一般社団法人 日本国際保健医療学会から国際保健医療学に関する用語集をお届けいたします。

(英語訳:DOTS, Directly Observed Treatment, Short Course)

結核の標準治療は全剤感受性であれば、ヒドラジド(H)、リファンピシン(R)、エタンブトール(E)またはストレプトマイシン(S)、ピラジナミド(Z)の4剤を2か月、その後、RHを4か月あるいはHE(S)を6か月処方する。このように長い治療を中断せずに服用し続けるために考え出されたのが、狭義のDOTであり、治療支援者あるいは治療パートナーの目の前で抗結核薬を服用することを意味する。
DOTは当初、米国、タンザニアなどで実施され、中断率を低下させて高い治療成功率を達成した。WHOの広義のDOTSとは結核対策の定義で以下の5要素からなる。即ち、
1. 結核対策強化のために既存の制度の中で政府の強力な取り組みがある。
2. 有症状で保健医療機関を受診する者に対して喀痰塗抹検査による診断を行う。
3.標準短期化学療法をDOTSで行い適切に患者支援を行う。
4.抗結核薬を保健医療機関に安定的に供給する。
5.患者の記録及び治療結果のまとめと報告を確立して結核対策を定期的に評価する。(下内 昭)

参考URL:WHO ホームページ http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs104/
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