東野台2号墳
古 墳 名 | 東野台2号墳 |
所 在 地 | 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町塚廻 |
種 別 | 前方後円墳 |
推 定 年 代 | 前期 |
規 模 | 全長54m |
調 査 | 昭和58〜59年 |
関 連 等 | 東野台古墳群 |
状 態 | 現状保存 |
案 内 板 | 無し |
備 考 | 塚廻公園内 |
付近の古墳・遺跡 | 富士山古墳 |
livedoor 地図上の位置 | 東野台2号墳 |
横須賀線の戸塚駅と東戸塚駅の間、横浜新道料金所横の丘陵端に位置います。
この古墳は「神奈川の古墳散歩」という本を参考に訪れました。
現在の地図上では地名の字名はほとんど廃止されて表示されていないので探すのに苦労しましたが、ありました、公園に字名の「塚廻」公園となっています。
付近は宅地化が急激にすすみマンションや建売住宅が密集しているなかに公園内だったためにかろうじて残っている感じです。
まったく表示も無く公園内のために墳丘も変形していますが明らかに人工的な高まりが認められます。
裾部には崩れ止めの簡易工事の跡もあり、多少は保存されているのか?とも思いました。
ちなみに付近にあるはずの1号墳は確認できませんでした。
西側の向かいの尾根の端には多数の埴輪が出土した「富士山古墳」がありますが、周り一帯が造成工事中で近づけませんでした。
【余談ですが・・・・・】
古い地図や本から古墳を探す際に位置特定に役立つのが字名です。
とくに何も無いような畑地や林などでは地番より字名が便りですが、現在はほとんど表示されていませんが、よく公園や公民館名、施設名に残っています。
その他に目印になるのが神社です。
人工的盛り土の古墳は神社建立には最適だったらしく、わりに多くの古墳に墳頂に神社の社があります。
そのために全国的に「稲荷塚」「愛宕山」などの古墳名が多いです。
また関東地方では、江戸期の富士講などで富士塚に改造される古墳も多く、なかには横穴式石室内を胎内参り用にされている古墳もあります。これらの多くは浅間塚や富士塚と呼ばれています。
鉄道の最寄駅は東海道線戸塚駅です。(駅wiki)
平成18年6月10日 取材撮影。
2006年06月11日(日) 11:27:08 Modified by ksg_recon
添付ファイル一覧(全2件)
579262f97be17ff9.jpg (109.62KB)
Uploaded by ksg_recon 2006年06月11日(日) 11:23:38
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0d7b5bac.jpg (97.65KB)
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