室宮山古墳

古 墳 名室(むろ)の宮山古墳 (室大墓古墳)
所 在 地奈良県御所市室
種  別前方後円墳
規  模全長238m(240?)
  後円部径105m、高さ25m、前方部幅110m
外部施設3段築成、造出、葺石、埴輪、周濠
埋 葬 施 設後円部に竪穴石室2
  南側石室の内部に長持石棺、北側石室は未調査
  前方部に複数の木棺系埋葬施設、鏡11面
  造出部に粘土槨
推 定 年 代5世紀前半
被 葬 者伝説上の人物を含め、いろいろな説がある。
 葛城襲津彦、武内宿禰、孝昭天皇、孝安天皇
解 説 板墳丘東裾の神社と、後円部上にあり
付近の古墳・遺跡
livedoor 地図上の位置室宮山古墳



北側より 左が後円部


この古墳の墳丘は、全国で16〜18位の大きさです。
この順位は、正確には大きさが確定していない古墳が多いため、
資料によって違う場合があります。同じくらいの大きさの古墳
(崇神陵、仲哀陵、西殿塚古墳)があり、また崇神陵や後の順位の
メスリ塚古墳が大きく復元されて順位が繰り上がると言う話も
あって、今後も変わるでしょう。
周囲の濠は大部分が埋め立てられ、畑や住宅地になっています。
南側は住宅があるため、墳丘は北側からの方が眺めがよい。
墳丘は林や竹林ですが、後円部の東裾に八幡神社があります。
解説板があり、この神社の社殿横にある道から後円部に登ります。

規模、出土遺物、石棺などできわめて高名な古墳で、ここから
出た靫等の埴輪の実物、竪穴石室とそれを囲む埴輪の模型が、
橿原考古学研究所付属博物館にあります。
考古学書でも石室と、内部の組み合わせ式の長持型石棺が紹介
されている場合が多いのです。



後円部頂上

この竪穴石室は、短辺側が地上に開かれていて、ここから内部、
石棺前に降り、石棺を見る事ができるようになっています。
説明板の後ろの穴がそれですが、広さは人が一人やっと入れる
くらい、深さは背の丈より浅い位です。

石室が思いのほか、浅い所にあるのに驚かされます。
覗いて見ると、石室の石棺まわりに空間が少ないのが印象的です。
石棺の蓋と天井石の間も狭く、接触しているのではないかと
思うほどです。
「本来竪穴石室は、埋葬後に人が入れるような構造になって
いない。」と言う事がよくわかります。


泥が付いていてわかりにくいが、蓋に彫刻がある。

長持石棺は、蓋と側面板に入念に造り出された縄かけ突起、蓋の
上面に格子状の装飾があります。しかし天井との隙間が狭く光が
届かないため、様子を良く観察するにはペンシルライト等を持って
いった方が良いです。
盗掘者の開けた穴から中を見ると石材の厚さがよくわります。
穴の下には二つの四角い突起部がありますが、これは本来棺の短面
の板を開くための物で、この古墳の石棺のようにその機能がなく
なった場合でも、名残として形が付けられているという説明を
聞いた事があります。



石室周りを多くの埴輪が四角に取り囲んでいたが、調査で外されて
しまったので、現地ではその様子をうかがう事ができません。
ただ一個良くできた靫の埴輪のレプリカが建てられています。



後円部の神社には孝安天皇秋津島宮跡等という碑が建っています。
2010年春撮影。
2010年12月24日(金) 16:31:49 Modified by sisgsmsj1

添付ファイル一覧(全6件)
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