一般社団法人 日本国際保健医療学会から国際保健医療学に関する用語集をお届けいたします。

(英語訳 :CMR, Crude Mortality Rate)

一定期間の死亡数を単純にその期間の人口で割った値を指す。
国際的に死亡状況を比較する統計指標としては人口1,000人当たりの死亡数で用いられる。人口の増減傾向を調べる統計で用いられるが、高齢者が多い国では粗死亡率は高くなるため、死亡率だけでなく主要な死亡原因やその比率などが重要になる。日本人全体の死亡率の場合、通常1年単位で算出され、「人口10万人のうち何人死亡したか」で表現される。例えば高齢者社会が急速に進行する日本などでは粗死亡率は漸増傾向にあるというように、粗死亡率はその社会の人口構成の影響を強く受けるという欠点を持つ。
年齢構成の異なる集団間で比較する場合や同一集団の年次推移を見る場合には、年齢構成の影響を除去した死亡率(年齢調整死亡率など)が用いられる。
緊急状態では、一日あたりの粗死亡率を用い、人口一万あたりの死亡を数えその集団の重症度を判断する。(神原咲子)

参考URL:国立がんセンター対策情報センター資料集・Q&A
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/qa_links/
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