linuxな日々 〜 virtual serverでやってみよう 〜

出力リダイレクト

linux特有ですよね


[考え方]
標準出力って考え方が存在します
たとえばlsコマンドを普通に実行すると

# ls -l
drwxr-xr-x 2 root root 4096 1月 11 08:53 Desktop
rw------- 1 root root 1199 11月 21 19:19 anaconda-ks.cfg
rw-r--r-- 1 root root 37121 11月 21 19:18 install.log
rw-r--r-- 1 root root 3865 11月 21 19:06 install.log.syslog

と画面に出力されます
そう、デフォルトの標準出力は「画面」なのです
これをファイルに出力したり、プリンタに出力したりすることも（当然ですが）出来ます
これを出力リダイレクトというらしいです

同じコマンドで出力先をファイルにしてみます
# ls -l > testfile
# cat testfile
drwxr-xr-x 2 root root 4096 1月 11 08:53 Desktop
rw------- 1 root root 1199 11月 21 19:19 anaconda-ks.cfg
rw-r--r-- 1 root root 37121 11月 21 19:18 install.log
rw-r--r-- 1 root root 3865 11月 21 19:06 install.log.syslog


[記号]

記号	使い方	出力先
>	>[ファイル名]	結果をファイルに出力
>>	>>[ファイル名]	結果をファイルに追記
2>	2>[ファイル名]	発生したエラーをファイルに出力
2>>	2>>[ファイル名]	発生したエラーをファイルに追記
> 2>&1	>[ファイル名]2>&1	結果とエラーをファイルファイルに出力
>> 2>>&1	>[ファイル名]2>&1	結果とエラーをファイルに追記

[使用例]
# ls damiefile
ls: damiefile: そのようなファイルやディレクトリはありません　　damiefileというファイルはない
# ls damiefile 2> err-txt　　エラーが出たときはerr-txtにその内容を出力する
# cat err-txt
ls: damiefile: そのようなファイルやディレクトリはありません　　エラーがerr-txtに出力されている