PSP

ソニーが2004年12月に発売した携帯型ゲーム機。「Play Station Portable」の略。
大画面で高精細の液晶画面、パソコンで作成したMP3や動画が再生できるマルチメディア機能、無線LANを利用したWWWブラウジングが可能(システムver.2.0以降)など、高性能さが売りである。
発売当初は需要に対して供給が過少だったことにより「欲しがる」人は多かったが、初期不良が多発したこと、ボタンの効きが悪いなど設計が甘い部分があったことなどにより、ゲーマーの中ではゲーム機としての評価は低い。

同時期に発売された任天堂ニンテンドーDSと比べてソフトの種類が少なく、またほとんどが既存のPS、PS2ゲームの続編や移植であり、オリジナルタイトルはほとんどない。
動画再生機能を活かした映画などのソフト(アダルト向けもある)も何本か出ているが、ゲームとの境界線があいまいである「FF7アドベントチルドレン」以外はあまり売れていない。

しかし、ハード自体が高性能であり、パソコンとの連携が可能であることから、自作ソフト(とくに、ゲームのエミュレータ)をPSP上で動かせるようにした者が現れ、ゲームマニアの中ではやおらPSPで“遊ぶ”ことが流行し始めている。
発売時のキャッチコピー、「全てのゲーム!を、持ちあるこう。」が、結果として実現できたと言うべきだろうか…。

なお、2006年2月9日にPSP初のグラディウスシリーズ、「グラディウスポータブル」が発売された。
2006年10月16日(月) 14:29:59 Modified by kei_kof




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