◎ 2011年12月29日(木)・30日(金) 「今年最後の身辺雑記(メモ)」
・ 29日夜は、御茶ノ水・山の上ホテル別館アビアントーで、駿台講師の山口紹さんと何年かぶりに食事をしながら、主に英語と哲学の話。コーヒータイムには、甲斐さんが合流。お二人から聞く駿台関係者諸氏の近況は、へぇ〜という話ばかり。
・ 30日お昼に、ジムにてストレッチ・筋トレ・ランニングをして身体を整える。
・ 本年最後のトレーニングなので、しばらくぶりに体組成の測定をしてみる。体脂肪率が10.8%になっていて(筋肉量は増えているが)、一桁台も夢ではない。
【2011年12月30日記】

◎ 2011年12月26日(月)・27日(火) 「山口出張」
・ 年末最後の仕事として(時間学研究所の客員教授として)、山口大学へ出張。新幹線が米原手前で雪による倒木のため2時間近く遅れて、講演開始までに間に合わず。
・ 時間学研究所の「時間学特別セミナー」で、「無と時間」というタイトルでたっぷり2時間を使って講演。
・ もう一人の講演者は、非線形科学で著名な蔵本由紀先生(「時間を共有する:同期現象の諸相」)。私の発表に対する蔵本先生の質問は的を射ており「論戦」にもなる。
・ 当日の夜は、懇親会および時間学研究所の忘年会。湯田温泉の「つくし」という店でふぐ料理を堪能。
・ 翌日のお昼は、山口在住の頃よく通った一の坂川沿いの「むくの木」で、所長の辻正二先生とすごす。辻先生は、(山口大学教養部において)私が出会った頃は40代半ば(今の私より若かった)。そして、今年度で定年を迎える。
【2011年12月28日記】

◎ 2011年12月25日(日) 「二年間で進んだ「距離」」
・ 今年できる最後のレスリング練習なので、連日の練習となるけれども、午前中の日曜クラスに参加。野村コーチのもと12名。高田コーチ・薮井さんも参加。練習終わり頃には、久しぶりにsk安藤さんともお会いする(安藤さんにとてもよく似た柔道着姿の息子さん二人もいっしょ)。
・ インターナショナル・スクールコーチの薮井さんから、打ち込みの後、タックルで踏み込む足をもっと深くするようにアドバイスを受ける。踏み込みが浅いために、せっかく後の足で蹴っていても、前でブレーキがかかっている点を指摘していただく。
・ 練習の一番最後に、5回目という初心者の若者(26歳)から、スパーリングを申し込まれる。
・ 今年の「練習納め」としては、彼とのスパーリングで終われてよかったように思う。2分間で3回フォールをして、まったくポイントも与えることなく圧倒して終了できたから。
・ タックルで倒して両足を持ち上げながら首に腕を回してのフォールや、がぶりから押し込んで相手をそのまま潰して押さえ込むフォールなど、ふだんのスパーリングではなかなかできない技の実戦的な練習にもなった。
・ 初心者相手だから、フォールしたからといって自慢にはならないけれども、逆にこの2年間で自分が初心者からどれくらいの「距離」のところにいるのかが分かってよかった(自分より強い人とのふだんのスパーリングでは、やられてばかりいるので強くなっている気がしない)。
・ その初心者の若者が、練習後に疲労困憊で座り込んでいる姿を見ていると、自分の始めた頃の姿を思い出す。彼が「ほんとうは週に2回練習したいんですけど、1回やるだけで精一杯」と語るのを聞いて、これも昨年の私と同じだなぁと思う。
・ 私の場合、2年目の今年になってようやく、週2回の練習や連日の練習ができるようになった。疲れも翌日にそれほど残らなくなったし。この点に、2年間での体力の向上が現れていると思う。
・ そういうことが確認できたという意味で、本日の終わり方は、今年の「練習納め」としてとてもよかった。
【2011年12月25日記】

◎ 2011年12月24日(土) 「最強女子とのクリスマス・イヴ」
・ 夕方よりスポーツ会館のレスリング練習に参加。
・ 定刻に集まったのは服部さんと私の二人だけで、イヴだから少ないのかなぁと話していたが、最終的には6名の参加者(野村コーチ・今泉コーチと体験参加者も)。
・ 今日は、打ち込み・組み手スパーリング・技術練習(クリンチ勝負・がぶり返し)・寝技・スパーリングのほとんどすべてを、「最強女子」服部さんに相手をしてもらう。
・ 寝技のスパーでは、なんども回されたり、90度状態にされたりを繰り返す。女子とのクリスマス・イヴの過ごし方としては、最強(^^)
・ 野村コーチから、「腰骨ローリング」を習って試してみる。いつもはなかなか回せない服部さんを、「腰骨ローリング」では回すことに成功した。通常のローリングよりかかりやすいかもしれない。ついでに、アンクルのかけ方もちょっと工夫してみたところ、いつもは防御されてしまうのだが、今回は回転させてポイントを取れた。このあたりが、今日の収穫か。
・ がぶり返しは、太田監督も言っていた「韓国の選手がよく使う」タイプのやつで、野村コーチも同じように「韓国の選手が・・・」という説明をしていた。韓流ブームは、こういうところにも・・・?
・ がぶり返しでも、服部さんと互いに放り投げ合いを繰り返す(これも、女子とのクリスマス・イヴの過ごし方としては・・・(^^))。
・ 最後の補強では、輪になって手をつないで、時計回りに一度・反時計回りにもう一度、うさぎ跳びを10回→9回→・・・・→1回と繰り返す運動。
【2011年12月24日記】

◎ 2011年12月23日(金) 「観戦」
・ 午後より代々木第二体育館にて全日本レスリング選手権を観戦。
・ 青学レスリング部コーチを務める板倉史也選手は決勝まで進むが、惜しくも二位。
・ 吉田沙保里選手は10連覇で五輪出場を決めるが、決勝相手の高校生・村田夏南子選手がスゴイ!吉田選手を追いつめて場内も騒然。
・ 村田夏南子選手については、二宮清純責任編集「SPORTS COMMUNICATIONS」内の以下の連載記事が詳しい。
第1回「オリンピックを目指す17歳」
第2回「松山から単身、エリートアカデミーへ」
第3回「乗り越えなければいけない壁」
最終回「憧れの存在と3分間の真剣勝負」
【2011年12月23日記】

◎ 2011年12月21日(水) 「今年の収穫の一つ」
・ 昼間は、山口大学時間学研究所での講演用のハンドアウト作り。夜は、青学レスリング部の練習に参加。
・ 本日行われた天皇杯全日本レスリング選手権大会において、コーチの長谷川恒平選手が、グレコローマン55圓罵ゾ 複杵覇)。
・ アップのための準備運動として、マット上で小ボールでのサッカーを3セット。サッカーをするなんて、高校生のとき以来ではないだろうか。
・ 及川君・石井君・亀井君・石川君と打ち込み、及川君・石川君と取り合い(打ち込みとスパーリングの中間)。
・ その後、やはり及川君と石川君に60%くらいの力で守ってもらって(適当に攻撃も加えてもらいつつ)、私が攻め続けるという練習。
・ このくらいに力をセーブして相手を務めてもらうと、私でもポイントが取れる(あるいは取れそうな)ところにまで持って行けて、よい練習になる。
・ マットに伏すような低い体勢で、相手の片足を両腕でクラッチして抱えて、相手の後に回り込もうとする場面が何度かあった。そのときに、相手の足を抱えたまま回ろうとせずに、引きつけた後に自分の手をマット上に押しつけて固定して、それを軸に回り込む方がいいことを、石川君が指導してくれる。なるほど!という感じ。「石川君、教えるのが上手いね」とひとこと言ったら、照れていた。
・ 練習を早めに終えたせいもあって、みんなとおしゃべり。私の来月の試合のことも話題になり、励まされ持ち上げられ(先生、日に日に強くなってますよ〜とか)、やる気を注入される感じ。昨年だったら(無知だったので)こうやって励まされると「勝てる気」になっていたが、今年の私は「無知」でなくなっているので、なかなか勝てる気はしない。
・ レスリング部の練習に参加し始めた頃は、遠巻きに好奇の視線を浴びている(このおっさん何でいるの?的な)感じがあったが、だんだん馴染んできた感じがする。学生たちも、私という異物がいることに慣れてきて、いちおう(最底辺にはいる)「レスリング仲間」として認知してもらえるようになった気がする。これは、今年の収穫の一つである。
【2011年12月22日記】

◎ 2011年12月19日(月) 「朝カル受講生と忘年会」
・ 19時〜22時すぎまで新宿「結庵」にて、その後の二次会を京王プラザ「樹林」にて、朝カル「哲学の読書会」受講生と忘年会。
・ 主な話題は、先日の東大でのシンポジウムのこと、教育情報誌Dream Naviの連載「子どもの難問」のこと、受講生の向井和美さんが翻訳した近刊『100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』(紀伊國屋書店)のこと等々。
・ このメンバーでこの話題をここまですることになるとは・・・という話題としては、故・伊藤和夫先生のこと。
・ 当時まだ大学院生でバイトで駿台講師として教えるようになった私と、駿台の「天皇」のような存在だった伊藤和夫先生のあいだには、親子ほどの年齢差や駿台における立場の違いを超えてしまうような「関係」が成立していて、通常の人間関係からは推し量ることのできないような(私自身、今思い返しても不思議なほどの)深部へと及ぶ「交流」があった。それゆえ、まだほとんど誰にも話していない「秘話」や「エピソード」がいくつもあるのだが、その一部を受講生たちに披露してしまう。
・ レスリング関係の話では、「無知の効用」という話を二次会にて語る。始めたらどうなるか(大変さやケガ等)をあらかじめ知っていたら、始められなかったはず。そういう諸々のことに対する無知が、怖いもの知らずで飛び込むことを可能にした。そして、その「無知」がなかったら、今のこのレスリングの快楽もなかったはずだと思うと、自分の初期段階の無知に感謝したいという話。
【2011年12月20日記】

◎ 2011年12月17日(土) 「久しぶりの夜哲の会」
・ 夕方の演習後、「魚民」南青山三丁目店 にて、演習生とOB・OGの合同で忘年会を兼ねた「夜哲の会」。
・ その後の二次会は、終電前まで(終電を逃した学生も一人)表参道の「A to Z Cafe」で。
・ OB・OG・大学院生は私の長男と、学部生は私の次男と、ほぼ同じ年。
・ 今年の演習生の特徴は、互いに仲のいい男子数人が活躍していること(女性の方が圧倒的に多いし元気なのが常態)。
・ その彼らの、恐山巡り・京都のお寺巡り・長岡城訪問の話や、それぞれの「空白」の期間の話などを聞いていると、演習での活躍の「背景」が分かり、むべなるかな。

・ 帰宅が遅くなって疲れが残っているのと、あちこちの負傷箇所を休ませるために、翌日(日曜日)午前中のレスリング練習は断念。
・ 来年の10月開催のシンポジウム(パネルディスカッション)への参加依頼が「日本理論心理学会」から来ていて、依頼書を読んだら他のパネリストも含めて面白そうだったので(認知神経科学・哲学・臨床心理学のあいだでのディスカッションの予定)、承諾の返信メールを送る。
【2011年12月18日記】

◎ 2011年12月14日(水) 「過ぎたるは別のところに及ぶ」
・ 午後から年内最後の会議3種類。夜は青学レスリング部練習に参加。
・ 本日は、ずっと及川君(4年)に打ち込み・スパーリングの相手をしてもらう。
・ 抽象的な言い方になってしまうが、相手の「力感」「抵抗感」ということについて、最近次のような関係をひしひしと感じる。
・ A・B・C・D(私)と、強い順にいたとする。D(私)は、自分により近いCとの対戦においての方が、自分よりはるかに強いBとの対戦よりも、相手の「力感」「抵抗感」を感じることができる。はるかに強いBは、D(私)に「力感」「抵抗感」を感じさせる必要もなく、あしらうことができるからであろう。
・ D(私)には、そのBよりさらに上のAのレベルの強さの体験はない(体験できるレベルにない)が、BとAとの対戦(関係)を見ることで、C・D(私)のあいだで感じられた「力感」「抵抗感」の上級バージョンが、体験はできなくとも確かにそこにあることが分かって、その「力感」「抵抗感」の巨大さに圧倒される。
・ 亀井君(1年)と石川君(1年)が、太田監督による、太田式のがぶり返しの指導を受けていたので、私も参加させてもらう。
・ 太田監督の解説によると、日本の選手はあまりやらなくて、韓国の選手が使うタイプらしい。
・ 通常、がぶるときには、相手に肘を取られるので、相手の頭・首を抱える腕を深く入れすぎるなと教わる。
・ しかし、太田式ではそこを「逆手」にとって、むしろ腕を深く入れて、さらにその手で相手のもう一方の腕をつかみ、相手の腕と頭を「ホッチキス」でとめたかのように密着させて極める。相手が定石通り肘を取ってくれた方が、さらにその締まりが強まる。
・ この相手の腕の取り方は、2011年11月13日(日)の「身辺雑記(メモ)」のところで、自分の試みについて書いた「今回は、相手の顎に回した右手で、さらに相手の右腕までつかんで引き寄せて、・・・」に近い。ただし、もっと相手の上腕部の脇に近いところをつかみ、頸動脈が圧迫されるようなところまで極めるのであるが。
・ さらに、その「ホッチキス」状態の腕(私の場合右腕)の上に、自分のもう一方の手(私の場合左手)を重ねてクラッチして絞る。
・ 通常「深く入れすぎない」方がいいものを、むしろ「深く入れる」ことによって、別の有利な状態を生み出していると言っていいだろう。つまり、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ではなくて、「過ぎたるは別のところに及ぶ」である。
・ その先は、前方へと圧力をかけて、相手が押し返してこなければ潰してフォールへ持っていくことも可能だし、相手が押し返してくる力を利用して、反り投げをするのと同じ要領で斜め後ろに放り投げる。このへんは、高田コーチがよくやっていたがぶり返しと同じ。
・ 私も、石川君相手に繰り返してみるが、相手を引っぱって投げている感じになってしまい、相手と密着したまま相手の力を利用するということがうまくできていない。
・ (翌日になって)腰回りが張っているのは、この技の練習をしたせいではないかと思われる。
【2011年12月15日記】

◎ 2011年12月11日(日) 「underhook to pass by/運命論」
・ 負傷箇所複数のまま、レスリング練習に参加。右目周囲に残るあざだけでなく、左手人差し指と右手親指のつき指による痛みも治っていないので、テーピングをして練習。
・ 久しぶりに木村コーチの指導の下、11名の参加。
・ 途中、何かやりたい練習は?と木村コーチにきかれたので、先日DVDで座学していた 「Underhook Tie から相手の横をpass byして片足を取る」という一連の動作を練習したいと申し出でて、教えてもらう。やはり実地で教えてもらうと、理解が深まる。一連の動作を、「ぐしゃっと一緒くたにやる」のではなくて「ちゃんと分節化してやるべき」点、レベルダウンをうまく使う点、指した腕のpunch outの具合などを教えていただく。今後、打ち込みの時などに練習を繰り返してみたい。
・ 技の練習では、首にかけられた相手の組み手を外すために、「自分の前腕部で相手の上腕部を押し上げるようにしつつ、相手の首・頭を横へ引いて、相手の横・背後に回る」という崩し技の練習も繰り返しやる。まだ、私はくぐる感じになってしまって、うまく行かなかった。これも繰り返し練習したい。

・ 佐々木敦著『未知との遭遇: 無限のセカイと有限のワタシ』(筑摩書房)を、面識はない著者ご自身からご恵投いただいたので、どうしてかな?と思ってブラウズしてみると、私の運命論の議論が紹介されていた。私が『時間と絶対と相対と』(勁草書房)の中で「形而上学的な運命論」として述べたような強い運命論を、佐々木氏ご自身の提唱する「非因果的な全面的運命論」と近いものとして捉えてくれたようだ。まだ通読したわけではないが、おそらくその通りだろう。
・ 私も、運命論(現実の現実性)をめぐる本(ただいま執筆中断中)を、来年こそ仕上げないといけない。
【2011年12月12日午前1時記】

◎ 2011年12月9日(金) 「講師室にて」
・ レスリングで負傷した右まぶたは、腫れはひいて、周囲が黒ずんでいる状態。今日大学で会った某先生から、哲学会のシンポジウムで殴り合いになった?ときかれました(^_^;)
(私の右側にいたのは野矢さんだったから、野矢さんのパンチ・・・ということになるかな。草食系・脱力系の哲学者なので、あまり強そうじゃないんだけど(^^))
【2011年12月9日記】

◎ 2011年12月5日(月) 「東大レスリング部で出稽古のあと、救急病院へ」
・ 本日は、主将の中岡君のご配慮で、東大レスリング部に出稽古に行く。久しぶりの駒場キャンパス。
・ 湘南高校の先輩で、東大レスリング部OBの大野先生(大正大学教授・社会学)にお会いする。大野先生は、駒場に非常勤で教えに来ていて、その後レスリング部の練習に参加しているとのこと。
・ 前半に負傷。打ち込みの最中に、相手との衝突で右まぶた上を(まるでボクシングでのように)切ってしまう。血が止まらず、だんだん腫れもひどくなって疼くように痛む。それでも、バンドエイドを何度も変えながら練習は続けるが、帰宅後でも救急病院へ行った方がいいと、大野先生からも助言される。
・ 帰宅後に、救急指定の病院へ。あらかじめ「レスリングの練習での右まぶた上の裂傷」と電話で伝えてあったわけだが、外科医の先生から「53歳だから、まさかプロレスごっごで怪我をしたわけではないですよね」と言われてしまう(T_T)
・ 傷がふさがるのに3日。腫れが治るのに3週間と言われる。明日がいちばん腫れるそうだ。授業があるのに・・・。
・ でもシンポジウム後でよかったかな。この顔では・・・・。
【2011年12月6日0時過ぎ記】

◎ 2011年12月5日(月) 「哲学会シンポジウム・メモ」
・ 昨日の哲学会シンポジウム「<語りえぬもの>をめぐって」は、いつもの東大同窓会的学会の雰囲気とは異なって、150名ほどの聴衆で教室は満席、かつ女性の割合がいつもより多かった。会員ではない参加者が多かったということだろう。
・ 全体としては、野矢さんが新著で展開した相対主義論(他者論)と私的言語論を、それぞれ入不二と永井さんが批判するという構図で、野矢さんはほぼ「防戦」「防御」に徹していた印象。でも、三者の「論点」と「個性」と「芸」は、その中にちゃんと現れていたのではないか(Battle Royal的には成功ということ)。
・ この日の一番の「名言」は、永井さんが最後の質問者(言語の歴史性についてどのようにお考えかという質問)に対して言った、「お若いのにお年寄りの重鎮のような質問ですね」とひとこと言ったこと。これは、最後に「大物」が「大きな質問」をして会を閉めるという、学会的慣例という文脈を笑い飛ばすような秀逸な「ギャグ」であった。

・ 私自身の反省点は、東大的学会伝統に則って(?)、あるいは永井さんにお付き合いして(?)、原稿読み上げ式でやったこと。終了後の食事会・飲み会で田島さんからも指摘されたのだが、私の発表では、原稿読み上げの部分よりも、野矢さんへのリプライの時にフリーハンドで喋った部分の方が格段によかったそうだ。ぜんぶ、その方式でやった方が、私の「芸」はより発揮できたかも。
・ 逆に、私自身の収穫は、シンポジウム内でも述べたが、野矢さんの相対主義論と比較することで、私自身の相対主義(相対化)論を明確化できたこと。その点をメモ書きとして残しておく。
(1)野矢の相対主義論に含まれる「自己保存(自己持続)」と「選択」という点を、私の方は相対主義(相対化)に含めない。つまり、「他の可能性」まででよくて「他の選択可能性」である必要はなく、自己が保存される(自己が持続する)必要はないし、保存(持続)の可能性さえ残らなくとも、「相対化」として考える。
(2)私は、「相対化」の第一形態を、「<対>のない状態(つまり隣接項のない絶対的な状態)を、<対>のある状態(隣接項のある状態)にすること」(<対>化)と考えており、その<対>(隣接項)を実際に「選択する」ことまでは、<対>化には入ってこない。
(3)さらに、「相対化」の第一形態から、相対化とは「ずべて(絶対)だと思われたものを、ずべてではない位置(相対)へと墜落させること」(局所化)と言い換えることができる。ここには、第一形態に含まれていた「複数性・<対>性」も含まれていなくてよい。これは、「相対化」の第二形態(単数的な相対化)と言える。
(4) さらに、「自己消滅(自己抹消)」も「すべてではなくなる位置への墜落」であり、その意味で「相対化」の第三形態(ゼロ的な相対化)と言える。
(5) したがって、相対主義(相対化)とは、まず「絶対的(と思われる)もの」があってしまうからこそ始まるものであり、その相対化以外の何ものでもない。そして、その相対化は「己の死」の可能性にまで通じていると、私は考えていることになる。
(6)結局、「相対化」とは言語の働きそのもののことであり、われわれはその意味では相対主義者でしかありえないが、しかし絶対主義の力を消し去れるわけでもない。
【2011年12月5日記】

◎ 2011年12月4日(日) 「Battle Royal」
・ 今日は、永井均・野矢茂樹・私(入不二)・司会:植村恒一郎による哲学会のシンポジウムに「参戦」してきます。東大・本郷(法文2号館 二番大教室)で、13:00より。
・ なんだか、Battle Royalでもやりにいくような気分。
【2011年12月4日記】

◎ 2011年11月30日(水) 「レスラーどうし/大学生どうし」
・ 午後から会議3種類のあと、夜は青学レスリング部練習に参加。
・ 本日は、東大レスリング部主将の中岡君(3年)が「出稽古」で参加。
・ 中岡君は先日スポーツ会館へも練習に来て、その縁が今回の「出稽古」へとつながる。
・ 青学レスリング部は1部で、東大レスリング部は2部なので、ふだん対戦することはないのかもしれない(いっしょに練習することも)。
・ しかし、私のようなおじさんがレスリングを始めたことが機縁となって、その両者が出会うのだとすれば、これは善きことのように思う。
・ 練習の始めのあたり(打ち込みくらい)までは、青学のレスリング部員たちは、中岡君がどれくらいのものなのかを気にしている様子で、石川君は私と打ち込みをしながらも、ちらちらと中岡君の様子をうかがっていた。
・ だが、スパーリングを繰り返すうちに、レスラーどうしの自然な関係へと移行し、融け込んでいくのにそれほど時間はかからなかった。
・ 練習が終わって、中岡君を入れて何人かで集まって話している姿を遠くから見ながら、ああ大学生どうしなんだなぁと思い、(当たり前だなのだが)自分が「別枠の参加者」であることをちょっと寂しく思った。
・ 技術練習は及川君に指導をしてもらいながら、仲上君に相手役をつとめてもらって、寝技の練習。アームバーとネルソンを組み合わせて、ネルソン側へと回り込んでいって相手を表返し、フォールまで持っていく技を、及川君に指導してもらう。やられ役の仲上君は、かなり痛そうだった。その他にも、脚を折り畳んでの股裂きや、グラウンド・コブラツイストも試す。
【2011年11月30日】

 2011年11月27日(日) 「観戦二つと日曜日の練習」
・ 来週の哲学会シンポジウムに向けて、永井・野矢の両氏と原稿を交わし、それをめぐって何往復ものやり取り(議論)がメールで続く。本番のシンポが「試合」だとすると、事前のやり取りは「スパーリング」かな?

・ 火曜日と土曜日に、レスリングの試合を観戦。どちらも午後に授業があるので、慌ただしい中で途中まで観戦。
・ 火曜日は、青学レスリング部の1年生たちが出場する東日本学生秋季新人戦(駒沢体育館)の観戦。いつも私の相手をしてくれる仲上君(1年・55垉蕁砲梁1回戦の勝利を観ることができた。知り合いではない人の試合を、技とか動きとかの観点から客観的に観ているのとはぜんぜん違って、練習相手の人がやる試合観戦は、興奮するし力が入る。
・ 土曜日は、港区レスリング大会の団体対抗戦(港区スポーツセンター)を観戦。なにしろスポーツ会館のコーチ陣+精鋭部隊がチームを組んで出場するので、午後の授業のため時間的に厳しいものがあったが、とにかく観られるところまで観ようと会場へ行く。ぎりぎりコーチ陣の試合を観戦することに成功。
・ 結果は残念ながら三位に終わるが、団体戦のもつ「巻き込む力」は予想以上で、ちょうど火曜日の観戦が「一人」へのコミットメントが生み出す「巻き込む力」だとすると、土曜日の観戦はそれの6人分だし、単純に6倍ではなくチーム(団体)へのコミットメントがそこに加わるので、団体対抗戦ならではの盛り上がりが生まれる。
・ 土曜日の夜は、団体戦出場のコーチ陣+αで大久保にて飲み会。高田コーチは、団体戦としては勝負がついていた7人目として登場したために、(地味にレスリングをすればおそらく勝っていただろう試合を)魅せる(見せる)試合にしようとして(?)、大技を強引に繰り出して肋骨にひびが入る負傷。酒の席でも笑うたびに痛そうであった。
・ 飲み会翌日(本日)は、レスリング練習に参加。野村コーチの指導で6人と少人数。
・ 少人数であったため、ふだんは対戦しない重量級の須藤さんにも、スパーリングで相手をしてもらう。
・ 本日の収穫は、先生こと冨川さんとの練習で、がぶられた状態からスイッチの動きでくぐっての攻守逆転が、以前よりはできたこと。ポイントは、取った相手の肘・腕の活用の仕方(引き具合)だった気がする。とはいえ、練習ではできても、実践でできる気はしない(というか、こわくてトライできない)。
・ 本日の野村コーチの名言「自分がやられてしんどいことを相手にするのがレスリング」(関西風のイントネーションで)。
【2011年11月27日記】

◎ 2011年11月20日(日) 「日曜日の練習」
・ レスリング日曜クラスは、野村コーチで10人ほどの参加者。
・ スポーツ会館4Fの体育館では、全国社会人オープン選手権の試合が行われていて(土曜日:フリー、日曜日:グレコ)、その試合に出ている(或いは前日出た)会員もいる。
・ 久しぶりに大林さんに、打ち込み・技研・ドリル・寝技スパー・スパーのすべてにわたって、相手をしてもらう。大林さんからは、二度もアンクルホールドを極められて、3回ずつ回されてしまう。翌日になっても、交差させられて負荷がかけられた左のアキレス腱あたりが痛む。
・ 練習終了後に、残った何人かで「トルコ刈り」という技の話になり「講習会」みたいな感じになる。このとき、噂には聞いていた田中コーチとも初めてお話する。
・ 来週は、コーチ陣が港区レスリング大会の団体戦に出場のため練習がお休みになるし、その翌週は、哲学会シンポジウムでの発表があるので、二週にわたって日曜日の練習ができなくなってしまう。嗚呼。
→ 私の勘違いで、今度の日曜日は練習があることが分かりました。よかった!
【2011年11月21日記】

◎ 2011年11月19日(土) 「原稿の更新」
・ 哲学会シンポジウムでの入不二の発表原稿「「語りえぬものを語る」ことで語られないこと―相対主義・他者・相貌・自由―」を更新しました。
【2011年11月19日記】

◎ 2011年11月18日(金) 「哲学会第五十回研究発表大会の案内」
・ 哲学会第五十回研究発表大会の案内が、[http://www.l.u-tokyo.ac.jp/philosophy/tetsugakukai...]に出ています。
・ ポスターは、[http://www.l.u-tokyo.ac.jp/philosophy/tetsugakukai...]にあります。
・ ポスターによると、「非会員の方は参加費500 円にて聴講いただけます。」となっています。
【2011年11月18日記】

◎ 2011年11月16日(水) 「検証と別の可能性」
・ 午後から会議4種類のあと、レスリング部練習に参加。
・ 本日は、三年生の赤嶺君がリーダーとなって、練習メニューが進む。彼の太ももは、60僂舛くある。
・ アップのための「(マット内外・前転・出入)鬼ごっこ」では、「みそっかす」(幼い子が大きなお兄さんたちに混ぜて遊んでもらうときのアレ)にしてもらって参加。
・ 来週の火〜木が「東日本学生秋季新人戦」のため、一年生の部員はそれに向けて減量・調整中で、独特の雰囲気。
・ 減量中で苦しそうな石川君は、疲労困憊でフラフラしているが、体脂肪率が4%ほどで、筋肉のキレがいつも以上に凄い。
・ 技術練習では、がぶりからの攻撃のいくつかの練習を仲上君と。
・ 先日の「検証」も行ってみる。実は左手も「遊んでいる」わけではなく、右手の引きをサポートしていることが確認される。また、相手に肘を取られてしまっている右手を掬うのに使うのはかなり困難。そもそも、相手の体幹が強いと、振るようにしてひっくり返すのは無理。
・ しかし、その「検証」を踏まえて、逆方向の可能性を試してみる。つまり、いったんその方向に振るようにした後、こんどは左手で掬うようにして踏み込みつつ逆方向にひっくり返そうとしてみた。一度だけだったが、いけそうな感じもあった。今後の検証が必要。
・ 練習後一年生の松田君としばらくおしゃべり。彼は、一年生ながら、先日の内閣総理大臣杯全日本大学選手権で(3位決定戦には敗れるも)5位。今度の新人戦も期待される。
【2011年11月17日記】

◎ 2011年11月13日(日) 「技についての事後的な思考」
・ 二週間ぶりに日曜クラスに参加。野村コーチの指導で10人ほどの参加者。
・ スパーでは、冨川さん・服部さん・小野寺さんに相手をしていただく。
・ けさ固めをかけられた側がフォールを阻止するためにやることを練習したのが面白かった。ここでも、身体を返してうつぶせになるために「スペースを作る」というのが出てきた。
・ しかし、けさ固めをやる側が、相手の腕を肘を取って引きつけ、さらに頭を引いて固めると、フォールを阻止することはかなり困難。
・ がぶりからの攻防の練習を服部さんとしたときに、これまでにやったことのない(と思う)技がきまる。
・ がぶった状態で、ふつう私は右手で相手の頭(顎)を抱え、左手で相手の右腕(肘)を取って引く(あるいは肘で肘を極めて両手をロックしようとする)のだけれど、今回は、相手の顎に回した右手で、さらに相手の右腕までつかんで引き寄せて、その腕を強く引きつつ自分の右肩で押すようにして、相手の身体をひっくり返してニア・フォールまで持っていくことに、二回試して二回とも成功。
・ 後でふり返ってみると、かなり強引に相手の身体を振るような仕方でひっくり返していたが、もっとうまく合理的にひっくり返せないものか・・・。
・ 今回やった技のかけ方では、ふつうは相手の右腕(肘)を取っている自分の左手があいてしまって、使用していない。そのあいた左手を全く利用することなく、自分の身体の右半身の力と体重移動だけで、相手の身体を返そうとしていた。このあいた左手をうまく利用する方法はないものか・・・。
・ たとえば、相手の右腕(肘)を引いてバランスを崩させた後や、相手の身体が仰向けに成りつつある途中で、自分のあいていた左手で、もう一度(最初の状態のように)相手の右腕(肘)を取り直して、その代わりに自分の右腕を相手の脇へ入れて掬うようにできれば、もっとうまく合理的にひっくり返せないだろうか・・・。
・ こういう頭の中での試行錯誤(思考実験)は、実際に試してみると単に観念的なものにすぎなかったことが分かる場合と、意外にリアルでもうまくいって思考と身体が一致する感覚が得られる場合の両方がある。今度の青学レスリング部の練習のときにでも、検証してみようかな。
・ 妄想に近い頭の中でのシミュレーションと、実際のリアルな身体での実践(実験)とのあいだを行き来するのも、楽しみの一つである。
【2011年11月14日記】

◎ 2011年11月11日(金) 「53歳」
・ 1が六つ並ぶという、いつもより「ぞろ目」度が高い誕生日でした。次は1が七つ並ぶ100年後。
・ ちなみに、(午後)11時11分に「117」で時報を聞いて、2011年11月11日11時11分の瞬間を確認しました。
【2011年11月11日11時30分記】

◎ 2011年11月9日(水) 「声の有無」
・ 午後より会議3種類。夜はレスリング部の練習に参加。
・ まだ風邪が治りきっていない(喉がいがらっぽい)ためか、いつもより汗をかくし疲れるのが早い。
・ それでも、練習最初と最後のサーキット・トレーニング等の「追い込み系」のトレーニングを、(遅れがちではあるが)学生と同じように全部やった。
・ 全日本大学選手権がこの週末にあって、減量中のせいもあるのか、ナーバスになっている感じが伝わってくる学生もいる。
・ いつものように、最後は一年生の仲上君を相手に、技術練習。スパーの最中に何度が「飛行機投げ」で投げられてしまったので、その点の復習と投げる方の練習。寝技の練習もやらせてもらうが、いくつか技を試みた中で、ローリングが一度きまっただけ。
・ 同じ時間帯に、横の板の間では少林寺拳法部が練習していることが多い。
・ あちらは、気合いが入ったかけ声が響き渡るし、踏みしめる足音もリズミカルに響くし、直線と円を合わせた動線のようなものが視野に残像として残る。
・ 一方レスリングマット上は、まったくの「声なし」で黙々と絡み合っていて、時々マットに身体が打ち付けられる音がする程度。動きも、(直線と円では表せない)もっとぐにょぐにょした曲線の印象が強く、極めて対照的な感じがする。
・ レスリングではルール上「声を出して相手を威嚇したり、かけ声をかけたりしてはいけない」という点は、一般にあまり知られていないようだ。だからレスリングは「無言の闘い」となる。この点は、空手や剣道などの武道と大きく異なる点の一つである。
【2011年11月10日記】

◎ 2011年11月8日(火) 「原稿アップ」
・ シンポジウム用の私の原稿を、PDFファイルでアップします。
・ 「「語りえぬものを語る」ことで、語られないこと―相対主義・他者・相貌・自由―」です。
【2011年11月8日記】

◎ 2011年11月6日(日) 「この3日間/シンポジウムの告知」
・ 11月4日(金)の夜は、田町のキャンパス・イノベーションセンター国際会議場で行われた、山口大学時間学研究所のイブニングセミナー「見える時間 見えない時間」に参加。
・ お目当ては、脇條靖弘さん(山口大学人文学部)の「ニューカムの問題と逆向き因果」の発表。
・ 終了後は、所長の辻さん・青山さん・明石さん(お二人は時間学研究所の専任)・脇條さん・一川さん(千葉大学)・私の6人で11時過ぎまで夕食。
・ 11月5日(土)は、3コマ分の授業をやって喋りすぎたため(前日のおしゃべりもあるが)、ここ数日の風邪による喉の痛みを悪化させてしまう。
・ 体調が悪化したので、日曜日のレスリング練習はお休み。その代わりに、シンポジウムの発表原稿の直しを行って、修正版を完成させる。
・ 原稿タイトルは、副題も加えて「「語りえぬものを語る」ことで、語られないこと―相対主義・他者・相貌・自由―」にする。

・ そのシンポジウムの情報を、「告知」のところに載せました。
【2011年11月6日記】

◎ 2011年11月2日(水) 「練習あいまの会話」
・ 午後からの臨時の会議のあと、レスリング部の練習へ。
・ 大学生たちは試合(全日本大学選手権)が近いため、試合会場についてから試合までの時間を想定して、各自自主的なアップを25分。そのあとの1時間はずっとスパーリング。
・ 一度だけ、仲上君を相手にタックルに入って抱え上げることができそうになるシーンがあった。だがそこまで(突進力弱し)。守られて潰されてしまう。それでも今日の「収穫」かもしれない。
・ 最後に、「フラッシュ→ぶら下がり→懸垂→綱登り」をそれぞれ30秒ずつ×3本というサーキットを、私は2本だけお付き合いする。その後、及川君に相手になってもらって、腕取りから横について肩で体重をかける技術練習。
・ 東大レスリング部主将の中岡君(3年)と先日いっしょにスポーツ会館で練習したことを太田監督にお伝えして、青学への出稽古も歓迎していただく。中岡君は、スポーツ会館での練習で肘の靱帯を痛めてしまったので、それが完治したら参加してくれる予定。
・ 大学から始めても向上心や研究心に溢れる者の方が、高校以前からやっている者よりも「伸びしろ」が大きいことがあるし、そういう人の練習参加は刺激を与えてくれる、というのが太田監督のことば。
・ (私の上半身を見ながら)太田監督から「腹筋が割れてきましたね。いい体になってきました。もっと凄いところまで行けますよ」と言っていただく。レスリングには様々な競技の要素が全部入っているため、身体全体がああいう具合に鍛え上げられていくという話。
・ 重量級の赤峰君は、そのごつい風貌とはちがって優しく話しかけてくれることがしばしばで、今日もスパーリングの休憩中に声をかけてくれて、励ましてくれた。ありがとう。
【2011年11月3日記】

2011年10月30日(日) 「東大生の出稽古」
・ 先日連絡をもらった東大レスリング部主将の中岡君が、本日のスポーツ会館の練習に参加。
・ 大学からレスリングを始めて3年で、ここまで強くなれるんだというのが分かって羨ましい(私だって、東大生当時に始めていればもう少し・・・・)。元全日本チャンピオンの服部さんも「すばしっこい」とほめていた。
・ 中岡君から聞いて面白かったのは、レスリング部員の学部の偏り。法学部・経済学部・工学部が主。(今だけでなく)文学部の部員はいないらしい。私が大学生当時に入部していたら、稀少例だったのに。
・ 今日は、総勢18名あまり(指導は野村コーチ)。高田大先生ともお会いする。(このあいだの試合に懲りずに)またセコンドをしてくださいとお願いする。
・ 先々週の水曜日特訓以来、手首の硝子軟骨を痛めている(二度目)。テーピングをしてやっているが、どうしても庇ってしまって、スパーをやっても調子がいまいち出ない。
・ 練習の最後は、みんなで円になって手を繋ぎ、左右のうさぎ跳びを10回→9回→8回→・・・とやっていく初めての(変な?微笑ましい?)補強運動。
・ 先日書いた「左室肥大」とも関係しているのか、このところ安静時のパルス(脈拍数)が50を切って40後半。これって、スポーツ選手並みでは?

・ 12月4日(日)に予定されている、哲学会第五十回研究発表大会・東京大学のシンポジウム「<語りえぬもの>をめぐって」(提題者:永井均・野矢茂樹・私、司会:植村恒一郎)の発表原稿(「「語りえぬものを語る」ことで、語られないこと」)をひととおり最後まで書いてみたので、お三方に送信。この発表原稿は、そのうちここに公開します。
【2011年10月30日記】

◎ 2011年10月26日(水) 「練習前風景/小学生の頃の教師体験/左室肥大」
・ 本日も会議終了後、青学レスリング部の練習に参加。
・ 練習開始30分ほど前にマットへ行って、ストレッチをやる(彼らみたいに毎日やっているわけではないし、年齢のこともあるので準備運動は入念にしている)。
・ この開始前の時間帯は、レスリング部員たちの練習前風景が見られて興味深い。
・ 多くの者が上半身裸で、マット上で横になっている者、キャッチボールをしている二人組、壁に向かってボールを蹴っている者、壁に寄りかかってぼぉーと休憩している者等々・・・。練習前の(といっても彼らは午前や午後の練習の後だが)、けだるく緩んだ空気とマットの独特の匂いが入り交じっていて、私はレスリング場のこの雰囲気がけっこう好きだ。
・ その中で、3年生の石井君は、いつも練習前のマットの上で(座ってあるいは横になって)読書をしている。今日は心理学関係の本。あの身体を晒しつつ(cf.8月23日(火)の写真)、練習前のマットの上で読書する姿は、なかなか格好いい。
・ 1年生の河本君に打ち込み・スパーの相手をしてもらうと、その肉体の力感と圧力に圧倒される。66垉蕕覆里任修鵑覆紡腓いわけではないし、遠目に見ているだけでは(ビルドアップされた上半身の凄さは分かっても)、その力感や圧力は分からない。しかし、対峙したとたんにその引力圏に巻き込まれ、組んだときにはもう圧倒的にその支配下に置かれてしまう。
・ この「遠目」と「対峙」のあいだの落差の経験こそが、肉体のリアリティを伝えてくれる。

・ いっしょに練習に参加していた今泉さんと、渋谷「勧進帳」で食事。今泉さんの専門が教育史なので学校論・教師論などとも交差しながら、お互いの父親の話・子どもの話・自分の子ども時代の昔話など。
・ たとえば、以下のような小学校時代の私の「教師体験」の話をした。
・ 小学生の私は、知的にはかなり早熟で先生をバカにしているようなところもあり、さらに悪魔を呼び出すことに夢中になったりする(10月15日(土)の身辺雑記(メモ)参照)かなり「変な子ども」だったので、先生からはあまり好まれない、いやむしろ嫌われていた。先生が好きなのは、昔も今も変わらないだろうが、もっとふつうの「優等生」だった。
・ そんな「変な子ども」だった私と「優等生」だったMくん二人を前にして(二人がある演劇の主役になってその稽古中に)、K先生はあからさまに「おれは、こいつ(M)のようなイイやつが好きだ。おまえのようなひねくれた奴は嫌いだ」と面と向かって言われたことがあった(5年生の頃)。
・ 卒業前に、6年生が低学年のクラスを訪問していっしょに給食を食べた後、「6年生のお兄さん・お姉さんに、将来なりたいものを話してもらいましょう」ということになった。私の順番が来て「ピタゴラスのような哲学者になりたい」と言うと、そのクラスの担任の先生は「哲学なんてやると、キチガイになりますね」と言った!
・ どちらの発言も、いまの時代では考えられないものだろう。あるいはすぐに「問題」になってしまうだろう。しかし、当時(昭和30年代・40年代)はこんなものだった。
・ 小学生の私も、そんな言葉で「傷つく」ようなヤワではなかったし、「なんだこの先生、俺より子どもだな」とか「なんにも分かっていないな」くらいに思って、ますます先生をバカにするようになっただけだった。
・ 小学校3年生のときの、この写真を見てもらうと、「変なこども」具合が少しは伝わるかも。
・ そんな状況から解放されるのは、中学に進んでからという話もした。

・ 先日の健康診断の結果で、「左室肥大」が指摘された。どうも、異常があるのではなくて、いわゆる「スポーツ心臓」というやつで、強度の運動に耐えるための「適応」らしい。筋肉がつくとか、体脂肪が落ちるというだけでなく、この1年半のレスリングで心臓まで変わっちゃうんだというので驚いた。
【2011年10月27日記】

 2011年10月25日(火) 「敗戦分析」
・ 今泉コーチからいただいた先日の試合動画をじっくり見ることによって、「秒殺の主観的体験」として残っていたのとは違う点に気づかされる。
・ 一月のデビュー戦では、「クリンチ勝負」という初体験の処し方を間違えたことが敗戦の原因の一つだったのと同じように、今回は、レフリーからの「オープン・ハンド」という指示に対する処し方を間違えたことが敗戦の原因の一つになっているように思えた。
・ レスリングでは、相手の手首をしばらく握ったままでいると、レフリーから「オープン・ハンド」と言われ手首を離すように指示されるが、今回これを初体験。
・ 動画を見ると、その指示に対して(試合中は一瞬「?」となって焦ったのを覚えている)、私はすぐに手をパーの状態に開いて相手の手首を離してしまっている姿が映っていた。
・ そのように手を離した後に、不利な状況になり、右足へタックルに入られている。(ちなみに、相手の右足へのタックルはこれが2回目のトライで、1回目は相手の手首を取っていることで振り回すような仕方で防いでいる。)
・ おそらく、単純に「手をパーに開いて手首から離すだけ」というのは馬鹿げていて、他の箇所へと持ち替えるなり、離すのであっても他の動きと組み合わせるなり、もっとうまく対処すべきだったのだと思う。
・ 秒殺(動画で確認したところ、30秒ではなく50秒でフォール)という体験があったので、ものすごく相手とのレベル差があったかのように記憶されていたが、動画を冷静に(第三者的に)見るかぎり、「どうしようもない」というほどの差ではないように見える。
・ 実際、私の動きもそう悪くないし、身体的にもそんなに見劣りしているわけでもない。
・ ただ、片足を取られたあとの処し方がまずいし、脆すぎることは、今後の大きな課題であることは再確認された。
【2011年10月25日記】

◎ 2011年10月23日(日) 「疲労ゼロの試合」
・ 本日は、二回目の試合経験を積むために、大田区のレスリング大会に60垉蕕能仂譟
・ 地区レベルの大会だからといって侮れないのは、初代 PRIDEライト級王者でアメリカのUFCでも戦っている、あの総合格闘家・五味隆典氏が出場していてビックリ。
・ その他にも、横須賀の米海軍兵や、防衛大や東大のレスリング部員、豊島区レスリング協会の社会人の方々など、かなりの人数が集まっていた。
・ スポーツ会館からは、今泉コーチ・木村さん・私の3人が出場。セコンドには高田コーチ。
・ せっかく、(初試合の時とはちがって)高田コーチにセコンドについてもらったにもかかわず、アドバイスをもらう暇もないほどの「秒殺」。
・ 1ピリオドの30秒くらいのところで、片足を取られて倒され、押さえ込まれてフォール負け。何もさせてもらえないままフォールされてしまったので、ぜんぜん疲労感がない。レスリングをやってこんなに疲労感がないのは、初めて。
・ その対戦相手の方は、先述の五味隆典氏のジム所属で、(あとで調べて分かったのだが)アマ修斗の大会で3位、先日の豊島区レスリング大会では優勝している。当然の秒殺とはいえ、もう少し抵抗できないものか。
・ 今泉さんは、五味隆典氏との対戦では敗れたが、三位決定戦を制して入賞。その五味隆典氏も決勝戦では、ご自身のジムのレスリング・コーチに敗れる。
・ 試合後に今泉さんとの話でも出たが、有名なプロの格闘家の方が、このような小さなアマチュアの大会で戦うことは、特別な注目を浴びてしまうわけだし、リスクもあるはずだし、それにもかかわらず自然体で参戦できるというのは、尊敬に値することだと思う。
・ それにしても、もう少し疲れるところまで試合を経験したかった。(対戦相手次第ではあるが)初勝利への道は遠そうだ。
【2011年10月23日記】

◎ 2011年10月19日(水) 「特訓」
・ 全日本大学グレコローマン選手権のため、青学レスリング部では練習できないので、本日は今泉さんのご厚意で「特別措置」が実現。
・ スポーツ会館の夜のサンボクラスにビジターとして参加して、(サンボのコーチの許可を得て)今泉コーチと人見コーチと3人でマットの隅の方でレスリング練習。
・ こんどの日曜日の試合に出てみようかと思っているので、「試験前対策の塾の特別授業」みたいなことをしていただく。
・ 2時間のあいだ「打ち込み→攻防を交えた打ち込み→技研→最後に2分スパー」というメニューで個人指導。
・ 攻防の中で、私が「なりやすい形」を取りあげて、技術指導もしてもらう。
・ 片足を取った後の私の進行がうまくなかったので、取った脚を股ではさんでから足首の方へと持ち替える練習や、片足タックルに入るタイミングをつかむ練習など。寝技では、フォールにまで持って行くやり方で、私ができそうなものを練習。
・ 個人指導で密度が濃かったせいか、翌日には、久しぶりに全身筋肉痛状態。
【2011年10月20日記】

◎ 2011年10月16日(日) 「ナショナルトレーニングセンターで練習」
・ 本日は、全日本マスターズレスリング連盟主催「第1回マスターズレスリング交流合宿」の二日目に参加。昨日からの泊まり込みの合宿だけれども、私は土曜日が授業日なので、本日一日のみの参加。
・ 一日だけでも参加する価値十分の、すばらしい企画であった。
・ 一つには、オリンピックを目指すアスリートたちが練習するための特別な施設で、練習ができるというプレミアム。もう一つには、全日本のナショナルチームの現役コーチから技術指導が受けられるというプレミアム。この二点だけでも、参加費以上の価値があるけれど、それに加えて、全国から集まったマスターズレスラーたち(二日間で60名ほどの参加者)といっしょに練習できる楽しさも格別だった。
・ 「味の素ナショナルトレーニングセンター」については、こちらを参照。ふつうにはなかなか入れてもらえない施設で、中のセキュリティー管理も厳しく、しかも巨大な迷路のようであった。有名なアスリートとすれ違ったり、食堂でいっしょになったりというような場所である。
・ レスリング場にはマットが6面もあって、そのマットの質も極上。空調設備も完璧。

・ HP上には、こんな説明も→<レスリングマット6面が設置されています。壁面及び天井のハイビジョンカメラ等と、併設のテクニカルルーム内の機器により、映像分析を行うことができます。また、トレーニングに利用される肋木、クライミングロープ及び鉄棒も設置されています。>
・ 今日の担当コーチは、アテネ五輪銅メダリストの田南部力氏。その技術解説の中では、「いま流行の」「最新の」という点が強調されていて、最前線をかいま見せてくれる感じが、学習欲を刺激する。今日のテーマのアンクルホールドでも、がっちりクロスを極めてから回転するのではない、(二段のタックルから)すぐにそのまま脚を抱えて回転するという「流行の」タイプを習う。
・ 若い現役のコーチによる「競技性」「合理性」「新しさ」を前面に出した指導と対照的なのが、オールドネーム(昭和56年の世界チャンピオン!)の朝倉利夫氏(アドバイザーコーチ)の言葉と指導。
・ 朝倉コーチの「痛みのあるレスリング技」「フォールこそがレスリング」という言葉は、レスリングの深部を抉り出すような力を持つもので、若い世代のコーチとの対照を明らかに意識した発言であった。
・ 実際、朝倉コーチによる「股裂き」の指導は、見るからに「痛そう」なもので、相手役に呼び出された練習仲間である木村さんは、何度もタップをしていた。
・ 他の格闘技においてもありそうな(いや、その他の場面でもありそうな)、この「二つの対照的な方向性」が同時に体験できるというのも、なんとも贅沢な機会だと思った。
【2011年10月16日記】
 
◎ 2011年10月15日(土) 「同窓会会報誌の原稿「思い出の一冊」」
・ 土曜日2コマの授業前に、恒例の心理学科同窓会の会報誌原稿を書く。今年のお題は「思い出の一冊」。昨年は「人生について」(2010年10月6日(水)の身辺雑記(メモ)のところ参照)。
・ 私の原稿は以下のとおり。規定字数は150字以内。
「思い出の一冊」 入不二基義
水木しげる作『千年王国』を読んだ小学校高学年の頃、自分こそ悪魔くんだと思いこんで、私は友達の中から「十二使徒」を選び、魔法陣を研究し、悪魔を呼び出そうとした。それを伝えるために、水木しげるさん宅に電話をしたところ、ご本人が出た。変な小学生だと思っただろうが、「頑張ってください」と言ってくれた。 (147字)
【2011年10月15日記】

◎ 2011年10月14日(金) 「10年ぶりの再会」
・ 金曜日は、一番疲労度の大きい(遠いし大教室なので)相模原キャンパスでの授業日。
・ 夜は、東大駒場で同級生だった猪尾君と新宿「BRUSSELS」で夕食。その後近くの居酒屋へ。
・ 直接会うのは彼が山口へ遊びに来たとき以来なので、10年ぶりくらい。
・ 駒場時代の彼は、一番年下でうぶで木訥な男子校出身者という感じだった。いまも彼の本質は当時のままだが、職業人(高校教師)としては、図太くクレバーでかつ暖かみも包容力もある教師になっているのが分かって(体重の増加もはんぱではないが)、彼の方が年長者であるかのように感じた。
【2011年10月15日記】

◎ 2011年10月12日(水) 「少しだけ複線化」
・ 午後に三嶋先生の研究室にて、来年度の哲学・倫理学関連の科目に関する打ち合わせ。三嶋先生の剣道話も聞く。
・ 夜は、青学レスリング部の練習に参加。
・ 太田監督による「アンダーフックでさして、もう一方の手で相手の頭を引き回し、それを左右で流れるように繰り返し、隙を見てタックルあるいはがぶり等へ」の実地指導と、その反復練習をやる。さした後に相手が腋を締めてきたところを、「ぶら下がる」ような感じで体重をかけるという指導が興味深かった。
・ スパーリングのときに回数を数えたら、私の10倍を大学生たちは休みなく繰り返している。その最後あたりで(つまり相当疲れているところで)私が対戦しても、それでもかなわない。
・ (及川君はお休みだったので)仲上君と二人だけで、最後の20分ほど技術練習。崩し、片足を取られたところからの防御、寝技を練習。
・ 仲上君に八割くらいの力で防御してもらって、寝技をかけ続けるというのをやってみる。
・ アンクルに行こうとしたが、相手の足首を制御したところまでで、守られて先へ進めなかったので、その足を折り畳んで、こちらの足を相手の大腿部下に潜り込ませて股裂きへ、という流れを試してみる。なかなかいい感じ。
・ このあいだの日曜日の練習でも、似たような展開(ローリングから股裂きへの移行)があった。前には一つの技しかできなかったが、二つを組み合わせて使うという「複線化」が少しだけできるようになった気がする。
【2011年10月13日記】

◎ 2011年10月9日(日) 「よい点・わるい点」
・ 本日のレスリング練習は、今泉コーチの指導で、総勢18人ほどの大人数。野村コーチや(最後の方で)木村コーチと人見コーチも参加。
・ 今日のよかった点、
 (1) 相手ともつれた状態になっても、相手をコントロールしてうまく捌くことができた場面があって、安定感が前よりも増していると評価された。
 (2) 寝技のスパーで、ローリングと見せかけておいて、股裂き風に足を入れて相手を表返すという「トラップ」を試してみて、初めて成功。
 (3) 打ち込みのときに、「入不二さんは陸上の選手でしたか?」と野村コーチから言われる。最初の踏み込みが(スタートダッシュのように)速いとほめてもらう。
・ 今日の改善点
 (1) 差し合いでの前腕部でねじ込む動作が、うまくできていない点。
 (2) がぶり状態のときや、アンクルに入ろうとするときに、自分の肩を支点にした体重のかけ方ができていなくて、相手へプレッシャーをかけられていない点。
 (3) せっかく最初の踏み込みが(スタートダッシュのように)速いのに、その先、左足がその勢いについて前に出ていない点。
 (4) せっかくいい態勢になったのに、一拍おいて休んでしまうために(特に疲れてくると)、みすみす自らチャンスを逃してしまう場面がある点。
・ 今泉コーチと木村コーチのお二人が、シャワーを終えた後の私の裸を見ながら、また身体がいっそう変わりましたねと指摘(腹筋の一つ一つの筋肉が大きいとか、背中がレスラー風の凹凸が出てきたとか、木村コーチはよく筋肉について指摘してくれる)。
【2011年10月10日記】

◎ 2011年10月5日(水) 「学長候補者選挙/レスリング部練習」
・ 本日は、4年に1度の学長候補者選挙。私は青山学院大学に赴任して8年目なので、2回目。
・ 山口大学に在籍したのが10年間だったので、そろそろ同じくらいになりつつある。

・ 夜は、レスリング部の練習に参加。青学のレスリング場で練習するのは、これで6回目になる。
・ 打ち込みの後、一人がふつうに構え、もう一人は片方の膝をついた状態で闘う(つまり高低差がある)スパーリングを繰り返す。これはきつい。
・ その後は、3人一組になって、あの「あたり」というスパーリングを繰り返す(2回連続対戦して一回休みを、何セットも繰り返していく)。
・ 技術練習では、及川君・仲上君(途中までは河本君も)に、こちらのやりたい技を練習させてもらう。
・ 今回は、最初に寝技の練習をお願いして、ローリングとアンクルを練習。アンクルでの添える左手の使い方が、及川君方式と河本君方式では違って、両方をやってみる。
・ さらに、2-on-1の腕取り状態からの展開をいくつか練習。相手の上腕に巻き付ける私の手の位置は、上腕二頭筋あたりよりも三角筋あたりにすると、巻き付きも密着感もずっといいことが「目から鱗」だった。
・ スパーリング中に及川君から何度かやられた、2-on-1から前へ振った後に後へ倒す技も、練習させてもらう。
【2011年10月6日記】

◎ 2011年10月2日(日) 「防御と攻撃の際(きわ)」
・ 本日より、日曜クラスのコーチとして野村さんが就任して、初めての練習。参加者は10名。
・ 準備運動では、アップのために、二つのグループに分かれて「ダッシュ」と「サイドステップ」で2回の「リレー」勝負(負けた方は、腕立て伏せ)。われわれのグループが2回とも勝利。小学校や中学校の運動会でやったリレーを思い出す。しかし、次の「片足相撲」では、われわれのグループが大敗。
・ 本日の野村コーチの説明で、なるほどと思わされたことがあった。それは、がぶりの攻防の練習時のことで、次の点だった。
・ 守りにおいて、相手の肘(上腕部)を取って引くのは、単に防御のためだけではない(いままで、防御としてしか意識していなかった)。引きつけてさらに自分の頭を上げれば、そこにスペースができる。スペースができるということは、そこから「飛行機投げ」や「タックル」などに移行できる余地ができるということ。この「スペース」を意識させてくれた野村コーチの説明は、とてもいいなと思った。
・ そういえば前に、人見コーチからは、相手の腕を引くことに加えて、もう一方の手で相手の脚を内無双のように跳ね上げて、(単に守るだけでなく)攻撃し返す技を見せてもらったこともあった。
・ 結局、がぶられた状態というのは、守りようによっては、かならずしも不利な体勢とは言えないということを、野村コーチは強調していた。ただ、なかなかそうはいかなくて、守るだけで精一杯というのが実情なのだが。
・ いずれにしても、「がぶり状態/がぶられ状態」というのは、防御と攻撃の「際(きわ)」「境目」のようなあり方だし、有利・不利が変動しやすい「中間点」「結節点」という感じがして、独自の奥深さがある難しい領域である。
【2011年10月2日記】

◎ 2011年9月28日(水) 「大学生に教わる」
・ 午後からの会議を3種類終えた後、17:30に青学正門にて今泉朝雄さんと待ち合わせ。
・ 本日は、スポーツ会館でご指導いただいている今泉さんも、青学レスリング部の夜の練習にいっしょに参加。
・ 今泉さんであっても、現役大学生たちの練習に参加するのは、それなりに緊張して覚悟がいるそうである。私のような立場の人間(最弱かつ最上)の方が、お気楽なのかもしれない。最弱かつ最上というのは、レスリングが誰よりも弱いのは当たり前であり、かつ(本学の教授なので)最上の扱いをしてもらえるということ。体育会系の彼らは、とても礼儀正しい。
・ 今泉さんが参加してくれたことで、私にもよい効果が。私もいつもより頑張らなくてはいけない気になって、スパーリングもいつもの倍近く繰り返すことができた。
・ 相手の学生が数回スパーリングを繰り返した直後で、さらに私があいだに休みを十分に入れた後だと、相手の疲労度がハンディキャップになって、私も少しは有効な攻撃ができることが分かった。
・ 練習最後の20分ほどで、他の学生たちがトレーニングルームに行って筋トレをしているあいだ、太田監督の指示により、4年生の及川君と1年生の仲上君が私に技術指導をしてくれる。私の希望により、投げ技の練習。
・ (1)まだやったことのなかった"lateral drop"を試させてもらう(cf.以下の動画)。(2)飛行機投げの後に、けさ固めに行くのではなくて、脚の方にかけた腕もそのまま離さずに、顎も使ってそのまま押さえ込むやり方を仲上君相手に練習。(3)2-on-1から、相手の腕を畳んでロックして、横回転で投げる技を習う。これはきまると、気持ちよくてかっこいい。でも受ける方は、受け方を間違うと脱臼したりする危険な技。(4)及川君がやるのを見ているだけだったが、変形飛行機投げとでも言うか、崩した後に外側から頭を入れて、遠い方の脚を内無双のように払うタイプの飛行機投げ。なかなか高度な技。

・ 私が「勉強になります」と言うと、及川君と仲上君は困ったような顔。それを見ていた今泉さんが、二人に「教授に勉強になりますと言われても、困るよね」。でもレスリング場では、二人が私の先生である。
・ こうやって、大学生に技を教えてもらうのは、とても楽しい。
【2011年9月29日記】

◎ 2011年9月26日(月) 「未来の江戸も美しい町ですか」
・ 先日の電車内での私のツイート<「ドラマ仁の台詞「未来の江戸も美しい町ですか」が、帰りの電車内の広告にあった。新宿に着くまでに、三通りの読み方を思いついた。まだあるのかな?」>に反応してくれた人がいたので、私の三通りの読み方をお伝えした。こちらにも、メモ代わりに残しておきます。
・ このセリフは、(私の大好きな)綾瀬はるかが、大沢たかおに向かって言うセリフで、私が考えた3つとは、

(1)【ドラマ内で想定されている読み】「未来の江戸=東京」を知りようのない江戸時代に生きる綾瀬はるかが、未来からタイムトラベルして来た大沢たかおに、「未来の江戸=東京」の様子を聞く、という読み方。
(2)タイムトラベルなどない通常の時間内でも、この発言は読める。たとえば、余命二日の綾瀬はるかが、周囲の人に「未来の江戸は・・・」と(自分がその未来の江戸を見ることができないことを残念がって)きく場面で、「未来の江戸=三年後の江戸」という読み方。
(3) もう一つは、時間を「輪廻転生」的な「螺旋状」の時間のように考える読み方。つまり、「未来の江戸」とは、東京のことでも、この江戸の時間的な延長でもなく、次の「輪廻転生」でやってくる(という意味で未来の)「n+1回目」の江戸という読み方。

(1)では、大沢たかおの「知」(未来の知)が権威となっていて、「江戸=東京」が保証されている。
(2)では、「時空的連続性」(あるいは持続の体験)が権威となっていて、「今の江戸=その後の江戸」が保証されている。
(3)では、「解脱者の知」(笑)が権威となって、今とは断絶した(非連続の連続としての)未来が保証されている。

・ 以上は、ドラマの中の綾瀬はるかを思い出しながら(にやけながら?)、帰宅中の電車の中で夢想した「戯れ言」です。
【2011年9月26日記】

◎ 2011年9月25日(日) 「疲労と快感」
・ 久しぶりに日曜クラスのレスリング練習に参加。水曜日クラスがなくなってしまったので、大学の授業がある期間にスポーツ会館に通えるのは、基本的に日曜日だけということになる。それを補うために、青学レスリング部の練習に今後も参加させてもらうつもり。
・ 本日は今泉コーチの指導で、参加者は9名。今泉さんに直接お会いするのは久しぶり。いつも日曜クラスに参加している同年代の木村さんとも久しぶりで、打ち込みや技術練習の相手をしていただく。50代は同様に疲れやすい。
・ マット運動後にやったアップするための準備運動がきつかった(2ステップの反復横跳び→正面タックルの切り/左右の片足タックルの切りをコーチの合図でランダムに→四つん這いから左右の脚を交互に対角線上の斜め前に出すを、それぞれ20回ずつ。)
・ もう一つきつかったのは、タックルの勢いをつけるために、思いっきり入ってぶっ倒すタックルを繰り返しやる練習。きつかったのは受ける方の側の時で、ガタイのいい格闘家タイプの人のタックルを受けたときに、衝撃がこれほどあることを予想していなかったので、後方への受け身が不完全で、むち打ち気味に後頭部・首の辺りがマット上でバウンドしてしまう(交通事故の衝撃に似ているかも)。ちょっとヤバイ感じだったが、なんとか大事には至らず。
・ 今後の試合のことを念頭において、タックルで脚を取った状態からの攻防と、がぶりに入った状態からの攻防の練習をやる。今泉コーチも言っていたとおり、このあたりのせめぎ合いが実戦では多く見られる場面だし、こういうところで勝敗が分かれてくるというのが「リアリズム」である。
・ 本日の個人的な収穫は、サンボの選手でもあるオノデラさんとのスパーリングで、ローリングを3回連続で決めて、テクニカルフォールを取ることができたこと。ただ、それは前半の1分のあいだでのことで、後半の1分では、私がバテてしまって力が出ない感じになって、一本背負いを極められたりバックに回られてポイントを奪われたり。全体としては「引き分け」というか、いい勝負だったと言ってくれた人もいた。
・ スパーリング後の最後の5分で。片足ケンケン・バトルロワイヤルというゲーム(バランスを鍛えるトレーニングでもある)を全員でやる。
・ 本日は、服部担子さんが日本語を教えているモンゴルの留学生(19歳)が参加していたのだが、モンゴル相撲の経験者だからか、細くて軽そうなのに、腰が強くてバランスもよくて、レスリングも強そう。
・ 疲労は大きいけれども、それでも一年前と比べると、回復する時間は短縮しているし、回復度も大きくなっている気がする。一日おきでレスリング練習ができたのも、これが初めてかな。
・ 本日は電車ではなくRX-8でスポーツ会館に行ったのだが、帰りのドライブは、残っている適度な疲労感と車の速度感とがうまく合わさって、車の運転の「快感」が増している感じがした。
【2011年9月25日記】

◎ 2011年9月23日(金・祝日) 「レベル差がありすぎると」
・ ほんとうは研究会がある日だが、(あいだをあけたくないので)レスリング練習を優先して、青学レスリング部の練習に参加。
・ マット運動では、前転→後転→開脚前転→開脚後転→伸膝前転→伸膝後転→倒立前転→後転倒立→倒立前方歩行→倒立後方歩行→ヘッドスプリング→ネックスプリング→ハンドスプリング→ローリング→バク転(バック転)→反り投げ的な後方宙返り。もちろん、私は全部はできないが、不完全な「反り投げ的な後方宙返り」の真似も試してみる。
・ 打ち込みと30秒ごとに交代で攻撃する練習では、河本君に相手をしてもらう。私が右手を首に回しても、左手で上腕部を取りに行っても、私の肘の部分を跳ね上げられて腋下を潜られたり、手首を取られてコントロールされてしまったり(同じシーンが反復)。
・ スパーリングでは、及川君と仲上君にそれぞれ連続2本ずつ相手をしてもらう。
・ このところ大学生と何度かスパーをしていて気づいたことがある。それは、これだけの(天と地、専門家と素人初心者の)レベル差があると、スパーリングにおける「激しさ」の経験ができないということである。
・ 彼らは、(中年初心者で自分の大学の教員である)私にケガをさせてはいけないという配慮もあって、思いっきり仕掛けてくることはないし(その必要のある相手でもないし)、軽く巧みに私をあしらうという感じに、どうしてもなってしまう。
・ 私の方がレベルアップして、少しでも相手を慌てさせる場面が作れればいいのだろうが、その道は遠そうだ。
・ その意味で、社会人のクラブにおいて、自分と似たようなレベルの者とスパーリングをすることも、とても重要なのだと思った。技術的には拙くとも、似たようなレベルの者どうしで「緊迫した激しい闘い」を経験することは、スパーリングの「おいしさ」の一つなのではないだろうか。
【2011年9月23日記】

◎ 2011年9月21日(水) 「次の学会準備」
・ 本日より後期開始。台風のため、青山学院大学の授業は午後から休講になったが、午後からの会議はなくならず。でも、会議は早めに終了したので、電車が止まる前に帰宅できた。
・ しかし帰宅後、二時間近く停電。ろうそくだけの暗闇の中で、ストレッチをしたり、うとうとしたり。

・ ハイデガー・フォーラムでの発表は無事終了したので、これから12月4日(日)の哲学会シンポジウム「〈語りえぬもの〉をめぐって」の準備を始めなければならない。
・ 提題者は、永井均氏・野矢茂樹氏・私の三人。司会は、植村恒一郎氏。
・ 私は、「「語りえぬものを語る」ことで、語られないこと」というタイトルにしようかなと思案中。
【2011年9月22日記】

◎ 2011年9月18日(日) 「ハイデガー・フォーラム終了」
・ ハイデガー研究者の集まりという(私にとっては)「アウェイ」な場に招かれて、しかもハイデガーを扱わないという(挑戦的な?)発表を行ったわけだが、なかなかいい感触だった。
・ 懇親会や二次会で、多くの人たちから激励やお誉めの言葉をいただいた。その中には、私の質疑応答時の「態度」に感心したという年配の方や、懇親会での私の挨拶がとてもいいと言ってくださる方もいて、さまざま。
・ 二日目の最後の田島正樹さんの発表は、パフォーマティヴな言語論的解釈についてのそれ自体パフォーマティヴな発表で、私も二点ほど質問。
・ 質問をしたくなるというのは、私にとって面白く有意義な発表であることの基準の一つだが、今回は松井吉康さんの発表のときも、質問をしたくなった(そして、した)。
【2011年9月19日記】

◎ 2011年9月13日(火) 「青学レスリング部で練習」
・ 今週末はハイデガー・フォーラムで京都・龍谷大学へ出張なので、スポーツ会館でのレスリング練習に参加できない。
・ 練習なし期間をなるべく縮めようと考えて、16:45〜19;00の青学レスリング部の練習に参加させてもらう。
・ 本日は、重量級の外国人レスラー2人の参加があったり、警視庁でレスリングをやっている先輩方(?)が来ていて大学生を指導していた。
・ 練習メニューは、準備運動(何種類かの走り→マット運動→サーキット→ストレッチ)→打ち込み→スパーリング→組み合い・差し合い(正確には何と言うのかな?相手の背中で両手をクラッチするという組み手を目指して争うスパーリング)→技術練習。
・ スパーリングでは、みんなは数本以上の連続で、しかもそれを何セットも繰り返しているが、私には無理。でも、もう少し続けてできるようにしたいものだ。
・ 技術練習では、4年生の及川君の指導の下、1年生の仲上君に相手になってもらって、相手の肘と首に手をかけての組み手と崩しを練習。両手の動きを組み合わせて、さらに足の動きも加えてというのがポイント。John Smithのこの動画に近い形を練習。

・ John Smith は、この両手の動きの組み合わせを"steering wheel"と表現している。車のハンドルの操作の動きなのか。
【2011年9月13日記】

◎ 2011年9月10日(土) 「本能の投げ/湘南大樹」
・ 本日のレスリング練習は人見コーチ以下8名。
・ 本日初めての参加の51歳の方がいたが、30年ぶりのレスリングと言っていたので、大学時代までやっていたのであろう。攻守を分けたスパーリングのときに対戦するが、似たような年齢どうしなのに、全然強さが違うのが悔しい。でも、練習の最後の方で、その方もかなりへたばっているのを見て、やはり同年齢だなという感じ。
・ 木村さんと続けてスパーリング。一本目で私の方が優勢だったので、おそらく木村さんは悔しくて、もう一本挑んできた様子。でも、二本目も私が取っちゃった。しかも、きれいに投げが決まった。
・ その投げは、一度も練習ではやったことのない技で、しかも投げる方向もいつも練習しているのとは逆方向へのもの。
・ 私が右手で木村さんの左手首とり、私の左腕がアンダーフック気味に木村さんの左脇を指している(私が半身に近い)状態で、木村さんが押してきたので、その力を利用して、そのまま(手首をとって脇を指した状態のまま)一本背負いのように投げる。
・ 練習したこともなく、やろうと意図してかけた技でもないので、とっさに相手の押す力を感じ取って出た「本能的な投げ」に近いだろう。はたして、またできるものかどうか・・・。

・ 私の母校の神奈川県立湘南高校は、創立90周年事業として『湘南・校史資料館』(仮称)の開館準備を進めていて、そこに「湘南大樹」という展示ゾーンを設けるそうだ。
・ 「湘南大樹」とは、母校の90年を大樹に見立て、そこに生い繁る一枚一枚の葉に、多方面で活躍中の卒業生の名前と短いプロフィールを記し、さらに詳しいプロフィールへもQRコードによって飛べるようになっているというもの。
・ 光栄なことに、250名前後を予定しているという卒業生の一人として私も選ばれて、詳しい方のプロフィール原稿を作成して写真と一緒に送付。
・ 昨日、この企画の立案者である36回生の先輩(元電通勤務)が作成した、短い方の(葉っぱに載る方の)プロフィール原稿がメールで届く。ちなみに、私は52回生。
・ 50字という制限があって、次のようなもの。「湘南では文芸部。東大では哲学を専攻。哲学教授。50歳すぎてレスリングを始めたトンデモない学者」。
・ さすがに元電通マンの方らしく、「他のキャプションは皆、堅苦しいので、哲学者とレスリングのミスマッチの妙を生かしたい」ということらしい。
【2011年9月10日記】

◎ 2011年9月8日(木) 「小学生とその親向けの原稿」
・ 四谷大塚が出している教育情報雑誌『Dream Navi(ドリームナビ)』に、「子どもの難問ー哲学者の先生、答えてください!」という連載があって、毎回二人ずつ先生が登場して小学生とその親向けに、問いに答えるという企画になっている。
・ その連載第8回(12月発売の2月号)「なぜ生きているんだろう?」というテーマで1258字(本文)という原稿依頼が、私のところにも回ってきた。
・ 10月あたま締め切りだけれど、昨日書き上げて提出。私の原稿タイトルは「何が問われているんだろう?」。
・ ちなみに、すでに出版されている第1回〜第4回のテーマと執筆者は、以下の通り。知っている方ばかり。

第1回:テーマ「ぼくはいつ大人になるの?」、熊野純彦「大人とは、遥かにとおい思いをいだく存在である」、野矢茂樹「一人前の子ども」
第2回:テーマ「死んだらどうなるの?」、雨宮民雄「人はただ一度の人生を死の観念で引き締める」、清水哲郎「身体は遺体になる 人はいなくなってしまう」
第3回:テーマ「勉強しなくちゃいけないの?」、土屋賢二「勉強しなくてもただちに人体に影響ありません」、斎藤慶典「君が身を置いているのは すべての始まりの地点だ」
第4回:テーマ「頭がいいとか悪いとかってどういうこと?」、大庭健「乱雑な中に秩序を見出す」、中島義道「一定の枠内で期待される正解を導き出す能力」

・ プロフィールのところで、清水哲郎さんは「四谷大塚進学教室模擬テスト生」と書いていた。プロフィールには、出身の小・中・高を含めるように先方より指示あり(雑誌の性格上だろう)。
【2011年9月8日記】

◎ 2011年9月7日(水) 「飯倉さんのブログ(忘却散人ブログ)」
・ 飯倉さんの9月7日づけのブログに、昨晩の私たちの会話の一端が書かれていました。
・ 特に、私がしたレスリングの話が書かれています。
・ 集中講義3日目の一限が始まる前に更新するとは思いませんでした(余裕っすね(^^))。
【2011年9月7日記】

 2011年9月6日(火) 「有朋自遠方来(朋有り遠方より来たる)」
・ 旧友の飯倉洋一さん(大阪大学大学院文学研究科教授)が、青山学院大学に集中講義で来ていて、いっしょに夕食とお茶(表参道の「うすけぼー」と「カフェ・レジュ」で)。
・ こうしてゆっくり話をするのは久しぶりなのに、すぐに核心的な話に入って行くことができて、「不亦楽乎(亦楽しからずや)」。
・ 「論」と「人生考察」と「(山口大学同僚時代の)昔話」がぜんぶ一体化したような、おそらく飯倉さんと私のあいだだからこそ成立するような固有の話ができて、楽しい一夜を過ごす。
【2011年9月6日記】

◎ 2011年9月4日(日) 「お祝い」
・ 日曜日の夕刻より、長男夫妻(経勝と晶晶)が来訪して、11時頃まで過ごす。
・ 結婚後(入籍後)初めての来訪でお祝いの夕食会。ふだんはなかなか全員がいっぺんに揃うことはないが、今日は次男・惟道と三男・義顕もそろって6人全員で食事。
・ 一人っ子の晶晶さんにしてみれば、いっぺんにふたりの弟ができたようなもの。男兄弟しかいない惟道と義顕には、新たにお姉さんができたことになる。
・ 妻が、晶晶さんに花束とネックレスのプレゼント。
・ 猫が苦手な晶晶さんだが、今日はキドの背中をちょっとだけ撫でる。キドは、お客さんがいるときには、「猫を被って」大人しくしている。
・ 次男が来週、イギリス・マンチェスター大学への留学に旅立つということもあって、他のみんなも海外へ行きたいなぁ(仕事でも遊びでも)という話や、私たち5人が一年間カリフォルニア州・パロアルトで過ごしたとき(私がスタンフォード大学に客員研究員として滞在したとき)の話などなど。
【2011年9月5日記】

◎ 2011年9月4日(日) 「こちらにもアップ」
・ ハイデガー・フォーラムのHPは、なぜかアクセスできなくなっているようなので(←追記:お昼頃アクセスしたら回復していました)、私の原稿のpdfファイルをこちらにもアップしておきます。
・ 「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなく―」
【2011年9月4日記】

◎ 2011年9月3日(土) 「守りと攻め」
・ 本日のレスリング練習は、人見コーチを入れて7名。
・ 準備運動の際に二人一組でやった「手押し車」のときに、妙なことが気になった。
・ ついている手(掌)の開いている方向・角度。私は逆八の字程度にちょっと開いているだけだが、中にはほぼ垂直に(ということはほぼ左右に)開いて進んでいく人もいる。これは、倒立歩行の時の手(掌)の開いている方向・角度でも同じ。大きく開いている人の方が、上腕の外旋に関して、柔軟性・可動性が大きいのかな?
・ 攻守を1分交替で分けてやるスパーリングを、元全日本チャンピオン(女子)の服部さんとやったときのこと。
・ 守り側に徹しているときは、(服部さんがどう攻めてくるか分かってきたこともあって)そう簡単には取らせないことが可能で、一度は見切って潰してバックへ回ることもできて、守り側で1ポイントゲット。
・ しかし、次の1分で攻撃側になったときは、今度は逆で、こちらが取りに行くたびに(片足を取るところまではいくのだが)守りきられて、最後はバックへ回られて、何ポイントか取られてしまう。
・ 守りに徹している相手を攻めきることの難しさを痛感する。
・ いやそれどころか、(私程度の攻撃力で)攻めることが持っているリスクの大きさを何度も体験し、守ってカウンターでポイントを取る方がそれよりはリスクが小さいことも身をもって知り、それを繰り返して体験知として定着してくると、どこか「臆病」で「消極的」になってしまうところがある。これではいけない、と思いながらも。
・ これは、越えたい「壁」の一つである。
・ 本日の技術練習でメモしておきたい点。ローリングで「肩を使ってプレッシャーをかける」、一本背負いで「完全に中に入るステップ」。
【2011年9月4日記】

◎ 2011年9月1日(木) 「発表原稿の公開」
・ ハイデガー・フォーラム第六回大会用の私の発表原稿「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなく―」が、大会HP上にpdfファイルで公開されています。
・ 私が一番乗りのようで、今日9月1日の段階では、【原稿】へのリンクがあるのはまだ私の発表のみです。
【2011年9月1日記】

◎ 2011年8月31日(水) 「八月最後の一日」
・ 午前中は、駒沢体育館で開催中のレスリング全日本学生選手権(インカレ)を観に行く。今日は大会三日目で、フリースタイルの第一日目。
・ お目当ての一つだった55垉蕁Φ收邨(青山学院大学)の第一試合が、不戦勝で観ることができなくて残念。
・ 午後は、歯医者通い。
・ 夕刻まででハイデガー・フォーラムの発表原稿の修正を終わりにして、大会関係者に送付。結局タイトルは、副題もつけて「無についての問い方・語り方 ―「無ではなくて存在」ではなく―」とする。
・ この原稿は、大会前にHPにアップされて、参加者は読んだ上で講演を聴くことになっているので、公開されたらまた告知させてもらいます。
・ これから夕飯までに、5劼曚描ってくるつもり。
【2011年8月31日記】

◎ 2011年8月27日(土) 「オープンキャンパス個別相談/レスリング練習」
・ オープンキャンパスの仕事で、朝から大学へ。私は心理学科の個別相談担当。
・ 或る高3生の女子が、入試科目関係の質問をしていて、「英語の音読って、とても大切だと思っていて・・・」という話をしてきたので、私の方も「発音練習ではなくて、きちんと理解できた英文を身体に浸透させる意味で、覚えてしまうくらいに繰り返し音読するのがいいと思う」という話をすると、彼女はさらに音読の話を続けるので、ピンと来た。
・ もしかして、東進の今井先生の授業を受けているの?と聞くと、ズバリ正解で、彼女の方はどうして分かったのかとビックリのご様子。
・ 今井さんとは、(特に面識は無かったが)昔駿台で一緒だった時期があり、しかも私が辞めた後の東大クラスを引き継いでくれたのが彼だった。いまは、東進を(いや予備校業界を)代表する英語講師である。

・ 夕方から、レスリング練習。人見コーチ他10名。
・ (8月20日の「初体験」のリベンジを受けたかのように?)今日は、元全日本チャンピオン・服部さんに寝技でやられまくる。
・ 彼女のローリングに耐えることができずに連続で回されちゃうし、私の方は(体重では私より軽い)彼女をぜんぜん回すことができない。
・ 立ち技以上に、寝技においては、技術力や経験の差が顕わになる感じ。
・ 本日の技術練習で興味深かったのは、がぶられた状態の守りの姿勢から、相手の肘を引き+内無双で逆転するという技。がぶりの攻撃側での「外無双」⇔がぶりの守り側での「内無双」という<対>になる感じ。
・ 久しぶりに破天荒・高田コーチともお会いする。高田コーチと木村コーチは、ずっと二人で打ち込み・スパーを続けていた。その姿は、ボス猿(ボスゴリラ)どうしが絡み合って、闘いながらそれを楽しみ遊んでいるかのような様子だった。
【2011年8月28日記】

◎ 2011年8月23日(火) 「青学レスリング部の練習に参加」
・ 午前中(10:00ー12:30)、青山学院大学レスリング部の練習に参加。
・ 彼らは来週からインカレで、その前の重要な時期なのに、素人がのこのこと入り込んで邪魔になるのではないかと心配で、そもそも大学生の練習に着いていけるのかと戦々恐々としていた。
・ でも何とか、休み休みではあるが、最後までリタイアせずに練習を終えることができて、ケガもなく、一安心。
・ 夏休み以後は、(スポーツ会館の水曜日クラスが無くなったので)レスリング部の水曜日練習(夜)にできるだけ参加させてもらおうと考えているところ。
・ 職場にある(ということは私の研究室の直近にある)レスリング場なので、とてもありがたい。全部、太田監督のご厚意のおかげです。
・ 練習メニューは、いつもやっているものとだいたい同じなので、特に途惑うことはなかった。ただ、イラン体操一つをとっても、ステップのバリエーション数が多くて、時間も長め。サーキット・トレーニングも、いつもなら2セットくらいのところを4セット。後ろ向きで走ったり、四つん這いで前後に走る距離も、いつもより長め。大学生的!
・ 打ち込みを20分ほどやったあとは、すべてスパーリング。4組くらいが常にマット上で連続のスパーリング。10本以上連続でスパーしている組も・・・。
・ 私は、そこに時々入って、軽量級の学生たちに相手をしてもらうというやり方で、休み休みやらせてもらう。それでも、不覚にも足が痙ってしまって、学生に足を伸ばしてもらう場面も・・・。
・ 最後に、及川君に、片足タックルでテイクダウンしてからアンクル・ホールドに入る流れを指導してもらって、青木君を相手に反復練習をする。
・ アンクル・ホールド単独の練習でやっていた取り方とは逆(反対)の取り方の方が、左足への片足タックルからの流れではいいことが判明。そこで、いつもはやっていない側を反復練習。
・ 練習開始の時の整列では、私は一番後の方にいたのだが、練習終了の時の整列では、太田監督に呼ばれて前(太田監督の横)へ。(レスリングでは学生たちから指導されてはいても)いちおう本学の教授ということで・・・。
・ それにしても、学生たちの身体がすごい。エアコンなしの地下練習場ということもあってか、多くの学生は上半身裸で練習しているので、そのレスラー体躯を見せつけられる。
・ 学生たち以上にすごいのが、太田監督の身体。これはもう、プロの格闘家やプロレスラー並。
・ 彼らの今夏の合宿写真がネット上にあったので、張り付けておきます。2枚目の左端が、太田監督です。


【2011年8月23日記】

◎ 2011年8月21日(日) 「日経書評」
・ 本日の日本経済新聞・朝刊の読書欄・21面に、野矢茂樹著『語りえぬものを語る』についての私の書評が掲載されています。
・ できれば、リンクを貼りたいところなのですが、日経の書評は、朝日や読売などと違ってネットで公開していないのです。
・ しかもあとは、日経の有料データベースでの閲覧になるので、私の原稿をここで公開してしまうわけにもいかないでしょう。
・ もし本日の日経を見ていない方で、お読みになりたい方がいらっしゃいましたら、図書館でご覧下さい。よろしくお願いします。
【2011年8月21日記】

◎ 2011年8月20日(土) 「初体験」
・ 夕方からのレスリング練習に参加。人見コーチ他8名。
・ 練習前に、服部さんと話していて、私の出演したNHK番組の書籍版(『Q わたしの思考探究(1)』(NHK「Q」制作班 編))を読んでいただいたこと、青学レスリング部の太田監督にレスリング指導を受けたことがあることを知る。坦子さんという珍しいお名前は、ご自身の誕生の地デンマークの女性名「ニーナ」に由来するそうだ。
・ 本日の練習における、自分としての最大のトピックは、スパーリングで、その服部さんから初めてタックルでポイントが奪えたこと。
・ 女性とはいえ、元全日本チャンピオンで20代後半の服部さんをテイクダウンできたのは、自分の中ではかなり感動的な「初体験」だった(まわりからは「ナイスタックル!」くらいしか言ってもらえなかったけれど)。
・ ドリル練習での「がぶりからの攻防」は、かなり体力を消耗する練習である。うまくがぶられると、それだけでスタミナを奪われていく感じ。
・ ちなみに、「がぶる」というのは、もともと船の用語から来ているのはあまり知られていないようである。
・ たとえば、「舟が、がぶりと波にのみこまれそうになる」とか「船がガブるのには慣れている」とか。荒波によって船が激しく揺れるようすを表す「がぶる」が、レスリングや相撲の動作を表すようになったらしい。
・ たしかに、レスリングの「がぶり」にも相手の身体を揺さぶるように引きずり回す側面があるので、「がぶり」なのだろう。
・ レスリングの「がぶり」の英語名は"sprawl"だから、(「がぶり」とは違って)「ばらばらに・無秩序に四方に広がる様子」→「身体のコントロールを奪った状態で、大の字に寝そべらせる」という意味だろう。
・ 「がぶり」と"sprawl"では、同じ一連の動作(技)に対する視点の置き方の違いが表れていて、おもしろい。
・ さらに相撲では、「がぶり寄り」のように、四つに組んだ体勢から上下に揺する動作によって前進することを表すのだから、やはり「船の揺れ」が反映している。しかし、レスリングの動作とは、全く異なる。
・ 今回の「がぶりからの攻防」練習で勉強になったのは、相手の腕を完全に伸ばしきって殺すための、自分の肘部分の使い方・脇の締め方。これまで私がやっていたのは、もっと緩い締め方で何となく伸びさせているだけだった。
・ 練習終了後に、偶然(練習時間を間違えてやって来た)長谷川元コーチに遭遇。(まだマット場にいた)木村コーチも誘って、夕食へ行くことになる。
・ 11時過ぎまで、大久保の「とっとっと」でレスリング談義。興味深い話が盛りだくさん。
【2011年8月21日記】

◎ 2011年8月18日(木) 「小さな告知」
・ ハイデガー・フォーラム第六回大会における各発表者のレジュメ(概要)が、pdfファイルで大会HPにアップされています。
・ 私のレジュメ(概要)は、こちらです
・ 現在その発表原稿を執筆中で、タイトルを(副題を入れて)「無についての問い方・語り方―「無ではなくて存在」ではなくて―」にしようかな、と思っているところ。

・ 野矢茂樹著『語りえぬものを語る』(講談社)についての私の書評が、予定通り、日本経済新聞・8月21日(日)朝刊の読書欄に掲載されます。
【2011年8月18日記】

◎ 2011年8月14日(日) 「社会人レスリング交流練習会」
・ お昼からFFC(フィギュアフォークラブ)主催の「社会人レスリング交流練習会」に参加して、初めての「出稽古」体験。
・ 複数のクラブから出席の二十名以上が、合同で練習。スポーツ会館からは、今泉コーチ・木村さん・薮井さん(インターナショナルスクールのレスリングコーチ)・鈴木さん(豊島区レスリング協会所属でもある)・私の5人が参加。打ち込みやスパーリングを、必ず他クラブの人とやるというのがルール。
・ メニューは以下のような感じで(いくつか変更点があったが)、いつもより時間が長くハードなだけでなく、場所が区立青山中学校の体育館なのでエアコンはなくて、立っているだけで汗びっしょりになる過酷な環境。
・ 私は途中、熱中症のような感じになる。体温が上がったまま下がらない感じがして、酸欠気味で頭がボォーとしてきて、さらに眠くなってきた。
・ それでも何とか、自主的に休みを多く入れつつ、水分補給をたっぷりして、最後のメニューまで着いていくことができた("這う這うの体で"ではあったが)。とにかく無事でよかった。

12:00 体育館集合
12:30 練習開始・準備体操
13:00 マット運動
13:30 打ち込み(5分×5本)
14:00 膝付きスパーリング交流会(1分×10セット)
14:15 グランドスパーリング交流会(1分×10セット)
14:30 休憩
14:35 スパーリング交流会(2分×25本)
15:30 整理体操
16:00 マット撤収・終了
16:15 着替え・シャワー(冷水のみ)
17:30 懇親会開始
19:30 終了・解散

・ ふだんやったことがなくて新鮮だったのは「膝付きスパーリング」と、スパーリングの前にやった「あたり」。
・ 「あたり」は、3人一組になって、(三者を1・2・3とすると)[1と2 → 1と3 → 1と2 → 1と3] → [2と1 → 2と3 → 2と1 → 2と3] → [3と1 → 3と2 → 3と1 → 3と2]という具合に、連続的にスパーリングをやる練習。私は今回「3」だったが、最後はよれよれでやっと立っているという状態。これを4人一組や5人一組でやるというパターンもあるらしい。
・ 終了後は、明治神宮 森のビアガーデンで懇親会。薮井さん鈴木さんと3人で、教育論とニューハーフ論などを中心に談笑。
【2011年8月14日記】

◎ 2011年8月11日(木) 「原稿提出」
・ 日本経済新聞社から依頼されていた、野矢茂樹著『語りえぬものを語る』(講談社)の書評を書き終えて送付。
 ※ 掲載予定日は、8月21日(日)朝刊のようです。
・ ハイデガー・フォーラムの基調発表用のレジュメ(概要)は提出済み。こちらは、これから原稿・ハンドアウト作成を開始しなければならない。
・ また本日、『西日本哲学年報(第19号)』に掲載予定の拙稿、「時間様相とそれを逸脱するもの ―― 書評:伊佐敷隆弘著『時間様相の形而上学 現在・過去・未来とは何か』(勁草書房、二〇一〇年) 」の初校が届く。
【2011年8月11日記】

 2011年8月6日(土) 「体重差の感触」
・ 夕方のレスリング練習に参加。練習前に30分ほど筋トレをやるが、このところ(授業はないのに)疲れ気味。
・ 人見コーチ他11名。アメリカンスクールの(日本で言うと中三生)が父親と一緒に来訪して、体験参加。
・ 久しぶりにシノハラさんに会うことができた。シノハラさんがここのところ月一しか練習できなかったのと、私が休んでいたのが重なって、かなり久しぶり。彼もこの間に50代に突入。
・ 2分の前半と後半で、攻める側と守る側を決めてやるスパーリングが、けっこうきつい。最初に守る側を選択してしまう私は、そこに戦いにおける非-積極性が表れているのだと(私へのではなく或る若者への薮井さんの「檄」を聞きながら)思い知らされる。
・ レスリング経験があるらしい25歳の若者(8月新入会)にスパーリングを求められる。おそらく彼は会員の中で最軽量と思われ、私が2・3番目くらいの軽量級。
・ とはいえ、現在の私は試合時(今年の1月)より3圓曚表鼎い里如彼とはおそらく8圓曚匹梁僚添垢あるだろう。
・ 今日のスパーリングでは、この体重差がとても有利に働くことを実感。いつもはたいてい、自分より重い人とやることが多いので、こういう感覚を持つことはそれほどない(高校生のモリ君とやっていた時以来か?)
・ コントロールや崩しがやりやすいだけでなく、寝技の攻防後の後半では、52歳のしかも疲れ気味の私よりも、25歳の彼の方が激しく息が上がっていたし、おまけに不得意なローリングまで極まってしまう。
・ やはり、きつい減量をしてでも下の階級で戦おうとすることが常態になる理由が、そして格闘技における体重差の持つ意味合いが体感できたスパーリングであった。
【2011年8月7日 0:30 記】

◎ 2011年7月31日(日) 「cogito哲学研究会主催『<私>の哲学 を哲学する』合評会」
・ 合評会前に、上野さんと11:30に待ちあせて、本郷三丁目で昼食と珈琲。
・ 合評会は、研究会の外にオープンにしたせいもあって、用意した会議室が一杯になって、酸欠気味。
・ 合評内容ではなくて「空気」に関することであるが、あとで永井さんと話して、そうだそうだと納得し合ったことがあったので、こんなこと書いても何のことか意味不明でしょうが、自分用の記録として残しておきます。
・ それは、場を支配した「真正の狂気」のおかげで「偽物の狂気」は影を潜めた、ということ。
・ (追記・永井さんのパラフレーズ:場を支配した「真正の哲学的情熱」のおかげで「単なる狂気に由来する偽物の情熱」は影を潜めた。)
・ さらに、「真正の狂気」は、同様の狂気を秘めた者を嗅ぎあてて、両者の間でスパークが発生する。
・ 「真正の狂気」は、内容的なことではまったくなくて(というか、内容は真っ当で普通)、むしろ、内容的なことで言えば私や永井さんの方がよっぽど「狂っている」が、こっちにはそういう「狂気」はないということ。
・ 本郷三丁目で夕食後、永井さん・田島さん・青山さん・壁谷さん・本多さんと私の6人で、東京駅で降りて11時時頃まで二次会。
・ さて、本日(8月1日)から朝カルの「哲学の読書会」の開始。昨日の合評会にも出席して、今日の読書会にも参加するという方が何名かいるはず。
【2011年8月1日記】

「◎ 2011年7月28日(木) 「昨日のレスリング練習の写真追加」
・ 人見コーチとの打ち込み

・ 木村さんとの打ち込み、服部さんの立ち姿も。

・ 飲み会。私の向かって右から人見コーチ・木村さん・藤田さん・今泉コーチ、手前には長谷川元コーチの姿も。

【2011年7月28日記】

◎ 2011年7月27日(水) 「地下マット場最後の練習」
・ 10年にわたり続いてきた地下マット場が7月一杯で閉鎖になるために、水曜日のレスリングクラスは本日が最後。
・ メモリアルな日なので、古くからこのマット場で練習していた方たちも特別参加。初代地下マット場の鬼コーチだった長谷川さん、地下マット場を「虎の穴」と称した関さんとも久しぶりに再会。珍しく日曜コーチの嶋崎コーチも参加して、いちばん檄を飛ばしていた。
・ 13名といつもより大人数で、狭いマット場の空気がうすい。
・ 最後に、人見コーチに感謝の意を込めて、人見コーチVS他の12名を1人20秒で回していくという「いじめ」で終了。と思いきや、人見コーチからのきついサーキット・トレーニングの「返礼」あり。
・ 練習終了後は、大久保で終電近くまで飲み会。参加者は、今泉コーチ・藤田さん・木村さん・人見コーチ・木村コーチ・関さん・長谷川元コーチ・嶋崎コーチ・ハミルトンさん・私の10名。
・ 飲み会後半で、現在は高校の教諭をしている長谷川さんとゆっくり話す機会があって、日本の古武道的な発想につながるレスリング観などを聞かせていただいたり、私のダメな点を正確に指摘していただいたりして、とても有意義であった。
・ 以下の写真は、ほぼ関さんのブログからのもらい物となります。
準備運動のバタフライ(肘を引く力で前進)

関さんと打ち込み

服部さんとスパーリング

【2011年7月28日記】

◎ 2011年7月26日(火) 「ケーキ屋さんで柔軟性を競う」
・ いくつかの事務仕事を片づけたあと、サバティカル中の遠藤健治先生、副手の加藤美沙さんと私の3人で、3時間ほど昼食会。
・ 「麓屋 青山」でランチ、イタリア菓子専門店sol levante ソル・レヴァンテでケーキ。

・ 加藤さんが「身体が硬い」と言うので、ソル・レヴァンテのテラス席にて、3人で前屈をやってみることに。
・ 加藤さんの完敗。私は掌をペッタリつけられたし、遠藤先生も指先は地面についたが、加藤さんだけは・・・・。五十代のおじさんに二十代の若者が柔軟性で負けてはいけませんね(^o^)
【2011年7月26日記】

◎ 2011年7月20日(水) 「書評の依頼/レスリング練習」
・ 青学の広報を通して、日本経済新聞社・舘野真治さんから、野矢茂樹さんの『語りえぬものを語る』(講談社)の書評執筆の依頼あり。ハイデガー・フォーラムの原稿締め切り日と重なってたいへんそうだが、引き受けることにする。

・ 夜のレスリング練習は、(台風の影響もあってなのか)人見コーチとフジタさん・ハットリさん・キムラさん・ハミルトンさん・私の6名と少なめ。
・ 練習を再開してまもないのに、先週は水曜日と土曜日の2回やったせいか、疲労が残り気味。あせらずにペースを落として続けた方がいいかも(書かなくてはいけない原稿もたまってきているしね)。
・ 片足タックルからの攻防練習において、本日初めて習った「技」は、片足を取った側が、相手から頭を押さえつけられ体重をかけられ防御された状態から、さらに次の攻撃へと進むやり方の一つ。
・ (押さえつけられた頭をそのままにして)身体を相手の後方へ移動させ、自分の肩を相手の太ももの内側へと当てて、横へ倒すように相手の太ももに体重をかけるという方法。やられる側になってみると、痛くて耐えることができない。
・ 何種類かある片足タックルの練習の中で、今回私が意識的に練習したのは、横へ回り込むように回転しながら相手の足の低い位置をとって、そのまま横へ引っぱるというやり方。
・ こういう回り込む片足タックルの動きを1人で練習するために、↓の動画のような1人練習は有効ではないだろうか。

【2011年7月21日記】

◎ 2011年7月16日(土) 「野獣性」
・ 本日は、夕方からの土曜日クラスの練習に参加。人見コーチを含めて9名の参加者。
・ 何もしなくても汗が出てくる最中のレスリング練習なので、2時間でTシャツを5枚を着替えるほど汗をかき、スポーツドリンクも2L近くを摂取。
・ 明日の国体予選の試合に出場するトミカワさんは、減量中で辛そう。グレコローマンで出場ということなので、私は「差し合い」の練習相手をつとめる。
・ 今日の私のよかった点は、
 1.スパーリングで、キムラさん相手に、久しぶりに「がぶり返し」(gator role, cement mixer)がきまった点。
 2.スパーリングで、ハットリさんのタックルをすべて見切って、バックへ回ることができた点。
 3.人見コーチとのタックル練習で、10連続の両足タックルがかなりうまくできていた点(人見コーチからは何度か"ナイス・タックル!"と言ってもらえた)。
・ 今日の私の悪かった点は、全体的にバテ気味だったところと、相手にがぶられた状態からくぐり抜ける練習で、<身体を反らせすぎずに腹から前進してくぐり抜ける>というのがうまくできないところ。
・ <身体を反らせすぎずに腹から前進してくぐり抜ける>際の「背中の反り」は、相手にバックを取られた状態から回転して脱出する際にも登場するので、やはり「基本所作」の一つなのだろう。
・ アメリカンスクール(出身?)の若者と人見コーチのスパーリングがなかなか壮絶で、人見コーチは終わったあと「流血」していた。
・ そのアメリカ人の若者のスパーリングを見ていて圧倒的に感じたのは、獲物を仕留めようとしてどこまでもかぶりついて行くような「野獣性」の凄さ。
・ この凄さを見ていて、その若者個人の能力に留まらない水準があるように感じられた。すなわち、人種とか民族等のもっと大きな集団レベルで刷り込まれているような違いがあるのではと感じた。
・ レスリングという競技は、元々そういう「野獣性」の高い人々のものなのだろうなと思い、(そこまで「野獣性」を持たない我が身をふり返って)ちょっと寂しい気さえした。
【2011年7月16日記】

◎ 2011年7月15日(金) 「ようやくここまで」
・ 夕刻、kizuカイロプラクティックへ。
・ これまで週二回ずつ三ヶ月ほど通い、なんとかレスリング練習にも復帰できたし、練習後も悪化していないところまで状態はよくなった。
・ 最初の悪い状態を10とすると、現在は1あるかないか程度(ほとんど意識しないで済む程度)に改善。
・ 右肩・右腕の痛み・だるさ・痺れなどもほぼ消え、首回りもかなり楽になって、胸椎を使うエクササイズ等指示されたものを継続中。
・ 右肩・右腕に関しては、今回のレスリングのことだけでなく、これまでの古傷の蓄積が影響しているとのことで、そういうケガ状況に対して、筋膜の癒着を取り除くあの「グラストン・テクニック」がとても有効だったもよう。
・ ということで、次回の予約からは、週一回の通院に減らしてOKと、木津先生から言われた。ようやくここまで来ることができたか、という感じ。
・ いずれ週一回の通院もクリアできた後も、レスリングを続ける以上、身体のメインテナンスのために通いたいと思っている。
【2011年7月15日記】

◎ 2011年7月14日(木) 「弟来訪/増田さん・町田さんと会食」
・ 久しぶりに弟が、午後バイクで来訪。彼は音楽スタジオ(スタジオ・オーパーツ) を営むベーシスト。以下はライブ中の写真(のようです)。
 


・ 夜は、これまた久しぶりに筑摩書房・ちくま新書編集長の増田健史さんと、また本日初めてお会いする、ちくま学芸文庫編集長の町田さおりさんも同席して、表参道の「静香庵」で会食。3人で美味しい新潟料理を食べながら、諸々のお話をする。
・ とりあえず、文庫版の『相対主義の極北』の増刷を祝してということではあるが、別件の仕事の話もあって、単なる雑談というわけにはいかない。
・ すぐにお引き受けするわけにはいかないので、私は終始「お断りモード」であったが、結論を閉じないで今後も半年に一度くらい会って、お話を継続しましょうということになる。
【2011年7月15日0:25記】

◎ 2011年7月13日(水) 「壁」
・ 前期授業は土曜日で終了したが、会議はまだまだ続く。午後から3種類の会議のあと、持参したおにぎりを食べてからレスリング練習へ向かう。
・ 本日は人見コーチ・今泉コーチを含めて11名(フジタ・ハットリ・キムラ・トミカワ・タニ・ツバキ・イワタ・ハミルトン・私)で、見学者1名。
・ トミカワさんに、1月のマスターズ大会での私との試合前練習風景のDVDを謹呈する。
・ 飲み会では会っていたが、キックボクシングのチャンピオン(第9代NKBライト級チャンピオン)のイワタさんと、中央大学レスリング部出身でインカレ3位の実績を持つツバキさんと練習で初めてご一緒する。
・ いくらキックでチャンピオンだからといっても、レスリングは初心者なのだから・・・・という思いは、完全に粉砕される。場面によっては、経験者を上まわって圧倒することさえ一度や二度ではない。これって、勉強のよくできる奴はどの科目でも優秀な成績を取ってしまうというのと似ている?
・ ツバキさんのスパーリングを見ていて、そのレスリング・センスというか動きそのものというか、とにかく魅了される。ローリングでは、腕の長さを生かしてなのか、手や手首のあたりではなくて両肘のところをつかむようににロックしているし、人見コーチとのスパーリングでは、あの「卍固め」の元になった技を2回もきめて楽しませてくれる(本人にはその意識はないのでしょうが)。
・ こういう凄い人たちの動きを見ていたからというわけではないのだが、休止期間前からずっと意識していた「自分なりの壁」が、本日はとても気になる。
・ どういう「壁」かをはっきり書いてしまうと、逆に乗り越えにくくなりそうなので、もし今後「越えたな」と思えるときが来たならば、ふり返って書くことにしよう思う。
【2011年7月14日記】

◎ 2011年7月12日 「告知更新」
・ 「告知」に、永井均・入不二基義・上野修・青山拓央著『<私>の哲学 を哲学する』(講談社)の合評会のお知らせを載せました。
【2011年7月12日記】

◎ 2011年7月6日(水) 「練習復帰」
・ まだ身体の状態は万全とまでは言えないが、7月いっぱいで終了する地下マット場での練習を堪能すべく、3ヶ月ぶりに練習に復帰。
・ 本日は、人見コーチ・今泉コーチ・高田コーチの他、大学時代以来38年ぶりにレスリングを再開した60歳の藤田さん、元全日本チャンピオンの実績を持つ服部担子さん、トミカワさん、キムラさん、私の8名。
・ 始める前は、3ヶ月ぶりの練習にどこまでついていけるか心配であったが、最初の30分の準備運動を終えてみると、ジャンプ力は以前より向上し、復帰前は「微妙」な感じだったネックスプリングもハンドスプリングもできたし、二人一組での30秒×2本のジャンプ運動も普通にこなすことができて、少し安心。
・ トミカワさんからは「体力が有り余っているみたいですね」と言われる。3ヶ月練習できなかったことが、逆に十分な休養になったということだろう。
・ 打ち込みやスパーリングのあと、コーチ陣3人からは「ブランクが感じられない」「動きがいい」「ぜんぜん衰えていない」と評していただく。この3ヶ月は、「オーバーホール(overhaul)」の期間だったと考えることができそうだ。
・ 本日の最大のトピックは、女子選手と初めてレスリングをしたことである。
・ もちろん、ただの「女子」ではない。「【優勝選手特集】女子51kg級・服部担子【2007年1月27日】」によると、名門の中京女子大でレスリングをやっていた服部担子さんは、複数回の全日本チャンピオンに輝いている。さらに(アテネ五輪で階級がなかったために開催された)プレオリンピックでは銀メダルを獲得している。しばらくのブランクを経て、先週からスポーツ会館でレスリングを再開。
・ 服部さんには打ち込みとスパーリングの相手をしてもらったが、私よりもさらに小柄だし力負けをするという感じはしなかったが、とにかく速いしよく動くしゴムまりのような弾力性があって、当然ながらたじたじ(^_^;)。それでも、私はフォール負けは免れたが、キムラさんは見事にフォールされていた。
・ 本日のもう一つのトピックは、「入不二スペシャル」の誕生(^o^)。
・ 練習のできない3ヶ月の間は、「脳内レスリング」の度合いが高まり、いろいろな技や動きを「妄想」することがたびたびあった。その中には、復帰したら試してみたいと思うものもあった。
・ それを寝技のスパーリングでトミカワさんに、技研の時間にキムラさん相手に試してみた。
・ まだ実戦の流れの中ではないとはいえ、いちおう相手をローリングさせて2ポイント奪うことに「成功」。
・ 今泉コーチに「その技は何ですか」と聞かれたので、「考え出しました」と答える。これからも機会があったら練習してみて、使える技にまで練り上げてみたい。
・ 技研では、高田スペシャルこと"Three Quarter Nelson (3/4 Nelson) "(5月1日・2日参照)をみんなでやり合う。これも復帰したら練習してみたいと思っていた技。なかなか高田さんのようには極まらないが、肩をしっかり付けたり身体を相手と平行にする点など、ポイントがよく分かった。
【2011年7月7日記】

◎ 2011年6月30日(木) 「告知更新」
・ 告知のところに、ハイデガー・フォーラムにて行う予定の講演(「無についての問い方・語り方」)についてのお知らせを載せました。
・ ハイデガー・フォーラム第六回大会については、大会情報を参照してください。
【2011年6月30日記】

◎ 2011年6月26日(日) 「綾瀬はるか/昨日の続きの話」
・ TVドラマ「JIN -仁-」の最終回を妻や三男と一緒に観ていて、咲さん(綾瀬はるか)の最後の手紙に私が感動して、「ずれたループ型のタイムトラベルという設定と医の心(仁)という問題と時間を跨いだ恋愛ものという要因等々がうまく組み合わさったエンターテインメントというのが魅力の半分で、後の半分は綾瀬はるかの魅力だな」と言ったところ、その後半に対しては妻と三男から疑問の声と失笑が上がる。
・ 綾瀬はるかの成功(2013年(平成25年)大河ドラマ出演決定も含めて)は喜ばしい限りだけれど、まだそれほどは売れていなかった頃から注目していた者としては、どこか寂しさのあるのも事実だ(「俺はずっと前からその魅力を知っていた少数だ」的な思いが無意味化する寂しさだろうか?)

・ 昨日の「長谷川恒平選手壮行会」で、現役選手たち・OBたち・そして長谷川選手とも話していて改めて考えさせられたのは、「共有体験としてのケガ(身体不調)の意味や役割」ということであった。
・ 私が挨拶の冒頭で、ブリッジやタックルによる頸椎の圧迫と右腕の痺れや痛み・・・という現況報告をした瞬間に(単なる症状の説明・報告なのに)、聴衆のレスラー・元レスラーたちのあいだには、ある種の一体感と共感が醸成されて、さざ波のように「笑い」が伝播していくのを、私は壇上から体感していた。
・ 「頸椎と痺れ」というワードが、まるで「修学旅行の夜の枕投げ」というキイワードのように、みんなの共通体験を引き出して、その体験固有の共同意識を一瞬にして立ち上げるかのようであった。
・ 懇談の場面でも、私はこのケガの話題を何人もの人たちから振られた。
・ 現役レスラーは「頸椎の問題と身体の痺れ・痛み」の問題を常態として抱えていていることを、元レスラーであるOBたちは今もなおその問題を引きずっていることを詳細に語ってくれた。
・ しかも、全員が「結局治らないし、放っておく」「そのまま練習を続ける」という点で判で押したように同じ。長谷川選手に尋ねたところ、仲間の選手たちはMRIで頸椎の間が潰れていることがわかっても、そのまま練習するという(恐ろしい・・・)。
・ ここには、一般常識や医者の観点からだったら容認できないような「悪状況」を、大したことのない「普通状況」に変えてしまうような体育会的な磁場が働いている(と私は思った)。
・ ただ、彼ら(その磁場)は、ただ単に無謀なわけではなくて、その「普通状況化した悪状況」のさらにその先にある危険(最悪状況)には、むしろ(いやその磁場の中にいるからこそと言うべきか)きわめて敏感であるし、注意を怠らない。
・ これは、「修学旅行の夜の枕投げ」という共通体験よりも、「死に接近していってどこまで我慢していられるかという若者的な遊び」(chicken race?)の構造の方に似ているのかもしれない。
【2011年6月26日記】

◎ 2011年6月25日(土) 「長谷川恒平選手壮行会」
・ 卒論指導と演習授業の後、青山学院大学レスリング部OB会主催の「長谷川コーチ壮行会」(青学会館3F 19:00ー21:00)に出席。
・ 長谷川恒平選手は、4月29〜30日に行われた全日本選抜レスリング選手権において4年連続4度目の優勝を果たし、世界選手権の日本代表(3年連続)となった。
・ 2011年レスリング世界選手権は、2011年9月12日から18日までトルコ・イスタンブールで開催される予定で、それに向けた壮行会(+OBの懇親会)。もちろん、長谷川選手は2012年のロンドン・オリンピックを目指している。

長谷川選手とツーショット
・ デビュー試合前に練習の相手をしてもらった副将の及川君(4年・総合文化政策)と久しぶりに話すことができたし、主将の香西君(4年・教育)ともゆっくり話ができた。
・ 今回も挨拶をする機会があったので、以下のような話をした。
・ けがで練習を休んでいてリハビリ中という話をした後、(2011年4月28日(木)に書いたような)ハイ・ブリッジの反・哺乳類性(不自然さ)と、それをうちの猫で試してみた話、その反・哺乳類性(不自然さ)故の「エリート身体選別装置」という仮説、そして、その選別装置にふるい落とされそうになっている最底辺の者(私)が、そういう選別装置を幾重にも潜り抜けて「上の上の上の…上の」方にいるだけでなく、さらに一番てっぺんに立とうとしている者(長谷川選手)を、こんなに間近で応援できることの楽しみについて話して、応援の挨拶とさせてもらう。OBの方が、私の話を面白がってくれたので、よかった。
・ 太田監督や香西主将に、私がメインで通っている水曜日クラスのレスリング練習が7月いっぱいでなくなってしまうことを話したところ、青学レスリング部の練習がちょうど水曜日の18:00から青山キャンパスであるので、参加するのはいかがですかというお誘いをいただく。これはありがたいお誘いである。
・ そもそも来月からの練習復帰がうまく行った場合の話であるが、秋以降の水曜日練習は、自分の職場でやるというのがベストかもしれない(大学生との練習では、ハード過ぎるおそれがあるが・・・)。
【2011年6月25日記】

◎ 2011年6月23日(木) 「age」
・ 2010年の身辺雑記(メモ)の中に埋もれていた「田島正樹著 『神学・政治論 政治哲学としての倫理学』(勁草書房)へのコメント」(2010年3月28日(日)cogito研究会,学士会館)を、「公開原稿」のところにあげる。
・ 田島正樹さんが、そのときのコメントへの応答・再批判を「ララビアータ(田島正樹の哲学的断想)」に書いてくれたので、それへのリンクもつける。
【2011年6月23日記】

◎ 2011年6月22日(水) 「増刷」
・ 午後から会議3種類。心理学科の同僚やキャンパスですれ違った他学部の知り合いから、身体の具合を尋ねられたので、来月からレスリング練習に復帰するつもりであることを伝えると、みんなビックリ。
・ 筑摩書房の増田健史さんからメールをいただき、ちくま学芸文庫版の『相対主義の極北』が増刷されることを教えてもらう。
・ 初めて書いた本(いわゆる処女作)が、こういう形で生き残れているのは幸運なことだと思う。
【2011年6月22日記】

◎ 2011年6月19日(日) 「東京都庭園美術館/復帰へ向けて」
・ 久しぶりにRX-8で首都高を走り、妻の希望で東京都庭園美術館へ行って庭園を散策する。
・ 写真は、(1)みんなに撫でられて、ツルツルになって光る「豹の銅像」 (2)生命力溢れる古木の幹 (3)ねむの木の白いふわふわ部分
 
 


・ 6月11日以降、木津先生から指示された胸椎を反らせるエクササイズ(私は勝手にプレ・ブリッジと呼んでいる)を毎日続けている。
・ そのエクササイズを始めた時にはあった辛い感じがなくなってきて、かなり楽に反らすことができるようになってきた。
・ 逆に、これまで胸椎をうまく使えていなかったことが、比較によってよく分かる。
・ 私のように50歳を過ぎて突然レスリングを始める場合には、まずは胸椎などの使用状況を改善してから、その後にハイブリッジの練習へ入るべきであったことが、今回のリハビリで(遅きに失しているが)体感された。
・ 比較のために、22歳の次男と18歳の三男に同じエクササイズをやらせてみたところ、難なくきれいなアーチを描いて反らせることができてしまう。若いからとはいえ、これが普通の(正常な)胸椎使用なのかと、ため息が出る。
・ この一週間は、ウェイトトレーニングとランニングも週3回やることができて、筋力もかなり回復してきたし、トレーニング後にも右肩・右腕が重くだるくなる症状も出ていない。
・ 目標通り、7月第1週の水曜日からレスリング練習に復帰したいと考えている。
【2011年6月19日記】

◎ 2011年6月12日(日) 「昨晩の飲み会」
・ 昨晩のレスリング飲み会は、一次会14名・二次会9名と、これまでにない大所帯。コーチ陣は、今泉さん・嶋崎さん・木村さん・人見さん(一次会のみ)が出席。
・ 私がお休みしているこの二ヶ月半のあいだに会員となった「新人」の方たちが、何人も出席していて初顔合わせ。
・ 「新人」とはいっても、キックボクシングの現役チャンピオンの岩田さん(第9代NKBライト級チャンピオン)や、高校・大学とレスリングをやったあと38年ぶりにレスリングを再開した60歳の藤田さん、中央大学レスリング部出身でインカレ3位の実績を持つ社会人一年目の椿さんがいたり、他にも見るからにがたいが一般人とは違う方もいて、格闘家集団の飲み会の雰囲気が漂っていた。
・ こういう「新人」の方々の練習風景については、今泉さんのブログの「格闘技センスということ」に記述がありますので参照を。
・ もちろん、そういう方々ばかりではなく、私を始め、元トラック運転手のキムラさんや小学校教員のトミカワさんのような一般人も混じっているので、なかなか他にはない独特の空気感が醸し出されていて、社会人のクラブのよさだなぁと思った。
・ 一次会から二次会へ移動する途中、JR大久保駅のところで、先日も王座を防衛したパンクラスのチャンピオン(第2代フライ級キング・オブ・パンクラス)の清水清隆さんに遭遇。「入不二さん、身体の具合はいかがですか」と声をかけていただいて、ちょっと嬉しかった。YouTubeで、清水選手の試合後インタビューを観ていたので、私の方はその感想を伝える。
・ 2次会の席では、木村コーチの「組み手」論と「ハイブリッジ」論をたっぷり聞かせていただく。風貌のごつさと論の繊細さという取り合わせの「妙」は、木村コーチの魅力だと思う。こういう「妙」は、チャンピオンの清水さんにも共通するものがあって、「凶暴さ」「狂」の雰囲気と「かわいさ」「愛嬌」とが同居しているのが、清水さんの魅力ではないかと思う。清水さんの愛称として「キュートな野獣」というのは、どうでしょう。
・ これからしばらくしてやっと復帰できるかどうかというのが私の現状なので、今年はもうさすがに試合出場は無理だろうと、今泉コーチは考えていた模様。しかしその予想を裏切って、来月中の復帰を目指し、まだ半年近くあるのでマスターズの大会に今年も出場する意志が私にはあることを伝える。
【2011年6月12日記】

◎ 2011年6月11日(土) 「予定を早めたい」
・ 先日、スポーツ会館よりとてもショックなお知らせが届いた。7月一杯で地下マット場は閉鎖させることになり、それに伴って水曜日のレスリング練習はなくなるとのお知らせだった。
・ 地下マット場は狭く、しかもプールに隣接しているために湿度も高くて、とくに夏場の練習には過酷な環境である。練習仲間の関さんは「まるで「虎の穴」での練習のようだ」と称していた。
・ 私がメインで通っていたのが人見コーチ担当の水曜日クラスだったので(土曜日や日曜日にも適宜参加していたが)、これから練習に復帰する時にはまず水曜日クラスからと考えていた。
・ しかし、このままだとリハビリを続けているうちに、復帰すべき水曜日クラスがなくなってしまう。最後の月となる7月の地下マットでの練習に復帰できないものかと、昨日kizuカイロプラクティックの木津先生に相談してみた。
・ 右腕・右肩の状況もかなりよくなってきたし、久しぶりにベンチプレス等のウェイトトレーニングをやっても大丈夫だったことも伝えることで、OKをもらおうと試みたのだが・・・。
・ 先生は理解を示してくれたが、まだ「いいですよ」とは言ってもらえなかった。レスリングは他の運動をするのとはわけが違いますからねぇ、という感じ。
・ その代わりに、「早く復帰したいのなら、このトレーニングをやって下さい」と言って、(おそらくもう少し先で課すつもりだったと思われる)胸椎をアーチ形に反らすためのエクササイズをするように指示された。いわば、(ブリッジのようには頸椎に負担をかけずに胸椎を反らす)プレ・ブリッジとでも言うべき訓練。なんとか7月のうちに復帰できるように、言われたとおりにトレーニングするしかない。

・ 今日はこれから、大学院のゼミ・卒論指導・演習と授業をやったあと、夜7時からは大久保にてレスリングのコーチ・会員との飲み会。
・ しばらく練習に出ていないので、飲み会だけの参加にちょっと気が引けるところもあるが、久しぶりにみんなに会えるのは嬉しい。
【2011年6月11日記】

◎ 2011年6月4日(土) 「身体の履歴」
・ kizu カイロプラクティックへ週2回ずつ通って施術を受け、指示されたストレッチやトレーニング等を行う日々が、これで一ヶ月余り経過したことになる。
・ 最初の最悪の状態を「10」とすると、この一ヶ月で「5〜2(悪いとき〜よいとき)」くらいに改善しているが、悪いときとよいときでまだ「差」がある。
・ 右肩・右腕のだるさ・痛さ・しびれが、その時の状況によって「一進一退」なのに対して、頸椎の状況(首回りの快適さ)は安定的によくなっている感じがする。
・ 今回の通院で初めて知ったのが、「筋膜の癒着」という現象と、その癒着を取り除くための「グラストンテクニック」という技術だった。
・ 筋肉のことや骨のことは普通にイメージできても、「筋膜」について意識したのは今回が初体験。
・ 以下の動画の序盤(35秒と1分あたりの2カ所)を見ると「筋膜(の癒着)」がイメージしやすいし、中盤(2分30秒あたり)を見ると左肩甲骨と右肩甲骨の癒着の有る無しが分かりやすい。
・ Myofascial adhesion=The “Fuzz”(筋膜癒着)(※ 動画は、献体された身体を使っての説明のようなので、そのリアルさを見たくない方はスルーしてください。)
・ 今回のような仕方で身体と向き合うと、自分の身体に関わる諸々の履歴が20年ほどのスパンで改めて意識化されることになる。
・ たとえば・・・。十何年か前に(山口大学在職中)、親しくしていた学生・院生たちが「もとよし's」という野球チームを作っていて、私もいっしょに試合に参加したことがあった。
・ 自分のイメージ通りにはもう身体がついて行かなくなっていた40歳くらいの私は、ホームベースに向かって全速力で走ってつまずき、一瞬身体が空中に浮いたような(飛んだような)感じになり、受け身をとることができないまま、右肩から落下。右肩に全体重がかかる形で痛打。右腕は上がらなくなり、いっしょに試合を観に来ていた小学生の次男を連れて、ほぼ左手一本で車を運転して帰宅し、林整骨院へ直行した。
・ 林先生からは、これだけ強く打ってよく骨折しませんでしたねと言われ、その後しばらく通院したことを覚えている。
・ この怪我がどうこうというよりも、この件以後、身体の衰えを意識することを回避するかのように(イメージ通りに動けなくなっていたことがそれほどショックだったということ)、運動やトレーニングをしなくなったことが大きかったのだと思う。すなわち「空白の10年」の始まり。
・ それにともなって、痛打した右肩を十分にアフターケアしなかった(日常生活に困らない程度に治ったら、もう放っておいた)ことも、今回の右肩・右腕の状況に遠く繋がっている気がする。

・ 山口大学つながりですが、この6月から来年の3月末まで(今年度)、山口大学時間学研究所の客員教授をつとめることになりました。辻正二所長のご厚意の結果です。
【2011年6月4日記】

◎ 2011年5月28日(土) 「↓の教え子たちのコメント(mixiより転載)」
・ mixiの方でついたコメントとコメント返しを、こちらにも転載しておきます。

・みさ2011年05月26日 18:37
昨日はとても楽しかったです!
思い出してまた笑いが…
とりあえず合コンしますか(笑)

高東くんがいなくなってしまうのはとても淋しいけれど、きっとまた帰ってくるでしょうし、5年、10年後、また成長した会話ができることを楽しみにしましょう♪

≫それにしても、卒業後2〜3年とは思えないほど彼らは大人になっていて、彼らのエロ・トークの勢いについていくのがやっとの自分には逆に衰えを感じた。

何をおっしゃいますか!先生こそまだまだこれから♥ですよ(笑)それにしてもたかとぅのエロトークはひどいっ(笑)

・irifuji2011年05月26日 20:05
みささん、昨晩は楽しかったですね。
高東君のエロトークもなかなかですが、それへのみささんの対応力も、相当のものですよ(^_^;)
みささんは、観察眼もなかなかいいものを持っていますしね。

・Paper Driving Styler2011年05月26日 23:23
行けなかった者です。
いつになれば先生と下ネタを言いながら飲める日が来るのか・・・

我慢の時と覚悟して毎日精進します。
私はいい意味で17歳から成長していない気がします。

大人になるのは大変ですね。

・irifuji2011年05月26日 23:51
平田君がいたら、さらにパワーアップしたエロ・トークになっていたことでしょう。
東京にいれば、また簡単に会う機会が見つけられますよ。

私の長男は結婚することになったけど、平田君は?

・放蕩息子2011年05月28日 19:55
水曜日はお忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。
ほんと楽しかったです。
人間観察評論にエロトーク(笑)

先生はお痩せになって驚きを覚えるくらいの小顔になられたくらいで衰えなんて(笑)
先生の口から語られるお話を聞くたびにこの世界の奥行きの深さを痛感されます。
う〜ん、男女において何がありでなしなのか(笑)

カトチャは見た目の清純さとは異なり、やはり持ってますね、エロスの泉(笑)
発想がオッサンだけどこれからまだまだ伸びるな。

次こそは必ずしや平田も参入を!
エロに対して早熟だった彼が現在どのような性観念を持っているのか語ってもらいましょう!

・irifuji2011年05月28日 22:18
高東君の mixi name が「放蕩息子」だということは、<帰郷に際して無条件に受け入れられる>ということをも表していると思うよ(ルカ福音書 参照)。

そして、英気を養ったら、またあちこちに放浪に出て、さらに東京に戻るもよし、立ち寄るもよし、いずれにしてもその時にまた会いましょう。

【2011年5月28日記】

◎ 2011年5月25日(水) 「教え子たちと旧交を温める」
・ 午後から3種類の会議。夕刻、心理学科合同研究室で、卒業生の高東義幸君と卒業生で副手の加藤美沙さんと待ち合わせて、青学近くのイタリアンレストラン「CIVETTA(チベッタ)」へ。

・ 高東君の先日のライヴ・広島への帰郷・H君との別れ・魔性のK女史との思い出などを中心に、加藤さんも数奇な友人関係や恋愛模様を語る。
・ 2年半ほどのお互いの「空白」を埋める話のあとは、学生の時と同様に(いやそれを上まわる仕方で)!「人間観察評論」と「性愛話(エロ・トーク)」で盛り上がって、爆笑のため涙が出てくる。
・ それにしても、卒業後2〜3年とは思えないほど彼らは大人になっていて、彼らのエロ・トークの勢いについていくのがやっとの自分には逆に衰えを感じた。
・ 下の動画は、先日の高東君の「トウキョウサヨナライヴ」の一シーン。最初の動画の右端には、加藤さんがちらっと映っている。


【2011年5月26日記】

◎ 2011年5月23日(月) 「トウキョウサヨナライヴ」
・ 昨日の日曜日は、夕方より教え子の高東義幸君のライブ@渋谷 Bar Snooty Foxに出かける。郷里へ帰ることになったための「トウキョウサヨナライヴ」で、彼の甘く切ない歌声を堪能。
・ 私は心理学科副手の加藤さんと待ち合わせて行ったが、高東君と同じクラスだった心理学科卒業生が何人も来ていた。
・ 水曜日の夜に、高東君・加藤さん・私の3人(あるいは平田君も都合がつけば4人で)あらためて食事をすることになる。

・ 本日月曜日の夕方は、金曜日に引き続き、kizuカイロプラクティックでリハビリ。
・ 最近ちょっと状態がよかったので、木津先生に「部分的にでもレスリングの練習に復帰していいのは、どれくらいになってからでしょう?」と聞いてみる。
・ はやる気持ちを見透かされたように、「もう少し良くなってからだね」と言われてしまう(T_T)
【2011年5月23日記】

◎ 2011年5月18日(水) 「改善の兆し」
・ 午後からは会議に出席。夜は、kizuカイロプラクティックでリハビリ。
・ これまでほぼ一ヶ月、週2回の通院(+指定された毎日のストレッチ)を続けたことで、かなり状態がよくなってきた。
・ まず何よりも、授業中の板書によってだるく・痛くなってどうしようもなかった右肩・右腕が、授業後も痛まなくなった。
・ それでも一週間前までは、治療中にうつぶせ寝をしていると、それだけで右肩・右腕が重く・だるく・痛くなって痺れてきていた。しかし、今回はそれも起こらなかった。
・ 右肩・右腕が、左肩・左腕と同様にほぼ<意識しないで済む>という経験は、数ヶ月ぶりである。これが普通の状態なのだろうが、肩・腕はこんなに軽いものだったのだと感じる。
・ さらに、首の後傾角度・可動域も、最悪状態を脱して、大きくなりつつある。同時に、うまく使えていなかった胸椎が使えるようになってきているし、グラストンテクニックによって生じる赤みも改善されてきている。
・ 家で久しぶりにチンニング(懸垂)をやってみたことを木津先生に伝え、どこまで筋力トレーニングをやってもいいものかをたずねる。
・ ブリッジ系は絶対ダメだが、それ以外は、痛みがなければ無理しない範囲でOKと言っていただく。
【2011年5月19日記】

◎ 2011年5月15日(日) 「結婚の予定」
・ 中国(北京・瀋陽)旅行のお土産を受け取りに、妻と二人で長男の住むマンションへ。久しぶりにRX-8で第三京浜・横浜新道を気持ちよく走る。
・ 本日のメインは、長男による彼女との結婚を決めた報告だった。いっしょに彼女の実家(瀋陽)に遊びに行ってきたわけだから、ある程度予想していたけれど。
・ 来年あたりを考えているそうで、式などに関して相談を受ける。中国と日本の両方でそれぞれやることを考えている様子。私たち家族が向こうへ行ったり、彼女の家族がこちらに来訪したりすることになりそうなので、来年は忙しくなるかもしれない。
・ (まだ気が早いが)将来二人のあいだに子どもができたら、日本語と中国語のバイリンガルに育てることも可能なわけだし、国籍も選択可能かもしれない。私の代よりも可能性が拡がる気がして、未だ見ぬ孫がちょっと羨ましい。
【2011年5月15日記】

◎ 2011年5月11日(水)「長男の中国旅行日記より・追記」
・ 長男の日記に追記があったので、そちらも転載。

・電動バイク
北京と瀋陽を走るバイクの99%は電動のスクーターだった。
政府が環境対策のために推進してるらしい。
音もなく近づいてくるのでちょっと怖い。

・身長
中国人は身長をかなり気にします。とにかく身長は高ければ高いほどいいらしい。
実際、自分が会った人たちの間でも、「うちの子はもう◯◯◯cmだよ。」「うちの子なんてまだ高校生だけどもう◯◯◯cmだよ」てな感じで自慢大会が繰り広げられてた。
身長に限らず中国には「でかい=良い」的な思想があるんじゃないだろうか。

・銭湯
中国の銭湯にも入った。「浴池」と書いて銭湯の意味。ここでも色々と日本と違う点が。
まず受付でサンダルを渡されて、それを履いて風呂に入る。そしてシャワーがある場所に椅子が無い。みんな立って洗ってる。
さらにアカスリをするための腰ぐらいの高さの木の台がど真ん中に置いてあった。
そこに客が素裸で横になって、これまた素っ裸のアカスリ専門の人(何故かみんな坊主)がかなり強い感じでゴシゴシとアカスリとマッサージをしてた。
中国は日本みたいに毎日風呂に入ったりしないから、銭湯に来る人はここでしっかりと溜まったアカを落とすらしい。

・出産
会社の同期とその奥さん(両方共中国人)がたまたま同じ時期に瀋陽に帰っていたので会いました。
奥さんのほうは出産のために同期の実家のある瀋陽にしばらくいるらしい。その奥さんから聞いた話。
中国での出産は帝王切開がデフォルトなんだとか。
何故かというと、中国では妊婦さんに栄養を与えまくって胎児を巨大児にするので、出産時に母体に負担がかかるから自然分娩はあえて避けるらしい。
おそらく前述の身長の話と関係があるのではないかと。

【2011年5月11日記】

◎ 2011年5月10日(火) 「長男の中国旅行日記より」
・ 昨日の夕方は、kizuカイロでリハビリ。首の後傾可能角度にわずかに改善が確認された。リハビリ用にやるべきストレッチ種目がだんだん増加。

・ IT企業で働く長男は、彼女(中国・瀋陽出身)といっしょに連休中に中国旅行。
・ 彼が書いた日記を(本人の許可を得て)こちらにも転載させてもらうことにする。

ゴールデンウィークの11連休中9日を使って中国の北京と瀋陽に行ってきました。

印象に残った点をいくつか。

・もてなし
とにかくもてなしが熱い!
旅人に対しては熱くもてなす文化らしく、全力でもてなされました。
あっちこっちの良い店に連れていかれ、これでもかと言うほど美味しいものを頂きました。
極めつけはハンコで、なんだかすごく良い石にこれまたその道では超有名な人に彫ってもらったハンコをもらいました。
その他にも水墨画をわざわざ書いてもらったり、もう盛り沢山。

・お墓参り
中国でもお墓参りをするのですが、日本とはちょっと違います。
まず、お参りをするときに声に出して語りかける。結構長いこと語りかけた後、3回お辞儀して終わり。
あとは、お金に模した紙を大量に焼く。干支別に焼く場所がちゃんとあって、ひたすら焼く。
爆竹を使ってたグループもありました。これは長生きした人が寿命で亡くなった場合に使うんだとか。

・働く人たち
夫婦で建築をやっている30代前半の中国人と一緒に食事をしたとき聞いた言葉。
「中国人は今、日本の1970年代のように一生懸命働いてる。」
旦那さんのほうはまだ仕事が残っているらしく、食事を終えて仕事に戻って行きました。
奥さんの職場を少し見学させてもらった時も、夜遅くにも関わらず残業している人がいました。
日本はiPhoneを使っている人がすごく多いと伝えたときは
「アメリカの会社にそんなに儲けさせてはだめだ!」
と言われました。うーん、何だか貪欲さが違う。

・接客態度
タクシーを停めても行き先によっては乗せてくれず、やっと乗れたと思ってもすぐには発車しないで運転手が外で同じ方向に行く人がいないか探し始める。
スーパーの店員はニコリともせず、チケット売り場の店員はお釣りやチケットを投げて渡す。
日本と比べると明らかにサービスは悪いけど、大した金も払ってないのに良いサービスを期待するほうがおかしいという見方もできる。
働く側の立場に立って考えてみると、タクシーの運転手には断る権利があり、スーパーの店員は愛想笑いをする必要がなく、チケット売り場の店員は丁寧に渡す必要がない、と。
どっちが良いかは難しいですね。日本は過剰サービスな所がある気がするけど。

また来年行ける気がする。

【2011年5月10日記】

◎ 2011年5月7日(土) 「職業的な宿痾」
・ 本日午前中のうちにkizuカイロプラクティックでリハビリ。
・ 木津先生から、足踏み・片足立ち・椅子座りなどの姿勢をチェックされ、さらに講義中に板書しているシーンを何度も再現させられて、いくつもの指摘を受ける。
・ ある程度聴講者の方へ顔を向けつつ(向かないときも注意を向けつつ)、黒板へは正対せずに斜に構える捻れた姿勢で書く点や、その姿勢で書いていくために左足にのみ重心がかかっていたり・・・等々、しかもそのような板書行為を続けて、(学生時代の塾や予備校でのバイトを含めると)もう30年以上になる。平均的な教員(講師)よりも、おそらく私は黒板使用量が多いはず(現在では、大学の大教室の上下式6面の黒板だと、一コマの授業で6面を全部使うことが多い)。それゆえ、姿勢の蓄積と固着には相当の年季が入っていると思われる。
・ この「蓄積と固着」によって長年の間に準備されていた<身体の偏り>の上に、その偏りを一挙に破壊するようなレスリングの身体運動による力が加わったのだろう、というのが木津先生の説明。まるで、凝り固まった保守的な状況へ、革命的な爆弾投下がなされたかのように!
・ さらに、長年の黒板書きも影響してか、私の右腕付け根の周辺部(大胸筋近くまで)は、外側へ開きにくくなっているそうで、この開きが十分でないと胸椎(背中)がブリッジをする際に十分には曲げられない。そのように胸椎(背中)をうまく使えないことが、頸椎へ過剰な負担をかけることに繋がったのでは、というのが木津先生の説明。
・ レスリングの練習が「直接的な原因」だとしても、その背後には私固有の骨格の問題もあるだろうし、「職業的な宿痾」という広大な背景もあるのだ。
・ これからまた、その「宿痾」の上塗り、つまり大講義室での授業に行くところ。
【2011年5月7日記】

◎ 2011年5月2日(月) 「Three Quarter Nelson (3/4 Nelson) 続き」
・ Nelson hold(日本名では「羽交い締め(はがいじめ)」が一般的か?)は、1.Full 2.Three Quarter 3.Half 4.Quarter の4種類に分けられている。
・ オリンピックスタイルのレスリングでは、Full Nelson は反則(illegal)なので、(1.を除く)2.Three Quarter 3.Half 4.Quarter の3種類となる。
・ 2.のThree-Quarter Nelson (3/4 Nelson) も、少年レスリング等のルールにおいては、反則(illegal)とされている場合もあるようだ。
・ たとえば、British Columbia Secondary School Wrestling Associationのルールブックを見ると、
"Illegal and Potentially Dangerous Holds - Specific Definitions"という項目で、iv) Three Quarter Nelson - The three-quarter nelson is illegal (both hands on the opponent's head), with or without an arm.と書いてある。
・ しかし、Three Quarter Nelson (3/4 Nelson)といっても、バリエーションがあるようで、次の二つの画像を比べてみても、片方の手の使い方が異なっているのが分かる。

・ さらに、昨日の「複合技」の中で使用されているThree Quarter Nelson (3/4 Nelson)の両腕の使い方は、上の二つの画像のどちらとも異なっている。下の写真のような使い方か。

・ この3番目のパターンでは、攻者の右腕が相手の脇から胸の辺りを通って首に達しているので、狡賢く使用すると(レフェリーに見えにくいし)「チョーク」あるいは「頸動脈締め」気味にも使用できてしまうのではないだろうか。
【2011年5月2日記】

◎ 2011年5月1日(日) 「技の名前」
・ 以前「身辺雑記(メモ)」(2011年1月19日(水)「練習」)の中で「高田スペシャル」と呼んでいた技は、
"Three Quarter Nelson (3/4 Nelson)"という技であることをYouTubeを見ながらの座学で知る。
・ そうか、Half Nelson と Full Nelson の「間」なんだ。足の引っかけを利用してパッケージする点では、cradleとも言えるのでは。
そういう意味では、「複合技」と言ってもいいのかな。
・ リハビリ中でレスリング練習はできないので、家で三男相手に、形だけ試してみる。

3/4 Nelson (the stacker)


WRESTLING: A.J. Harris (Wilde Lake) lateral drops, three-quarter nelson

片足を取ったあと、相手の膝を伸ばしてそこへ倒れ込むところは、ちょっと危険なにおい。
【2011年5月1日記】

◎ 2011年4月28日(木) 「リハビリ/選別装置としてのレスラー・ブリッジ」
・ 昨日は、午前中に整形外科医院、午後から夕方まで会議3種類、夜はカイロプラクティックと大忙し。
・ 整形外科では、右手の力の改善が検査により確認され、引き続き電気治療と薬(ステロイド剤のプレドニンとビタミン剤)。
・ kizuカイロプラクティックでは、温熱とマッサージでのほぐしの後、木津先生による施術。今回のグラストンテクニックでは、より首に近い箇所を擦る。これまでの整体や指圧等で、押す・伸ばす・引く・曲げるによる施術というのは、ふつうに経験済みだが、ステンレス製の特定器具で「擦り続ける」というやり方は、初めての経験。
・ 前回の「胸椎の中間辺りから反らせるエクササイズ」に加えて、「(壁を利用しての)肩から大胸筋にかけてのストレッチ」を加えるように教示される。
・ 施術の途中で、レスリングを始めて以降、ずっと左股関節を痛めている(もう何ヶ月にもなる)ことを先生に伝えると、そちらに対しても曲げたり伸ばしたり回転させたりしながら、手当をしていただく。その結果、とても不思議なほど、左股関節が楽になる。その後(いまは翌日の午後)、これまでにあった外旋・内旋に伴う痛みがほぼ消失。こんなことなら、もっと早くやってもらえばよかった。この際だから、今回通っているうちに、他の痛めている箇所のことも話してみようと思う。
・ 前回同様、最後に肩甲骨を下げ気味するテーピングを背中に二本してもらって、終了。

・ 今回の私のケガ状況を知って、今泉コーチにはご自身のブログの「怪我の問題について」で考察を加えていただき、木村コーチと安藤元コーチからは、このページへのコメント欄やメールにて、ご自身の経験やアドバイスを聞かせてもらいました。
・ 意外だったのは、私のような中年初心者ならばともかくとして、そうではない多くのレスラーの方々が、あのレスラー・ブリッジに関連して、頸椎関係の問題を抱えているし、その結果「完成形的で美的な」=「不自然な」レスラー・ブリッジをむしろ避けて、「頸椎への負担が少なく実戦的な」肩ブリッジやその他の型を勧めているということでした。
・ そうは言っても、完璧に美しいアーチを描いたブリッジ(をしている姿)は、どこかレスラーやレスリングの「象徴」のように機能するところがあります。私の場合、カール・ゴッチの美しいブリッジなどがイメージされます。
その象徴の力は、当然私にも影響していて、額や鼻のあたりまでつくような、もっとしなやかなブリッジができるようになりたいなぁと、始めた頃は思っていました。
・ しかし、美しくも不自然なレスラー・ブリッジが、私のような末端に位置する者にとってだけでなく、(年齢もレベルも)もっと上位に位置する者たちにとっても、リスクの大きい所作であり、なおかつそれがレスリングの「象徴」のように機能しているとすれば、そこに違った意味合いが感じられます。
・ それは、レスラー・ブリッジ(やその他の難易度の高い所作)は、「エリート身体選別装置」として機能しているのではないか、という疑問です。
・ 一年あまり練習に参加してみて強く感じているのは、他のどの競技よりも「エリート性」が高い競技なのではないか、ということです。<持って生まれた身体能力の全領域に関わる「エリート性」>という意味です。
・ もちろん、どのスポーツ競技にでも、その種の「身体的なエリート性」は多かれ少なかれあるわけですが、「エリート性」を三角形の頂点で表すと、レスリングは「底辺が小さく、斜辺が極めて急で、頂点がものすごく高いところにある鋭利な三角形」というイメージです。それは、大衆性が小さく、したがって趣味でやるような人が、(たとえば野球やサッカーと比べて)もの凄く少ないというのが「必然」、ということにもなります。
・ 「大きな・長い底辺」に可能性としてはなりうる(私のような)素人たちは、レスラー・ブリッジ(やその他の難易度の高い所作)という「篩(ふるい)」にかけられて、文字通り身体を壊して、脱落するようになっているのでは?
・ 逆に言うと、そんな「篩」を難なく通り抜けて、美しくも不自然な所作が易々とできる者たちだけが、頂点(あるいはその近く)に残るように、レスリングという競技は設計されているのではないだろうか?
【2011年4月28日記】

◎ 2011年4月26日(火) 「ハイ・ブリッジ」
・ 今回分かった頸椎の状況について、ふり返ってみれば、気づいてもよかったはずの「兆候」はかなり前にあった。
・ ブリッジ練習を半年ほど続けた後、なんだか自分のハイ・ブリッジが進歩しないことが気になった。それは、頭頂部よりは少々前でできる段階で止まっていて、額の辺りがつくまで反らせるようにならないという点だった。
・ レスリングのブリッジ・ワークを知らない方のために、一つ動画を貼り付けときます。動画の前半は「前ブリッジ」の練習、動画の真ん中辺り(1:20あたりから)に「ハイ・ブリッジ」の練習が出てきます。

・ また、何度か試みてはいたが、ハイ・ブリッジから足を跳ね上げて前ブリッジへ移行する所作がついにできなかった。これもまた、胸椎をうまく使えていなかったことと関係しているだろう。
・ さらに、最近ではハイ・ブリッジの練習後、首の右付け根から肩にかけて筋肉の張り(違和感)があった。これは、(木津先生によると)負荷のかかっている頸椎を、首・肩の筋肉がなんとか守ろうとした結果だろうということ。(健気な筋肉さんの頑張り、という感じ)
・ ところで、「ハイ・ブリッジ」というのは、レスリングの基本所作としてあまりにも有名であるけれども、レスリングを哺乳類的な動き(取っ組み合い)の延長線という視点で考えた場合には、少し不思議な気もする。
・ もちろんブリッジが、レスラー身体を準備するだけでなく、実際にフォールをブリッジによって回避したり、ブリッジワークを利用して攻守逆転したり、あるいはsuplex系の技で反り返る所作をしたり等々で活用されることは、明々白々である。
・ しかし、このように「反り返る」所作をここまで活用するのは、ひょっとして哺乳類の中で人間だけではないのか?というのが、「少し不思議な気もする」と述べたゆえん。
・ 飼い猫のキドを見ていても、肩を入れるようなストレッチ(伸び)の動きはよくするが、背骨を反らすのは、それが最大なのではないか。試しに横に寝かせてもう少し反らせようとすると、当然いやがるし怒る(ゴメンね、キド)。
・ レスリングが、哺乳類的な所作と連続していながらも、決定的にそこから切断されている、あるいは不連続な所があるということの一端が、「ハイ・ブリッジ」という基本の中に見え隠れする。
・ そういえば、首をぐるぐる回すなんていう運動をするのは、人間だけで、とてもよくないという意見も聞いたことがある。
【2011年4月26日記】


◎ 2011年4月25日(月) 「カイロプラクティック」
・ 夕刻〜夜、H君に紹介したもらったKIZUカイロプラクティックへ行く。
・ 頸椎の第3・第4・第5あたりに強い付加がかかって神経根圧迫が生じ、右肩・右肩甲骨に痛み・痺れ・だるさが生じている。右腕は親指を下に向けて上へあげる動作において、まったく力が入らない状態。
・ 首を後ろへ反らす動作が満足にできず、反らす角度を一定以上にすると右肩後あたりが張ったように痛む。
・ 通常は、レスリングのブリッジにおいては、頸椎(7)・胸椎(12)の全体のアーチによって力を分散して支えるところを、私の場合、頸椎下部の逆湾曲や胸椎が上手く使えていないことが原因で、上記のように、頸椎の一部のみに強い負荷がかかるということになったのではないか。
・ そのように直接にはブリッジの練習が原因であるが、頸椎・胸椎の状態は、長年のあいだに蓄積されてきたもの(必ずしも生まれつきとも言えないのでは、とのこと)。さらにここに骨盤の傾斜の問題も連動していて、これらはずべて繋がっている一連の問題ということ。したがって、この全体を改善しなくてはいけないというのが方針。
・ 本日は、首後部の温め・腸腰筋と背骨周辺をほぐすマッサージなどを施したあと、右肩(首の付け根あたり)に「グラストンテクニック」をやってもらう。
・ 「グラストンテクニック」とは、専用の器具を用いて、軟部組織機能障害に照準を当て筋・筋膜などの緊張、癒着を緩和し改善するテクニック(http://www.kizuchiro.com/room/147.htmlより)。YouTubeに動画があった(こんな感じ)。
・ また、胸椎をうまく反らせるようにするためのエクササイズも教わる。
・ 最後にもう一度首を後に反らす動作の確認をしたときには、反らすのがわずかに楽な感じ。
・ ブリッジ・ダンベル等のウェイトの使用・背筋のトレーニングは禁じられ、その他の自重トレーニング・ランニングのみ(それも姿勢に気をつけて)を許される。

【2011年4月26日記】

◎ 2011年4月21日(木) 「まだ諦めない」
・ 昨日は、けっこう落ち込みましたが、一日ゆっくり考えて、少し回復。
・ いろいろな方面から、メール等で連絡・お見舞いの言をいただきました。ご心配かけてすみません。
・ 私の駿台講師時代の教え子で、信頼しているH君からも連絡をいただき、彼からはカイロプラクティックのいい先生を紹介いただき、来週診てもらうことになりました。
・ まだ診察してもらっていないので、正確には何とも言えないとは思いますが、その先生は私のこのwikiの記述(レスリング日記)をお読みになってくれて、次のように言ってくれています。部分的に引用します。

頚椎は、1番から7番までの頚椎の生理学的彎曲が重要です。
また、その下にある胸椎との連動も忘れてはいけません。
僕の推測するところ、この胸椎を上手く使わずに
頚椎だけで、ブリッジ等の負担をかけていたのではないでしょうか?
結果、一箇所に負担をかけ神経圧迫症状を発症したと思われます。
 
治療は、この胸椎や遊んでいる他の頚椎に仕事をさせ、
負担のかけている頚椎の仕事量を減らしてあげれば、
圧迫もなくなるはずです。
結果だけ見ると、頚椎圧迫、治らないという発想が生まれますが、
悲観されないでいいと思います。

治療方針は、まずこの負担かけている部位の癒着を取り除きます。
それにより圧迫は軽減させるはずです。
この治療を続けながら、使われていない関節に動きを加えていきます。
そして最後に、弱くなっていて、今回上手く使われていなかった筋群に
対してトレーニングを行います。

僕の見解では、状態を実際に見ていないのではっきりとは言えませんが
3−5ヶ月後には、復帰できる可能性はあると思います。

・ そこで、次のように考えることにしました。

(1)まずは、右半身の痛み・だるさ・麻痺を治すことに専念する。
(2)上記のような治療が可能であるならば、頸椎の状態改善に取り組む。
(3)レスリング復帰ができることを信じて、(1)(2)の進行状況を考慮しつつ、許される範囲のトレーニングは続ける(あるいは次第に増やす)。
(4)それでも復帰がかなわなかった場合には、身体が壊れてしまうほど大変な運動を、この一年余りだけでも堪能できたことを、ありがたいと思うようにするしかない。

・ 今は、こんなところ。
【2011年4月22日記】

◎ 2011年4月20日(水) 「ドクター・ストップか?」
・ 午前中から夕方まで、病院通いの一日。
・ 帯状疱疹の方は、まだ痛みが残ってはいるが快方に向かっていて、薬は抗生物質から消炎鎮痛剤へ切り換え。
・ 昨日、授業を2コマやって、板書量が多く右腕を酷使したためだと思うが、またもや右三頭筋のあたりから肩甲骨の辺りまでが、かなり痛く・だるくなる。授業後によくこういう状態になるのは、一年ほど前からか。しかし、昨日のはいつも以上。
・ この状態(右肩周辺の痛さ・だるさ)は、ベッドに横になっているとき・横になって腹式呼吸の練習をしているときなどでも、生じることがしばしばある。これは半年くらい前からだろうか。
・ さらに加えて、ここ3ヶ月ほどは、(右腕に関して)持ち上げたり・引きつけたりできるウェイトが10圓曚浜遒舛討い襦
・ 本日整形外科での検査(X線撮影など)の結果、原因は、右肩ではなく首にあったことが判明。以下、医師の説明。
・ そもそも、私の首の骨は(事故・大きなけがをしたことがあるかのように)湾曲している。しかしこれは生得的なものでしょう(矯正するのは難しい)、とのこと。この首はウェイトトレーニングなどしてはいけない、運動に向いていない、とまで言われる(T_T)
・ 頸椎と頸椎の間が二箇所(第3と第4、第4と第5の間だったかな?)かなり狭くなっていて神経が圧迫されている。これが、右肩周辺の痛み・だるさの原因。
・ 脚気の診断に使うような器具でコツコツやられながら、両腕・両足などの反応を検査されて、その結果、右半身に「麻痺」が始まっていると言われる。
・ これからの生活の仕方の説明を受け、電気治療をして、ステロイド系の薬をだしてもらう。症状の改善が見られるかどうかを、また来週診てもらうということに。

・ これは、もうレスリングの練習などしてはいけないということなのだろうか。えっ、始めたばっかりなのに、まだ一勝もしていないのに、もう引退?
・ こんなハードな運動、いつまでできるのだろうかとは思っていたが、まさか一年やっただけで、ドクター・ストップ?
・ 鬱だ・・・。
・ まだ完全に諦めたわけではないけれど、何だか「終わりの足音」が近づいてきたようで、或いは自分のアイデンティティの(全てではないにしても)重要部分に「死刑宣告」を受けたかのようで、重苦しい。
・ もし「終わり」なのだとすると、そうか、私のレスリングシーンなどをテレビ放映してもらえたり、「ゴング格闘技」に写真入りで載せてもらえたのは、その「終わり」へと向けた「はなむけ」だったということに、事後遡及的になるのか!
【2011年4月20日記】

◎ 2011年4月13日(水) 「このところの体調不良について」
・ 風邪の症状(喉と鼻)が治りきらない状態が続いていたが、さらに先週の土曜日あたりから、頭が痛くなる。
・ 頭部の横・後の右半分が、鼓動を打つかのように間歇的にズキンズキンと痛み、夜寝るのもつらい状態。
・ 日曜日に投票に出かけた帰りに散歩をするつもりだったが、頭痛がひどくなってきて耐えられずに帰宅。
・ 痛いだけでなく、頭部の横・後の右半分が腫れたように、でこぼこしていて、瘤?という感じに変形気味。
・ これは風邪の頭痛ではないのでは?レスリングの練習中に強打したか?という疑いもあるので、月曜日にかかりつけの整形外科へ。
・ 先生の診察を受ける前の問診段階で、熱もあり血圧も高く、まず大きい病院でCT等の検査をしてください、予約を入れますということになる。
・ しかし結局、脳外科的な痛みではなくて、皮膚科で帯状疱疹(ヘルペス)であることが判明。後頭部で髪の毛に隠れていて自分ではよく見えなかったために、風邪あるいは打撲か・・・と判断を誤った。
・ ついでにというか、右目が赤く結膜炎状態になってコンタクトがはめられず、眼科へも行く。検査して、はやり目でもなく、帯状疱疹によるものでもなく、擦った結果であることが判明(帯状疱疹によるものだと、失明のおそれもあるらしい)。
・ 実は、40年ほど前の中学生のときに、私は帯状疱疹を患っている。そのウィルスは潜伏したまま残るが、通常は一生に一度であって、二度なる人は少ないらしい。今回は二度目のため、最初の時ほどはひどくなかったのではとも言われる。
・ 皮膚科の医師からは、身体疲労により免疫力が低下していたことが発症の原因だから、まだしばらくは安静にしているようにと言われ、薬を出していただく。
・ 40年近くをまたいでウィルスを再活性化させる程、レスリング練習の疲労は大きかったということか。
【2011年4月13日】

◎ 2011年4月6日(水) 「学ぶこと多し」
・ 本日のレスリング練習は、参加者8人(人見・今泉コーチ)。新会員のハナダさんも参加。
・ 準備運動後の差し合いと引き合いを、人見コーチと。差し合いがヒートアップしていって胸どうしがぶつかり合う衝撃感が、レスラーぽっくていい感じ。しかし終了後は、上半身がパンパン。
・ ほぐし合いのあと、ローリングとその他の寝技の攻防を、人見コーチとヤブイさんと。
・ 技研の時間には、先週に引き続きヤブイさんにアンクルの指導をお願いする。ブリッジして寝たまま回転するタイプにおいて、相手の腿・膝を包む側の手を素早く引き上げることで回転推進力を与えられるというのは、新しい発見だった。
・ 人見コーチがよくやる膝を畳んで守る防御を、いつも崩せないまま20秒が経ってしまうので、どう対処すればいいのかをたずねる。今回教えてもらったのは、相手の一方の畳んだ足を自分の足で横へと曲がるように押し出すことによって、その状態に耐えられなくするやり方。
・ 打ち込みも、ヤブイさんに相手をお願いすることで、いろいろアドバイスをいただく。特に、私のフットワークについての悪い点(一方向の旋回のみで逆の旋回がないとか)の指摘と、ロックアップ状態で首にかけられた手を斜め方向へ崩すやり方の練習が有益。
・ 片足タックル・両足タックルに入った後の攻防練習。今泉コーチから、頭をつける位置や取った足の上げ方や引き落とし方などの指導を受ける。もうこの時点で、このところの「五十肩」的な症状のため、両腕・両肩に十分な力が入らなくなっている。おまけに、隣の組とぶつかって右前腕部を痛打し、両足タックルを切られたときに左腕を思いっきり引っ張られた状態になって、左肩を痛める。
・ スパーリングでは、8時半以降に参加した元総合格闘技コーチの安藤さんと、「お約束の」対戦。
・ 2分の間に、何度も投げられ何度もフォールされる。やっている最中は、どうやって投げられているのかも分からないまま、ポンポンと投げられた感じ。
・ あとで安藤さんに確かめてみたところ、私の手首を握って上へあげる→反発して私が下へとさげようとする力を利用→体落としのように足を跳ね上げる・・・という流れ。柔道ベースの安藤さんらしい技。フォールされたときの「メビウス固め」についても解説してもらう。
【2011年4月7日記】

◎ 2011年4月4日(月) 「三人で飲み会」
・ 三人で集まることができるのは、新学期通常業務が始まる前のこの時しかないということで、石川巧氏・霜栄氏と下北沢「とぶさかな」で飲み会。夕刻より終電時刻まで。
・ 話題は、震災後のそれぞれの状況報告、石川さんの抱えている人間関係問題に対する分析、霜さんの執筆中の参考書についての論評、テレビ出演時の私についての論評、駿台や立教・青学についての状況分析、親と子の問題、等々・・・・。
・ 「親と子の問題」では、うちの長男が、父親(私)の強力な引力圏に屈することなく脱出・独立に成功したことを、霜さんが誉め称えていた。霜さん曰く「入不二さんがかつて荒っぽくやったことを、彼はソフィスティケートされた仕方でやったんだよ」。
・ 下北沢でさえ、「自粛ムード」の中、二次会の店を見つけるのが困難だった。
【2011年4月5日記】

◎ 2011年4月2日(土) 「謝罪」
・ 先日の「年度最後の練習」の中で、二人の東大生の参観者のことを書きましたが、「レベルが低いものだから、参加するに値せずと見切って帰ったのだとすると、それは失礼ではないかい?」というのは、私の勝手な誤解でした。
・ このページのコメント欄に、その東大生ご本人がコメントを寄せてくれたので、それが分かりました。ごめんなさいm(_ _)m
・ ただ、書いたからこそ見てもらえたわけで、書かずに思っているだけだったら、こういう展開にはならなかったわけで、やはり書いてよかったのかも。
・ そのコメントと、私のリプライを、こちらにも再掲しておきます。

先日レスリングの練習を見学した学生です。

見学だけをして途中で帰ってしまったことで気分を悪くしてしまったのであれば申し訳ありません。練習できる恰好は4時頃からトレーニング室で筋トレをしていたからで、決して入不二さんが感じたようなことはありません。夜に用事もあったので帰りがけにレスリング教室をちょっとだけ見学しようと立ち寄っただけでした。それなので、体力的にも限界でしたし中途半端に参加するのも申し訳なかったのです。僕達も大学からレスリングを始めただけでそんな偉そうなことを考えるようなレベルではなく、むしろ自分達のレベルでついていけるか大丈夫かと思うくらいです。
Posted by 練習を見学した学生です。 2011年04月02日(土) 23:37:30

幸いにも体育館が四月から使用できる(学生にはスポーツ会館の料金も苦しいのです)ということなのでもうスポーツ会館でお世話になることはないかもしれないですが、東京大学レスリング部は出稽古大歓迎ですし、部員がまた無料体験などでお邪魔するかもしれないのでその時はよろしくお願いします。
Posted by 先日見学した学生です。 2011年04月02日(土) 23:38:10

先日見学の東大生さん
コメントをどうもありがとうございます。また、こちらの早とちりで誤解して申し訳ありませんでした。お二人の体格がよくて強そうに見えたので、勝手に誤解してしまいました。でも、誤解したおかけで、こんな風にコンタクトが取れたのは、「怪我の功名?」です。

私も30年ほど前は東大生だったわけですが、あの頃東大のレスリング部に入っていたらなぁ・・・(もっと強くなれただろうし、長くレスリングを楽しめたのに)と、ここ一年レスリングを始めてから後悔に似たものを感じています。そのくらいレスリングの魅力にとりつかれています。その意味で、お二人が、羨ましいです。

もし東大へ「出稽古」に行かせていただけるならば、その「後悔」に似た思いを形を変えて払拭できるかもしれない、と思ったりもします(^_^;)
Posted by 入不二 2011年04月03日(日) 00:06:

【2011年4月2日記】

◎ 2011年3月30日(水) 「年度最後の練習」
・ 夜のレスリング練習は、参加者7名(人見コーチ)。途中まで40分間ほど、東大レスリング部の大学生二人が参観(だが、参加はせずに見学のみ。練習できるかっこうをしていたのに・・・。私やシノハラさんやコサカさんが余りに「おじさん」でレベルが低いものだから、参加するに値せずと見切って帰ったのだとすると、それは失礼ではないかい?東大生諸君!オノデラさんやヤブイさんという強い人だっていたのに・・・・)。
・ 準備運動の中でやる「四つん這いでのランニング」等は、きつい。今日は、幅広めの反復横跳びを四つん這いでやるという息をあげる運動も(1分×3)。
・ 仮に通常の二本足以上の動きが四つん這いでできるように訓練可能ならば、「四本足」で闘う方が強いような気がする・・・。cf.今泉コーチのブログ「片足のチャンピオンはレスリングの本質を教えてくれる
・ 準備運動後は、打ち込み・崩しのみ(タックルの代わりに膝タッチ)のスパーリング・寝技(ローリングのみとそれ以外)のスパーリング・アンクルホールドについての技研・スパーリングというメニュー。ポイントを取られた場合の「罰ゲーム」は、V字腹筋(ポイント×10)。
・ アンクルホールドについての技研では、インターナショナル・スクールでレスリングのコーチをやっているヤブイさんに、指導していただく。体重ののせ方・足の交差位置などに加えて、日本人のやり方とアメリカ人(ジョン・スミス)のやり方との比較などを教わる。「足一本に対して手を二本かけるというtwo-on-one状態をアメリカ人は避ける・・・・」など。ヤブイさん自身がインターナショナル・スクールの出身で、16歳でレスリングを始めて10年のキャリアの方。
・ ヤブイさんからは、(寝技前のほぐしで私が絞っているときに)その他の力に比して腕で引きつける・締める力が弱いことを指摘され、広背筋や僧帽筋をもっと鍛えるべきだとアドバイスされる。
・ ロッカールームでもヤブイさんと話す機会があって、この一年間の私の進歩を誉めていただく。ヤブイさんが教えている中高生の練習にも、一度参加してくださいと誘われる。
【2011年3月31日記】

◎ 2011年3月26日(土) 「15分前にリタイア」
・ 一昨日の会で大勢人の集まるところで長時間過ごしたことが原因と思われるが、喉と鼻の調子がおかしく風邪気味。
・ それでも(来週からは新学期が始まり土曜日練習には夏休みになるまで出られないので)、夕方のレスリング練習に参加。本日は、木村コーチの指導で、参加者は9名。
・ ランニング(後ろ向き・横向き・四つ足などを含む)・柔軟・マット運動・打ち込み・寝技の攻防・組み手のスパーリング・2分間スパーリングまでは、なんとかついていけたが、木村コーチに再び組み手のスパーリングの相手をしてもらったあと、頭が痛くなりかつボォーとした感じになって、これはダメだと思って、あと15分残っていたが(みなさんは技研などをやっていた)、早めに退出させてもらう。
・ せっかく、木村コーチから組み手について大切なアドバイスをもらっていたところで、もう少しやりたかったけれども、「カラータイマーが点滅」し始めた感じがして、諦める。
・ シャワーの時も帰宅途中も、頭痛とぼんやりとした感じは続き、這々の体で帰宅。体温を計ってみると、37度ちょっと熱があった。やはり風邪か。
・ おまけに、このところ右肩・右腕の調子が悪く、ベンチプレスやチェストプレスでの上(前)へと押し出す力、あるいはシングルアームロウやシーテッドロウでの引きつける力が十分に出せなくなっていて、さらにレスリングの練習で上半身を酷使した後は、右肩・右腕が痛だるくて、十分に上がらなくなる。もしかしてこれは「五十肩」の症状?ただの筋肉痛や疲労ではない気がする。
・ 前回の練習でできた左前腕外側赤黒いあざは、組み手の際にさらにその上からつかまれてしまって、さらに大きく濃くなってしまい、醜い状態。
・ こう書いてくると、なんだか「ぼろぼろ」だな。
【2011年3月27日記】

◎ 2011年3月24日(木) 「卒業生を送る会/謝恩会」
・ 卒業式は中止となったが、(いくぶん内容等を変更して)2010年度心理学科卒業生を送る会と謝恩会が行われる。
・ 謝恩会後、平山先生・小俣先生も加わり、ゼミ生たちと、うすけぼー南青山店へ。平山先生はいい気分で飲み過ぎて、先に帰宅。

卒業生を送る会にて、歓談・撮影風景

謝恩会にて(カラオケで歌うように)挨拶する入不二

うすけぼー南青山店にて、小俣先生やゼミ生たちと(平山先生帰宅後)
【2011年3月25日記】

◎ 2011年3月23日(水) 「ほぼ二週間ぶりの練習」
・ 地震の影響によりレスリング・スクールがお休みになっていたので、ほぼ二週間ぶりの練習。二週間休んでしまうと、動きが鈍くなるし、終わった後の疲労や筋肉痛が大きい。
・ 本日の参加者は、6名(人見・今泉コーチの他、キムラ・コサカ・ヤブイさんと私)。
・ 準備運動(ランニング・柔軟・マット運動・イラン体操)のあとは、身体をほぐすために、いつもと順序を変えて寝技(ローリング)から。
・ その後、崩し+タックルの打ち込み、抜ける低い片足タックルの攻撃と防御、膝上への片足タックル(顔内側)の攻撃と防御を反復練習。
・ タックルの打ち込みの際、左方向へ力がぬけていくのを、右足の踏み込みと頭部でのプレッシャーのかけ方に気をつけることによって修正。
・ 抜ける低い片足タックルの防御としてやったのは、とられた足の膝を折って相手の背中の上に腰を下ろすようにして全体重をかけながら、相手の頭を押さえつけるというもの。このような体勢で相手に全体重をかけてコントロールすることは、とても難しくて、バランスボールの比ではない。
・ そこで、今泉コーチの指導で、体重を相手の肩の部分にかけることで、肩を極めるという別の防御法も練習する。たしかに、こちらの方がやりやすそうではあったし、肩が極まる感覚はよく分かったが、実践で極めるのはそれはそれで難しそう。この防御法でもそうだが、関節技がないことが特徴のレスリングであっても、実際には、あちこちに「隠れた関節技」「見えない関節技」が潜んでいる。
・ キムラさんとのスパーリングの時に、低い片足タックルをとられるという上記練習と同じ場面があった。しかし、私の防御のやり方は、直前に習った二つの方法とは違ったもので、それは無意識のうちに出たものだった。今泉コーチからは、「そういうやり方もあるんですね。無意識に出る技が一番いい」と言っていただく。
・ キムラさんとやった2回のスパーリングでは、パンケーキ気味に相手をひっくり返して押さえ込むことが2回できた。1年前に始めた当初から、このような形(技)でフォールあるいはニア・フォールにまで持って行けることが何度かあったことを思い出す。もしかしたら、私はこの形(技)が得意なのかもしれない、とも思う。
・ 本日のケガ: 人見コーチとスパーリングで激しくもつれ合ったときに、新たに!左薬指を突き指気味にねんざ。関節が腫れて太くなってしまって、帰宅したときに指輪が外せなかった。これで左右3本突き指中。
・ 翌朝シャワーをしたとき、左前腕部外側に直径6僂曚匹梁扮澤曽に赤黒いあざができていて、触ると痛いことに気づく。つかみ合いの時にできたものと思われる。
【2011年3月24日(午前2時前)記】

◎ 2011年3月21日(月・祝) 「朝カル今期最終回/久しぶりの再会」
・ 朝カル「哲学の読書会」の今期最終回。終わりの方で、言語化できない<現実と原物質>という話になって、20分ほど延長して9時頃に終了。
・ ちょうど同日・同時間の「クリティカル・シンキング入門」の講座のために来校していた戸田山和久さんと遭遇。
・ 戸田山さんの上記講座を書籍化するために来ていた、編集者の大場旦さん・斉藤哲也さん・増田健史さんとも久しぶりに遭遇。
・ 京王プラザ・樹林での受講者とのいつものお茶会に、戸田山さん・大場さん・斎藤さんの3人も加わって、11時過ぎまで過ごす。
・ 戸田山さんが、「Q〜わたしの思考探究〜」でMCをつとめた上田紀行さんと中学・高校(教駒―現・筑駒ー)で同級生だったこと、大場さんが早稲田大学時代にレスリングを体育の授業科目として選択して一年間やった経験があることを、初めて知る。
・ 戸田山さんと私は、同年齢で学部生・院生のときに講義や演習をいっしょに受けていただけでなく、その後もいろいろと接点があって、いちばん思い出深いのが、山口大学時代の泊まり込みでやったFDの企画に来てもらったときのこと。
・ 当時山口大学の同僚だった石川巧氏(現・立教大学)と私、そして戸田山和久氏(名古屋大学)と霜栄氏(駿台予備学校)の4人で「授業」をめぐるシンポジウムをやった。よくある「FD的なあまりにFD的な」話にしないための人選だった。
・ 一日目の戸田山さんと霜さんの絶妙な講演は、当時の学長だった広中平祐氏をも魅了。しかし翌日に行われた、私たち4人のシンポジウムの方は、聴衆(山口大学の教員+高校教員)には理解されることなく、むしろ反感を買って終了。それゆえ(?)、私たち4人の方は、意見の違いを超えて、親密感や同志感が強くなったのをよく覚えている。
・ 戸田山さんと私は、(学生・院生時代は別として)いわゆる「哲学科」という組織に属して教員をやったことがない(戸田山さんは情報科学研究科に所属)という点も共通していて、昨晩はそんな点をめぐる話にもなった。
【2011年3月22日記】

◎ 2011年3月19日(土) 「来週土曜日に再々放送」
・ 見逃していた友人・知人の方々から、また放映することになったら教えてくれと言われていましたので、告知します。
・ 番組HP(右上の「これからの放送」)によると、NHK教育テレビ「Q〜わたしの思考探究〜」の「哲学的に考えるとは」(石川直樹×入不二基義)は、来週土曜日の午前中に再々放送されるようです。→ こちらのページを参照してください。

3月26日(土)
NHK教育TV 10時30分〜11時00分(再)「哲学的に考えるとは」石川直樹×入不二基義

・ この日の夜の放送で「Q〜わたしの思考探究〜」は、最後です。
・ 大震災によるニュースへの切り替えがあったため、予定された放映のうち一回(おそらく11回目)が、放映されなくなるようで残念です。
・ でも、番組制作会社の方からは、「とても残念ですが、夏などまた再放送の機会はあると思うので期待しましょう!」と言われましたので、期待したいです。
【2011年3月19日記】

◎ 2011年3月18日(金) 「時間学研究所での写真撮影」
・ 山口大学時間学研究所の職員の平田博子さんより、出張時に撮影した写真をいただく。
・ うち3枚は、出演番組の録画映像をバックにして撮りたいとお願いされたもの。右下の「像の中の像」バージョンの女性が平田さん。
・ 左上は、所員・職員の方々と。

【2011年3月18日記】

◎ 2011年3月13日(日)〜3月15日(火) 「山口へ出張」
・ 山口大学時間学研究所へ2泊3日の出張。今回は新幹線利用のため、余震等でストップすることを心配したが、往路復路とも何事もなく、また予定していた会合・打ち合わせ等もすべて順調に終了。
・ 帰宅後しばらくしてまた地震。静岡方面が震源地で、東海道新幹線がストップしたことをTVで知る。山口を出発するのがあと2時間ほど遅れていたら、東京に帰り着けなかったかもしれない。
・ 今回の出張では、辻正二時間学研究所所長をはじめ、専任教員の青山拓央さん、藤澤健太さん、企画委員の森野正弘さん、人文学部の古荘真敬さん(4月から東大・駒場へ異動)、経済学部の正宗聡さんたちと旧交を温めることができてとても有意義だった。
【2011年3月16日記】

◎ 2011年3月12日(土) 「3人で練習」
・ こんな非常時なので、ひょっとするとお休みかもしれないと思いつつ、夕方からのレスリング練習に出かける。
・ 小田急線・JRともすべて動いてはいたけれども、本数が少なく、いつもより待ち時間が長い。
・ 案の定、参加者は、人見コーチ・トミカワさん・私の3人だけ。少人数の分、こぢんまりと集中的に練習ができた感じがする。トミカワさんとお会いするのは、試合の時以来。
・ ランニング・柔軟運動・マット運動・イラン体操の後、トミカワさんと組んで、ばた足→バービー→タックル10回ずつ・馬跳び後股くぐり10回ずつ・相手の前転を飛び越し自分が前転して相手が飛び越し・・・の繰り返しを10回ずつやって、アップする。
・ 本日の練習メニューは、両足タックルの打ち込み・ハイクラッチタックルと飛行機投げへの切り換え・低く抜ける片足タックル・高い片足タックルに入られた状態からの防御・高い片足タックルに入った状態からの攻撃(引き倒し)・立ち技のみの1分間スパーリング・組み手からの引き落とし・ローリングのみの20秒間スパーリング・最後に2分間スパーリング。
・ 立ち技のみの1分間スパーリング中、人見コーチとの1回目のスパーにおいて、一瞬だけ私が優位な体勢になったシーンがあった。人見コーチが小さく「あっ!」と言ったが、すぐに体勢を立て直されて逆転されてしまった。あれは、何がどうなって優位になれたのか、思い出せない。こういう場面こそ、動画に撮って後で観たかった。
・ トミカワさんの組み手からの引き落としを踏ん張って耐えたときに、右足のふくらはぎが攣ってしまい、お二人にマッサージをしてもらって、しばし休憩をもらう。帰宅後もまだ痛い。
【2011年3月12日記】

◎ 2011年3月12日(土) 「無事」
・ 昨日(3月11日14時46分ごろ)の地震の発生時は、自宅一階の書斎で執筆中だった。無造作に積んであった部分から、本が崩れ落ちる。
・ 船の底にいるような揺れの中で呆然としていると、三階で寝ていた猫のキドが、おびえた顔で一階へと走って駈け降りて来る(本能の避難行動?)。
・ 二階と三階では、いくつかの物が落ちて割れて散乱。妻は二階リビングのテーブルの下に避難、三男はまだ三階にいたが無事(やはり、三階の揺れが一番大きい)。
・ 会社で勤務中の長男とバイトで朝日新聞社にいる次男には、メールで連絡を取って、無事を確認。
・ その後夜まで、メールや固定電話(携帯電話はダメ)で、友人・知人・親戚から状況確認の連絡などをいただく。長男・次男とも、何度もメールでやり取りをする。
・ 明日(13日)から山口大学時間学研究所へ出張予定なのだが、大丈夫だろうか。
【2011年3月12日記】

◎ 2011年3月10日(木) 「Wrestling Match in Manchester 1963」
・ 先日、2011年3月5日(土)「練習と動画鑑賞会(飲み会)」で書いた、伝説のレスラー今泉雄策氏の試合映像がYouTubeにアップされましたので、その雄姿をご覧下さい。

【2011年3月10日記】

◎ 2011年3月9日(水)「初めての成功」
・ 夜のレスリング練習は、人見コーチ・今泉コーチの他5名の参加者。
・ 土曜日に引き続き、打ち込み・差し合い・崩し合い・低く抜ける片足タックルの攻撃・高い片足タックルに入られた状態からの防御・タックル切り・スパーリングを、すべてキムラさんと。
・ またもや、差し合いと崩し合いの練習で、両腕・肩回りがパンパンになって、力が入らない感じになる。
・ 片足タックルされた状態からの防御の練習で、(1)小手を深く指して自分の膝上でロックする、(2)取られた足の膝下を相手の大腿部に乗せて体重をかけるという二点を、今泉コーチから指導してもらう。
・ このところの繰り返しの練習の成果なのか、「タックルがよくなってきましたね」と今泉コーチに言っていただく。
・ 最後のスパーリングの、そのまた最後の10秒で、両足タックルに入ってそのまま持ち上げて落とすことに成功。
・ 「あと10秒」という人見コーチの声の直後で、キムラさんはもう半ば終わりのつもりで油断していたので、ここだ!とばかりにpenetrate。
・ 練習では何度もやってはいても、スパーリングの中で両足タックルから持ち上げて落とすことに成功したのは、これが初めてのように思う。
【2011年3月10日記】

◎ 2011年3月7日(月)・8日(火) 「哲学の読書会/心理学科納会」
・ 7日(月)夜は、朝日カルチャーセンター(新宿)の「哲学の読書会」今期3回目。これまでの最遅速リーディングか?(E君の発言一つのみという恐るべき進度)。
・ その後のお茶会では、「Q〜わたしの思考探究〜」への批評・感想の交換と、日本語の二人称の用法について、さまざまな使用例を各人が挙げつつ議論になり、改めてその複雑さを確認。
・ 8日(火)は午後から会議4種類で、今年度の会議終了。夜は、心理学科の専任スタッフでの納会。場所は、青学近くのビストロ プティサレ
・ 会議のあいまの煙草タイムでも納会でも、出演番組についていろいろな角度から質問されたり、批評されたりが続く。私としては、番組内でレスリングの話をする/レスリングシーンを流すという「私秘的・個人的な目標」へ向けて、どのように布石を打ち、どのように話の流れをコントロールしたか、という点についてお話しする。
・ 納会後の帰り道は、新任の繁桝先生と途中までいっしょになり、20年ほどの開きはあるにせよ二人とも湘南高校出身なので、お互いの高校時代の話など。
・ 私が「学校行事徹底拒否・逃亡派」の高校生だったのに対して、繁桝先生は「学校行事積極先導派」の高校生だったようで、二人が同時期に湘南高校にいたら、お互い嫌な奴だと思っていたでしょうね・・・というような話にもなる。
【2011年3月9日記】

◎ 2011年3月5日(土) 「練習と動画鑑賞会(飲み会)」
・ 今週は水曜日のレスリング練習に出られなかったので、土曜日練習に参加。人見コーチをいれて4名と少人数。
・ キムラさんといっしょに練習するのは、3ヶ月ぶりくらい。練習開始前のマット場で、久しぶりと互いに言いながら顔を合わせたときのキムラさんの笑顔が爽やか。打ち込みもスパーリングも寝技練習も補強の腹筋運動も、ほとんど全てキムラさんと。
・ 低く(膝以下に)sweep気味に片足タックルに入る練習では、両膝をついて斜め後ろに回り込む感じが、少し掴めた気がする。やはりケンカ四つでやりやすい技。
・ この低いsweepする片足タックルへの防御としては、前へ駆け出し足を抜く・膝を折り相手に体重をかける等があるが、解説を聞いただけで、練習は今度ということに。
・ 膝より上を取られた片足タックルに対しての防御では、小手を入れる・頭を押し離す押し下げる・もう一方の肘を取り頭を相手の下に潜り込ませて足を切る練習。
・ スパーリングで先にポイントを取られてしまったので、罰ゲームとして綱登りを課されるが、もう上半身・腕に力が入らなくなっていて、ぶら下がっていることしかできなかった。このところ、特に右腕・右肩に力が十分に入らない感じが続いている。

・ 夜は、練習組の3人(人見コーチ・キムラさん・私)に今泉コーチと若武者オノデラさんが加わって、5人で飲み会。
・ (出席していないコーチのものも含めて)各人のこれまでの試合動画をノートパソコンで再生しつつ、いろいろ批評し合いながら4時間近く過ごすという、レスラー同士ならでは飲み会。
・ ポイントになる箇所では、スローモーションにして何度も再生して、語り合う。
・ しかし、みんなで観た動画の中でもっとも強烈だったのは、やはり今泉雄策さん(今泉コーチのお父さんで、伝説のレスラー)の白黒の動画である。
・ 1963年6月、英国マンチェスター市で行われた日米英三国レスリング大会の映像である。詳しくはこちらを参照(映像へのリンクもあり)。
・ 相撲の土俵のように盛り上がったリング(マット?)。脇を潜ってハイクラッチ気味のタックルで相手を持ち上げ、持ち手を変えて落とし押さえ込むシーンで始まる。そして、何といっても圧巻なのは、肩と大腿部に手をかけてリフトアップして、ひっくり返してしまうシーン。しかも、二度も三度も。持ち上げるときの両足の踏み込みがポイントになっているように思われるが、これって、もしかしたら古武術の「平蜘蛛返し」とどこか共通点があるのでは?
・ 昭和30年代の日本人レスラーの凄さを多くの人に見てもらうためにも、この映像をYouTubeにアップしてもらいたいなと思う。
【2011年3月6日記】

◎ 2011年3月2日(水) 「スタッフ懇親会」
・ 夕刻6時より8時過ぎまで、アイビーホール1階レストランフィリアにて、スタッフ懇親会(青学心理学科に非常勤で来ていただいている先生をお招きしての懇親会)。
・ 「心の哲学」を担当していただいている植村恒一郎先生、昨年度定年退任したあと非常勤で来ていただいている仁科貞文先生、私が出演した番組を偶然に観ていただいて話しかけてくれた高橋道子先生、そして副手の加藤美沙さんたちと楽しく談笑。加藤さんとは「某シモネタ」についても・・・・。
・ 高橋道子先生からは、今年度の学習院大学文学部の国語入試で、私の時間についての文章が出題されていたことを教えていただく。どの文章のどの箇所だろう。もしかして、昨年度の名古屋大の出題とがぶっている?
・ 懇親会終了後、植村さんとCafe Madu(カフェ・マディ)青山店でお茶しながら、哲学業界のお話などをしてから帰宅。
【2011年3月2日記】

◎ 2011年2月26日(土) 「久しぶりに土曜日練習」
・ 午後から大学院の春入試の面接。面接の仕事が3時に終了したので、久しぶりにレスリングの土曜クラスに参加。
・ 水曜日同様、人見コーチと参加者4名と少人数。インターナショナル・スクールでレスリングのコーチをしているヤブイさんも久しぶりに参加。「Q〜わたしの思考探究〜」の放映を観てくれたそうだ。
・ 本日も、崩し・両足タックル・片足タックル(顔・内側タイプ)をテーマに、立ち技のみの打ち込みやスパーリング。
・ コサカさんとのスパーリングで、両足タックルで背中から倒すことに成功。こんなにきれいに極まったのは、いつ以来だろう。
・ 終了後、みんなでケガの話をしているところに、サンボ・コーチの大久保さんが来て、つき指等のケガが20年以上蓄積された指を見せてくれて、触らせてもらう。尋常ではない指の形!完全なグーが握れない話を聞かされて、私の右手(中指と薬指)も同じ状況なので、もう治らないのかもしれないのか・・・・と思わされる(T_T)
【2011年2月26日記】

◎ 2011年2月23日(水) 「少人数での練習/ゴング格闘技」
・ レスリング練習が始まる前、トレーニングルームでストレッチと筋トレをしているときに、サンボのコーチの大久保凡さんに「このあいだの番組観ましたよ」と話しかけられる。
・ 大久保コーチから、格闘技と哲学者・思想家という話題が出て、前田英樹さん・内田樹さん・・・の名前が挙げられたときには意外な感じがしたが、大久保コーチは本の編集などに携わっている(いた?)ということを聞いて、納得。こんな本もあるようだ→『シャンパン・グラス(ふらんす小咄集)』 再版・文庫判122頁 大久保凡編著

・ 夜のレスリング練習は、人見コーチと参加者4人と少人数。スウェーデン人青年のダニエス君、久しぶりの参加の東大院生(生物学専攻)ハミルトン君、初めて間もない32歳のカマクラさん、そして私。
・ 体格が近いどうしということで、(最後の立ち技のみのスパーリングでハミルトン君と対戦した以外は)ずっとカマクラさんと二人組で練習。
・ 本日の練習では、組み手・崩しをたっぷり1時間ほどやって、それのみのスパーリングもやる。おかげで、両腕・両肩あたりの上半身がパンパンになって、力が入らない感じ。
・ そのあとに、タックルの打ち込み。なぜだか今日は(というのも、このところの悩みのタネだったから)、低くかつブレーキがかかる感なく、うまく入れていた感触が自分でもあったし、人見コーチからも何度も「イイっすね!」と言われた。
・ さすがに初心者のカマクラさん相手のスパーリングでは、崩して片足を取って倒すことが簡単にできる。一方、ハミルトン君とのスパーリングでは、彼独特の「巻き」のレスリングに翻弄される。
・ スポーツ会館の風呂・シャワーが故障のために、練習後シャワーをせずにそのまま帰宅しなければいけないという信じられない事態。夏でなかったのが、せめてもの救い。

・ 現在発売中の雑誌『GONG (ゴング) 格闘技 2011年 04月号』のコラムに、私のことが写真(このあいだのマスターズ大会の試合写真)入りで紹介されています。
・ 最後の方のページの、WRESTLING:今泉朝雄「フレッシュマンズに見る意外なレスリング普及の芽」というコラムです。
・ その中で、以下のような私のことばにも言及しもらっています。
「レスリングには、肉体言語によるコミュニケーションという側面を強く感じます。見た目には地味で、密着度の高い身体的なやり取りだからこそ、相手の肉体の凄さや可能性が直接的に感得されるし、同時に(共振するかのように)、自分の奥深くに眠っているはずの野生が刺激されるのを感じます。はるか昔に二足歩行へと移行した特異な哺乳類つまり私たちが、運命的に抱え込んでいる格闘技が、レスリングなのだと思います。」
・ 格闘技雑誌に登場できるなんて、幼い頃の夢が「形を変えて」かなったような感じ。

【2011年2月24日記】

◎ 2011年2月21日(月) 「植村さんの出演回」
・ 今日は、午前中から夕方まで、大学院入試業務。夜は、朝カル「哲学の読書会」。
・ 「告知」更新しました。哲学仲間の植村恒一郎さんが、NHK教育テレビ「Q〜わたしの思考探究〜」の第9回に出演します。
・ 3月5日(土) 午後11時45分〜午前0時15分 「時間とは何か」 マギー(演出家)×植村恒一郎(群馬県立女子大学教授)です。
・ 植村さんには、青学・心理学科にも非常勤で来ていただいているので、心理学科生は必見!
【2011年2月21日記】

◎ 2011年2月19日 「↓の女子高生のひと言に由来するmixi内コメント」
・ごー 2011年02月18日 16:15 
OKなんですね(笑)
・私 2011年02月18日 19:20 
はい、OKなんです(^^) 私の番組出演の隠された(転倒した)意図とは、初心者のデビュー試合映像を全国放映するという、ほとんど不可能に近いことの実現だったからです!
・みさ 2011年02月18日 23:31
それを実現される先生はやはり偉大です(笑)
・私 2011年02月18日 23:57
>みささん 学科研では、今日もお世話になりました。或る(同年配の)女性からは、「ほんとは石川直樹さんの「冒険」の方が凄いはずなのに、あなたのレスリング・シーンは、インパクトでは負けていないわね」と言われました。
・? 2011年02月19日 11:33
再放送、拝見しました!レスリングのシーン、かっこよかったです。個人的には、もうちょっと試合を見ていたかったです。
・私 2011年02月19日 11:48
>?さん 観ていただいて、どうもありがとうございます。レスリングシーンは超短いですが、負け試合ですので、あのくらいにしておいた方が、かっこ悪くなくていいかも・・・・
【2011年2月19日記】

 2011年2月18日(金) 「明日、再放送/女子高生のひと言」
・ 明日、2月19日(土)再放送があります。NHK教育テレビ 午前10時30分〜11時00分 (再) Q〜わたしの思考探究〜「哲学的に考えるとは」(石川直樹×入不二基義)です。
・ 昨日、知り合いの女子高生に番組の感想を聞いてみたら、「レスリングのシーンの印象が強すぎて、他の部分の内容をみんな忘れてしまいました!」と言われました。(番組的にはまずくても)私的にはOK。
【2011年2月19日記】

◎ 2011年2月16日(水) 「鏡効果?」
・ 夜のレスリング練習は、参加者7名(人見・今泉コーチ、初参加者を含む)で、本日は立ち技のみの練習(両足タックルの打ち込み、崩し・組み手、立ち技のみのスパーリング)。
・ タックルに入る際に上体が斜めを向くクセを修正するために、構えの段階に戻って、足を前後に開くことが上体の斜め向きへと連動しないように、上体の正対を意識して打ち込みを繰り返す。
・ ただ、人見コーチとのスパーリングでは、きちんと正対を保てている(ことを今泉コーチに指摘していただく)。さらに、構えの低さ等も、人見コーチと対したときには、よいと指摘されることが多い。
・ これには、理由があるような気がする。
・ 相手(この場合は人見コーチ)の構えや動きが優れていると、それにつられて(鏡効果のように?)、こちらも相手の低さに合ってくるし、動きに対応しようとして動きがよくなる。
・ しかも人見コーチが相手の場合は、体格的に似ているせいか、余計にその「鏡効果」が助長される気がする。
・ スパーリングのときだけでなく、打ち込みの段階でも、もっと人見コーチに相手をしてもらう方が効果があるかもしれないとも思う。
・ 崩しの練習では、今泉コーチの指導が、崩しの考え方のグラウンドデザイン(全体像・大局観)に相当していて、人見コーチによるカマキリ型のかまえ方や指の力のかけ方に関する指導は、「細部の模様・局地戦」に相当するなぁと思う。
・ 新しく購入したRegza Phoneの動画撮影を使って、人見コーチと"若武者"オノデラさんのスパーリングを録画してみる。私と人見コーチのスパーリングも頼んで撮ってもらえばよかった。
・ 練習の終わり頃に、総合格闘技コーチの安藤さんが来訪。先日のテレビ出演のこと、崩し合い(バランスの崩しっこ)と昔ながらの子どもの遊びの連関、息子さんの柔道大会での優勝などについてお喋りする。
【2011年2月17日記】

◎ 2011年2月15日(火) 「動物病院の先生のブログから〜レスリングについて〜」
・ 先日のテレビ番組に対する感想やコメントを検索していて、獣医のかない先生のブログを見つけた。
・ 2011.02.14 Monday「哲学的に考える」に続いて、2011.02.15 Tuesday「レスリング」を読んだときには、「我が意を得たり」という感じで嬉しくなった。
・ かない先生の許可がもらえたので、その「レスリング」についての文章を引用して、ここにも残しておきたいと思う。
以下、>から>の部分は、2011.02.15 Tuesday「レスリング」の全文引用です。


昨日書いた哲学者の入不二先生は、趣味でレスリングをされるそうである。
理由は、レスリングが子どもの頃の取っ組み合いと似ているから。
子どもの頃の自分にアクセスするため、だそうだ。

私も、オリンピックなどでレスリングの競技を見ると、いつも子犬の取っ組み合いを思い出す。
勤務医で働いていた成田先生の奥さん、京子さんが、当院でパピーパーティーという子犬同士を遊ばせて社会化を学ばせる教室を行っていたとき、私はいつも子犬たちがじゃれ合っているのを見ることが好きだった。

乱暴なようでいて、決して相手を傷つけたりしない。
首筋を咬むのも、咬み傷が残るほどは咬まないのである。相手がキャン、といって降参したらおわり。
私は、大きな子犬と、小さな子犬が取っ組み合っているときは、いつもハラハラして見ていたが、京子さんは犬を信じていて、決して口を出そうとしなかった。
さすがプロのトレーナーだと思ったのだった。

動物は牙や爪を持ち、理性なく相手を攻撃すると思われがちであるが、決してそんなことはなく、ある一線を越えないよう、からだに仕組みが備わっているようだ。
かえって人間の方が、動物が本来持つその仕組みを忘れてしまっている。それは、さまざまな悲惨な事件をみてもわかる。

レスリングというスポーツは、おもしろい。
相手の動きを止めるのが目的で、相手を傷つけ、やっつけることはしない。
そうすると、人間の動きは、限りなく動物に近くなる。

人間の子どもも、本来備えた「相手を傷つけない仕組み」を信じて、もっと取っ組み合いさせればいいのではないか。危険な行為は、本能がストップしてくれるはずだ。
それを信じないで、子どもを危険から遠ざけようとすると、「仕組み」が働かない人間が育つ心配がある。

入不二先生が、レスリングをすることは、子どもである自分、生き物である自分にアクセスしようとしているのであろう。


・ この文章には、番組内で私が「哺乳類性という古層へのアクセス」と言ったときに考えていたことが、とてもうまくシンプルに表現されている。しかも、子犬たちへの温かな眼差しが感じられる素敵な文章である。
・ かない先生、どうもありがとうございます。
【2011年2月16日記】

◎ 2011年2月14日(月) 「告知更新」
・ 「告知」に、書籍版の『Q わたしの思考探究(1)』(NHK「Q」制作班 編)刊行のお知らせを載せました。
【2011年2月14日記】

◎ 2011年2月13日(日) 「友人・知人等の感想から」
・ 土曜日夜のNHK教育テレビの放映についての感想・コメントを、多くの方からいただきましたので、ちょっとまとめてみました。
・ 先週の第5回放映終了後の予告編を観たときには、何秒か登場したTV上の自分の映像(声はなし)に、とても違和感を覚えた。それは、録音した自分の声を聞くときの違和感の映像バージョンのようだった。
・ しかし、昨日の本放送を見始めると、もう数分後には、その違和感はまったくなくなっていた。むしろ、TV上の自分の姿は、いつも通りでとても自然だと感じていて、番組の編集・構成の仕方等について考えながら観ることができた。
・ この点に関しては、放映後に感想を伝えてくれた多くの(かつ多方面の)友人・知人たちのメールが、その同じ点(自然体)を指摘していた。
・ たとえば、或る友人は、「写真家の方との掛け合いも、入不二さん自身が哲学について語る場面も、とても自然というか、いつも呑み屋などで語っているときの入不二さんそのものだったので、日常とTVとの垣根をやすやすと越えてしまう入不二さんの恬淡とした構え方に、あらためて圧倒された次第です。」と、ちょっと大げさに誉めてくれているものもあった。
・ また、多くの(かつ多方面の)友人・知人たちから、レスリングの試合シーンがかっこよくて効果的に使われていると言ってもらえてよかった(「体育会系哲学者」と命名してくれた女性もいる)。
・ 逆に、最大公約数的な不満や批判は、「二人のやり取りはあっても、議論が深まったり膨らんだりしていない」「もっと一つの論点を掘り下げて欲しかった」・・・・というものである。
・ この不満や批判は、まったくその通りで、あたっていると思う。ただし、この不満や批判は、比較的「哲学通」たちからのものであって、そのグループからは遠い友人・知人たちの中には、まったく逆に「二人のやり取りは楽しめたけれど、話の中身・内容は難しすぎ」というのもある。両者をいっぺんに満足させることは、不可能に近いと思う。
・ さらに、2時間ほどの収録(ほぼノンストップで石川直樹さんと話が続いた)から、30分番組を編集して作成しているわけだから、当然使われていない部分がたくさんある。その「刈り込み」は、一つの論点に絞って掘り下げる方向ではなくて、数分でちょっと目先を変えられるように、別の論点へと移動していくような方針でなされているように思う。30分間のあいだ、一般視聴者を引きつけておくためには、それはふつうの工夫だろう。
・ ちなみに、この使われていない部分からもいくつかピックアップして、2月末に刊行予定の書籍版『Q わたしの思考探究(1)』(NHK出版)は作られている。映像版と比較対照して楽しむこともできると思う。たとえば、私が得意技としている「ヒマラヤ・ゲーム」の話も、書籍版では採用されているし、石川さんが語っていた「自意識問題」に対しても、私はいちおう応答している。
・ 友人・知人の伝えてくれたコメント・感想の中で、興味深かったのは、話の中身・内容ではなくて、石川直樹さんや私の「表情」とか「雰囲気」とか「声」とか、非言語的な或いは身体的な側面へ注目してくれたものだった。
・ たとえば、「受け入れられ、まるでもっと知りたがる子供のような素朴な表情にだんだん戻って行く石川さんと、上から教えるのでなく自らも共に考え寄り添う入不二先生の語り口がとてもいい感じでした。」と伝えてくれてた女性や、「(入不二君は)最初はちょっと硬い感じでしたがーーこれは当然ですねーー後半は表情もやわらいでいました。」と伝えてくれた大学・大学院時代に教わった恩師、また、私の声に含まれている倍音が心地よいと言ってくれた学生等々である。
・ 他の回と比較したうえで、私が「教え諭す」ようなスタンスでなく、石川直樹さんと同じ目線で話していることをイイと言ってくれたコメントが複数あった。
・ それとも関係するが、始めの方の対話の始まり方に注目して、次のようにコメントしてくれた朝カルの受講生もいた。「番組の最初の箇所で、石川氏から投げかけを受けて答える入不二先生が、まさに入不二先生らしくて、よかったです。入不二先生ご自身の考え方をすぐに示すのではなく、石川氏の考え方に、彼自身が気付くように彼の思考の輪郭や枠組みを問うかたちでのボールの返し方は、普段の読書会での入不二先生を見ているようでした。」
・ テレビというメディアで楽しむのに相応しいのは、内容や議論の深まりという言語的水準ではなくて、非言語的・身体的な水準の方なのではないかと、改めて思わされた。
・ ネット上で見つけたブログでは、超ほめてくれているものがあって、「石川直樹×入不二の回は、前編・後編にすべきだった」とか、「せめて総集編のような回で未公開部分を放送して欲しい」という意見を、NHK宛に送ってくれた視聴者がいるようなのだ。ありがたいことであるが、反転する可能性まで考えると、こわくもある。この意見書は、「Q〜わたしの思考探究〜」に送ったメッセージで読めます。

(画像は、ゼミ・演習シーンと「山の頂上は痛いのでは?」のシーン)

【2011年2月14日記】

◎ 2011年2月9日(水) 「基本に立ち戻って(3)」
・ 本日のレスリング練習には、始めて一ヶ月のスウェーデン人青年(22歳)が参加。ブリッジで首を支点に時計のように回転する運動もできているし、身体能力の高さをかいま見せていた。
・ 高田コーチがグアムレスリング大会「Best in the West」から帰国(84垉薀船礇鵐團ン!)。ご家族でグアムに行き、娘さん2人もグアムでの初めてのキッズの試合を行い、高田ファミリーには、グアム・オリンピック委員会会長から記念品が贈呈された。
・ このところ、基本の形の練習にいそしんでいるが、本日もタックルで深く入り込む打ち込みを繰り返す。膝を痛めているせいで、膝つきタックルをやると痛くて、十分に力が出せない感じ。
・ 寝技のローリングの練習では、今泉コーチの指導のもと、改めて基本の形ができていないことを思い知らされる。たとえば、相手の下へと潜り込ませるようにすべき側の膝が、最初の体勢で立つ癖がついている。足の構えは右回し的で、上半身は左回し的というように「分裂的」。
・ うまくいけば、両方の回しができるようになる可能性もあるわけだが、まずは一方できちんとした形でできないと・・・・。
【2011年2月10日記】

◎ 2011年2月8日(火) 「久しぶりの準徹夜」
・ 2011年2月7日(月) 今期の朝カル「哲学の読書会」が始まる。新規の会員の中には、18年前の駿台での受講生もいる。
・ 2011年2月8日(火) 半年ぶりくらいに、霜さんと朝方まで語り明かす。いつものことだが、二人の共通の友人・知人を俎上にのせ、微に入り細を穿ち、共同作業的に人間解剖と分析を進める。
・ 下北沢の和食のお店「楽味(らくみ)」で夕食(18時〜22時)のあと、居酒屋で2時間すごし、さらに池の上に移動してBar La Fumeeで翌朝の4時頃まですごす。
・ バーでは、池の上のイタリアンレストラン「ボンジョリーナ」のオーナーが偶然に来訪し、「特別なお客」である霜さんと、イタリアン料理や食についての談義が延々と続く。
・ 明け方に帰宅。疲れが残っていて大変そうだが、本日(9日)の夜はレスリング練習に参加のつもり。
【2011年2月9日記】

◎ 2011年2月6日(日) 「番組HPより(2)」
・ 番組HPからは一週間後には消えてしまうので、ここに保存します。
・ 番組HPに載っている、石川直樹×入不二基義の写真です。

【2011年2月6日記】

◎ 2011年2月5日(土) 「番組HPより」
・ ようやく、NHK教育TV「Q〜私の思考探究〜」のHPに、私が出演する回「哲学的に考えるとは」の内容紹介がアップされました。以下に引用します。

Q〜わたしの思考探究〜「哲学的に考えるとは」 2月12日(土) 午後11時45分〜午前0時15分
七大陸最高峰登頂、北極から南極まで人力走破など、世界じゅうを旅する写真家・石川直樹。しかし近年、「新しい世界と出会う驚きが、薄れている気がする」と言う。“コトバで世界を知った気になり、考えることをやめてしまうのではないか”という問いを抱えている。答えるのは、「世界には無限の層がある」と語る、哲学者で青山学院大学教授の入不二基義。「哲学的思考」とは、どのようなものなのだろうか?

【2011年2月5日記】

◎ 2011年2月2日(水) 「基本に立ち戻って(2)」
・ 前日の2月1日は、研究社の佐藤陽二さんとカフェ・レジュで会って、仕事関係の打ち合わせ。
・ 2月2日(水)の午前中は、入試関係業務。昼(11:30〜14:00)は、心理学科の同僚たち(山根・小俣・薬師神・坂上の各先生)と、ベトナム料理THE MAJESTIC restaurant 表参道の個室にて、昼食会。

・ 夜のレスリング練習は、今泉・人見コーチとカノウさん・コサカさん・"大巨人"オノデラさん・私の5名で、途中スパーリングをやるために(?)高田・木村コーチのお二人が顔を出す。
・ 本日は今泉コーチの指揮のもと、いつもとは少々違ったメニューで始まる。たとえばマット運動でも、(先へ進んでいくのではなくて)その場で前後に繰り返しでやるタイプのもの。私は、左右の受け身を振り向いて繰り返すのが、うまくできなかった。
・ 「受け身のうまい人は投げ技もうまい」という名言のもと、今泉コーチがやって見せてくれた「一人一本背負い」と「前回り受け身」は、たしかに同一の型である。
・ 課題となっているタックルの入り方では、最初の頃(一年前)に意識的にやっていたのだが、その後膝を痛めて避けていたやり方の「膝をついてshootする」方が、形が整うことが改めて分かる。
・ この「膝をつくか否か」に関しては、日米の指導法の差があって・・・というのは、興味深い問題。動画を観ていると、アメリカでは圧倒的に「膝をついて」という指導をしていることが多いようだ。
・ タックルを切ったあとの攻防で攻めきれなかった試合の反省に基づいて、徹底して切った後にバックへ回る練習を反復する。切る際の反応のよさと脚力が強いのは私のいい点だが、その後の体重のかけ方がまずかったり、回転する際の重心がぶれたりするのが悪い点。
・ 技を実践の中で使ってみる練習として、70%の力でのスパーリングというのを人見コーチに相手をしてもらってやる。
・ 立ち技と寝技の「つなぎ」「中間」を重視して練習するのと同様に、技の型を身につけるのとガチのスパーリングの「つなぎ」「中間」として、<70%スパーリング>は効果的なように思う。
・ 最後に、補強の筋トレとして、相手に頭を押さえつけ押し下げてもらい、負荷をかけてもらった状態で、首の上げ下げをするトレーニング。

・ これで、レスリング練習を始めて、一年が経過したことになる。これほど新しいことに熱中し取り組んだのは、いつ以来だろう?
・ 最初の頃のようには、「大きなケガ」(骨折や脱臼)はしなくなったけれども、ケガ状態はむしろ日常化している。つき指が少しずつよくなってはまた痛めて、まだ完治していない(完全なグーが握れない)ので、練習時にはテーピングをしている。
・ さらに左股関節をずっと長い間痛めていて、内旋・外旋のさいに痛い。
・ マスターズの試合以来、両膝を痛めていて、これも一週間くらい経つとだいぶよくなるが、また練習で痛めるという繰り返しが続いている。
・ 昨日の練習では、人見コーチのタックルを受けて、右足で踏んばって耐えたときに、右足の母指球のところの関節を痛めたようで、普通に歩くのにも痛い。これ、大丈夫かな?とちょっと心配。
【2011年2月3日記】

◎ 2011年1月29日(土) 「今年度最後の夜哲の会」
・ 午前中から夕方まで、卒論発表会。主査と副査で7本を担当。
・ 夜(18時〜23時半)は、ゼミ生・演習生の諸岡君・鈴木さん・須藤さんと、今年度最後の夜哲の会(ようするに飲み会)。
・ 一次会は、新しくオープンした南青山の「新九乃紫」で。4名の小個室もおちつけたし、何より料理が美味しかったので、お薦めのお店。また利用したいと思った。
・ 二次会は、骨董通り近くのお店で、かなり久しぶりのカラオケ。

【2011年1月30日記】

◎ 2011年1月28日(金) 「試合写真」
・ 今泉さんから、マスターズ大会の試合写真をいただいたので、アップします。
 

・ ついでながら、全日本マスターズレスリング連盟の第10回大会【写真集2】の最後のところに、
一枚目と同じ写真が、<青山学院大教授、哲学者の入不二基義選手(右)、フレッシュマンズに初出場>というキャプション入りで掲載されています。
【2011年1月28日記】

◎ 2011年1月26日(水) 「基本に立ち戻って」
・ 夜のレスリング練習で、久しぶりにシノハラさん・コサカさんに会う。シノハラさんは、(ご家族の反対があって)試合に出ないことになり、練習自体もやめてしまったのではないかと心配していたが、そうではなくてよかった。
・ 本日は、上記のお二人に、人見・今泉コーチ・"若武者"オノデラさん・私の6人と少数。
・ シノハラさんとの打ち込みの後、今泉コーチの指導の下、タックルの基本に立ち戻って、1時間ほど練習を繰り返す。
・ 人見コーチとオノデラさんの見本的なタックルなども見せてもらいながら(翌日、今泉コーチから動画もいただく)、自らのダメな点を反省しつつ、反復練習。
・ 自分のダメないくつかの点は、一つ一つの個々の修正点としては理解はできるのだが、人見コーチとオノデラさんに共通の「全体像としての「よさ」(躍動感とか「そっと」近づいたあと突然「スパッ・ズバッ」と入る感覚)」を体現するのは、とても難しい。
・ 最後の方では、「手取」を含めた組み手の練習も行う。
・ 組み手の練習における今泉コーチの名言:「組み手のための組み手にならないように、自分の正面に相手がいるが、相手の正面に自分がいない状態の実現と考えるのがいい。」
・ 本日は、スパーリングなしで、以上の基本練習のみ。
【2011年1月27日記】

◎ 2011年1月22日(土) 「長谷川恒平選手 アジア大会優勝記念祝賀会」
・ 2010年広州アジア大会レスリング男子グレコローマン55kg級で金メダルを獲得した長谷川恒平選手の記念祝賀会(於:新宿・三井クラブ、19:00〜21:00)に、青山学院大学レスリング部監督の太田浩史さんからお誘いをいただいて、出席する。
・ 長谷川恒平選手は、青山学院大学レスリング部出身で、現在レスリング部コーチも務めている。これから行われる世界選手権、さらにロンドン・オリンピックでも金メダル獲得が期待されている。
・ 太田監督以外には知っている方がいないパーティ会場で、どうしたものか・・・・とちょっと心配していたのだが、まったくの杞憂であった。
・ レスリング部OBの方々は、私が一年前に51歳でレスリングを始めたことや、先週初めて公式試合に出場したことなどを、すでに(太田監督経由で)ご存知で、そのことについて話しかけられたり質問されたり、さらに前に出て挨拶までさせられて、楽しく過ごすことができた。
・ レスリング部員の現役学生達は、お揃いのブレザーを着て参加していて、試合前の練習でお世話になった及川君・鈴木君・吉川君もいたので、先日のお礼と試合結果の報告もする。学生達は、私に対してもお皿に料理を盛って運んできてくれたり、体育会系らしい礼儀正しい振る舞いが印象的だった。
・ 長谷川選手は、世界の強者達と闘うのがこんなに好青年でいいのか!と驚くほどの好青年だった。首からぶら下げた金メダルをじっくりと触らせてもらった。こんな金メダリストに、機会があったらいっしょに練習しましょうなんて言われると、嬉しくなる
・ 青学レスリング部出身で、やはりオリンピックを目指している尾曲伸乃祐君も話しかけてくれた。彼は、青学在学当時に私の哲学の授業を受けていたことがあって、私の方も彼のことを覚えていた。
・ 今後も、青学レスリング部関係者の方々には、ご指導を含めてお付き合いをしていただけそうだ。

・ NHK教育テレビ「Q〜わたしの思考探究〜」の私の放映回(第6回)はまだ先だが、第1回〜第6回までの書籍化の話が進んでいて、2月末に刊行される予定(amazon ではもう予約が始まっている。
・ この土曜日と日曜日を使って、その初校の直しと書籍紹介の原稿書きを終える。
【2011年1月23日記】

◎ 2011年1月19日(水) 「練習」
・ 夕方6時まで会議が三種類。終了後、レスリングの練習のためスポーツ会館へ向かう。本日は、途中退席者も入れて10名の参加者(コーチは人見・今泉・高田・木村の4名)。
・ タックルに入るときの、体の向き(斜めにならずに正面から)と頭の向き(相手の体側につける、下げずに上へ)と左足の出足の注意点を今泉コーチと高田コーチから指摘してもらった後、20歳のマエダさん、続いて久しぶりに会った年配の方と打ち込みを繰り返す。
・ 組み手の練習と組み手のみの1分スパーリングのときには、高田コーチに指導していただく。相手の肘を上へ/前腕部を斜め上へ/前腕部を落とすの三つのパターンのレクチャーを受けてから、組み手のみのスパーリング内で繰り返す。
・ 高田コーチと組み手で争っているだけで、ものすごい疲労度。その肉体は、さわるだけで相手のスタミナを奪っていくような「人間凶器」のような感じ。
・ 高田コーチからは、私の足裏の重心位置がときどき踵側になってしまっている点や、左足のつま先が正対していない点を指摘していただき、修正練習の相手もしてもらう。
・ 20歳のマエダさんとのスパーリングでは、(いままではなかった)片足を取られて押し込まれてしまうシーンが二度ほどあって、若者の成長を感じる。うかうかしていられない。
・ "若武者"オノデラさんの同級生の方と人見コーチとの連続スパーリングは、好勝負・熱戦となり、拍手が起こる。
・ 練習終了後、高田コーチに、がぶり状態から(がぶり返しとは違って)後方へと返す技(高田コーチの得意技の一つ)について質問。さらに、スパーリング時に"若武者"オノデラさんに連続でかけていた「高田スペシャル」についても教えてもらって「観賞」。
【2011年1月20日記】

◎ 2011年1月19日(水) 「試合批評」
・ 長男といっしょに観戦に来ていた彼女が、私の試合の動画をiPhoneで撮ってくれていて、それをもらうことができた。
・ その動画をスポーツ会館コーチの今泉さんに見ていただいて(当日は大会運営の仕事のために試合を生では見ていただけなかったので)、批評していただいた。ご本人の許可がいただけたので、以下に掲載します(>から>まで)。

 まず試合に対する印象ですが、お世辞ではなく、大変冷静に試合を進めているように思います。レスリングの形もしっかりしており、とても週1回で1年しかやっていない人には思えないです。相手もそれなりに練習しているようですが、実力的にはほぼ互角だと思います。テレビ写りとしても全然悪くないですよww

 1ピリオドについては、タックルの切りが素晴らしいです。構えが高いにも関わらずほぼ完全に相手のタックルを見切っています。相手のタックルは決して下手くそではありません。組み手がないですが形はできているレベルです。瞬間的な相手の技の見切りというのはなかなか練習でも身に付かないものですから自信を持って良いと思います。

 一方で、やはりここだなあと思ったのはタックルを切ったあとの攻防の部分です。もう完全に相手が諦めてしまうくらい徹底的に切ってしまえば簡単にバックに回れました。相手に重心をかけて膝に手を掛け、頭を押さえて切りまくれば簡単にバックに回れたと思います。また、見た限りではガブリ返しのチャンスもありました。やはりここの攻防の練習をもう少ししっかりやっておくべきだったなあと思いました。

 ブログで、一度もタックルをかけていない、と書かれていましたが、確かにまだ入るタイミングを掴めていないかなあという気はしました。ただし、タックルというのは入るには本当に勇気がいるものです。というのは切られたら相手のポイントになる可能性が高いですから躊躇してしまうんですね。その辺も影響しているように思いました。

 それと、相手のタックルを切ってのポイントというのは私は大変重要な技術と思います。点の取り方としては消極的に思えますが、やはりレスリングは点取り合戦が主体になってきますから、そういう点の取り方は試合の流れを考える上で不可欠になると思います。実際にそれを「得意技」として世界チャンピオンになった人もいます。その意味でも、今回の試合でタックルの切りがしっかり出来ていたということは大変な成果と捉えるべきだと思います。

 クリンチ勝負は仕方がなかったですね。これは指導していなかった我々の責任です。実は一週間前にクリンチを教えた方が良いかなあと思ったんです。でも、まさかそんなことにはならないだろうとそのままにしてしまいました。あの時していれば流れは変わっていたかも知れませんね。申し訳ありませんでした。

 2ピリオド目に受けたタックルは、あれは運が悪かったです。相手の技が見事にかかったのではなく、おそらく入不二さんもタックルか何かを仕掛けようとして防御の態勢が一瞬崩れたところに偶然相手のタックルが入ってきたということです。ああいうことは稀にあります。でも、あれでかなり向こうの流れにいってしまいましたね。今のルールは3点取られたらほぼ諦めてしまいますから。その中で必死に相手の寝技を凌げていたこともよかったと思います。もうかなりバテている段階ですからね。

 やはりセコンドがいなかったというのは流れを変えてしまったと思います。これも我々の反省材料です。

 これからの練習課題としては、一つはタックルに入るタイミングを感覚的に覚えるということ、もう一つは寝技のもつれ合いの徹底した練習だと思います。これはパーテールポジションの練習だけでは身に付かないんですね。その意味で、人見君と話し合いながら練習内容もより実践的な形になるように考えていきたいと思います。

 最後に、入不二さんのレスリングは(相手選手がやっていたような)がつがつタックルに入りまくるような根性レスリングではなく、相手を冷静に見ながら防御をしっかりして、相手の失敗をのかさずに確実にポイントに繋げ、そうやって徐々に自分のペースに持って行きながら一発自分の技を仕掛ける、そういうレスリングが向いているように感じました。やりたいレスリングとは違うかも知れませんがねww。相手の技を切れる勘の良さと冷静さ、もつれ合いでの強さ、一瞬の瞬発力、この辺りが「入不二流レスリング」の基本になってくるように思います。

 なーんて、評論家のように偉そうなこと言ってしまいました。これからもさらに頑張っていって下さい。楽しみにしております。

 それと、試合前練習で高田コーチが言っていたことなんですが、入不二さんは相手との距離が近すぎるけれどももう少し離れてした方が良いように思う(タックルが入りやすくなる)とのことでした。実は私もそう思っていたのですが、試合直前にその辺を修正したところで混乱するだけなので、今後の課題と考えていました。ところが、今回の試合を見ているとわりと良いスタンスが取れていました。相手のスタンスがそうだったからというのもあるのかも知れませんが、タックルを冷静に切れた一つの要因はそこにあるように思います。

以上です。
今泉さん、貴重なコメントを、どうもありがとうございました。
【2011年1月19日記】

◎ 2011年1月16日(日) 「初戦を飾れず」
・ 初勝利をおさめることができなくて残念でした。以下時系列に沿って、いささか詳細にレポートします。

・ 私の試合は、Dマットの第8試合目だったが、その前の3試合が選手の棄権によってなくなって、さらに他の4試合も短時間でフォール決着の試合が複数あったために、バタバタと進んで、あっという間に自分の試合になってしまう。
・ 実はその間、Bマットで行われるトミカワさんの第2試合のセコンドを務めるために、私は、Bマットの方にいた。Bマットの2試合目が終わった後に、Dマットの8試合目に行けば十分に間に合うと思っていたのが、事態が変わって、トミカワさんの試合と私の試合が重なりそうになる。大慌て。
・ トミカワさんと私は、お互いにセコンドをすることになっていたのに、それができなくなってしまう。スポーツ会館のコーチたちは、大会運営の事務の仕事をやっていたので頼むことができず、セコンドをしてくれる人がいない!という状況に陥る。ちなみに、セコンドなしでは試合はできない。
・ そこで、(仕方なく、と言っては申し訳ないのだが)TV撮影のために来ていたイースト・エンタテイメントの小池さんに、セコンドをお願いすることになる。トミカワさんの方も、観戦に来ていたカノウさんにセコンドをお願いすることになる。
・ 番組制作会社の小池さんは、当然のことながら「ルールも分からないしどうしたらいいのか分かりませんよ〜」という感じ。でも、タオルを持って座っているだけでいいですからと伝えて、やっていただくことになる。
・ 私は、こういう急な展開(変更)にとても弱いようで、この時点で平常心ではなくなっていたようだ(と後で反省して思う)。

・ 試合は、1ピリオド目は両者ポイントなく0−0で終わったために、延長のクリンチ状態からの攻防へ。
・ この0−0状態からも分かるように、また組み合った実感からも、私と相手との力の差はそんなになかったはずである。
・ だからこそ、それ以外のところに負けた要因がある。
・ 0−0後の延長のクリンチとは、以下に引用するようなものである。もちろん、こんな練習はしたことがなかったので、私はボールの引き方がよく分からず、審判から注意されて、やり直すハメに。これも想定外。
・ この延長の方法(複数の赤・青ボールが入っている袋の中からボールを引く)について、日本レスリング協会のルール説明から引用。

★0−0で2分間のピリオドが終了した場合、下記の方法で勝者を決める(フリースタイルのみ)
 (1)ボールピックアップによって、勝った選手(シングレットの色と同じボールの出た選手)が攻撃権を獲得。相手の右足か左足を指定し、片足へのタックル状態から試合を再開。ポイントを取った選手がピリオドの勝者となる。
 (2)ボールピックアップの敗者、すなわち防御をしいられる選手は、両手の手のひらを相手の背中に乗せなくてはならず、押したりして開始前に防御してはならない。
 (3)ボールピックアップの勝者、すなわち攻撃側の選手が30秒の間にポイントを取ることができなかった場合は、警告が与えられ、防御側の選手が1点を獲得し、ピリオドの勝者となる。

・ 私は攻撃側になってチャンスだったのに、30秒間守りきられバックにまわられてしまう。これで、1ピリオドを落とす。

・ 2ピリオド目は、5−3で負け。
・ まず、相手のタックルで倒されて背中をついてしまったため、3点を失う。その後は、腹ばいになって回されるのをしのいで、スタンダップ。
・ 次に、相手の右足へのタックルを切った後、相手の胴をロックして斜め後ろへと一回転させて返す。これで、2点を獲得。
・ しかしその後、逆に返され90度状態にされて、2点を失う(たぶん)。
・ 最後近くで、相手のタックルを完全に見切って、右手で相手の頭を押さえつけながら、バックに回って1点を獲得。
・ バックに回ったところから、ローリングをねらったが、ここでタイムアップ。(おそらく)これで、合計、相手が5点で私が3点(だったと思う)。
・ 2ピリオドとも、相手に奪われたので、結局2−0で私の負け。初戦敗退という結果である。

・ 初めての試合でポイントが取れたこと自体を、コーチ陣はほめてくれた。
・ しかし主観的には、ポイントの差以上に(そして力の差もそれほど感じたわけではないのに)、大きく負けた気がする。
・ その理由は、自分から仕掛けに行けていないから、だろう。私は一度もタックルを試みることができなかった。(相手の応援集団からは、「タックルないから大丈夫〜」と言われている。チクショウ!)
・ 私が取った3ポイントも、すべて相手がタックルを仕掛けてきたあとの、カウンターで取ったポイントである。
・ さらに、1ピリオド目を「0−0」で終わり延長で失った時点で、私は気持ち的に負けていたようだ。
・ というのも、せっかく攻撃側を選択できたのに、それを生かせなくてショックを感じていたし、疲れがピークになっていて、取った片足を引き付けるのに一瞬テンポが遅れたことを感じていて、これはダメそうだと思っていたから。
・ さらに、こんなことも考えていた。「たとえ2ピリオド目を取れたとしても、1−1になるわけだから、その後の3ピリオド目をやらなくてはいけない…、この状態では、そんなところまで持たないぞ…」。情けないが、こんなことを考えている時点で負けている。見ていた人によると、相手の方のほうが息があがっていて、疲れているようにさえ見えたそうで、少なくとも相手も同じ疲労状況のはずなのに。
・ 観戦に来ていた長男(格闘技経験あり)からは、「いつもよりも上体(構え)が高いままである。それが、受けるばかりで自分から入っていけなかったことにつながっている」という内容の批評をもらった。
・ 試合に負けること自体もつらいが、その結果いやおうなく自分の弱点・欠点や至らなさに直面させられるのも、しんどい。

・ 私に勝った相手の方は、次の試合も勝って、決勝へと進んだ。どうせなら、そのまま優勝してもらいたかった。しかし、決勝では完全に負けて2位。
・ ところが、その決勝で勝った人というのが、問題である。
・ 検索をかけたところ、その1位になった人というのは、高校・大学でレスリングをやっていて、或る大会での優勝経験もあることが、記録として残っているのが見つかった。
・ なぜこれが問題なのかというと、私が出た部門が「フレッシュマンズの部」だからである。「フレッシュマンズの部」の出場規定は、「社会人になってからレスリングを始めた者」となっている。この規定に違反している。強いのは当たり前ではないか!
・ 私はこの事実を、前日の検索で知って憤慨していたので、こんな夢想をしていた(実際には、それどころではなく、一回戦敗退だったわけだが)。
・ 当然その人が勝ちあがってくるだろうから、もし対戦できたら、懲らしめてやりたい!
・ もちろん、レスリングではまったくかなわないだろうから、「つぶやき作戦」だ!(ほんとうは、試合中に相手と口をきくことも反則)
・ 「おい、お前高校からレスリングやっているだろう。この検索の時代に隠せるとでも思っているのか?それとも確信犯か?」とでもつぶやく作戦。
・ もちろん、「つぶやき作戦」は冗談ではありますが、それにしても規定違反はズルイ。

・ 試合後は、10周年記念のパーティに参加。今泉コーチのお父さん・伝説の今泉雄策さんにお会いできて、レスリングの話ができたことが、一番楽しかった。
【2011年1月17日記】

 2011年1月15日(土) 「計量」
・ 明日の試合のための前日計量に行く。56.6圓58垉蕁淵螢潺奪函砲鬟僖后ちょっと落としすぎた感じだが、一安心。
・ 計量会場で、大会の運営にあたっている今泉さんと会う。今泉さんも、苦しい減量を乗り越えて、63垉蕕侶徇未鬟僖垢靴燭箸里海函
・ 会場で、「先生のブログ読んでいますよ」と、とても大きな方に話しかけられて、さらに私の体つきまでほめていただいて、恐縮する。
・ その方は、いやなんと、石森宏一さんという1​984​年ロサンゼルスオリンピックでレスリング・フリースタイル 100​kg以上級7位、インカレ3連覇、国体・全日本2連覇・・・・というすごい実績をお持ちのレスリング選手だった!石森さんは、明日の大会で、マスターズの部の46〜50歳・130垉蕕暴仂譴覆気譴襪茲Δ澄
【2011年1月15日記】

◎ 2011年1月14日(金) 「青山学院大学レスリング場で練習」
・ 今年度最後の授業を、午前・午後と相模原キャンパスで。講師室でいっしょになった或る先生から「目つきが鋭くなった」と言われる。

・ 青学レスリング部の太田監督のご厚意により、本日夕方18時から1時間半ほど、青山キャンパスのレスリング場で、明後日の試合のための調整練習をさせていただく。
・ 準備運動をいつもと同じようにやってアップしたうえで、打ち込みと寝技練習とスパーリングをやって、最後に技術チェック。
・ どうも、私の調整練習のために、わざわざレスリング部員で軽量級の3人(オイカワさん・スズキさん・ヨシカワさん)が集まってくれた(太田監督の命により参集させられた)ようで、ありがたいことである。
・ ふだんは教える相手としての大学生たちから、逆に教員の方が教わるという「立場の交換」は、とてもいいものだ。また機会があったら、たくさん教わりたい。
・ とくに今日よかったのは、実際の試合形式のように、3ピリオド連続のスパーリングを(実は初めて)やってみたことである。その大変さが分かったことも含めて、たいへん有益だった。
・ しかも、相手をしてくれたオイカワさんは、適度にポイントを奪われるように手加減して、最後は2−1で私が勝つように配慮してくれた。さすが3年生。
・ 1年生の二人も礼儀正しくて、「持ちます!」という感じで私の荷物を運んでくれた。さすが体育会系。
・ ここまでしてもらったら、それなりの結果を出さないと申し訳ない感じだが、こればっかりは、やってみないとどうなるか分からない。
【2011年1月14日記】

◎ 2011年1月12日(水) 「試合直前の練習」
・ 昨年12月に卒業アルバム用に撮影した写真データをもらったので、Profileのページに掲載。2008年50歳の写真と比べると、(似たような正面写真だけに)いかにダイエットしたかが分かる。

・ 夜(19:00〜21:00)は試合前最後の水曜日練習で、7名の参加者(人見コーチ・今泉コーチ)。
・ いつもの順序と違って、寝技の練習から。アンクルねらいで行って、相手が防御しようとしたところを太ももローリングで返すというパターンを試してみたら、成功。今泉コーチからも、使えそうですねと言われる。
・ 寝技の練習ではさらに、教わったわけではないのに(無意識のうちに)、腹ばいで防御している相手を腰から持ち上げて放り投げるという動作が出る。今泉コーチから、より効果的な持ち上げ方に修正してもらう。場合によってはこれも使えそう。
・ 打ち込みでは、同じくマスターズの試合に出る「先生」ことトミカワさんと、組み手争いをスパーリングに近い形でやりつつ、互いにポイントを取るところまで技をかけ合う。いつも足が止まってしまうところを、さらにもう一歩・二歩と前へ踏み込むことを意識してやってみると、それだけの効果が感じられた。
・ 試合対策として、トミカワさん・今泉コーチと3人で、片足を取られ膝をついた状態からの防御を反復練習。つぶしつつ膝に手をあて(相手の前進を阻止)、さらに頭を押し下げ(前腕で捻ってもイイ)、相手の手を切ってバックへ。
・ スパーリングの最後は、マエダさんとやることによって(まだ優位に立てる相手なので)、技が実際にかかるイメージを持って終わろうと思った。実際、二度ほど(ニア)フォールまで持っていくことや、アンクル連発でのテクニカル・フォールもできて、まずまず。
・ 試合直前ということで、開始から終了までの「手順・マナー・心得」を教わる。
・ けっこう、細かな Tips みたいなアドバイスもあって、「握手後、下がりながら構えるよりも、下がった後に前進しながら構えた方がいい」(今泉コーチの弁)とか、「握手は、両手でやると格下感があるので、片手の方がいい」("大巨人"の弁)とか。後者は、政治家どうしの会談でも言われるような話だな、と思う。
【2011年1月13日記】

◎ 2011年1月12日(水) 「日本レスリング協会のホームページで紹介されちゃいました」
・ 日本レスリング協会のホームページのニュースページで、こんどの日曜日の全日本マスターズレスリング選手権大会のことが報じられています。
・ その最後の所に、私のことが書かれていました!スポーツ会館の今泉コーチと青学レスリング部監督の太田さんが、ほぼ同時にメールで教えてくださいました。
・ 「フレッシュマンズの部は51選手がエントリー。哲学者として有名な入不二基義さん(スポーツ会館=青山学院大教)が、50歳をすぎてからレスリングに取り組み、キャリア1年で初出場する。」という記述になっています。
・ まだ一試合もしたことがないのに、日本レスリング協会のページに名前が載ってしまうなんて、ある意味での「快挙」です (^_^)v
・ TV撮影とか、この紹介とか、自分を「追い込む」材料が整いました!
【2011年1月12日記】

◎ 2011年1月9日(日) 「へろへろ」
・ 午前中(10:30〜12:30)のレスリング練習に参加。木村コーチの指揮で12名ほどの参加者。
・ 来週が試合ということもあって、打ち込みやドリル等で、木村コーチが何度も個人的に指導してくれる。
・ これまでに(いちおう)できるようになったいくつかの技を連続で受けていただくことで、「いい感触」が身体に残る感じにさせてもらって、ありがたい。
・  two-on-one を左右とも繰り返していく反復練習については、これだけ集中的にやったのは、初めて。
・ 飛行機投げのときの「(押し返してきた瞬間に)相手の前から消える」や、首投げのときの「乗せずに回転に巻き込む」「(首へまわす腕は横からの)ラリアットのように」という木村コーチのことばは、感覚的に訴えてくるいい表現だなぁと思った。
・ 飛行機投げに関しては、さらに相手が足を引いてきた場合の対処の仕方(膝を立てている足の向きを変えて、投げる方向を転換)も教わるが、私が始めから両膝をついて入る癖がついているために、なかなかうまくいかない。この応用の段階は、今後の課題。
・ 片足を取って引き倒すときの方向が、うまくできていなかったが、修正できてよかった。
・ スパーリングの時には、木村コーチの「胸を借りる」形で、2分×2ピリオドで「連チャン」をやったら、そのあと動けなくなって、しばらく大の字。なんとも、自分のスタミナの無さが情けないが、どうしようもない。
・ もうこのあとはスパーリングはできないと思っていたら、初めて会う方で私よりはるかに体重があると思われる若い人から、スパーリングを申し込まれてしまって、断るのも失礼なのでお受けする。
・ おそらく、私よりも経験がさらに浅い方だったのだろう。重くて対処に手こずりはしたが、一回だけ正面タックルでほぼ背中から倒すことに成功。
・ 練習終了後、パンクラスの軽量級のチャンピオンである清水清隆さんと、少しお話しすることができた。このwikiも見てくれたそうで、「僕はそんなんに怖くないですよ」と言われてしまう。「"若武者"オノデラさん」のようなニックネームが欲しいということだったので、「(そのままだけど)やはり、"チャンピオン"シミズさん」じゃないかなぁ、と答える。(P.S. 「小さな巨人」というのはどうかな)

・ 「連チャン」のせいもあってか、帰宅後も疲れが残り続け、まるで昨年2月に始めた頃のようなへろへろの状態で、これは寝るしかないと思って、シエスタ(午睡)をとる。少し回復。
【2011年1月8日記】

◎ 2011年1月8日(土) 「青学での撮影」
・ 今年度の最後の土曜日授業(ゼミと演習)。
・ 同時に、青学でのシーンの撮影日(「Q〜わたしの思考探究〜」)。
・ 3つの場所で撮影。1.私が並木道を歩いてくる(間島記念館側から正門へ向かって)シーン、 2.研究室で「哲学とは・・・・」と話しているシーン(3つほどのバージョンをやらされた)・本棚から本を取り出しめくっているシーン、 3.教室で学生達と演習中のシーン。
・ あとは、来週のレスリング試合シーンの撮影を残すのみ。
【2011年1月8日記】

◎ 2011年1月5日(水)・6日(木) 「始動」
・ 5日(水)夜は、今年最初のレスリング練習に参加。コーチ3名をいれて7名の参加者と少なめ(しかも、私と同じ頃あるいはその後に始めた人たちは、本日は誰も来てない)。
・ 打ち込みは「先生」ことトミカワさんと。二人とも試合が近いので(?)、いささかスパーリングに近い打ち込みに段々となっていく。
・ スパーリングでは、そのトミカワさんと人見コーチのお二人と繰り返し対戦。
・ 実戦では、なかなかスタートダッシュ・タックルには入れない(温存しているのではなくて)。ポイントも取られフォールもされて、こちらからはこれと言った攻め手が決まらず、いいところなし。
・ ただし、相手がよく見えていて動きはよかったことと、スパーリング後もまだ続けてできそうな余力が感じられたことは、本日のよかった点。
・ 体調が悪いのをおして練習に参加した今泉コーチに、最後にタックルを受けてもらって確認作業(内側の組み手からすかして入るタイミング・入るときの身体の向き(正面)・持ち上げた後の落とし方から寝技への移行)。

・ 10日ぶりのレスリング練習だったせいか(その間もふつうにランニングや筋トレはしていても)、翌日はまた全身が筋肉痛。
・ 6日(木)、青山学院大・レスリング部監督の太田浩史さんと、青学近くのお店で昼食をご一緒する。とても頼もしく、話していて楽しい方で、レスリング部のことやパンクラスのことなどお話をうかがう。
・ 青学のレスリング場にも案内していただいて、トレーニング施設も含めて、とてもいい環境であることが分かる。
・ 太田監督のご厚意もあって、レスリング部の練習に誘っていただいたので、試合前の調整・練習のために、来週一度顔を出してみたい。しかし、高校・大学と続けてレスリングをやっている「専門家」たちと(みんなレスリング推薦で入ってきているそうだ)、一緒にやるのがちょっと怖い。
【2011年1月6日記】

◎ 2011年1月1日 「謹賀新年」
・ 明けましておめでとうございます。
・ 本日は、年始の挨拶のため妻の実家(川崎)へ。
・ 昨年の年賀状の文末が、「八月以降は、「肉体改造」に励み、ある程度の成果をあげることができて、継続中です。」だったのと比べると、今年の年賀状でのレスリング試合デビューのお知らせは、「ある程度の成果」を越えて随分と「遠く」まで来たものだ、という感慨あり。
・ 次男(大学2年)は、今年の9月から1年間留学を予定していて、行き先はアメリカではなくイギリスに決めたそうだ。それを聞いて、当該大学の周辺をGoogleのストリートビューで眺めたり、大学のHPの動画を見たりする。
・ 私自身も、また一年間海外で研究生活を送りたいと思っているが、それは三男が大学卒業する頃まで「おあずけ」。
【2011年1月1日記】

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※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません


著書


2017『香山リカと哲学者たち 明るい哲学の練習 最後に支えてくれるものへ』(ぷねうま舎)


2017 『現代哲学ラボ 第4号: 永井均の無内包の現実性とは?[Kindle版](哲楽編集部・編)


2016 『現代哲学ラボ 第1号: 入不二基義のあるようにありなるようになるとは? 』[Kindle版](哲楽編集部・編)


(カバー+オビ 立体)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(カバー 立体)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)


(カバー+オビ 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(カバー 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)

(表紙 平面)
2015『あるようにあり、なるようになる ─運命論の運命』(講談社)


2013『子どもの難問』(野矢茂樹編著、中央公論新社)<私の執筆は二編>


2013『英語で読む哲学』(編著、研究社)


2012『哲学の挑戦』西日本哲学会・編、春風社)


2011『Q〜わたしの思考探究〜 (共著、NHK出版)


2010『<私>の哲学を哲学する』(共著、講談社)


(カバー 帯なし)
2009 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想 』(朝日出版社)

↑(帯をとると上のようになります)


(カバー+帯)
2009 『足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想 』(朝日出版社)



2009 ちくま学芸文庫版『相対主義の極北』(筑摩書房)



2007 『哲学の誤読 入試現代文で哲学する!』(ちくま新書)



2007 『時間と絶対と相対と 運命論から何を読み取るべきか』(勁草書房)



2006 『ウィトゲンシュタイン 「私」は消去できるか』(NHK出版, シリーズ・哲学のエッセンス )






2002 『時間は実在するか』(講談社現代新書)




2001  『相対主義の極北』(春秋社)



1993  『<思考する>英文読解』(駿台文庫・絶版)

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