TALISMAN - BAND Biography

Sweden & L.A.出身のハードロックバンド。

1980年代初頭のSwedenのロックシーンには活きのいいバンドが2つあった。
ひとつはEuropeの前身バンドForce、もうひとつはYngwie Malmsteen's Bandであった。
彼らは互いに刺激しあいメンバーを交代(一時期、BassのJohn LevinとMarcel Jacobが交代したりしてた)しながら成長していった。
このとき、MarcelとJoey Tempestが書いたのがTalismanのライブでも定番のEuropeのナンバーScream Of Angerだが、この曲のアグレッシブさはJoeyのアイデアとは思えない(笑)

その後、Europeは一躍時の人となり、ポップ化についていけなくなったJohn Norumは1986年にバンドを去った。

一方、Yngwie Malmsteenは、Sharpnel RecordのMike Barniに発掘され単身L.A.に渡りRon Keel, Mark Edwardsらが在籍するSteelerに加入・短期間でギターヒーローの仲間入りをし、その勢いでGraham Bonnetが結成したAlcatrazzに加入するもスタジオ・アルバムとライブ・アルバムを1枚ずつ残しあっという間にバンドを去り、ソロプロジェクトをスタートさせた。
このソロ・プロジェクトRising Forceに呼ばれたのがSweden時代の旧友Marcel Jacobで、わずか2曲のために抜擢されたのがJeff Scott Sotoであった。


1987年頃、Rising Forceを嘘つき呼ばわりされて追い出されたMarcel Jacobは、Europeを脱退してソロアルバム製作に取り掛かっていたJohn Norumと曲作りを始めたが意見が合わず、Marcelは自らのプロジェクトをスタートさせることを決意した。

1989〜1990年にかけて、Marcelは自らがBass, Guitar, Drumsをプレイしデモトラックを作成した。このときのVocalはGoran Edmanであった。
その後、このプロジェクトをスタートさせるにあたり、Rising Force時代の僚友Jeff Scott Sotoを呼び寄せTalismanと名づけバンドとしてスタートした。

こうして発表されたのが1stアルバムTalismanであった。
この頃の音源は後にボーナストラックとして続々と発表されている。

JeffがEyes,Takara、MarcelがBillionaire Boys Clubなどのプロジェクトと掛け持ちをしていたためその後の活動は断続的になり、2ndアルバムGenesisが発表されたのは1993年になってからであった。
FrederikがTalismanに加入したのはこの頃であった。

アルバム発表後、Jamieも合流し現在のメンバーが揃った。
その後、機材一式を盗難されるなどトラブルに見舞われながらも1993年9月には待望の日本公演が行われ、そのときの音源がFive Out Of Fiveとして発表された。
このときの映像は一部DVDにも収録されており、当時の活きのいいハードロックバンドぶりが伺える。

続く1994年に3rdアルバムHumanimalを発表するが、このアルバムはかなりの曲がレコーディングされ、日本盤・ヨーロッパ盤・part2と様々な形で収録曲を変えて発表された。

1995年に4thアルバムLifeを発表する頃にはバンドとして軌道に乗っているかと思われた。

ところが、翌年1996年にBesteriousを発表したあたりからマルチシンガーJeffの活動が多忙を極め、Talismanの活動が中途半端なものになってきた。

1990年代後半、Jeffは多数のプロジェクトへの参加だけでなくソロプロジェクトやQueen Conventionへの参加などますます活動の幅を広げていった。
また、Life,Besterious発表と前後して、Fredrikがメタル指向のバンド結成のためTalismanを去った。
1998年の5thアルバムTruthは、後任にPontus Norgrenを迎え完成された。
2001年に発表したLive at SRFは、Pontusの他にドラムをTomas Bromanが叩いておりTalismanはJeff,Marcel以外のメンバーは非常に不安定なものであった。
2002年、再びツアーに出るにあたり、音楽的相違でバンドを去ったPontusの後任として、Jeffの推薦で呼ばれたHowie Simonが一度は候補となるが、自身の活動が一段落してTalismanと再び行動を共にしていたJamieの推薦でFredrikが復帰し、HowieはサポートメンバーとしてFredrikとのツインギターを披露することとなった。
2003年、5年ぶりとなる6thアルバムCats and Dogsを発表する頃には、再びJeff,Marcel,Jamie,Fredrikの4人編成となっていた。

この数年間、ギタリストがFredrik → Pontus Norgren → Howieを呼んだものの → Fredrik復帰+Howieはツアーメンバーと変遷してるようなんですが、多忙なJeff,バンドの休眠とPontusとの意見の相違が重なっていろいろあったようで、インタビュー記事を読んでも正確なところはわかりません。

このCats and Dogsを発表した頃からTalismanとしての活動が再び活発になり、地元Swedenや熱狂的な人気を誇るSpainでのライブ活動をたびたびするようになり、2005年には2003年のライブFive Men Liveを、翌2006年には集大成2枚組DVD「World's Best Kept Secretを相次いで発表した。

同時期、FrederikがArch Enemyのギタリストに抜擢されるという出世があったがTalismanの結束の堅さは変わらなかった。

再び動き出したTalismanは2006年に入り、7thアルバム7のレコーディングを順調に終えた。

。。。が、レコーディングが終了しミックス作業をしている段階で、JeffがJourneyのツアーに参加するという喜ばしくも悲しい出来事が起きた。


秋のミニツアーは中止となり、Talismanはアルバムだけ発表し事実上の活動停止へと追い込まれた。
このことについてメンバーは「Jeffの夢が実現したんだから全面的に応援してるよ!」という涙なくして語れないようなコメントを残している。

MarcelはBurrn!12月号で、Jeffは既にJourneyのパーマネントなメンバーになっておりJeff抜きのTalismanの活動は考えられないので、18年にわたるTalismanの活動はこのまま終止符を打たざるを得ないかもしれないとコメントしている。
が、一方、Metal Express Radioの11/30のインタビューでは「どこだか知らないアメリカのバンドがJeffを欲しがってたが、さぞかし高いギャラを払ったんだろうさ。どういう状況かは僕に聞かないでオフィシャルの発表を待てとしか言えないよ」とコメントしており、Burrn!の記事がかなり話を大きくしていると思えなくもない状況である。
同インタビューでTalismanの将来については待つしかない状況ではあるものの'March/April next year'に向けてツアーの準備をしていると答えている。

また、Jamieはlast Autamun's Dreamの4thアルバムのインタビューで、現在もLADとTreatとTalismanのパーマネントメンバーであり、Journeyのツアーが一段落する2007年春にTalismanのツアーを行うと答えている。

かつてJeffはインタビューで、Marcelと僕にとってTalismanはGeneとPaulにとってのKISSみたいなもんで、いつでも戻ってこれるホーム・このバンドは活動し続けるんだと語ったことがある。
it'll always be home and we'll always have this band active in someway


2007.02現在の状況は、年末に一度は発表された4月のFarewell Europe Tourがペンディング(中止か延期か再調整かははっきりしない)となっており、今後の活動は不透明なままである。
この件に関して2006年年末にJeffのステートメント(と思われる)が発表された。
タイトルこそCancelledと書かれていたりNoticedと書かれていたりとかなり混乱しているようではあるが、「バンドのメンバーとすべてのファンが納得できる形で改めて発表したい」とファンを大事にする彼ららしいコメントで一旦発表を撤回している。
Journey,Arch Enemy,LADと各メンバーが多忙な中、この顛末がどういう形で決着するのかはまだわからない。

が、Jeffの言葉やMarcel,Jamieの言うとおり、Journeyや他のバンドのツアー&レコーディングの合間にでも雑草のごとく活動を続けることをファンは信じてやまない。
2007年02月13日(火) 14:55:07 Modified by aloha99




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