株価が下がりそうな会社の財務分析

【株価が下がりそうな会社】


株価の下がりそうな会社とはやばそうな会社のことです。経営がうまくいかなくなり、黒字から赤字になったり、借金が多い会社は株価が下がります。経営がうまくいっているかいないかは会社のHPにある決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)や、市販の四季報、yahooファイナンスなどをみることで予想することが出来ます。


株価がさがりそうな会社のファンダメンタル分析のポイントを以下に挙げてみます。

・売り上げ

売り上げが前年に比べて減少している場合下げます。
大きく減少している銘柄はやめたほうがいいです。


・利益

利益には営業利益、経常利益、(純)利益があります。
営業利益が急激に落ち込んでいる会社はなにかやばいとこがあるかもしれないので避けたほうが無難です。


・株主資本

利益が多くてキャッシュが多いと株主資本が大きくなります。
株主資本がマイナスだとやばいです。危険です。買わないほうがいいです。
株主資本比率が低い会社も避けたほうが無難です。株主資本比率は高ければ高いほどいいです。


・有利子負債

有利子負債とは借金のことです。
これがあまりにも多い会社はやばいです。売り上げの何倍も借金がある会社は避けたほうが無難です。

・流動比率

負債の中の流動負債は一年以内にお金を返さなければならない負債のことです。
一方で流動資産は一年に入ってくるお金を表しています。

もし流動負債が流動資産よりも多ければその会社は一年後にお金がなくなる可能性があります。
流動資産が流動負債によりも著しく大きい場合は注意が必要です。
会社はお金を返すためにどこかからお金をもってくることになるかもしれません。
流動比率は貸借対照表を見ることで求めることができます。

・利益剰余金

利益剰余金がマイナスの会社はやばいです。大抵赤字だったりします。避けましょう。


・キャッシュフロー

キャッシュフロー(CF:cash flow)は主に営業CF、投資CF、財務CFの三つがあります。
この三つが全部マイナスだと注意が必要です。特に営業CFが大きなマイナスの企業はやばいです。仕事をしても儲かっていないこと意味しています。


・四季報の矢印

四季報などの株式のデータブックにはページの端に業績推移が矢印でかかれています。ここに↓が一杯でているところはやばいです。株価も大抵下がります。
2008年01月05日(土) 20:24:53 Modified by jumn




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