ファイルの共有の設定をしていると、「ワークグループ」という言葉を目にします。これは家庭ＬＡＮのような小規模なネットワークでプリンタやファイルを共有しているグループのことを意味します。一方「ドメイン」という言葉を耳にすることも多いと思いますが、これはデータベースを共有している大規模ネットワークにおいて、ユーザーアカウントで管理されるグループのことです。両者の違いは、ドメインにはＬＡＮの中枢機能を担うサーバーが想定されているのに対して、ワークグループではサーバーがなく、ＬＡＮ端末のパソコン（クライアント）同士で構成されている点です。なお、ドメインが設定できるのは、ウィンドウズＸＰプロフェッショナルの場合だけです。