このページは、葛生化石館で活躍しているボランティアが作ったページです。

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その2



↑左側のレントゲン線写真で隔壁と連結細管が写っている。
アンモナイトとオウムガイは同じような構造をしている。
出来たばかりの気室は海水で埋まっているが、連結細管が水を抜き出し、ガスを詰める役目をする。



↑ガスを気室に入れて軽くするとどのような利点があるか?
アワビや巻貝等は海底に寝そべっていて、足はあるがノッシリと動く程度。
オウムガイは水に浮かんで泳げる。泳げると活動的に餌を捕まえたり、また敵からすばやく逃げたりできる。



↑現代の海でオウムガイ以外でアンモナイトに似た生物はイカです。
英語ではイカはcuttlefish(コウイカ)、とsquid(スルメイカ)の2つの名称がある。
オウムガイは体の外に殻があるが、コウイカは体の中に甲(殻)を持っている。
この甲は砕いて養鶏場でりっぱな卵の殻を作るために鶏の餌にまぜる。(炭酸カルシウム)
この甲は舟のような格好をしていてアンモナイトとは異なるが、トグロコウイカでは体の中にアンモナイトの様にぐるりとなっている。薄い筋として見えているのが隔壁。トグロコウイカは熱帯の海に生きている。



↑コウイカの甲には細かな仕切りがあり、この間にガスが入っていて、全体として体を軽くしている。


↑中生代に生きていたべレムナイトは体の中に殻をもっていた。(絶滅して今はいない)
ベレムナイトの体の先端には硬いところがあり、この部分が化石として残り、矢石とも言われる。


↑オームガイやイカの仲間を頭足類と言う。このグループの特徴はカラストンビと言われるくちばし状のアゴがある。カラストンビはキチン質といわれる堅いタンパク質から出来ている。
消化されずらいので鯨のおなかの中からたくさん出てきて、鯨はイカが大好物とわかる。


↑黒い部分がクチバシ(カラストンビ)。黄色く見えるところがベロ(歯舌)でギザギザがたくさんある。
このベロでおなかの中にベルトコンベアー式に送り込んでゆく。
右側はオウムガイが大好物のエビを食べているところ。


↑左の写真の黒い部分がアンモナイトの顎器(カラストンビ)。足の部分の化石は発見されてない。
顎器があることは頭足類の特徴であり、アンモナイトがイカ、タコの仲間として復元される大切な理由である。


↑アンモナイトは解りやすく言うと殻を持ったイカ。
アンモナイトは今生きているオウムガイと殻のつくりが似ていて、顎器(カラストンビ)も化石として見つかっている。
上の図の肝臓とか柔らかい部分(臓物)は見つかっていないが、類推している。
コウイカは墨袋をもっているが、オウムガイは持っていない。アンモナイトは不明で今後の研究課題。


↑頭足類の先祖はカンブリア紀(約5億年前)に出現した。
最初はオウムガイの仲間で、シルル紀後期にアンモナイトの先祖が現れ、中生代に大繁栄した。
イカやタコの先祖はアンモナイトの一番古い仲間から生まれ、新生代に栄えた。(アンモナイトがいないので)
オウムガイは古生代に栄え、中生代や今の時代には細々と生きている。


↑我々はイカをたくさん食べている。


↑頭足類の歴史を見て行くと、古生代にはオームガイ、中生代にはアンモナイト、そして現代はイカ、タコの仲間が栄えている。


↑アンモナイトは二つの英語で出来ていて、最初のAmmonはエジプトの神様の名前で、耳の所がヒツジの角のような形をしている。 iteは石と言う意味。
日本では、アンモナイトの事を縫合線の形から菊石とも言う。また北海道のある地方ではカボチャ石とも言う。



↑北海道で地層にアンモナイトが埋まっている様子。


↑北海道のアンモナイトを探すために山の中に入るが、ヒグマが歩いた跡がある。
ヒグマの領域にはいるので、喋るとか鐘をならすとかして必ず音をだす。


 
その3に続く

アンモナイト絶滅の謎にせまる1
アンモナイト絶滅の謎にせまる2
アンモナイト絶滅の謎にせまる3
アンモナイト絶滅の謎にせまる4


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