NHKの大罪 NHKスペシャル「JAPANデビュー・第一回 アジアの“一等国”」についての情報をまとめるWikiです。

そもそも当時の台湾はどういう状況だったのか?

AAでわかりやすく解説しています。
長編ですが、一気に読み切ってしまう完成度です。

やる夫で学ぶ日本統治時代の台湾 前編

やる夫で学ぶ日本統治時代の台湾 後編


このAAシリーズを制作された凡様のブログに、現在の心境が綴られています。
台湾が好きで、台湾のことをよく知る方であるだけに、重みのあるコメントです。
以下、凡様のブログから、一部修正して転載させていただきます。

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裏切られた気持ちです。

観ていた当初は「植民地政策に批判的だな」と感じながらも、
私が『やる夫で学ぶ日本統治時代の台湾』で書かなかった統治の暗黒面を詳述し、それなりに興味深いもので、
日本では親日的といわれる日本語世代の恨み節も聞くことができて(実は日本語世代は日本に対する愚痴をよく言うのです)
「これはすごい」と思っていました。

台湾語を中国語と表記するなど悪質な編集もありましたが(両者はまったく意思の疎通ができません)、
これはこれでいいと私自身は受け止めていました。

でもこの番組がどう受け止められているのかが気になって、ネットをサーフィンしてみたところ、
なんと親台団体で有名な『日本李登輝友の会』がこの番組に抗議をしていたということ。
なぜなら、番組内で日本の統治政策を批判していたご老人によれば、
編集者達は彼の発言の中からネガティブなものだけをとって編集したというのです。

例えば彼は「日本の統治は成功も失敗も半々」とし、八田與一を評価する話もされたということですが、
全てカットされたのだとか。
八田與一は日本統治時代の台湾史に欠かせない技師で、
優れたダムを建設し今でも地元住民から敬愛されている日本人です。
日本語世代が彼について言及したのにまったく番組で触れないのはどうかと思います。

しかも日本統治の絶好の比較対照になる国民政府時代について彼は
「国民党の方が酷かった」と話されていたのに、カットされてしまったそうです。

『その時歴史が動いた』の後藤新平を取り扱った回では誤解釈をせず台湾統治を紹介していました。
例えば衛生状態を良くしたり、阿片を最終的に撲滅させたのは後藤の業績というのは間違いないですし、
こちらの方がバランスが取れています。
同じ局で同じテーマを扱っているのにだいぶ違うのは、どう見ても局の問題としか思えません。

私はもともと、あまり日本のマスコミを信頼してはいませんでしたが、この体質は酷すぎます。
植民地評価をする発言を全く聞き出せなかったのならば、仕方がないかもしれませんが、
ある程度評価した発言があったにも関わらず、全部カットしてしまったというのですから。

担当者は日本の台湾人に対する差別を強調したかったのかもしれません。
私はそれはそれでいいと思います。

しかし、彼らの発言のバランスを考えて編集しなかった態度は、
台湾人に対してマイナスのイメージを植えつけているようにも見えるのです。

「どうせ外国人だからいいだろう」とでも思っているのでしょうか。
この悪質な番組編集に気づいた人は、毎日新聞の件と同じようにNHKに大規模な抗議活動をすべきです。

改ざんさえなければ刺激的なものだったのに、この番組は都合に合わせるために、
下手をすれば台湾の方々すらも侮辱しかねないものになってしまっています。

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凡のブログより

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