部は、「現代哲学ラボ」という新しい哲学対話の場所を作るサポートをすることになりました。「現代哲学ラボ」とは、現代哲学の領域で哲学的な思索を発信している人たちが集い、次世代に哲学を伝える場を作り出す活動で、不定期に講演会やトークイベントを開催します。現代哲学の先端の話題を、そのレベルを落とすことなく、専門家以外の人々へと開いて交流していくことを目指します。哲学初心者の方や、大学生、中高生の方の参加も歓迎します。開催形式は、大学の教室を利用する教室形式と、カフェやスタジオを借りるカフェ形式のいずれかで行ない、参加費は無料の場合と有料の場合があります。

運営者
森岡正博 (早稲田大学:現代哲学ラボ世話人)
田中さをり (雑誌『哲楽』編集人:現代哲学ラボ世話人)
永井均 (日本大学:現代哲学ラボ賛同人)
入不二基義 (青山学院大学:現代哲学ラボ賛同人)

■ 過去の開催情報
現代哲学ラボ×哲楽 公開インタビューのお知らせ
第1回現代哲学ラボ「運命論を哲学する――あるようにあり、なるようになるとは?」
第2回現代哲学ラボ音源公開!永井均の哲学の賑やかさと密やかさ
第3回 現代哲学ラボ:「生まれる」ことをめぐる哲学
【2016年8月5日掲載】

◎ 日本記号学会「Bet or Die 賭博の記号論」
5月21日(日)セッション1賭けることのロジック「偶然と必然と様相の潰れ」パネリスト:入不二基義(青山学院大学)、問題提起:檜垣立哉(大阪大学)

【2016年4月17日記】

入不二基義の発表「偶然と必然と様相の潰れ」の概要は、添付画像のとおり。

【2016年5月1日記】

◎ 月刊『本』(講談社PR誌)(BOOK倶楽部のページ)で2年ほど連載をした
「あるようにあり、なるようになる ―運命論とその周辺」は、修正加筆をして註なども加えて単行本(講談社)にする予定で、今はその作業中です。2015年7月頃の刊行を目指します。
これから担当編集者の上田哲之さんと相談のうえ決めていくことになりますが、現段階で私が考えている全体像は、以下の通りです。

タイトルは、私としては、
『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』
にしたいと思い始めています。略称『ある、なる』ですね。
タイトルは、これに決定。

【追記】
・ 装幀などデザインを、希望通り古田雅美さんに担当していただけることになりました。
・ 現在のところ(2015年4月13日)では、7月10日あたりの刊行を目指しています。タイトルも、ほぼ『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』できまりと言っていいと思います。
・ 『ある、なる』の刊行予定日は、2015年7月28日に決定(6月4日現在)。
『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

プロローグ 概念を動かしてみる

第一部 論理からはみ出す現実性
第1章 神秘としての運命
第2章 解釈・因果・論理
第3章 排中律と現実
第4章 排中律と無
第5章 現実性は横溢する

第二部 現実の未来
第6章 アリストテレスの議論(1)
第7章 アリストテレスの議論(2)
第8章 運命論批判の失敗
第9章 運命論側の不完全さ
第10章 現実性と様相(1)
第11章 現実性と様相(2)

第三部 不可能な未来
第12章 マスター・アーギュメント(1)
第13章 マスター・アーギュメント(2)
第14章 マスター・アーギュメント(3)
第15章 二つの時間原理(1)
第16章 二つの時間原理(2)
第17章 過去の深さ

第四部 輻輳する現在
第18章 「海戦」版の議論(1)
第19章 「海戦」版の議論(2)
第20章 「オズモの物語」版の議論(1)
第21章 「オズモの物語」版の議論(2)

第五部 拮抗を生きる
第22章 「ロンドン空襲」の議論
第23章 「族長の踊り」と「遡及的な祈り」
第24章 反復する<中間>
第25章 運命論と自由

エピローグ 運命に乗る

・註・索引など

書影


<カバー+オビ 立体>

<カバー立体>

<カバー+オビ 平面>
)
<カバー 平面>
)
<表紙、平面>
【2014年8月30日記, 2015年4月1日追記, 2015年7月10日書影追加】


◎ 「東京堂書店・神田神保町での特集コーナー」

・ 明日(2015年9月7日(月)から、東京堂書店(神田神保町)で、拙著の特集コーナーが設けられます。
・ 東京堂書店@神保町 ‏@books_tokyodo さんのツイートより
入不二基義さんの新刊『あるようにあり、なるようになる 運命論の運命』(講談社)の特集コーナー、明日から当店3階哲学書棚にて展開開始です。人文書担当が関連書籍を選書しておりますが、各タイトルへのコメントを載せた小冊子は夕方頃完成予定。間に合わず申し訳ございません!
【2015年9月6日記】

・ 東京堂書店・神田神保町が、私の新刊の特集コーナーを作ってくれることになりました。
・ 以下のようにツイートされています。

東京堂書店@神保町 @books_tokyodo
入不二基義さんの新刊『あるようにあり、なるようになる 運命論の運命』(講談社)の特集コーナーは9月7日月曜日から、当店3階思想・哲学書棚にて展開予定です。ご期待下さい。

【2015年8月31日記】

<追記>
・ 特集フェアは、2015年11月14日まで(延長されて)続けられ、書店員の三浦亮太さん作成の「出品書目と解説」(4ページ)と「ノート(『あるようにあり、なるようになる』について)」(12ページ)が配布された。
・ 以下は、「出品書目と解説」と「ノート(『あるようにあり、なるようになる』について)」の画像。





◎ 
現代哲学ラボ
哲学をつむいでいくために

森岡正博 (早稲田大学:世話人)
田中さをり (雑誌『哲楽』編集人:世話人)
永井均 (日本大学:賛同人)
入不二基義 (青山学院大学:賛同人)

現代哲学の領域で哲学的な思索を発信している人たちが集い、次世代に哲学を伝える場を作り出します。不定期に、講演会や対談イベントなどを開催します。通常の市民講座やカルチャーセンターとは一線を画し、現代哲学の先端の話題を、そのレベルを落とすことなく、専門家以外の人々へと開いて交流していくことを目指します。哲学初心者の方や、大学生、中高生の方の参加も歓迎します。開催形式は、大学の教室を利用する教室形式と、カフェやスタジオを借りるカフェ形式のいずれかで行ないます。参加費は無料の場合と有料の場合があります。

開催情報は下記のメディアからも告知しますのでご覧ください。
ツイッター:https://twitter.com/sukuitohananika
哲楽ML:http://philosophy-zoo.com/mailmagazine

お問い合わせ:
森岡正博:morioka[a]waseda.jp  
田中さをり:info[a]mid-japan.com

開催予定

第0回(準備会) 2015年7月25日(土)14:00 − 15:30
ホテル&レジデンス六本木 ニシロクラボ  [カフェ形式:初心者歓迎]
哲楽公開インタビュー「森岡正博氏に聴く:ロボット社会における生命」
内容 ・現代哲学ラボについて ・ロボット社会における生命
インタビュアー:田中さをり(『哲楽』編集人)+参加者のみなさん
参加費 2000円、定員 25名、事前申し込み制。
詳細・申し込みは http://philosophy-zoo.com/archives/4558

第1回 2015年10月9日(金)18:45−20:45 
早稲田大学戸山キャンパス33号館333→331号室 [教室形式][アクセス]

【教室変更のお知らせ】
(旧) 戸山キャンパス33号館333教室
      ↓
(新) 戸山キャンパス33号館331教室

「運命論を哲学する − あるようにあり、なるようになるとは?」
講演:入不二基義(青山学院大学教授、現代哲学ラボ賛同人)
トーク:入不二基義×森岡正博
本年7月に『あるようにあり、なるようになる − 運命論の運命』(講談社)を刊行される入不二基義さんに運命論の哲学についてお話をいただき、それをめぐって入不二×森岡のトークを行ないます。けっこうハードな内容になるのではと予想されます。
参加費 無料 一般公開
*本講演会は早稲田大学学術講演会助成を受けて開催されます。協力:早稲田大学人間科学部森岡正博研究室。





第2回 2015年11/12月頃 予定

【2015年7月1日記】


◎ 【トークイベントのお知らせ】
※ 以下のトークイベントは、2015年9月14日で、おかげさまで満員となりました。申し込んで頂いた方々、どうもありがとうございます。

文化系トークラジオLife トークイベント
「最強の運命論」の運命
入不二基義・佐々木敦・海猫沢めろん・斎藤哲也
日時:2015年9月22日(火・祝日)18:00〜20:00
場所:紀伊國屋書店本店8階のイベントスペース
放送での告知:http://twitcasting.tv/life954/movie/197145413
【2015年8月28日記】

・「https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main...」に、案内が出ています。

文化系トークラジオLifeトークイベント
「最強の運命論」の運命

文化系トークラジオLife、サブパーソナリティの斎藤哲也です。
長らく温めていた「哲学系トークイベントLife」の企画が、9月のイベントでようやく実現する運びとなりました。
今回のテーマはズバリ「運命論」。
そもそも「運命」とは何なのか。「運命」は受け入れるものなのか、それとも切り開くものなのか――。
7月に新著『あるようにあり、なるようになる――運命論の運命』を上梓した哲学者の入不二基義さんと、『未知との遭遇』で「最強の運命論」を言挙げした佐々木敦さんの二人をお迎えして、2時間たっぷりと運命論トークを繰り広げます。はたして、「最強の運命論」の運命はいかに!?
みなさんのご来場をお待ちしています!

日時:2015年9月22日(火) 18:00〜20:00 (開場17:30)
場所:紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
参加費:1500円(当日、入場時にお支払いいただきます)

ご予約:9月1日(火)〜
店頭およびお電話にてご予約を受け付けます。
※ご予約は新宿本店3Fカウンターにて受け付けます。
※3F直通電話番号03-3354-5703
定員:45名
※定員数に達しましたら受付を終了させていただきます。

出演:入不二基義、佐々木敦、海猫沢めろん、斎藤哲也

※定員に達したので受付終了いたしました。

【2015年9月1日記】


◎ 東工大 社会人教育院主催/蔵前工業会共催講演会「 リベラルアーツ 〜輝く未来(あした)へ」
上記の講演会(連続5回)の最終回で一般向けの哲学の話をします。
その第2回は、湘南高校でいっしょだった(また、昨年の「東京書籍 ニューサポート 高校国語vo.22 特集「大学への国語」」でもいっしょになった) 今野 真二君(清泉女子大学 文学部 日本語日本文学科 教授 : 日本語学)が、「 日本語と漢字 」というタイトルで講演します。しかも、この講演の企画には、やはり湘南高校でいっしょだった石川(熊切)孝子さんが関わっています。

「 正反対の一致 」 入不二 基義 (青山学院大学 教育人間科学部 心理学科 教授 : 哲学)
哲学的な思考は、慣れ親しんだ通常の思考の関節を脱臼させて、別のものに組み換えることを試みます。しかも、特定の専門的な知識など使わずに、いわば素手で、それを行うことを特徴とします。「正反対のものが一致してしまう」という思考法も、その一例です。この講演では、あるテキストやゲームを素材にして哲学的な思考を実践することを通して、この正反対の一致がどのように立ち現れてくるかを見てみたいと思います。


◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2015年3月の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2015年    テーマ       
3月9日(月)第5章「存在と持続」文庫p.107L.14より
3月16日 (月)第5章「存在と持続」第1回の続き
3月23日(月)第5章「存在と持続」第2回の続き
※ 時間帯は、19:00〜20:30。
【2014年9月16日記】


◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2014年9月の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2014年    テーマ       
9月1日第5章「存在と持続」文庫p.103 L.13より
9月8日第5章「存在と持続」第1回の続き
9月13日第5章「存在と持続」第2回の続き
※ 時間帯は、19:00〜20:30。
【2014年8月30日記】

◎ 2012年7月刊の8月号から、月刊『本』(講談社PR誌)(BOOK倶楽部のページ)で2年間ほど連載を担当する予定です。
定期購読の申し込みは、こちらのページからできるようです。
雑誌の内容紹介として、次のように書かれています。

講談社発行の読書人の雑誌「本」は創刊から一貫して自社発行図書の案内だけではなく、本を読むという楽しみを愛書家に知ってもらうための連載やコラム、エッセイなどを掲載してきました
すなわち読書人の拡大や掘り起こしを、もう一つの使命として位置づけてきました。
図体は小さいがある意味で講談社の「顔」ともいわれる読書人の雑誌「本」。
ノンフィクション、学術のジャンルから文芸、科学、哲学・思想まで知的好奇心を縦横にかきたてる読み物が毎号満載。
カルチャー最前線のエッセンスがぎっしり詰まっています。


文芸雑誌目次データベースというページがあって、講談社PR誌『本』のページには、2009年以降の目次のデータベースがあります。貴重なデータベースです。

以下の各回のタイトルは、変更の可能性あり。

連載タイトル「あるようにあり、なるようになる ―運命論とその周辺」
第1回(8月号)神秘としての運命
第2回(9月号)解釈・因果・論理
第3回(10月号)排中律と現実
第4回(11月号)排中律と無
第5回(12月号)現実は横溢する
第6回(1月号)アリストテレスの議論(1)
第7回(2月号)アリストテレスの議論(2)
第8回(3月号)運命論批判の失敗
第9回(4月号)運命論側の不完全さ
第10回(5月号)現実性と様相(1)
第11回(6月号)現実性と様相(2)
第12回(7月号)マスター・アーギュメント(1)
第13回(8月号)マスター・アーギュメント(2)
第14回(9月号)マスター・アーギュメント(3)
第15回(10月号)二つの時間原理(1)
第16回(11月号)二つの時間原理(2)
第17回(12月号)過去の深さ
第18回(1月号)「海戦」版の議論(1)
第19回(2月号)「海戦」版の議論(2)
第20回(3月号)「オズモの物語」版の議論(1)
第21回(4月号)「オズモの物語」版の議論(2)
第22回(5月号)「ロンドン空襲」の議論
第23回(6月号)「遡及的な祈り」の議論
第24回(7月号)反復する<中間>
第25回(8月号)運命論と自由
※ 現在の段階で考えている、単行本化するときの候補タイトルの一つは、『メタ運命論―あるようにあり、なるようになる』です。
もう一案は、『運命論の運命―あるようにあり、なるようになる』

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2014年1月〜3月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2014年    テーマ       
3月3日第5章「存在と持続」文庫p.97 L.12より
3月10日第5章「存在と持続」第1回の続き
3月24日第5章「存在と持続」第2回の続き
※ 時間帯は、19:00〜20:30。
【2013年8月27日記】

◎ 中公の松本さんから連絡を頂きました。『子どもの難問〜哲学者の先生、教えてくださ い』(野矢茂樹編、中央公論新社)は、定価1300円、11月10日発売予定です。私(入不二)は、「なぜ生きてるんだろう?」と「哲学者って、何をする人なの?」の二つを書いています。

◎ 『Dream Navi(ドリームナビ)』に連載していた「子どもの難問ー哲学者の先生、答えてください!」が、9月か10月に11月に中央公論新社から、『子どもの難問 ―哲学者の先生、教えてください』(野矢茂樹編)として単行本化(四六判のハードカ バー200ページ程度)予定。私も「なぜ生きているんだろう?」と「哲学者って、何をする人なの?」の二テーマで執筆。執筆者・テーマについては、このwikiの「以前の告知」の『Dream Navi(ドリームナビ)』一覧表を参照。 最期の「執筆者紹介」には、もとが小学生とその親向けの雑誌原稿だったので、各執筆者の出身小学校・中学校・高校まで記載されている。

 
もくじ
はじめに 野矢茂樹
ぼくはいつ大人になるの? 熊野純彦/野矢茂樹 
死んだらどうなるの? 清水哲郎/雨宮民雄 
勉強しなくちゃいけないの? 土屋賢二/斎藤慶典 
頭がいいとか悪いとかってどういうこと?  大庭 健/中島義道 
人間は動物の中で特別なの? 一ノ瀬正樹/伊勢田哲治 
好きになるってどんなこと? 田島正樹/山内志朗 
過去はどこに行っちゃったの? 野家啓一/永井 均 
なぜ生きてるんだろう? 神崎 繁/入不二基義 
どうすればほかの人とわかりあえるんだろう? 戸田山和久/古荘真敬 
考えるってどうすればいいの? 柏端達也/野矢茂樹 
科学でなんでもわかっちゃうの? 伊勢田哲治/柴田正良 
悪いことってなに? 大庭 健/田島正樹 
自分らしいってどういうことだろう? 鷲田清一/熊野純彦 
きれいなものはどうしてきれいなの? 神崎 繁/鈴木 泉
人にやさしくするって、どうすること? 斎藤慶典/渡辺邦夫
友だちって、いなくちゃいけないもの? 清水哲郎/一ノ瀬正樹
芸術ってなんのためにあるの? 山内志朗/古荘真敬
心ってどこにあるの? 柴田正良/柏端達也 
えらい人とえらくない人がいるの? 鷲田清一/野家啓一
神様っているのかなあ? 田島正樹/永井 均
哲学者って、何をする人なの? 戸田山和久/入不二基義 
幸せって、なんだろう? 土屋賢二/雨宮民雄
おわりに 執筆者紹介

◎ 集中講義(東京大学)
・「来学期の東大教養学部の集中講義では入不二基義氏が開講されるらしい。」というツイートを見つけたので、告知しておきます。
・ 東京大学・教養学部・教養学科・超域文化科学・現代思想の「現代哲学特殊研究�」を、集中講義(9月第1〜2週/6日・7日・9日・10日の予定)で担当します。他学部履修 可 のようです。
・ 『本』(講談社)に連載中の「運命論とその周辺」について喋ります。
【2013年3月28日記】

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2013年8月の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2013年    テーマ       
8月19日第5章「存在と持続」文庫p.92 L.15より
8月26日第5章「存在と持続」
※ 時間帯は、19:00〜20:30。
【2013年3月28日記】

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2013年1-3月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2013年    テーマ       
3月4日第5章 「存在と持続」1
3月11日第5章 「存在と持続」2
3月25日第5章 「存在と持続」3
※ 時間帯は、今期より(開始を30分遅くして)19:00〜20:30に変更。
【2012年11月5日記】


◎ 入不二基義編/北野安寿子・小池翔一・小山悠・壁谷彰慶・今村健一郎著
『英語で読む哲学』(研究社)は、いまのところ、2013年1月24日出版予定です。
研究社のWebShopのページを参照。

目次
はじめに 入不二基義
第1講 北野安寿子「理屈の闘い ―サンデルの『正義』を読む― 」
第2講 小池翔一「ギルバート・ライル『心の概念』」
第3講 小山悠「アラスデア・マッキンタイア 「美徳の本性」」
第4講 壁谷彰慶「脱道徳家vs人間らしさ ―バーナード・ウィリアムズ「脱道徳家」―」
第5講 今村健一郎「エリザベス・アンスコム「一人称」」
【2012年11月5日記】

◎  四谷大塚が出している教育情報雑誌『Dream Navi(ドリームナビ)』に、「子どもの難問ー哲学者の先生、答えてください!」という連載があって、毎回二人ずつ先生が登場して小学生とその親向けに、問いに答えるという企画である。 私も、その連載第8回(12月発売の2月号)「なぜ生きているんだろう?」で、原稿の依頼を受けた。以下、(私が把握している限りの)執筆者である。この雑誌がターゲットとしている読者層以外でも読んでみたい人がいそうな連載であるし、リンク先や東進Web書店のページの目次には執筆者までは載っていないので、ここに残しておこうと思う。
 予定では、全22回の連載になると聞いています。
7月号第1回:テーマ「ぼくはいつ大人になるの?」熊野純彦さん「大人とは、遥かにとおい思いをいだく存在である」野矢茂樹さん「一人前の子ども」
8月号第2回:テーマ「死んだらどうなるの?」雨宮民雄さん「人はただ一度の人生を死の観念で引き締める」清水哲郎さん「身体は遺体になる 人はいなくなってしまう」
9月号第3回:テーマ「勉強しなくちゃいけないの?」土屋賢二さん「勉強しなくてもただちに人体に影響ありません」斎藤慶典さん「君が身を置いているのは すべての始まりの地点だ」
10月号第4回:テーマ「頭がいいとか悪いとかってどういうこと?」大庭健さん「乱雑な中に秩序を見出す」中島義道さん「一定の枠内で期待される正解を導き出す能力」
11月号第5回:テーマ「人間は動物の中で特別なの?」一ノ瀬正樹さん「人間は特別だけれど、どんな動物も同じく特別」伊勢田哲治さん「特別だと思っているヒトはたくさんいるけれど。」
12月号第6回:テーマ「好きになるってどんなこと?」田島正樹さん「新しい世界に歩み入る」 山内志朗さん「自分の世界にデビューすること」 
1月号第7回:テーマ「過去はどこに行っちゃったの?」野家啓一さん「過去はどこへも行かず「物語り」の中に在る」永井均さん「記憶が過去を再現しているとどうしてわかるのか」
2月号第8回:テーマ「なぜ生きているんだろう?」神崎繁さん「ふたつの「なぜ」ー答の前に」入不二基義「何が問われているんだろう?」
3月号第9回:テーマ「どうすればほかの人とわかりあえるんだろう?」古荘真敬さん「わかちあえない自分から青空の下へと抜ける道」戸田山和久さん「こんな問題を考えてはいけない」
4月号第10回:テーマ「考えるってどうすればいいの?」野矢茂樹さん「考えるとは、見ることを作り、変えていくこと」柏端達也さん「ちゃんと考えることは意外と難しい」
5月号第11回:テーマ「科学でなんでもわかっちゃうの?」柴田正良さん「ぜんぶわかるほど世界は簡単じゃあない」伊勢田哲治さん「調べる方法さえあれば信頼できる答えをくれる」
6月号第12回:テーマ「悪いことってなに?」田島正樹さん「「無かった方がよかったこと」など何もない。」大庭健さん「「悪いこと」と「してはいけないこと」の関係」
7月号第13回:テーマ「自分らしいってどういうことだろう?」熊野純彦さん「じぶんらしさはときに無責任で、不自由なもの」鷲田清一さん「他者の前の自分を見ずには「自分らしさ」は見えない」
8月号第14回:テーマ「きれいなものはどうしてきれいなの?」神崎繁さん「「天の邪鬼」の勧め」鈴木泉さん「飾りとしてのきれいなものから美しいものへ」
9月号第15回:テーマ「友だちって、いなくちゃいけないもの?」清水哲郎さん「異なる相手とどう付き合うかの第一歩」一ノ瀬正樹さん「「ひとりぼっち」な人なんて本当は存在しない」
10月号第16回:テーマ「人にやさしくするって、どうすること?」斎藤慶典さん「君が身に付けるべきは他人への配慮だ」渡辺邦夫さん「人にやさしいことは自分の実力の印です」
11月号第17回:テーマ「芸術ってなんのためにあるの?」古荘真敬さん「時をこえ共に味わう心の糧」山内志朗さん「感情が表現を求めて荒れ狂う姿が芸術だ」
12月号第18回:テーマ「心ってどこにあるの?」柏端達也さん「心の精確な輪郭はどうなっているのか」柴田正良さん「心はどこにもないのにどこにでもある」
1月号第19回:テーマ「えらい人とえらくない人がいるの?」
2月号第20回:テーマ「神様っているのかなあ?」
3月号第21回:テーマ「哲学者って、何をする人なの?」戸田山和久さん「あなたの身の回りのテツガクシャを見分けるコツ」入不二基義「穴を掘り、穴を塞ぎ、穴を忘れ、あるいは……」
4月号第22回:テーマ「幸せって、なんだろう?」土屋賢二さん雨宮民雄さん

【2011年9月22日記、随時追記】

◎ 日本理論心理学会の公開シンポジウムにおいて、パネリストの一人として話をする予定です。

日本理論心理学会第58回大会 準備委員会企画シンポジウム(公開) 10月28日(日) 13:00〜16:00 文教大学越谷キャンパス

テ ー マ : 心理学は「共感」にいかにアプローチしうるか? −心理学・神経科学・哲学の饗宴ー
企 画 者 : 岡村 達也(文教大学)  小林 孝雄(文教大学)
司 会 者: 麻生  武 (奈良女子大学) 岡村 達也(文教大学)
パネリスト :下條 信輔(カリフォルニア工科大学) 入不二基義(青山学院大学) 小林 孝雄(文教大学)

下條 信輔(カリフォルニア工科大学生物学部/計算神経系): 「個人間の身体同期と神経同期 −社会的ななつながりの指標としてー」
入不二基義(青山学院大学教育人間科学部): 「共感のパラドクスと「かのように」ー哲学の立場からー」
小林 孝雄(文教大学人間科学部): 「「共感的理解」を可能にしているものは何か −臨床心理学の立場からー」

【2012年5月27日記, 2012年8月29日、2012年10月24日追記】

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2012年7月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2012年    テーマ       
8月6日第4章 「なぜぼくは存在するのか―Eのレポート―」1
8月20日第4章 「なぜぼくは存在するのか―Eのレポート―」2
8月27日第4章 「なぜぼくは存在するのか―Eのレポート―」3
※ 時間帯は、今期より18:30〜20:00(1時間半)に変更。
【2012年3月30日記】

◎ 朝日カルチャーセンター(中之島)で、8月18日(土)16:00-17:30 永井均さんと対談します。
以下の情報は、ここからの引用。

哲学対談 永井均×入不二基義 「現実性について―私・今・現実―」
講師名
日本大学教授 永井 均
青山学院大教授 入不二 基義

講座内容
好評の永井均氏の哲学講座、今期は入不二基義氏をお迎えし、対談形式で行います。――すべての人間は自己意識をもつ「私」なのに、<現実の>私はこの一人しかいない。すべての時はその時にとっては「今」なのに、<現実の>今はこの一つしかない。このような場合の「現実の」という言葉は何を意味しているのだろうか。通常、現実性は可能性や必然性とならんで「様相」の一種だとされるがほんとうにそうなのか。私、今、現実をそれぞれ位置づけているシステムである、人称、時制、様相はどういう関係にあるのか。そして、現実性は言語のはたらきとどう関係しているのか。――このようなテーマについて、気鋭の二人の哲学者が議論を交わします。
【2012年5月25日記】


◎ 友人の霜栄さん(駿台現代文科講師)が、2012年1月13日(金):夜10時00分〜10時54分・テレビ東京の、ビートたけし・国分太一「ニッポンのミカタ」<空想すれば 現実も幸せになる!?>に出演するそうです。【2012年1月10日記】

◎ 哲学会第五十回研究発表大会(12月3日(土)・12月4日(日) 東京大学本郷キャンパス 法文2号館 二番大教室・教員談話室)
シンポジウム「<語りえぬもの>をめぐって」大会二日目(12月4日) 午後1時〜4時30分 

提題者: 永井均(日本大学)・入不二基義(青山学院大学)・野矢茂樹(東京大学)
司会者: 植村恒一郎(群馬県立女子大学)

入不二の発表予定内容(2011年11月19日更新):
「「語りえぬものを語る」ことで語られないこと―相対主義・他者・相貌・自由―」
I.野矢の相対主義論の概要
II.外延・内包と相貌
III.絶対主義の二重性
IV.絶対主義という他者
V. 動物という他者
VI. 存在論的忘却
VII. 「自由という相貌」のパラドクス
【2011年11月6日記, 2011年11月19日更新】

◎ ハイデガー・フォーラム第六回大会用の私の発表原稿「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなく―」が、大会HP上にpdfファイルで公開されています。

◎ ハイデガー・フォーラム第六回大会において、基調発表者として講演を行います。

ハイデガー・フォーラム 第六回大会
2011年9月17日(土)、18日(日)
龍谷大学 深草キャンパス 3号館 201教室
 (京阪電鉄深草駅下車徒歩約3分/
 京都市営地下鉄くいな橋駅下車徒歩約7分/
 JR奈良線稲荷駅下車徒歩約8分)
参加費/賛同人2000円
一般聴講者一日当たり1000円 高校生500円 (事前申し込み不要)

統一テーマ 「無」
特集 「ニーチェ」

プログラム:
○ 一日目
10:30〜 竹内 綱史(龍谷大学)        司会:新田  章 (早稲田大学)
  「ニヒリズムと系譜学」
13:00〜 松井 吉康(神戸学院大学)    司会:日下部吉信 (立命館大学)
  「「思索の事柄」と「無」」
14:30〜 入不二基義(青山学院大学)   司会:冲永 宜司 (帝京大学)
  「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなく―」
16:00〜 氣多 雅子(京都大学)       司会:戸島貴代志 (東北大学)
  「自覚と無」

○ 二日目
10:00〜 山本 恵子(早稲田大学)     司会:新名 隆志(鹿児島大学)
  「後期ニーチェにおける「音楽」の意味への問い」
11:30〜 村井 則夫(明星大学)       司会:鈴木 克成(青森中央学院大学)
  「存在の思索と分極の力学
  ――ハイデガーとニーチェにおける修辞学・解釈学・文献学」
14:00〜 総会
14:30〜 須藤 訓任(大阪大学)      司会:細川 亮一(九州大学)
  「正義について――ニーチェとハイデガー」
16:00〜 田島 正樹(千葉大学)      司会:秋富 克哉(京都工芸繊維大学)
  「死と言語」
【2011年7月8日更新】
ハイデガー・フォーラム第六回大会
日時2011年9月17日(土)・18日(日)
場所龍谷大学 深草キャンパス3号館201教室
統一テーマ「無」
特集「ニーチェ」
私自身の発表は、統一テーマ:「無」に関連して、9月17日(土)14:30〜16:00という予定で、「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなく―」というタイトルで話します。同じテーマでのもう一人の基調発表は、氣多雅子氏(京都大学)「自覚と無」です。
特集:「ニーチェ」の基調発表は、須藤訓任氏(大阪大学)「正義について―ニーチェとハイデガー」、田島正樹氏(千葉大学)「死と言語」です。
【2011年6月30日記】

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2011年7月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。(申し込みは5月半ばより)

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2011年    テーマ       
8月1日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(9)
8月 29日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(10)
9月5日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(11)
9月19日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(12)
【2011年3月22日記】

◎ 永井均・入不二基義・上野修・青山拓央著『<私>の哲学 を哲学する』(講談社)の合評会
日時: 7月31日(日)13時〜17時
場所: 東京大学本郷キャンパス・山上会館201号室
 cogito研究会の例会として行われますが、研究会のメンバー以外の方も参加可能です。
著者も全員出席の予定です。
【2011年7月12日記】


◎ 書籍版 『Q わたしの思考探究(1)』(NHK「Q」制作班 編)が刊行されます。
定価 1,365円 (本体1,300円) / 2011年2月25日 発売



現代に惑う「謎かけ人」に
21世紀の「賢者」が答える!

今「考えること」が改めて切実に求められている。「自分とは?」「幸せとは?」「仕事とは?」「恋愛とは?」こうした哲学的疑問に対し、日本を代表する賢者が各々の人生観や知見から、知恵や回答を導き出す。彼らの対話の中に、あなたは新たな知を見いだすだろう。

※ Q6(第6章)が、石川直樹×入不二基義「哲学的に考えるとは」です。テレビ放映ではカットされた対談部分のいくつかも、掲載されています。
(たとえば、得意技の「ヒマラヤ・ゲーム」の話が入っているし、石川直樹さんの「自意識問題」にもいちおう応答しています。)
【2011年2月14日記】

◎ NHK教育テレビ「Q〜わたしの思考探究〜」(2011年1月〜3月、土曜日・午後11時45分〜午前0時15分)''の第6回(2月12日)に出演します。

番組HPによると、放映決定の回は以下のようになっています。詳細は、番組HPをご覧下さい。
2011年    テーマ  」     謎かけ人×賢者
1月8日(土)「自分とは何か」冨永愛(モデル)×鷲田清一(大阪大学総長)
1月15日(土)「なぜ戦争はなくならないのか」サヘル・ローズ(タレント)×伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授)
1月22日(土)「言葉とは何か」又吉直樹(お笑い芸人)×町田健(名古屋大学教授)
1月29日(土)「働く意義とは」竹山隆範(お笑い芸人)×橘木俊詔(同志社大学経済学部教授)
2月5日(土)「恋愛とは何か」光浦靖子(お笑い芸人)×泉谷閑示(精神科医)
2月12日(土)哲学的に考えるとは石川直樹(写真家)×入不二基義(青山学院大学教授)
2月19日(土)「幸せを感じる社会とは」川嶋あい(シンガーソングライター)×川本隆史(東京大学大学院教授)
2月26日(土)「賢い人づきあいとは」鳥居みゆき(お笑い芸人)×菅野仁(宮城教育大学教授)
3月5日(土)「時間とは何か」マギー(演出家)×植村恒一郎(群馬県立女子大学教授)
103月12日(土)→19日(土)震災ニュースのため延期「運を味方につけるには」品川祐(タレント )×植島啓司(宗教人類学者)
113月19日(土)震災ニュースのため中止「死とどう向き合うか」中邑真輔(プロレスラー)X広井良典(千葉大学教授)
12→113月26日(土)終「心豊かな生き方とは」長塚圭史(劇作家・演出家)×竹田青嗣(早稲田大学教授)

第6回「哲学的に考えるとは」(石川直樹×入不二基義)は、
●NHK教育
本放送
2011年2月12日(土)午後11時45分〜午前0時15分
再放送
2011年2月19日(土)午前10時30分〜午前11時00分
●NHK BS2
2月15日(火)16:30〜
●NHK ワールドプレミアム
2月14日(月)25:00〜(日本時間)
●NHK オンデマンド
2月12日放送後から2週間

●再々放送
2011年3月26日(土)
NHK教育 午前10時30分〜11時00分(再)
「哲学的に考えるとは」石川直樹×入不二基義
→ ここのページを参照してください。

番組説明:
七大陸最高峰登頂、北極から南極まで人力走破など、世界じゅうを旅する写真家・石川直樹。しかし近年、「新しい世界と出会う驚きが、薄れている気がする」と言う。“コトバで世界を知った気になり、考えることをやめてしまうのではないか”という問いを抱えている。答えるのは、「世界には無限の層がある」と語る、哲学者で青山学院大学教授の入不二基義。「哲学的思考」とは、どのようなものなのだろうか?

【2010年12月17日記, 2011年2月5日追記】

◎ 永井均・入不二基義・上野修・青山拓央 共著『<私>の哲学 を哲学する』(講談社) は、'9月30日 → 10月4日 発売予定(実際に書店に並ぶのは、5日から6日と思われます)。 
→ amazon によると、10月6日発売になっています。

(装幀者は古田雅美さん)

[価格(税込)] 2,415円(本体 : \2,300)
ページ数:371頁
ISBN : 978-4-06-216556-3
内容:〈私〉とは、いったい何なのか。デカルトやウィトゲンシュタインに触発されつつ、永井均が独自に切り開いた〈私〉の哲学。他者、倫理といった今日的な課題に関わる大問題を徹底的に哲学する!

目次
序章 永井均 問題の基本構造の解説
第I部 入不二基義セクション
 0 語句解説「内包」
 1 <私>とクオリア ―マイナス内包・無内包・もう一つのゾンビ―
 2 永井均との討論
第II部 上野修セクション
 0 語句解説「真理条件」「大文字の他者」
 1 現実指標としての〈私〉─永井均『私・今・そして神』を中心に─
 2 永井均との討論
第III部 青山拓央セクション
 0 語句解説「様相」「指標」
 1 様相と指標の累進 ─永井均著『なぜ意識は実在しないのか』検討─
 2 永井均との討論
   全セクションについてのフロア討論
第IV部 あとから考えたこと
 1 永井均 聖家族――ゾンビ一家の神学的構成
 2 入不二基義 無内包の現実
 3 上野修 存在の耐えられない軽さーラカン、デイヴィッドソン、永井均
 4 青山拓央 命題と《現実》
あとがき 上野修


◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の2010年7月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。(申し込みは5月18日より)

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2010年    テーマ       
7月19日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(1)
8月 2日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(2)
8月30日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(3)
9月6日第3章 「転校生とブラック・ジャック」(4)
【2010年3月30日記】

◎ 私の母校である神奈川県立湘南高校で、5月31日(月)14:50より70分間の予定で、3年生対象の講演会(キャリア教育講演会)をやります。

 昨年度の同講演会の記録が、ここにあります。記録によると、一学年下の渡邊あゆみ氏(NHKアナウンサー)が講演をしています。

 まだ決定はしていませんが、「<ガキ/おじさん>と<子ども/大人>と<若者/老人>」というようなタイトルで話をする予定です。
以下、講演タイトルと概要です。
 
講演タイトル: 「ガキとオヤジと、子どもと大人」
講演概要:
 ”career” は、「車の通る道・通った跡(轍)」という語源的な意味を持つ。しかし、”career”=「人生という道(経歴)」は、「直線的な一本道」ではないし、単に「紆余曲折」というのでも足りない。むしろ、人生という道(経歴)はたくさんの「捻れ」を含んでいて、まるで「迷宮」ある。
 今回の講演では、そういう「人生の捻れ」の一つについて、あるいは「迷宮」の一局面について、実際になされた高校生・大学生・社会人の発言をたどりながら、考察を加えてみたい。それは、「ガキ」ではなく「子ども」であるための、「オヤジ」ではなく「大人」になるための、若干の提言でもある。
 
【2010年4月16日記、5月17日追記】

◎ 2010年3月27日(土)の15:00〜16:30に、湘南高校生とその保護者限定(!)の、何をしゃべったらいいのかちょっと戸惑う講演会をやります。とはいえ、私には哲学の話しかできないのですが。下が配布予定のパンフです。【2010年1月23日記】
「春の湘南DAY」pdf版の案内2ページは、こちらです。)(駿台のHP上での案内は、こちらです。)


◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の1月期の「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の予定は、以下の通りです。

 日本語で書かれた読み応えのある哲学書を、ゆっくりじっくりと、いっしょに読んでいく講座です。哲学的な文章を精密に読む作業と、哲学的に思考するトレーニングとは、切っても切れない関係にあると思います。一行一行の論理を精密に追いかけること、立ち止まって内容を俯瞰すること、呈示された問題に深く入り込むこと、そして書かれた内容を越えて思考すること。そのような哲学的な読書の場を、いっしょに作っていきたいと考えています。テキストとして、永井均著『転校生とブラック・ジャック』(岩波書店)を使用します。一回に読めるのは数ページ程度ですので、できればこの講座を長期継続して一冊を読み通したいと考えています。これまでに読んだ部分も、ふり返りながら先に進みますので、新規参加者でも大丈夫です。 (講師記)
2010年    テーマ       
2月15日第2章 私的規則の本質(1)
3月 1日第2章 私的規則の本質(2)
3月15日第2章 私的規則の本質(3)
3月29日第2章 私的規則の本質(4)
【2009年9月8日記】

◎ 立教大学大学院・文学研究科比較文明学専攻主催公開講演会「運命論の哲学」のお知らせが、立教大学のHPに掲載されています。本講演会は、「2009年度立教比較文明学会総会」の第二部として行われるようです。日時・場所は以下の通りですが、詳細はHPをご覧下さい。
日時2009年12月12日(土) 16:00〜17:40
場所池袋キャンパス 12号館第1・2会議室
【2009年10月25日記】


◎ 中島義道さんからの依頼を受けて、11月23日(月・祝)の19:00〜21:00に、中島さん主宰の「哲学塾カント」において、「形而上学的な運命論について」というテーマで講演をする予定。【2009年10月15日記】

◎ 朝日カルチャーセンター(新宿)の7月期の講座「哲学の読書会―『転校生とブラック・ジャック』を読む」の案内が、ここに出ています。【2009年5月22日記】

◎ 日本ブリーフサイコセラピー学会・第19回東京大会09青山 基調講演のお知らせ

 日本ブリーフサイコセラピー学会・第19回東京大会09青山において、8月21日(金)13:30〜15:00に、「時間と死」というタイトルで基調講演をします。詳細は、大会ホームページをご覧下さい。以下は、基調講演のページに掲載される講演要旨です。

基調講演要旨:

入不二基義(青山学院大学・哲学)

 「私の死=無」と「時間の二つの原理」の関係という、かなりメタフィジカルな内容の話をするつもりです。
 実践者である皆様にとっては、「異質」で「不安さえ覚える」話になるかもしれません。しかし、皆様はただの実践者ではなく、クライエントとの対話を試みるセラピストという特別な実践者です。まさに異質な者の、不安さえ感じるその声に耳を傾けることのできる(傾けるべき)専門家だと思います。ですから、異質や不安や難解さを「オブラートに包む」ことなく、生のまま呈示したいと考えています。一クライエントの話であるかのように耳を傾けていただくと、私のメタフィジカルな話から、ある種の「徴候」を読み取ることもできるかもしれません。
 「私の死=無」は、思考可能なのか思考不可能なのか、そして、ある時点と別の時点を連続的なものとみなすか、それとも決定的に非連続なものとみなすか、このような二つの問題について考察する予定です。

著者が選ぶブックフェア(ブックファースト京都店)のお知らせ

 朝日出版社のページ内のお知らせ → ブックファースト京都店『足の裏に影はあるか?ないか?』入不二基義先生ブックフェア!

 7月上旬〜7月末の予定で、ブックファースト京都店において、『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想』(朝日出版社)を中心にした、私の著書+選書のブックフェアをやっていただけることになりました。ご担当の神内(かみうち)さんから、編集者の綾女欣伸さんにお申し出がありました。

 私がテーマ・コンセプトを設定して、選書した本(15冊〜20冊、うち10冊ほどコメント付き)が自著といっしょに並びます。「入不二ワールドをより多面的に読者に向けて発信する選書フェア」とのことです。


(パネル、実際はA3サイズです)


「足の裏の影」にそそぐ「光」たち
  『足の裏に影はあるか?ないか?』の装幀と各随想に関連した作品や、
  考えることと書くことが、高い次元で融合している作品や、
  良質の思考素材を提供し続けている作品、
  そんな作品たちを、セレクトしました。

選書:
1. レーモン・クノー著、『文体練習』、朝日出版社

2. 松田行正著、『眼の冒険』、紀伊國屋書店

3. 紀野一義著、『維摩経 新装版』(佛典講座9)大蔵出版

4. 谷貞志著、『「無常」の哲学―ダルマキールティと刹那滅』、春秋社
「さまざまな「迷信」」に記した私の「迷信(妄想)」は、仏教の「刹那滅(せつなめつ)」の問題へと接続している。

5. 植村恒一郎著、『時間の本性』、勁草書房
特に、第一章の「速さ」なき「時間の流れ」についての考察(時計論)は、絶品である。

6. 辻正二監修・ 山口大学時間学研究所編、『時間学概論』、恒星社厚生閣

7. 吉田武著、『虚数の情緒―中学生からの全方位独学法』、東海大学出版会
「数」の全体像を俯瞰するのに最適の独学書。中学生・高校生の時に読みたかった。

8. ディオゲネス・ラエルティオス著、『ギリシア哲学者列伝』上・中・下、岩波文庫

9. 岩井俊二監督、Love Letter [DVD]+岩井俊二著、『ラブレター』、角川文庫

10. 中島敦著、『中島敦全集3』、ちくま文庫
11. 安部公房著、『安部公房全集〈24〉1973.3‐1974.2』、新潮社
寓話「外へ」の一つ「仙人」には、中島敦の「名人伝」の影響が、寓話「外へ」の全体には、安部公房の影響がある。

12. 野矢茂樹著、『哲学・航海日誌』、春秋社

13. ジャック・ラカン著、『エクリ1』、弘文堂
本書所収の「論理的時間と予期される確実性の断言」では、「三人の囚人」のパズルが考察されている。「あるパズル」の後に、続けて読んでいただきたい。

14. G.ベイトソン著、『精神の生態学』改訂第2版、新思索社
メタコミュニケーションの問題については、本書所収の「遊びと空想の理論」「学習とコミュニケーションの階層論」などが必読である。

15. ニーチェ著、『善悪の彼岸 道徳の系譜』(ニーチェ全集11)、ちくま学芸文庫
「便利と快楽とニヒリズム」で言及したニヒリズムについては、やはりニーチェ自身の著作を読むことをお勧めしたい。

16. 永井均著、『これがニーチェだ』、講談社現代新書
ニーチェによってニーチェを超えるような、最高のニーチェ本である。

17. 岡村正史・川村卓共著、『超時代的プロレス闘論―われらプロレス・ジェネレーション』、三一書房
プロレスをめぐる知的営為は、プロレスと同様・同等の興奮を呼び起こしてくれることがよく分かる書である。

18. パスカル著、『パンセ』1・2、中公クラシックス(中央公論新社)
思考を紡ぐことと言葉遣いを編み出していくことが、一体であることを教えてくれる哲学随想の古典である。

19. 田島正樹著、『魂の美と幸い―哲学形式としてのエセー』、春秋社
哲学の思考と日本語の洗練とが見事に調和している、希有の哲学エセー集である。

20. 関野昂著、『関野 昂著作選1 関野 昂 哲学論集』、現代図書
14歳で自死した哲学少年の遺稿集。すでに或る高みに到達していて清々しい、と同時に惜しい。

ちなみに、自著の中の一冊として、絶版になっていている
『<思考する>英文読解』(駿台文庫)の帯付き初版本を非売品として展示してあります。




 以下、ブックファースト京都店のご担当の神内さんからのメールです。とてもありがたいメールですので、ここに転載します(ご本人の許可をいただいています)。

>引用始め
先生のご著書は『時間と絶対と相対と』(勁草書房)を
(とくに運命論のところを)読んでおりました。

当店の店頭でも『相対主義の極北』(ちくま学芸文庫)がよく売れており、
今回の『足の裏に影はあるか? ないか? 哲学随想』にも
注目していたところ、お客様の反応もよく、
中島義道さんなど人気の哲学者の方が出された新刊よりも
好調に販売できておりました。

そこで、お客様の中にも、『足の裏』の著者の方へ興味を持たれた方が
多くおられるに違いない、と考え、
当店で行っております「著者の方が選ぶブックフェア」に
お願いすることができるか、ご照会いたしました。

哲学エッセイ書の著者では、池田晶子さんや中島義道さん
(専門書も出されていますが)がすでに人気ですが、
『足の裏』には、これまでのエッセイ書のように
「情念」や「モラルを説く」という点がなく(あるいはうまく隠れていて?)、
読んでいて快い軽さ、考える楽しさにあふれているように感じます。
この本を読んで、さらに時間論や禅を読んでみよう、勉強してみようという
若い方も出てくるのではないかと思います。

当店の学生スタッフでも、この本を読んだ者がおり、
「この本に出ている問題に似た疑問を持ったことがあるが、
ここまでつきつめて考えたことはなかった」と気に入っている様子でした。

つたない感想で申し訳ありません。
先生には、どうぞよろしくお伝え下さいませ。
>引用終わり

ブックフェアの現場の画像を、神内冬人さんが送って下さいました。
棚の内側には、ワインレッド(?)の布地が敷かれています。
神内さんの細やかなご配慮に感謝します。







◎ 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想』(朝日出版社)の刊行日が決定しました。3月25日に見本刷り、3月31日配本(奥付記載の刊行日は「3月27日」)、書店に並ぶのは4月あたま、ということになりました。
amazonのページはこちら
紀伊國屋BookWebのページはこちら
セブンアンドワイのページはこちら
楽天ブックスのページはこちら
本やタウンのページはこちら

 2009年3月27日刊行の 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想』(朝日出版社)(略称:『足裏影』のカバー(左:帯なし、右:帯あり、松田行正さん作)の画像です。(立体的な画像も追加します。【2009年3月30日記】)

  

 ←(帯をとると左のようになります)


 ←カバーをとった表紙

◎ 論文+座談会の掲載された『思想』(岩波書店)2009年第3号・No.1019 「瞬間と偶然をめぐって」が、2009年2月25日に発売されました。以下目次です。

思想の言葉 野平一郎 (2)
クリーゼの病理 ──瞬間と生命── 木村 敏 (7)
偶然性の時間論 ──九鬼周造から西田幾多郎へ── 小林敏明 (29)
瞬間と偶然,あるいは時間と実在 斎藤慶典 (55)
瞬間と偶然 ──時間を哲学する── 入不二基義 (77)
瞬間の意味するもの ──ゼノンの逆理と刹那滅── 植村恒一郎 (100)
《座談会》 瞬間と偶然をめぐって (116)
木村敏・小林敏明・植村恒一郎・斎藤慶典・入不二基義

『「いき」の構造』における存在の偶然性 橋本 崇 (156)
生成の歴史 ──ドゥルーズの時間論(4)── 檜垣立哉 (176)
〈選択の主体〉とアポリアの構図 ──女性と胎児の相克性をめぐる問題構成の社会学的分析── 山本理奈 (193)

「5本の論文+それを読んだことを前提にした座談会」という構成は、かなり「濃い」企画だと思います。月刊誌の企画なのに、スタートの慶應大学でのシンポジウムから数えると、1年以上かかって完成したことになります。

フリーエリア






※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません


著書


2017『香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習 最後に支えてくれるものへ』(ぷねうま舎)


2017 『現代哲学ラボ 第4号: 永井均の無内包の現実性とは?[Kindle版](哲楽編集部・編)


2016 『現代哲学ラボ 第1号: 入不二基義のあるようにありなるようになるとは? 』[Kindle版](哲楽編集部・編)


(カバー+オビ 立体)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(カバー 立体)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)


(カバー+オビ 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(カバー 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(表紙 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)


2013『子どもの難問』(野矢茂樹編著、中央公論新社)<私の執筆は二編>


2013『英語で読む哲学』(編著、研究社)


2012『哲学の挑戦』西日本哲学会・編、春風社)


2011『Q〜わたしの思考探究〜 (共著、NHK出版)


2010『<私>の哲学を哲学する』(共著、講談社)


(カバー 帯なし)
2009 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想 』(朝日出版社)

↑(帯をとると上のようになります)


(カバー+帯)
2009 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想 』(朝日出版社)



2009 ちくま学芸文庫版『相対主義の極北』(筑摩書房)



2007 『哲学の誤読 入試現代文で哲学する!』(ちくま新書)



2007 『時間と絶対と相対と 運命論から何を読み取るべきか』(勁草書房)



2006 『ウィトゲンシュタイン 「私」は消去できるか』(NHK出版, シリーズ・哲学のエッセンス )






2002 『時間は実在するか』(講談社現代新書)




2001  『相対主義の極北』(春秋社)



1993  『<思考する>英文読解』(駿台文庫・絶版)

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