linuxな日々 〜 virtual serverでやってみよう 〜

# ps [オプション]

[出力フォーマット]

オプション	使い方	意味
f	-f	完全フォーマットで出力
l	-l	長いフォーマットで出力
	l	長いフォーマットで出力
u	u	ユーザー名が先頭のフォーマットで出力
o	-o[出力項目]	指定された出力項目を出力する

[oオプションでの出力項目]

キーワード	ヘッダ	内容
args	COMMAND	コマンド名（引数含む）
comm	COMMAND	コマンド名（引数含まない）
etime	ELAPSED	起動後の経過時間
nice	NI	nice値
pcpu	%CPU	CPUの使用率
pgid	PGID	プロセスグループID
pid	PID	プロセスID
pmem	%MEM	メモリの使用率
ppid	PPID	親プロセスID
time	TIME	CPU時間
sid	SID	セッションID
tty	TT/TTY	端末名
user	USER	実行ユーザー名

[表示するプロセス]

オプション	使い方	意味
a	-a	セッションリーダーと端末に関連していないプロセスを除き、すべてのプロセスを表示する
	a	端末に関するすべてのプロセスを表示する
d	-d	セッションリーダーを除き、すべてのプロセスを表示する
e	-e	すべてのプロセスを表示する
x	x	端末に関連しないプロセスを表示しない
p	-p[プロセスID]	指定したIDのプロセスを表示する

ヘッダ	意味
ADDR	メモリアドレス
C	CPUの使用率
CLS	スケジューリングクラス
CMD	コマンド名
COMMAND	コマンド（引数を含む）
ELAPSED	起動後の経過時間
F	フラグ
NI	nice値
PGID	プロセスグループID
PID	プロセスID
PPID	親プロセスID
PRI	優先順位
RGROUP	実グループ名
RSS	実メモリに常駐しているサイズ
RUSER	実ユーザー名
S	状態
START	開始時刻
STAT	状態
SRIME	開始時刻
SZ	サイズ
TIME	CPU時間
TTY	端末名
UID	実行ユーザー名
USER	実行ユーザー名
VSZ	仮想メモリのサイズ
%CPU	CPUの使用率
%MEM	メモリの使用率

[基本]
# ps
　PID TTY TIME CMD
　9143 pts/7 00:00:00 bash
　9171 pts/7 00:00:00 ps
PID : プロセスID
TTY : プロセスが実行されている端末
TIME : CPU時間
CMD : コマンド名

[出力フォーマットによる違い]
# ps -f
UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD
root 9143 9141 0 00:07 pts/7 00:00:00 -bash
root 9176 9143 0 00:09 pts/7 00:00:00 ps -f

# ps -l
F S UID PID PPID C PRI NI ADDR SZ WCHAN TTY TIME CMD
4 S 0 9143 9141 0 80 0 - 1410 wait pts/7 00:00:00 bash
4 R 0 9177 9143 11 80 0 - 1353 - pts/7 00:00:00 ps

# ps l
F UID PID PPID PRI NI VSZ RSS WCHAN STAT TTY TIME COMMAND
4 0 2594 1 20 0 1724 460 - Ss+ tty2 0:00 /sbin/mingett
4 0 2595 1 20 0 1724 460 - Ss+ tty3 0:00 /sbin/mingett
4 0 2596 1 20 0 1724 460 - Ss+ tty4 0:00 /sbin/mingett
4 0 2597 1 20 0 1724 460 - Ss+ tty5 0:00 /sbin/mingett
4 0 2598 1 20 0 1724 464 - Ss+ tty6 0:00 /sbin/mingett
4 0 2675 2593 20 0 6540 1636 wait Ss tty1 0:00 -bash
4 0 8585 8583 20 0 5640 1512 - Ss+ pts/1 0:00 -bash
4 0 8662 8660 20 0 5640 1512 - Ss+ pts/3 0:00 -bash
4 0 8706 8704 20 0 5640 1512 - Ss+ pts/4 0:00 -bash