加重平均利回り

株式の総投資額の総配当金額に対する利回り。時価総額を加味したうえで算出されます。

A社とB社がともに10円ずつの配当金を出したとしましょう。A社の時価総額は10億円、B社の時価総額は50億円だとします。この場合、同じ10円の配当金額でも、時価総額ではA社のほうが少なく、したがって10円の配当金の重みが違ってきます。つまり、A社のほうが、配当政策に対して積極的であると判断できるのです。単純な平均利回りでは、このような点はいっさい加味されていません。加重平均利回りは、企業の規模に応じてより妥当性を追及したかたちでの利回りを示すわけです。
2005年07月07日(木) 15:47:17 Modified by livedoor07041




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